150 / 331
ねじれ
しおりを挟む
俺は今、揺れる馬車の中で本を読んで、神聖国モティの情報を得ている。
宗教国家だけあって、モティの全領主が司祭な事に驚いた。しかし、これを口に出すと、またサーカがマウントを取りにくるので、俺は最初から知っていたフリをしながら、ページを捲る。
「ふむふむ」
「何がふむふむ、だ。賢そうな顔をするなよ、オーガめ」
俺はエアメガネをクイッと上げて、悪態をつくサーカをちらりと見て無視する。こいつの悪態や皮肉に、全て付き合っていたら心が折れる。
そうこうしている内に、馬車は目的地に到着した。
「ようこそ、サンドへ」
ウィングがそう言って、客車を下り、道を先導する。
ここはモティの南端の領地、ナンドという名前だ。その領地内にあるサンドという街にいる。ナンドのサンド。ナンドサンドという名の、サンドウィッチを売ったら名前ウケして儲かるだろうか?
「国境から馬車で、二日もかかるとは思わなかったぜ」
そう言って猫のように伸びをするトウスさんは、しっぽがユラユラしてて可愛い。
「長閑な田舎町だね」
ムクが指先のトンボを見ながらそう言った。
その通り、なんもねぇ。木でできた柵とか、ふき藁屋根の家ばかり。普通の田舎街と呼ぶ以外なにもない。目立つのは教会だけ。あそこにカクイ司祭がいるのだろうか?
「ウィングが助司祭をする教会は、あそこか?」
俺は一応、教会を指差して確認した。
「ああ、そうだよ。あんな簡素な教会に住んでいる司祭が、外国に暗殺者を送ると思うかい?」
細目のウィングは、ちらりとメリィを見た。メリィは相変わらずボンヤリとしていて、その視線に気づいていない。
「ほら、教会の入り口で待っているのが、カクイ司祭さ。正式な発音はカキュユイだけど、君たちには発音しにくいだろう? だからカクイ司祭でいいよ。一応、彼の地位を樹族国で例えると、男爵くらいはあるから、それなりに敬意を払ってくれたまえよ」
男爵か。えーっと、じゃあサヴェリフェ家のタスネさんよりは下だな。タスネさんは貴族っぽくなかったし、それ以下って事は、気楽に接しても良いのかもしれない。
でも気楽にだって?
俺は、四角い顔をした鯰髭の司祭に、どう挨拶すべきか悩んだ。
こいつは、これまでに何人もの暗殺者を送ってきている。
見えないところで、トウスさんが暗殺者を追い払っている事は知っている。毎晩、俺が無事にベッドで寝られるのも、トウスさんの見回りのお陰だ。感謝しかねぇ。
それにどうもモティの司祭は、俺やヒジリが活躍するのを、良く思っていないらしい。
まぁ、ヒジリはわかる。彼は現人神だからな。利権を横取りされるのではないかと、司祭たちもヒヤヒヤするだろう。
だが、俺はなんでだ?
俺はヒジリみたいに、大奇跡に近い力を発揮できる現人神じゃぁない。ただの料理人だ。いつだって、できるだけ間抜けなオーガを演じているというのに・・・。
ニコニコ笑うカクイ司祭に、愚鈍なオーガを演じて、質問をしてみた。
「あんた、なんで、オデを狙うんだ?」
愚鈍なオーガだからこそ出来る不躾な質問の仕方。これは効果を発揮したようだ。
カクイ司祭は冷や汗を流して、いきなり土下座をした。
「すみませんでした! オビオ様!」
その場でのジャンピング土下座。これは土下座を編み出しし国、日本でも、中々お目にかかれない。
聖職者のする至高なる土下座は、小さな段差を流れ落ちる軟水のように滑らかで、美しくさえあった。
「お、俺の土下座よりすげぇ!」
ピーターも土下座が得意だが、これはその比ではない。よく見て技術を盗めよ、ピーター。
皆、司祭の土下座に驚いているのだが、一番驚いているのがウィングだった。
「まさか、カクイ様。暗殺者の件は本当だったのですか?」
驚きすぎて、ウィングの目が見開かれている。目を開くと、やはり美男子だってのがよく分かるな・・・。
「それは誤解なんですよ、ウィング。確かに送りましたが、送ったのは暗殺者ではなく、ハンターなのです。私の親戚が樹族国にいるのを知っているでしょう? その親戚が、魔物使いの追い剥ぎに、悩まされていると聞きましてね。その者は、冒険者ギルドもってしても、足取りを掴めないほどの手練。で、そのオーガを使役する魔物使いを退治するために、毎回ハンターを送っていたのですよ。ところがどこでどう情報が捻れたのか、標的がバトルコック団になりましてね。だからウィングに、謝罪の手紙を持っていかせたのです。偶然、関わりのあったリュウグさんのご両親を連れて」
「毎晩やって来ていた暗殺者は、ハンターだったのか。道理でクソ雑魚ばかりだと思ったぜ」
いや、トウスさんにかかれば、大概の敵はクソ雑魚になるけど・・・。
はぁ・・・。残念ながら、司祭の言っている事は殆ど嘘だな。
カルト教団が占拠した村で、俺は奴らの持っていた指輪印から情報を得た。その時に、カクイ司祭の顔を確かに見たんだ。それに、リュウグを騙して、俺を仇だと思わせたのもこいつだ。
ただ、証拠は俺の頭の中にしかない。
上位鑑定の指輪で鑑定しました、と言ったところで意味がない。こういうのは、同じ物を複数人で鑑定して、内容が一致しないと証拠になりえないのだ。じゃあ、そうすればいいじゃないか、と思うかもしれないが、人は嘘を付く。買収されればイチコロだ。
なので「もう俺たちを狙うな」と言って、いきなり司祭をぶん殴ってもいいけど、大義名分は大事だ。殴るだけの確実な何かが欲しい。
司祭を裁く立場のメリィだって、証拠を欲しがっているだろう。神前審問もそう簡単にはできないのだ。なにせ、神を降ろして審問するのだから。安っぽい理由で、彼女の信仰する運命の神が来るわけ・・・。
なんか、来そうな気がするな。
運命の神とは誰か。俺は運命の神が、誰かを知っていたはずだ。なのに今では記憶が曖昧に・・・。
「そうでしたか」
取り敢えず様子見をすることにした。晴れやかな顔で笑ってみせると、司祭は額の汗を拭って息をつく。
「長旅の疲れもあるでしょう。今日は敷地にある屋敷に泊まっていってください。大したおもてなしはできませんが、ゆっくりしていってくださいね」
カクイ司祭の申し出に、俺も仲間たちも困惑する。
流石、何度も危険を掻い潜ってきただけあって、ウィングとムク以外は誰も司祭の事を信用していない。
「では、お言葉に甘えさせてもらいま~す」
いつもの間延びした声が、パーティ内の不穏な空気を消し去った。
メリィが、司祭の申し出を勝手に受けてしまったのだ。
「おい! メリィは、僧侶連中と仲が悪いんじゃなかったか?」
俺はヒソヒソ声で修道騎士に伝える。
「え~。でも宿代が浮くでしょ~。泊まろうよ~」
理由がしょうもない。金なら結構持っているでしょうが。
「僕からも頼むよ。顔を立てると思って」
ウィングが両手を合わして、お願いをしている。餌をねだっている時のクマみたいに、手を上下に振って。
「し、仕方ねぇなぁ。わかったよ。泊まってやるよ」
「存分にもてなせよな」
俺の後に、ピーターが傲慢な顔をして言った。こいつ、今日は常に短剣の柄に手を置いている。司祭を警戒しているんだ。
「勿論さ」
ウィングは胸を撫で下ろしている。こいつは悪い奴じゃないんだよなぁ。今までもピンチの時によく助けてもらっているし。なんで、カクイみたいな悪人のもとで、こんな良い奴が育ったのだろうか・・・。
宗教国家だけあって、モティの全領主が司祭な事に驚いた。しかし、これを口に出すと、またサーカがマウントを取りにくるので、俺は最初から知っていたフリをしながら、ページを捲る。
「ふむふむ」
「何がふむふむ、だ。賢そうな顔をするなよ、オーガめ」
俺はエアメガネをクイッと上げて、悪態をつくサーカをちらりと見て無視する。こいつの悪態や皮肉に、全て付き合っていたら心が折れる。
そうこうしている内に、馬車は目的地に到着した。
「ようこそ、サンドへ」
ウィングがそう言って、客車を下り、道を先導する。
ここはモティの南端の領地、ナンドという名前だ。その領地内にあるサンドという街にいる。ナンドのサンド。ナンドサンドという名の、サンドウィッチを売ったら名前ウケして儲かるだろうか?
「国境から馬車で、二日もかかるとは思わなかったぜ」
そう言って猫のように伸びをするトウスさんは、しっぽがユラユラしてて可愛い。
「長閑な田舎町だね」
ムクが指先のトンボを見ながらそう言った。
その通り、なんもねぇ。木でできた柵とか、ふき藁屋根の家ばかり。普通の田舎街と呼ぶ以外なにもない。目立つのは教会だけ。あそこにカクイ司祭がいるのだろうか?
「ウィングが助司祭をする教会は、あそこか?」
俺は一応、教会を指差して確認した。
「ああ、そうだよ。あんな簡素な教会に住んでいる司祭が、外国に暗殺者を送ると思うかい?」
細目のウィングは、ちらりとメリィを見た。メリィは相変わらずボンヤリとしていて、その視線に気づいていない。
「ほら、教会の入り口で待っているのが、カクイ司祭さ。正式な発音はカキュユイだけど、君たちには発音しにくいだろう? だからカクイ司祭でいいよ。一応、彼の地位を樹族国で例えると、男爵くらいはあるから、それなりに敬意を払ってくれたまえよ」
男爵か。えーっと、じゃあサヴェリフェ家のタスネさんよりは下だな。タスネさんは貴族っぽくなかったし、それ以下って事は、気楽に接しても良いのかもしれない。
でも気楽にだって?
俺は、四角い顔をした鯰髭の司祭に、どう挨拶すべきか悩んだ。
こいつは、これまでに何人もの暗殺者を送ってきている。
見えないところで、トウスさんが暗殺者を追い払っている事は知っている。毎晩、俺が無事にベッドで寝られるのも、トウスさんの見回りのお陰だ。感謝しかねぇ。
それにどうもモティの司祭は、俺やヒジリが活躍するのを、良く思っていないらしい。
まぁ、ヒジリはわかる。彼は現人神だからな。利権を横取りされるのではないかと、司祭たちもヒヤヒヤするだろう。
だが、俺はなんでだ?
俺はヒジリみたいに、大奇跡に近い力を発揮できる現人神じゃぁない。ただの料理人だ。いつだって、できるだけ間抜けなオーガを演じているというのに・・・。
ニコニコ笑うカクイ司祭に、愚鈍なオーガを演じて、質問をしてみた。
「あんた、なんで、オデを狙うんだ?」
愚鈍なオーガだからこそ出来る不躾な質問の仕方。これは効果を発揮したようだ。
カクイ司祭は冷や汗を流して、いきなり土下座をした。
「すみませんでした! オビオ様!」
その場でのジャンピング土下座。これは土下座を編み出しし国、日本でも、中々お目にかかれない。
聖職者のする至高なる土下座は、小さな段差を流れ落ちる軟水のように滑らかで、美しくさえあった。
「お、俺の土下座よりすげぇ!」
ピーターも土下座が得意だが、これはその比ではない。よく見て技術を盗めよ、ピーター。
皆、司祭の土下座に驚いているのだが、一番驚いているのがウィングだった。
「まさか、カクイ様。暗殺者の件は本当だったのですか?」
驚きすぎて、ウィングの目が見開かれている。目を開くと、やはり美男子だってのがよく分かるな・・・。
「それは誤解なんですよ、ウィング。確かに送りましたが、送ったのは暗殺者ではなく、ハンターなのです。私の親戚が樹族国にいるのを知っているでしょう? その親戚が、魔物使いの追い剥ぎに、悩まされていると聞きましてね。その者は、冒険者ギルドもってしても、足取りを掴めないほどの手練。で、そのオーガを使役する魔物使いを退治するために、毎回ハンターを送っていたのですよ。ところがどこでどう情報が捻れたのか、標的がバトルコック団になりましてね。だからウィングに、謝罪の手紙を持っていかせたのです。偶然、関わりのあったリュウグさんのご両親を連れて」
「毎晩やって来ていた暗殺者は、ハンターだったのか。道理でクソ雑魚ばかりだと思ったぜ」
いや、トウスさんにかかれば、大概の敵はクソ雑魚になるけど・・・。
はぁ・・・。残念ながら、司祭の言っている事は殆ど嘘だな。
カルト教団が占拠した村で、俺は奴らの持っていた指輪印から情報を得た。その時に、カクイ司祭の顔を確かに見たんだ。それに、リュウグを騙して、俺を仇だと思わせたのもこいつだ。
ただ、証拠は俺の頭の中にしかない。
上位鑑定の指輪で鑑定しました、と言ったところで意味がない。こういうのは、同じ物を複数人で鑑定して、内容が一致しないと証拠になりえないのだ。じゃあ、そうすればいいじゃないか、と思うかもしれないが、人は嘘を付く。買収されればイチコロだ。
なので「もう俺たちを狙うな」と言って、いきなり司祭をぶん殴ってもいいけど、大義名分は大事だ。殴るだけの確実な何かが欲しい。
司祭を裁く立場のメリィだって、証拠を欲しがっているだろう。神前審問もそう簡単にはできないのだ。なにせ、神を降ろして審問するのだから。安っぽい理由で、彼女の信仰する運命の神が来るわけ・・・。
なんか、来そうな気がするな。
運命の神とは誰か。俺は運命の神が、誰かを知っていたはずだ。なのに今では記憶が曖昧に・・・。
「そうでしたか」
取り敢えず様子見をすることにした。晴れやかな顔で笑ってみせると、司祭は額の汗を拭って息をつく。
「長旅の疲れもあるでしょう。今日は敷地にある屋敷に泊まっていってください。大したおもてなしはできませんが、ゆっくりしていってくださいね」
カクイ司祭の申し出に、俺も仲間たちも困惑する。
流石、何度も危険を掻い潜ってきただけあって、ウィングとムク以外は誰も司祭の事を信用していない。
「では、お言葉に甘えさせてもらいま~す」
いつもの間延びした声が、パーティ内の不穏な空気を消し去った。
メリィが、司祭の申し出を勝手に受けてしまったのだ。
「おい! メリィは、僧侶連中と仲が悪いんじゃなかったか?」
俺はヒソヒソ声で修道騎士に伝える。
「え~。でも宿代が浮くでしょ~。泊まろうよ~」
理由がしょうもない。金なら結構持っているでしょうが。
「僕からも頼むよ。顔を立てると思って」
ウィングが両手を合わして、お願いをしている。餌をねだっている時のクマみたいに、手を上下に振って。
「し、仕方ねぇなぁ。わかったよ。泊まってやるよ」
「存分にもてなせよな」
俺の後に、ピーターが傲慢な顔をして言った。こいつ、今日は常に短剣の柄に手を置いている。司祭を警戒しているんだ。
「勿論さ」
ウィングは胸を撫で下ろしている。こいつは悪い奴じゃないんだよなぁ。今までもピンチの時によく助けてもらっているし。なんで、カクイみたいな悪人のもとで、こんな良い奴が育ったのだろうか・・・。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
その勇者はバス停から異世界に旅立つ 〜休日から始まった異世界冒険譚〜
たや
ファンタジー
その勇者は、休日のみ地球のバス停から異世界に旅立つ
幼い頃に家族で異世界“ハーモラル”を巡っていた日向凛斗がこちらの世界に帰還して10年が過ぎていた。
しかし最近、ハーモラルの魔獣が頻繁に現実世界に姿を現し始める異変が起こった。
高校生となった凛斗は夜な夜な魔獣討伐の為に街を駆け巡っていたがある日、原因はハーモラルにあると言う祖父から一枚のチケットを渡される。
「バス!?」
なんとハーモラルに向かう手段は何故かバスしかないらしい。
おまけにハーモラルに滞在できるのは地球時間で金曜日の夜から日曜日の夜の48時間ピッタリで時間になるとどこからかバスがお迎えに来てしまう。
おまけに祖父はせめて高校は卒業しろと言うので休日だけハーモラルで旅をしつつ、平日は普通の高校生として過ごすことになった凛斗の運命はいかに?
第二章 シンヘルキ編
センタレアから出発したリントとスノウは旅に必須の荷車とそれを引く魔獣を取り扱っているシンヘルキへと向かう。
しかし地球に戻ってくるとなんと魔王が異世界から地球に襲来したり、たどり着いたシンヘルキでは子を持つ親が攫われているようだったり…?
第三章 ナフィコ編
シンヘルキの親攫い事件を解決し、リント達は新たな仲間と荷車とそれを引く魔獣を手にして新たなギルド【昇る太陽】を立ち上げた。
アレタの要望で学院都市とも呼ばれる国のナフィコへ向かうが滞在中に雷獄の雨が発生してしまう。
それを発生させたのはこの国の学生だそうで…?
※カクヨム、小説家になろうにも同時掲載しております
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~
さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる