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第3話 森で出会った少女と聖なる癒し
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小鳥のさえずりが聞こえる朝、焼け跡の村にようやく静けさが戻っていた。昨日の戦いの痕跡はまだくっきりと残っており、焦げた木の匂いが鼻をつく。村人たちは倒壊した家屋を片付け、互いに肩を貸しながら再建を始めていた。俺はその手伝いをしていたが、何人かの村人に「英雄様」と呼ばれ、どうにもしっくりこない気分だった。
「リオンさん、本当に助かりました。あのままだったら、私たちは皆焼かれていたかもしれません」
そう話しかけてきたのは、昨日出会った村の警備隊長・セレスだ。鎧は煤で汚れているが、背筋は真っすぐで、瞳に迷いがない。
「英雄なんて柄じゃない。俺は通りがかっただけです」
「本当に偶然だったのなら、神があなたをここに導いたのかもしれませんね」
冗談めいた微笑み。だが、その口調には妙な確信が滲んでいた。少しだけ視線をそらす。神々が声をかけてきたことなど言えるはずもない。
村の外れでは、ミナが他の子供たちと一緒に花を摘んでいた。貧しくても笑いが戻りつつあるその様子に、少し安堵する。
セレスは俺の肩を軽く叩いた。
「王都への報告を今日のうちに出したいんです。リオンさんにも同行してほしい。昨日も言いましたが、最近各地で闇の教団が動いています。彼らは“禁術”で魔獣を生み出しているらしく、王国全体が緊張状態にあるんです」
「なるほどな。俺が加わることで少しは安全が増すなら、いいですよ」
「ありがとうございます。では、正午に出発しましょう」
俺は彼女と別れ、支度のために村の井戸へ向かった。水面に映る顔は、どこかぼんやりしている。追放されてからまだ数日だというのに、まるで別の人生を歩いているようだ。冷たい水で顔を洗い、背伸びをした時だった。
「……うう、痛い……」
かすかな声が耳に届く。声のする方を見ると、木陰に小さな人影がうずくまっていた。まだ十代の少女だろうか。長い白銀の髪が陽光にきらめいている。薄いローブは破れ、手足には擦り傷が無数についていた。
「おい、大丈夫か」
近寄ると、少女は怯えたように身をすくめた。まるで小動物のように震えている。俺はゆっくりとしゃがみ、できるだけ穏やかな声を出した。
「安心しろ。怪我を治すだけだ」
右手を差し出し、聖魔法の力を流す。掌から柔らかな光があふれ、少女の体を包み込んだ。光が消えるころには、傷跡がきれいに消えている。少女は驚いたように自分の手足を見つめ、そしておずおずと口を開いた。
「……ありがとう。助けてくれたの?」
「ああ。君、何があったんだ?」
「森の中で……追われて……怖くて逃げてきたの」
そう言うと、少女は胸元をぎゅっと押さえた。そこには複雑な紋章のような痣が浮かんでいた。どこか見覚えのある意匠――いや、昨日倒した魔獣の痕と酷似している。胸がざわつく。
「もしかして、教団に――」
「知ってるの?あの人たち、私を“贄”って呼んで、変な儀式を……」
少女の声が震える。涙が頬を伝う。
「大丈夫だ。もう心配いらない。ここは安全だからな」
「……本当に?」
うなずいて手を差し伸べる。少女は躊躇しながらもその手を取った。白い指先がやけに冷たかった。
そのとき、頭の中にあの声が再び響いた。
《光に導かれる者、現れました》
《リオン・アルディス。あなたの選択が、均衡を保ちます》
胸の奥がふっと熱くなった。神々は静かに囁くだけで、答えも教えてはくれない。ただ、少女の存在がどこか特別であることだけは確信できた。
昼前、俺はセレスに事情を話した。彼女は真剣な顔で少女を見つめ、すぐに頷いた。
「保護しましょう。王都へ連れていくべきです。教団に関する貴重な証人になります」
「ただ、追っ手がいるかもしれません」
「そのときは私たちが守る。あなたがいれば、きっと大丈夫」
強い言葉に、皮肉交じりの笑みを返す。
支度を終えた一行は、荷馬車に最低限の荷を積み、村を出た。セレスが御者を務め、俺は後方を歩く。少女――名を聞くと「シェル」と名乗った――は俺の隣で不安げに周囲を見回していた。
「怖いか?」
「うん……でも、リオンがいると平気」
「そうか」
小さく笑うと、彼女もほっとしたように笑みを返した。日差しが葉の隙間からこぼれ、彼女の銀髪を照らす。その光景が、なぜか見惚れるほど美しかった。
昼を過ぎたころ、道の先から異様な圧が漂ってきた。風が止み、鳥の声が消える。セレスが手綱を引く。
「……来ましたね。嫌な気配がします」
「この感じ、普通の魔獣じゃないな。シェル、下がってろ」
「うん!」
次の瞬間、地面が爆ぜるように裂け、黒い腕が土の中から現れた。腐臭が風に乗る。腕の先から次々と這い出してくるのは、骸骨の兵士たちだった。全身に黒い霧をまとい、赤い光の目をぎらつかせている。
「アンデッドか……いや、それより質が悪い」
核の魔石を見た瞬間悟る。それは通常のアンデッドを操る魔核ではなかった。教団が用いる“穢れの印”が刻まれている。
「やっぱりな。あいつら、もう追っ手を差し向けてきたか」
セレスが剣を抜く。俺も立ち上がり、魔力を練る。光と闇、相反する二つの流れが体中を駆け巡り、肌の奥で脈打つ。
「セレスは防衛線を張れ。俺が前に出る」
「あなた一人で!?」
「大丈夫。こう見えて打たれ強いんでな」
足元に陣を組む。アンデッドたちが一斉に飛びかかってきた瞬間、右手を前に突き出した。
「――ルクス・ノクス・バースト!」
閃光と黒風が同時に炸裂。爆音とともに闇の軍勢が吹き飛ぶ。黒い霧が裂け、残骸が消え失せる。ほんの数秒で、十体以上の化け物が塵になった。
その光景にシェルが目を見開く。
「すごい……」
「すごいというか、ちょっと怖くもあるな」
力の余波で空気が歪み、手がわずかに震えていた。制御を誤れば、味方ごと吹き飛ばしかねない。だが戦いはまだ終わっていない。道の奥から現れたのは、黒いローブをまとった数人の影。フードの下から見える金属の仮面が陽光を鈍く反射している。
「闇の徒よ、贄を返せ」
地を這うような声。中心の男が杖を構え、異様な魔力の波を放つ。
「やっぱりお前らか。こっちにも話がある。昨日の村を襲ったのもお前たちだな」
「穢れを清めるためだ。我らは神の代行者。お前は予定外の異物だ」
予定外、か。そう言われると少し腹が立つ。
「異物でもいいさ。だが俺は、“救う”側なんでな」
杖から放たれた黒い雷を、光の盾で受け止める。余波が地を裂き、砂塵が舞う。セレスが隙を突いて前に出て、鋭く剣を振るった。
「はぁっ!」
教団の一人が斬られ、仮面が地に落ちる。中から現れたのは若い男だった。だが、その肌には巨大な裂け目のような紋章が刻まれ、そこから黒い煙があふれ出している。まるで人ではない何かだ。
「もう後戻りできぬか……哀れな」
思わずつぶやいたその瞬間、また頭の中にあの声が響いた。
《闇は悲嘆とともにあり、光は同情とともにある。あなたの選択が、どちらの未来を照らすかを定める》
「……選択か。難しいことを言う」
手をかざし、光の矢を放つ。敵の杖を打ち砕いた瞬間、黒い霧がすべて空へ散っていった。辺りに再び静けさが戻る。荒れた地面に倒れる教団員たちは意識を失い、やがて魔法陣のような光とともに消えた。まるで存在自体が消されたように。
セレスが剣を納め、息を吐いた。
「助かりました……あなたがいなければ危なかった」
「俺の方こそ、味方がいて心強かった」
「……本当に、“ただの旅人”ですか?」
彼女の問いには苦笑で返すしかなかった。
シェルが泣きながら俺の腕にしがみついた。
「怖かったけど……リオンがいれば大丈夫だって思えた」
「そうか。じゃあ、これからは怖くないようにしてやるよ」
肩越しに見える空は高く、夏の名残を運ぶ風が吹き抜ける。教団の影は消えたが、胸の奥の予感はまだ消えていない。神々が告げた“光を受け入れる者と、闇を理解する者”。その意味が、少しずつ形になり始めていた。
(続く)
「リオンさん、本当に助かりました。あのままだったら、私たちは皆焼かれていたかもしれません」
そう話しかけてきたのは、昨日出会った村の警備隊長・セレスだ。鎧は煤で汚れているが、背筋は真っすぐで、瞳に迷いがない。
「英雄なんて柄じゃない。俺は通りがかっただけです」
「本当に偶然だったのなら、神があなたをここに導いたのかもしれませんね」
冗談めいた微笑み。だが、その口調には妙な確信が滲んでいた。少しだけ視線をそらす。神々が声をかけてきたことなど言えるはずもない。
村の外れでは、ミナが他の子供たちと一緒に花を摘んでいた。貧しくても笑いが戻りつつあるその様子に、少し安堵する。
セレスは俺の肩を軽く叩いた。
「王都への報告を今日のうちに出したいんです。リオンさんにも同行してほしい。昨日も言いましたが、最近各地で闇の教団が動いています。彼らは“禁術”で魔獣を生み出しているらしく、王国全体が緊張状態にあるんです」
「なるほどな。俺が加わることで少しは安全が増すなら、いいですよ」
「ありがとうございます。では、正午に出発しましょう」
俺は彼女と別れ、支度のために村の井戸へ向かった。水面に映る顔は、どこかぼんやりしている。追放されてからまだ数日だというのに、まるで別の人生を歩いているようだ。冷たい水で顔を洗い、背伸びをした時だった。
「……うう、痛い……」
かすかな声が耳に届く。声のする方を見ると、木陰に小さな人影がうずくまっていた。まだ十代の少女だろうか。長い白銀の髪が陽光にきらめいている。薄いローブは破れ、手足には擦り傷が無数についていた。
「おい、大丈夫か」
近寄ると、少女は怯えたように身をすくめた。まるで小動物のように震えている。俺はゆっくりとしゃがみ、できるだけ穏やかな声を出した。
「安心しろ。怪我を治すだけだ」
右手を差し出し、聖魔法の力を流す。掌から柔らかな光があふれ、少女の体を包み込んだ。光が消えるころには、傷跡がきれいに消えている。少女は驚いたように自分の手足を見つめ、そしておずおずと口を開いた。
「……ありがとう。助けてくれたの?」
「ああ。君、何があったんだ?」
「森の中で……追われて……怖くて逃げてきたの」
そう言うと、少女は胸元をぎゅっと押さえた。そこには複雑な紋章のような痣が浮かんでいた。どこか見覚えのある意匠――いや、昨日倒した魔獣の痕と酷似している。胸がざわつく。
「もしかして、教団に――」
「知ってるの?あの人たち、私を“贄”って呼んで、変な儀式を……」
少女の声が震える。涙が頬を伝う。
「大丈夫だ。もう心配いらない。ここは安全だからな」
「……本当に?」
うなずいて手を差し伸べる。少女は躊躇しながらもその手を取った。白い指先がやけに冷たかった。
そのとき、頭の中にあの声が再び響いた。
《光に導かれる者、現れました》
《リオン・アルディス。あなたの選択が、均衡を保ちます》
胸の奥がふっと熱くなった。神々は静かに囁くだけで、答えも教えてはくれない。ただ、少女の存在がどこか特別であることだけは確信できた。
昼前、俺はセレスに事情を話した。彼女は真剣な顔で少女を見つめ、すぐに頷いた。
「保護しましょう。王都へ連れていくべきです。教団に関する貴重な証人になります」
「ただ、追っ手がいるかもしれません」
「そのときは私たちが守る。あなたがいれば、きっと大丈夫」
強い言葉に、皮肉交じりの笑みを返す。
支度を終えた一行は、荷馬車に最低限の荷を積み、村を出た。セレスが御者を務め、俺は後方を歩く。少女――名を聞くと「シェル」と名乗った――は俺の隣で不安げに周囲を見回していた。
「怖いか?」
「うん……でも、リオンがいると平気」
「そうか」
小さく笑うと、彼女もほっとしたように笑みを返した。日差しが葉の隙間からこぼれ、彼女の銀髪を照らす。その光景が、なぜか見惚れるほど美しかった。
昼を過ぎたころ、道の先から異様な圧が漂ってきた。風が止み、鳥の声が消える。セレスが手綱を引く。
「……来ましたね。嫌な気配がします」
「この感じ、普通の魔獣じゃないな。シェル、下がってろ」
「うん!」
次の瞬間、地面が爆ぜるように裂け、黒い腕が土の中から現れた。腐臭が風に乗る。腕の先から次々と這い出してくるのは、骸骨の兵士たちだった。全身に黒い霧をまとい、赤い光の目をぎらつかせている。
「アンデッドか……いや、それより質が悪い」
核の魔石を見た瞬間悟る。それは通常のアンデッドを操る魔核ではなかった。教団が用いる“穢れの印”が刻まれている。
「やっぱりな。あいつら、もう追っ手を差し向けてきたか」
セレスが剣を抜く。俺も立ち上がり、魔力を練る。光と闇、相反する二つの流れが体中を駆け巡り、肌の奥で脈打つ。
「セレスは防衛線を張れ。俺が前に出る」
「あなた一人で!?」
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セレスが剣を納め、息を吐いた。
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「……本当に、“ただの旅人”ですか?」
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