精霊の加護

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精霊の加護018 北府の騎士団

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精霊の加護
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№18 北府の騎士団

 数日掛けて、西府発の定期馬車が王都に着いたので、王都ギルドにジュヌさんを訪ねた。
「ジュヌさん。引継ぎ状況はどう?」
「あらゲオルクさん順調ですわ。西府ではどうでしたの。」
「カルメンさんが加わったよ。カルメンさんも引継ぎが終わったら王都に来ることになってるから、リーゼさんも入れて3人で合流してから北府に来て。」
「はい、分かりましたわ。」
「じゃぁ俺、このままお先に北府に向かうね。」
「ごきげんよう。」

 それから北府行の定期馬車に乗って数日、ようやく北府に近付いて来た。北府付近の精霊は赤や藍色や黄色が多い。それぞれ火の精霊、冷気の精霊、金属の精霊だ。
 そしてやっと北府に着いた。北府、正式名称はロンドミンガム。北部公爵領の首府だ。
 北府はやはり肌寒い。北府を首府とする北部一帯は山間の地である。王都、東府、西府より北にあるのと、山間で標高もあるので余計気温が低くなる。

 北部はおよそ4つのエリアに大別できる。まずは北府周辺と王都につながるエリアで人口が多い。
 北府から東へ行った一帯は鉱山エリアで、多くの鉱山があり、そこから産出する金属鉱石で鍛冶と、宝石の原石で装飾品の加工が盛んだ。ここには金属の精霊がいる可能性がある。
 北府から西へ行った一帯は火山エリアで、そこら中に温泉が噴出し、大温泉街を形成している。温泉による観光産業と湯治による温泉療法が盛んだ。当然ここには火の精霊がいる可能性がある。
 北部のずっと北の奥は雪山エリアだ。住む人は少ないが、天然氷の産出が行われている。そして、ここには冷気の精霊がいる可能性がある。

 俺がまず北部を目指したのは、金属の特大精霊、火の特大精霊、冷気の特大精霊に会うのが目的なのと、王都のエトワールのアンドレから聞いた、信憑性は低いが、ゲオルギウスのマイクの目撃情報のためだ。

 北府ギルドを目指して歩いていると、騎乗した重装備の集団がやって来た。騎士団か。騎馬隊は平地で機動力を生かすものと思っていたが、山間部でも運用するんだな。確かに力強い馬で坂道を一気に駈け上ったり駈け下りたりすれば機動力を生かせるな。
 道路の真ん中を堂々と通る騎馬隊に皆が道を開けている。騎士団と言えば、騎士道精神かと思っていたが、民を押しのけてまかり通るとは、あまり質がいい連中ではないな。

 ギルドに行ってゲオルギウスの情報を聞いてみたが、そのようなパーティはいないと言う返事だった。マイクと言う男については、ポピュラーな名前でいくらでもいるから特定できないとのことだった。
 取り敢えず宿を取って、夜に酒場で情報収集でもしてみよう。

 夜になり、ツリとクレを連れてバーに行った。カウンターには先客がいて、昼間見た騎士と同じ格好をした女性だ。女の重騎士とは珍しい。俺は、ひとりなのでカウンターに座ることにした。
 女の重騎士が左端の席に座ってたので、俺は反対側の右端の席に座った。ツリとクレは俺の肩に乗ったままで、席には着かない。

「お客さん、うちは初めてだな?」マスターか?
「ああ、旅の者だ。今日、北府に着いたんでね。マスターかな?」
「ああそうだ。しかし幼子連れでバーに来るとは酔狂だな。」
「俺ひとりしか面倒見る奴がいないんだよ。宿にふたりっきりで置いて来る訳にも行かないし、呑みに行かない訳にはもっと行かない。」
「なるほどな。いい心掛けだ。で、何呑む?」
「北部特有の酒で、個性が強いのがいいね。お勧めは?」
「北部の酒と言ったらエールかウイスキーだが、個性が強いのがいいなら、このアードベクあたりだな。ウイスキーだ。」
「じゃぁそれをロックで。」

 出て来た酒の香りを嗅ぐ。なるほど、独特の香りだ。ひと口含むと独特な香りと癖のある味が見事に調和する。これは旨いな。
「どうだ?」
「独特の香りだね。好き嫌いが分かれそうだけど、俺は好きだな。」
「そいつはよかった。それにしてもおとなしいな。」
 ふたりとも肩に座ったまま俺の髪の毛を弄っている。
「こう言うところは慣れてるからね。」
「遠慮せずにイスを使えよ。」
「お気遣いどうも。でも、イスだとこの子たちの目線が低くなるんでね。普段から俺の肩に座ってるから慣れてるんだよ。」
「お客さん、肩凝るんじゃないか?」
「いや、軽いし、装備の一部みたいなもんかな。重歩兵や重騎士の重鎧の方がよっぽど重いだろうね。」
「違ぇねぇ。」マスターは笑った。

 先程からカウンターの反対端に座って静かに呑んでいる女の重騎士が、チラチラとこちらの様子を窺っている。何か用なんだろうか。次にチラ見して来たときに、思いっ切り目を合わせて、会釈をした。おい!すっげー美人じゃんよ!

 向こうも会釈を返す。しばらくすると、女の重騎士が話し掛けて来た。
「少し話してもいいだろうか?」
「構いませんよ。」ラッキー♪内心ほくそ笑む俺。
「そちらに行っても?」
「どうぞ。」クールに平静を装う俺。
 女の重騎士はひとつ空けたイスに移って来た。あらら、隣じゃないんかい。

「そのお子たちはもしや…。」おや、精霊が分かるのか?
「貴女は騎士団の方のようですが、教会か魔法学院とも繋がりがありますんで?」
「やはりそうか。魔法学院の文献で見てな。と言うことは、あなたは…。」
「ゲオルクです。一応、射手をやってます。まぁお察しの通りですがね。」精霊魔術師とは名乗らず、一応射手と言って含みを残した。これと、お察しの通りと言うひと言で、分かる奴は分かるはずだ。分からなきゃそれでもいい。

「私はエリザベスだ。ベスと呼んでくれ。ゲオルクどのは、一応、射手と言われたな。なるほど、そう言うことか。」ベスさんは、分かる奴だった。
「ベスさんは見たところ、重騎士のようだけど、魔法関係も行けるの?」
「そうではないが、魔法学院や教会へはツテがあってな。文献を閲覧することができるのだ。ところでゲオルクと言うお名前と言うことは東部だな。なぜ北部へ来たんだ?」
 大地の人を意味するゲオルギウスは、方言で呼び方が変わる。東部ならゲオルク、ここ北部ならジョージだ。
「北部に来た理由は、ひとつはこの子たちの仲間を探しに。もうひとつは連絡が途絶えた仲間を探しに、だね。」
「そうか。」

 そこへどやどやと騎士団の4人組が入って来た。昼間の連中かその仲間だな。
「マスター、酒だ。」と騎士Aが言うと、
「おい!お前らは出禁だって言っただろ?出て行け。」と、マスターが応じた。
「なんだと、コラ。」
「出禁を解いて欲しかったらこないだ暴れて壊した分の修理費を弁償しろ。」
「ふざんなよ。酒出さねぇと、こんな店、潰すぞ。」
「やれるものならやってみな。お前ら、次に騒動起こしたら騎士団をクビになるそうじゃねぇか。そしたら今までもみ消してもらった分の罪も蒸し返されて、監獄行だぜ。」
「くそっ。こんなシケた店、頼まれたって来るかよ。おい、他、行こうぜ。」

「あれ、そこにいるのは元副長のエリザベス様じゃねぇですかい?」騎士Bがベスさんに絡んだ。
「ほんとだ。馬に乗れなくてクビになった元副長様だぜ。」相槌を打つ騎士C。
「横にゃぁ、またガキか。相変わらず初物食いをやってるのかよ。好きだねぇ。」と騎士D。
 ベスさんは当然無視している。

「おいガキ、この姉ちゃんともう寝たのか?」騎士Dが俺に聞いて来た。
「ガキってのは俺のことか?」とりあえず聞いてみる。
「他にいねぇだろ。」
「4人いるじゃねぇか。」
「なんだと?」
「図体ばかりでかくて礼儀を知らない奴をガキと言うんだ。そんなことも知らないのか?これだから図体だけがでかいガキは始末に負えねぇんだ。」
「おい、やめとけ。」マスターが小声で止める。

「表へ出ろ。」騎士Aが言った。
「いい加減にやめろ。貴様ら大人気ないぞ。
 ゲオルクどのもやめるんだ。」
「あんたはもう副長じゃねぇ。偉そうに命令するな。」騎士Aが吠えた。
「そうだ、貴族だか何だか知らねぇが調子に乗るなよ。」騎士Bが追随した。
 ほぅ、ベスさんは貴族の出か。
「ベスさん、大丈夫だから。ちょっとこの4人の大きなガキどもにお仕置きして来るよ。」
「この野郎。粋がってるのも今のうちだぜ。思い知らせてやる。」
 俺は4人と一緒に店の外に出た。ベスさんとマスターが心配そうについて来る。

「おいガキ、土下座して謝るなら許してやる。」騎士Aが言った。
「面倒臭ぇから早く掛かって来い。お前らから手を出してくれないと正当防衛にならないんだよ。それとも、次に騒動を起こした騎士団をクビになるから手を出せねぇってか?図体はでけぇくせに肝っ玉は小せぇな。あそこも縮み上がってるんじゃねぇの?腰にぶら下げてるご大層な剣は飾り物かよ?」
「「「「殺す!」」」」4人が剣を抜いた。
「よし、抜いたな。正当防衛成立だ。」

「クレ。」俺はストーンバレットのイメージを送った。
『うん。』無数の石礫が4人を襲った。4人は地面に這い蹲って呻いている。
「ツリ。」俺は街路樹から枝を伸ばして4人を締め上げ、そのまま逆さ吊りにするイメージを送った。
『了解。』街路樹の枝が伸びて4人にぐるぐると巻き付き、逆さ吊りにした。
 ゴキブリ退治完了。ちょろい。

「おい。下ろせ。」騎士Aが喚く。
 俺は落ちている剣を拾って、剣の棟の部分を使い、フルスイングで騎士Aの口をぶん殴った。前歯が何本か逝かれ血が流れる。
「お前、誰に口利いてんだ?自分の今置かれてる状況が分かってるのか?図体ばかりでかいガキは敬語の使い方も知らねぇってか?体に教えてやろうか?」
「ずびばぜんでじだ。」騎士Aが半泣きで謝る。

「そうそう、お前ら、ベスさんに随分舐めた口を叩いてたよな。
 特にお前、よくもベスさんを侮辱しやがったな。お前は最後に徹底的にやってやるよ。二度と口が利けないように舌を引っこ抜いてやろう。」騎士Dは顔面蒼白になった。
 俺は、半泣きで許しを請う騎士Bと騎士Cにも、同じ要領で剣の棟を使って容赦なくぶん殴り、前歯を数本逝かしてやった。その後、ニヤリと笑いながら騎士Dにゆっくり近付くと、特にお前と名指しされた騎士Dは泣きながら失禁した。逆さ吊りなので失禁した小便が顔を伝ってぽたぽたと地面に落ちている。ちっ、汚ぇな。
 俺は騎士Dも同じ要領で、剣の棟を使ってぶん殴って、前歯を数本逝かしてやった。まぁ、舌を抜くと言うのは脅しだからやらなかったけどね。

 ベスさんとマスターが、目が点になってる。笑
「マスター、アードベクのお代わりをお願い。ベスさん、呑み直そう。この4本は戦利品として貰っていいよね?」

 3人で店に戻ると、ベスさんはイスをひとつ空けずにすぐ隣に座った。ちょっと嬉しい。笑
 マスターが2杯目を作ってくれて、「これは俺の奢りだ。」と言った。

『ゲオルクー、お腹すいたー。』クレと濃厚なキスを交わすとクレが光り出す。
『ゲオルクー、ツリもー。』ツリとも濃厚なキスを交わし、ツリが光り出す。
「ふたりとも、大活躍だったな。ありがとな。」
『『うん。』』ふたりはふわふわと俺のまわりを飛び回った。
 ふたりが精霊であることを察していたベスさんは平気だったが、マスターがぶっ魂消ていた。笑

 それから俺は、ベスさんとマスターに精霊たちのことも含め、今までのことを話した。もう見られたからね。

 子供の頃から精霊が見れたこと。
 10歳の魔力測定で桁違いの魔力があることが分かったこと。
 魔術師を目指して東府魔法学院に通ったが、魔力を放出できないことが分かって早々に除籍になったこと。
 失意のまま帰った村では詐欺師扱いされたこと。それを神父さんが庇ってくれたこと。
 いじけてる俺を狩人の父さんが見かねて弓矢の技を教えてくれたこと。
 それがハマって射手になったこと。
 狩りの最中に森でツリに会って親友になったこと。
 ツリと一緒に旅に出たかったが、ツリが俺と契約できる状態じゃなかったため、俺が先に冒険者になって旅に出たこと。
 数か月前にクレと西部で出会って契約し、そのまま、東部の郷里の村に帰ってツリと契約したこと。
 村の神父さんの勧めで、東府魔法学院で精霊についての研究に協力したこと。
 新たな精霊と契約するために北部に来たこと。

 ベスさんも身の上を話してくれた。
 北部地方貴族の伯爵家の出だが、庶子と言うこともあり、本人の希望で北府の騎士団に入ったこと。
 子供の頃から乗馬が好きで、愛馬と慣れ親しんで来て、その愛馬も一緒に騎士団に入ったこと。
 重騎士としてのスキルを発動するための魔力量が不足していたが、愛馬との連携でその欠点を補い、副長にまでなったこと。
 ところが、その愛馬が作戦中に事故死してしまったこと。
 他の馬では、愛馬のような連携が取れず、結果として魔力不足により、スキルを発動できないことで騎士としての活動が十分にできなくなったこと。
 普段から、北府での騎士団の横暴な振る舞いに批判的だったため、騎士として活躍できなくなったことを理由に副長を解任され、騎士団を去るように勧告されたこと。
 騎士団を辞めて冒険者への転身を考えているが、騎士団の評判が悪いため、元騎士団員と言うことで敬遠され、なかなかパーティに入れてもらえないこと。
 などなど。

「今、外に吊るされてる奴らはもともと私の部下なのだ。見ての通り傍若無人でな、女の部下などやってられるかとよく陰口を叩かれたものだ。」
「そうだったんだ。」
「騎士の世界は男の世界。女がしゃしゃり出るなと言うのが奴らの言い分だ。当て付けに俺の女になれなどと言って来たこともある。もちろん手厳しく撥ね付けてやったがな。
 それ以来、私のことを男好きだの、初物食いだの、淫乱だのと言いふらしておるのだ。馬鹿らしくて相手をする気にもならん。」
「放って置くことはないだろうに!」
「まあ、淫乱は事実無根だが、いい男は好きだし、初物食いも嫌いではないから、半分は当たっているのだ。」
「え?」何とあっけらかんとしていることか。苦笑

「ゲオルクどのも初物なら食ってやりたいところだがどうだ?」
「ええ?でも今日会ったばかりだし…。」
「おお、そのリアクションは、そなた、まだ女を知らんな?」
「いや、その…。」この答え方なら誤解するだろう。それに、北部の女は知らない。これは本当だ。
「それ以上は言わんでよい。ふふふ。」よし、誤解した。早速、今晩ゴチになりまーす!笑

「ところで、ベスさんは、騎士の世界に未練はないの?」
「愛馬が死んでしまったから未練はないな。それに北府騎士団は腐っているのでな、自由な冒険者の方がよい。」
「それなら俺のパーティに入らない?ちょうどタンクが欲しかったから、重騎士ならタンクで文句なしだね。俺のパーティには射手の俺の他に、魔術師、神官、支援術士しかいないんだ。」
「皆、後衛ではないか。それなら確かに前衛のタンクが要るな。あとはSアタッカーか。しかし私は重騎士とは言え愛馬を亡くしてから、相棒がおらん。重歩兵と大差はないのだ。」
「重騎士も重歩兵もタンクとしては適任だよ。残り3人が合流するのは半月後なんだけど、それまで取り敢えず試しに俺と組んでクエストしてみない?」
「うむ。よかろう。このままぶらぶらしててもしょうがないしな。」

「ベスさん、魔力量を見てもいいかな?」
「魔力量を見る?私の魔力量は400だが。」
「ツリ、クレ、ベスさんの魔力量と潜在能力を見て。」
 ツリとクレがベスさんのところへふわふわ飛んで行き、くるくると回る。
『魔力量は、500~。』
『潜在、能力は、4000~。』
『ゲオルクの、魔力が、見当たら、なーい。』
 そりゃそーだよ。笑

「500だと?100も増えたのか?」おい!そっちかよ!潜在能力4000をスルーするかなー?
「魔力量を増やす方法が最近判明してね、その方法は東府魔法学院のルードビッヒ教授が近々論文にまとめて発表するんだけどさ、その方法のひとつが魔力切れを繰り返し起こすことなんだよね。魔力切れを起こすと、体はそれに対する防衛反応として魔力量を増やすんだよ。ただし増やせるのは、潜在能力までだけどね。」
「なんだと!では魔力切れを繰り返せば私の魔力量はさらに増えるのか?」
「そうなるね。」
「ゲオルクどの、なぜそなたはそのようなことを知っているのだ?」
「ルードビッヒ教授の研究対象が、俺とこのふたりだからだよ。」
「なんと!」
「だから今の話は、正式に発表されるまで内緒だよ。マスターも内緒ってことでよろしく頼むよ。」
「ああ、お客さんの秘密はしゃべらんよ。」

 そこへ3人連れの客が入って来た。
「いらっしゃい。」
「マスター、いつものやつ。」「「俺も。」」常連さんか?
「マスター、店の前の木にぶら下がってるオブジェは何よ?」
「泣きながら助けてくれとか言ってたけど、あいつらこないだ店で暴れた奴らだよな?」
「もしかしてマスターがやっちゃったの?」
「そんな訳ねーだろ。」マスターが陽気に笑ってウインクを寄越した。

「じゃぁマスター、俺たちはこの辺で。ベスさん、送るよ。」
「ああ、そうだな。送ってもらうか。」
 俺たちは会計を済ませて店を出た。
 吊るした4人のところには数人の人だかりができている。
「あ、副長。」「助けて下さい。」「すいませんでした。」「もう、しません。」
 騎士A~Dが懇願して来る。
「私はもう副長ではない。貴様にそう言われたはずだが?」 「そんな!もう勘弁して下さい。」
「うるせぇよ。ご近所様に迷惑だろ。一晩我慢しろ。」俺が一喝すると4人は黙った。
「あんたがやったのか?」人だかりから声が掛かった。
「ああ。」
「よくやってくれた。あいつら騎士団なのにひどい奴らでなぁ。いい気味だ。」
「「「「…。」」」」4人とも泣いてやがる。

 俺はベスさんを家まで送って行った。
「ゲオルクどの、上がって行くだろう?」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!笑

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

設定を更新しました。R4/1/30

更新は火木土の週3日ペースを予定しています。

2作品同時発表です。
「射手の統領」も、合わせてよろしくお願いします。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859461365664

カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
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