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精霊の加護168 ワルキューレスタイルの水着と2組の成婚の儀
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精霊の加護
Zu-Y
№168 ワルキューレスタイルの水着と2組の成婚の儀
三国同盟締結の祝賀正餐会が終わった日の夕方、俺たちは、王宮御用達の仕立屋に来ていた。最近は、俺御用達でもある。笑
「あ。ゲオルク様。ようこそいらっしゃいました。」
「やあ店長。ところで例のものは?」
「もちろんできていますとも。
奥方様方は早速ご試着なさいますか?」
「「「「「「「?」」」」」」」この反応は当然である。だってサプライズだったんだもの。
「実はさ、俺デザインの水着を注文してたんだよ。」
「旦那様、どうせエロいデザインなんでございましょう?」
「ははは。違いないねぇ。図星だろ?お前さん。」
「まさか。水着は公共の場で着るものだからね、極端にエロくはできないさ。それに他の男どもに見せるなんて勿体ないもの。」
「あなた、その言い方…、ちょっとはエロいって聞こえるわ。」
「まあ試着してみてくれよ。」
で、わが妻たちが俺デザインの水着を着て出て来た。
「やっぱりちょいエロじゃんよー。」
「ちょいエロ?いやいや、わが妻たちの魅力を引き出すデザインと言いて欲しいな。」
「なんと!物は言いようよな。ふふふ。」
大胆に骨盤の上にまで切り上げた美脚を強調するライン、スピリタス調ドレスよろしく胸元を深く切り込むV字。
そして、水着の胸部のカップは、おっぱいの下側と外側だけを包み込んでいる。すなわちカップでおっぱいを内側に向かって包み上げることで、深い谷間を構築するよう工夫したのだ。いわゆる寄せて上げる効果だ。
寄せ上げ効果により、わが妻たちのHカップのおっぱいが、ずいっと正面に突き出ている。お陰で谷間が強調されているではないか。こ、こ、これは、実に素晴らしい!
色合いも、スピリタス調ドレスに合わせている。つまり、リーゼは紺碧、ジュヌは山吹、カルメンは純白、ベスは漆黒、ビーチェは深紅、ドーラは翡翠、トーラは琥珀だ。
「いや、実に素晴らしいデザインですな。アイディアを伺ったときも、これは!と思いましたが、実際に奥方様方が着用されたのを拝見致しますと、私の予想よりも遥かに上を行っております。」
「その通りだな。こりゃ参った。予想してたのより、遥かにいいわ。胸の谷間の強調具合が何とも素晴らしい出来上がりだ。流石だな、店長。実にいい仕事だ。」と言いながら、目の前にいたドーラの谷間に人差指を上から突っ込んだ。
「あん、主様!おイタはやめてたも。」
店長は、俺のドーラへのちょっかいを尻目に、
「畏れ入ります。」と、済まして答えた。
「店長、この工夫な、ブラに応用できると思うぞ。」
「!…その通りですね!これは早速取り掛からせて頂きます。」
このやり取り、後に大きな利益となる。
仕立屋は、この水着とブラでまた大儲け。
寄せて上げる工夫が、胸を大きく見せると言うことで、この水着とブラは、バカ売れの大ヒット商品となり、俺にも相当な額のロイヤリティが入って来ることになるのだ。
「そうだ、トーラ、尻尾がどんな感じになってるかも見せてくれ。」
「ん、尻尾?こんな、感じ。」
「おおお。いいではないかー。思った通りだ。ちょっとトーラ、こっち来て。もふらせて。」
「ここでは、だめ♪」
「えー。」
「主様よ、ここでは我慢するのじゃ。どうせ暴走するであろ?」
「確かに…。」そうだ、トーラは今夜まで発情期だし、今夜はこの格好でひとつ…、むふふふふ。
「ちょっと、お前さん、考えていることが駄々洩れになってるよ。」
「その通りぞ、わが君。それにこれは水着ではないか。」
「あ…、いや、ははは。」トーラとともに今夜の輪番のカルメンとベスからも釘を刺されてしまった。汗
「ところで、ゲオルク様。この水着の商品名はどうします?スピリタス調ドレス、精霊の衣に続くヒット商品になりましょうから御命名下さい。」
「そうね、スピリタス内で、わが妻たちだけの分隊をワルキューレと呼んでいるからそれでいいよ。ワルキューレスタイル。どう?」
「なるほど、戦乙女ですか?さしずめ、水着は男を狩るための戦闘服ってとこですかね?」
「おお!いいね、それ。」
「しかしながら惜しむらくは、これから生産体制に入りましても生産できるのは8月中旬から下旬になりますので、本格的な発売は来シーズンかと。」
「いいよ、今年はラスプ・デルスゥデ島で俺たちが見せびらかして来るから。」
「注目を集めますよ。」
「それが目的だよ。ところで相談なんだけどさ、支店をラスプ・デルスゥデ島に出して、来年と再来年は、島でだけの限定販売にして欲しいんだ。」
「え?この店でも扱えないので?」
「店長には悪いけど、そう。ここでは展示だけにして。ワルキューレスタイルは、ラスプ・デルスゥデ島の夏の目玉商品にしたいんだよね。支店の店舗もこっちで用意するからさ。」
「うーん。」
「その代わり、ブラはここでじゃんじゃん売っていいよ。後さ、ラスプ・デルスゥデ島は、今年から3年は納税免除だから。」
「確かに納税免除と支店店舗を用意して頂けるのは魅力ですね。3年後からはここでお売りしてもよろしいので?」
「いいよ。」
「それとここで売れるようになったら、ラスプ・デルスゥデ島の支店は撤退してもいいですか?」
「もちろん構わないよ。」
「分かりました。その条件でお受けします。」
交渉成立!
最近は俺御用達となりつつある王室御用達の仕立屋にから、この特注水着、後のワルキューレスタイルと呼ばれる水着を受け取って王宮へと戻ったのだった。」
その晩、ワルキューレスタイルでの水着プレイは断られたが、王宮と言うこともあり、輪番のカルメンとベスとトーラを散々嬲り倒したのだった。
カルメンもトーラも、ベス直伝の「くっころ」を使いこなしていたので、お代官様プレイにも熱が入る。殿下のお手付きの痴女さんたち、いや、侍女さんたちはもう覗いてないのかなー。せっかくのくっころトリプル、覗いててくんないかなー。笑
最後に、発情期のトーラには生で、カルメンとベスはお口に、マイドラゴンがホワイトブレスを吐きまくったのだった。
翌日には、一の姫殿下ナディア様と、北部公嫡家嫡男リチャードの成婚の儀が、翌々日には、二の姫殿下ペリーヌ様と、南部公嫡家嫡男ジェローラモの成婚の儀が、それぞれ王宮内で盛大に執り行われた。
王宮では、三国同盟締結から3日続けての盛大な式典が続いたのである。
俺は両新郎のリチャードともラモとも個人的に親しかったので、両方の成婚の儀に招待された。そして俺の婚約者の三の姫殿下マリーは、両新婦のナディア様とペリーヌ様の妹だから当然出席だが、わが妻たちは呼ばれなかった。
わが妻たちであるが、ラモとは全員がラスプ・デルスゥデ島の初期開発の際に多少なりとも絡んでいるが、リチャードと絡んだことがあるのは北府騎士団時代のベスだけだし、新婦との絡みはまったくない。
それと、わが妻たちは、側室と言う立場上、正室となるマリーの家族の成婚の儀ゆえ、遠慮してもらった体にはなっている。
しかし、そもそもわが妻たちが揃いも揃っての美貌で巨乳ゆえ、成婚の儀の主役である新婦の存在を薄くしてしまう恐れがあると言うのが、実際の理由だろうと俺は推測している。もちろん、ナディア様もペリーヌ様も美人で巨乳だけどな。苦笑
そう言う訳で、わが妻たちは、成婚の儀の2日間は、ワルキューレで冒険者クエストをこなしに、王都ギルドへと出掛けて行ったのだが…。
ギルドに、ジュヌの実家からジュヌ宛ての手紙が届いていたそうで、わが妻たちは、全員揃ってシャンパ村に向かったのだとか。
ちょうど俺たちが、帝国の謀反貴族家の子息子女を連れて教国へ発った数日後に、ジュヌの姉のシュザンヌと、レノーの子が産まれていたのだ。
俺たちが教国へ出発した直後だったため、すれ違いでその連絡がジュヌの元へ届いていなかった訳だ。
わが妻たちは、成婚の儀の2日間を利用して、連日、ジュヌの甥に会いに行ったのだった。
さて、俺はと言うと、両日ともマリーの婚約者と言うことで、新婦親族席=王族の皆様と同じ席に、俺の席が設けられていたのだが、これはミカエル殿下の指図だそうだ。
今日は、ナディア様とリチャードの成婚の儀なので、新婦親族席には、国王陛下、皇后陛下、王妃殿下、王太子殿下、知らない女性がひとり、ペリーヌ様、ラモ、マリー、そして俺がいた。非常に緊張する席であった。隣がマリーとラモなのが救いか。
明日は、ペリーヌ様とラモの成婚の儀だから、ラモたちと入れ替わりで、ナディア様とリチャードが新婦親族席に来る。
精霊たちは、同席の陛下とマリーに、遠慮なく戯れに行ったが、陛下に絡みに行ったときの侍従たちの慌てっぷりがなかなかの見物だった。笑
新郎親族席は、今日が北部公爵様御一家、明日は南部公爵様御一家。
主賓席は、新郎親族を除く四公爵様、宰相様、ヘルムートとアイチャ、ディエゴとエカチェリーナだ。
ところで、新婦親族席の知らない女性だが、この席にいるってことは王族なんだろう。マリーよりは4~5歳上?成人したての15歳と言ったところだろうか。
余程緊張しているのか、顔面蒼白である。
「ラモ、あちらの女性はどなた?」こそりとラモに聞いたが、
「存じ上げないなぁ。初めてお会いするお方だよ。僕は一度会った女性は、決して忘れないからね。」
「はいはい、そうだったな。凄い特技だ。流石ラモだ。」と、面白半分に煽て上げて、お次はマリーにこそりと聞いた。
「マリー、あちらの女性はどなた?」
「義姉上様ですわ。」てことは…、
「王家の養女ってこと?」
「違いますわ。兄上様の御正室になられる方です。」あ、じゃあ、宰相の娘か。
「こら、ゲオルク、ラモ、マリー。コソコソ話が全部聞こえておるぞ。ゲオルク、ラモ。これなるはわが正室となるロクサーヌだ。見知りおけよ。」
王太子殿下のこのひと言に、国王陛下を始め、皆様がクスクスと笑った。
「はっ、殿下、すみません。
ロクサーヌ様、ゲオルク・スピリタスです。よろしくお引き立て下さい。」
「見目麗しきロクサーヌ様、ジェローラモです。ラモとお呼び下さい。」
「宰相が娘のロクサーヌです。殿下からも、父からも、ゲオルク様やジェローラモ様のことは、いろいろ伺っております。こちらこそよろしくお願いします。
ゲオルク様、わたくし、精霊様を見たのは今日が初めてです。皆様お美しくて、女神様のようですね。」
ええ、ええ、そうでしょうとも。ようやくここまで育て上げて来たのですよ。最初は幼児でしたから。という本音を隠して、
「ありがとうございます。」とそつなく受け答えしておいた。
「皆様、それではご静粛に願います。これより…。」
とうとうナディア様とリチャードの成婚の儀が始まった。成婚の儀、披露宴と、今日1日続く。
リチャードは、実にきびきびとした身のこなしで、見事にナディア様をリードして見せたのだった。
次の日になり、今度は、ペリーヌ様とラモの成婚の儀。
この日も精霊たちが陛下に絡んで、侍従たちをやきもきさせるところから始まった。精霊たちはおそらく悪戯でわざとやっている。苦笑
陛下も薄々、精霊たちの悪戯であることに、気付いているっぽい。
今日の新婦親族席は、ラモたちの代わりにナディア様とリチャードが来たものの、ほとんど昨日と同じメンバーのため、ロクサーヌ様も大分打ち解けて、昨日の顔面蒼白の緊張からは解放されていた。
これは、昨日、ラモがロクサーヌ様を何度も笑わせたことが効いている。一方、今日のリチャードは非常に紳士的な対応をしていて、昨日のラモとのギャップが大きかった。別にどちらがいいとか悪いとかじゃない。ふたりの個性が実に対照的で面白いのだ。
リチャードは紳士的でありながら、話はウィットに富んでいて、ロクサーヌ様の興味をそそる話題で場を持たせたのだった。常に陽気に笑いを振りまいた昨日のラモとは、またひと味違う良さがある。
一方、雛壇では、いちいちラモが、大袈裟にペリーヌ様を褒め称えるものだから、会場もそのペースに呑まれて、非常に和気藹々としたムードになっていた。
2日連続の成婚の儀に、三国同盟締結記念祝賀会も入れると、3日連続のパーティである。流石に疲れた。
それにしてもマリーは幼いのによく務めたと思う。流石、王族。それと、ロクサーヌ様。控え目ではあるが、いつも微笑んでいて、切れ者のミカエル殿下の伴侶としては最適だろう。
昨日も今日も、王族と1日中、一緒にいたことによる気疲れの癒しは、わが妻たちとのむふふタイムだ。
昨日は、リーゼ、ビーチェ、ドーラ、今日はジュヌ、カルメン、ベスと、マイドラゴンがへばるまで、楽しく、むふふに戯れまくったのであった。
もちろん閨では、生後2ヶ月のジュヌの甥っ子ルイが、いかにかわいかったかを、連日で散々聞かされたけどな。苦笑
さて、明日はいよいよ南部へ出発だ。でも南部から戻ったら、俺もルイに会いに行こうっと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
毎週土曜22時に投稿します。
以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「母娘丼W」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/265755073
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
Zu-Y
№168 ワルキューレスタイルの水着と2組の成婚の儀
三国同盟締結の祝賀正餐会が終わった日の夕方、俺たちは、王宮御用達の仕立屋に来ていた。最近は、俺御用達でもある。笑
「あ。ゲオルク様。ようこそいらっしゃいました。」
「やあ店長。ところで例のものは?」
「もちろんできていますとも。
奥方様方は早速ご試着なさいますか?」
「「「「「「「?」」」」」」」この反応は当然である。だってサプライズだったんだもの。
「実はさ、俺デザインの水着を注文してたんだよ。」
「旦那様、どうせエロいデザインなんでございましょう?」
「ははは。違いないねぇ。図星だろ?お前さん。」
「まさか。水着は公共の場で着るものだからね、極端にエロくはできないさ。それに他の男どもに見せるなんて勿体ないもの。」
「あなた、その言い方…、ちょっとはエロいって聞こえるわ。」
「まあ試着してみてくれよ。」
で、わが妻たちが俺デザインの水着を着て出て来た。
「やっぱりちょいエロじゃんよー。」
「ちょいエロ?いやいや、わが妻たちの魅力を引き出すデザインと言いて欲しいな。」
「なんと!物は言いようよな。ふふふ。」
大胆に骨盤の上にまで切り上げた美脚を強調するライン、スピリタス調ドレスよろしく胸元を深く切り込むV字。
そして、水着の胸部のカップは、おっぱいの下側と外側だけを包み込んでいる。すなわちカップでおっぱいを内側に向かって包み上げることで、深い谷間を構築するよう工夫したのだ。いわゆる寄せて上げる効果だ。
寄せ上げ効果により、わが妻たちのHカップのおっぱいが、ずいっと正面に突き出ている。お陰で谷間が強調されているではないか。こ、こ、これは、実に素晴らしい!
色合いも、スピリタス調ドレスに合わせている。つまり、リーゼは紺碧、ジュヌは山吹、カルメンは純白、ベスは漆黒、ビーチェは深紅、ドーラは翡翠、トーラは琥珀だ。
「いや、実に素晴らしいデザインですな。アイディアを伺ったときも、これは!と思いましたが、実際に奥方様方が着用されたのを拝見致しますと、私の予想よりも遥かに上を行っております。」
「その通りだな。こりゃ参った。予想してたのより、遥かにいいわ。胸の谷間の強調具合が何とも素晴らしい出来上がりだ。流石だな、店長。実にいい仕事だ。」と言いながら、目の前にいたドーラの谷間に人差指を上から突っ込んだ。
「あん、主様!おイタはやめてたも。」
店長は、俺のドーラへのちょっかいを尻目に、
「畏れ入ります。」と、済まして答えた。
「店長、この工夫な、ブラに応用できると思うぞ。」
「!…その通りですね!これは早速取り掛からせて頂きます。」
このやり取り、後に大きな利益となる。
仕立屋は、この水着とブラでまた大儲け。
寄せて上げる工夫が、胸を大きく見せると言うことで、この水着とブラは、バカ売れの大ヒット商品となり、俺にも相当な額のロイヤリティが入って来ることになるのだ。
「そうだ、トーラ、尻尾がどんな感じになってるかも見せてくれ。」
「ん、尻尾?こんな、感じ。」
「おおお。いいではないかー。思った通りだ。ちょっとトーラ、こっち来て。もふらせて。」
「ここでは、だめ♪」
「えー。」
「主様よ、ここでは我慢するのじゃ。どうせ暴走するであろ?」
「確かに…。」そうだ、トーラは今夜まで発情期だし、今夜はこの格好でひとつ…、むふふふふ。
「ちょっと、お前さん、考えていることが駄々洩れになってるよ。」
「その通りぞ、わが君。それにこれは水着ではないか。」
「あ…、いや、ははは。」トーラとともに今夜の輪番のカルメンとベスからも釘を刺されてしまった。汗
「ところで、ゲオルク様。この水着の商品名はどうします?スピリタス調ドレス、精霊の衣に続くヒット商品になりましょうから御命名下さい。」
「そうね、スピリタス内で、わが妻たちだけの分隊をワルキューレと呼んでいるからそれでいいよ。ワルキューレスタイル。どう?」
「なるほど、戦乙女ですか?さしずめ、水着は男を狩るための戦闘服ってとこですかね?」
「おお!いいね、それ。」
「しかしながら惜しむらくは、これから生産体制に入りましても生産できるのは8月中旬から下旬になりますので、本格的な発売は来シーズンかと。」
「いいよ、今年はラスプ・デルスゥデ島で俺たちが見せびらかして来るから。」
「注目を集めますよ。」
「それが目的だよ。ところで相談なんだけどさ、支店をラスプ・デルスゥデ島に出して、来年と再来年は、島でだけの限定販売にして欲しいんだ。」
「え?この店でも扱えないので?」
「店長には悪いけど、そう。ここでは展示だけにして。ワルキューレスタイルは、ラスプ・デルスゥデ島の夏の目玉商品にしたいんだよね。支店の店舗もこっちで用意するからさ。」
「うーん。」
「その代わり、ブラはここでじゃんじゃん売っていいよ。後さ、ラスプ・デルスゥデ島は、今年から3年は納税免除だから。」
「確かに納税免除と支店店舗を用意して頂けるのは魅力ですね。3年後からはここでお売りしてもよろしいので?」
「いいよ。」
「それとここで売れるようになったら、ラスプ・デルスゥデ島の支店は撤退してもいいですか?」
「もちろん構わないよ。」
「分かりました。その条件でお受けします。」
交渉成立!
最近は俺御用達となりつつある王室御用達の仕立屋にから、この特注水着、後のワルキューレスタイルと呼ばれる水着を受け取って王宮へと戻ったのだった。」
その晩、ワルキューレスタイルでの水着プレイは断られたが、王宮と言うこともあり、輪番のカルメンとベスとトーラを散々嬲り倒したのだった。
カルメンもトーラも、ベス直伝の「くっころ」を使いこなしていたので、お代官様プレイにも熱が入る。殿下のお手付きの痴女さんたち、いや、侍女さんたちはもう覗いてないのかなー。せっかくのくっころトリプル、覗いててくんないかなー。笑
最後に、発情期のトーラには生で、カルメンとベスはお口に、マイドラゴンがホワイトブレスを吐きまくったのだった。
翌日には、一の姫殿下ナディア様と、北部公嫡家嫡男リチャードの成婚の儀が、翌々日には、二の姫殿下ペリーヌ様と、南部公嫡家嫡男ジェローラモの成婚の儀が、それぞれ王宮内で盛大に執り行われた。
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それと、わが妻たちは、側室と言う立場上、正室となるマリーの家族の成婚の儀ゆえ、遠慮してもらった体にはなっている。
しかし、そもそもわが妻たちが揃いも揃っての美貌で巨乳ゆえ、成婚の儀の主役である新婦の存在を薄くしてしまう恐れがあると言うのが、実際の理由だろうと俺は推測している。もちろん、ナディア様もペリーヌ様も美人で巨乳だけどな。苦笑
そう言う訳で、わが妻たちは、成婚の儀の2日間は、ワルキューレで冒険者クエストをこなしに、王都ギルドへと出掛けて行ったのだが…。
ギルドに、ジュヌの実家からジュヌ宛ての手紙が届いていたそうで、わが妻たちは、全員揃ってシャンパ村に向かったのだとか。
ちょうど俺たちが、帝国の謀反貴族家の子息子女を連れて教国へ発った数日後に、ジュヌの姉のシュザンヌと、レノーの子が産まれていたのだ。
俺たちが教国へ出発した直後だったため、すれ違いでその連絡がジュヌの元へ届いていなかった訳だ。
わが妻たちは、成婚の儀の2日間を利用して、連日、ジュヌの甥に会いに行ったのだった。
さて、俺はと言うと、両日ともマリーの婚約者と言うことで、新婦親族席=王族の皆様と同じ席に、俺の席が設けられていたのだが、これはミカエル殿下の指図だそうだ。
今日は、ナディア様とリチャードの成婚の儀なので、新婦親族席には、国王陛下、皇后陛下、王妃殿下、王太子殿下、知らない女性がひとり、ペリーヌ様、ラモ、マリー、そして俺がいた。非常に緊張する席であった。隣がマリーとラモなのが救いか。
明日は、ペリーヌ様とラモの成婚の儀だから、ラモたちと入れ替わりで、ナディア様とリチャードが新婦親族席に来る。
精霊たちは、同席の陛下とマリーに、遠慮なく戯れに行ったが、陛下に絡みに行ったときの侍従たちの慌てっぷりがなかなかの見物だった。笑
新郎親族席は、今日が北部公爵様御一家、明日は南部公爵様御一家。
主賓席は、新郎親族を除く四公爵様、宰相様、ヘルムートとアイチャ、ディエゴとエカチェリーナだ。
ところで、新婦親族席の知らない女性だが、この席にいるってことは王族なんだろう。マリーよりは4~5歳上?成人したての15歳と言ったところだろうか。
余程緊張しているのか、顔面蒼白である。
「ラモ、あちらの女性はどなた?」こそりとラモに聞いたが、
「存じ上げないなぁ。初めてお会いするお方だよ。僕は一度会った女性は、決して忘れないからね。」
「はいはい、そうだったな。凄い特技だ。流石ラモだ。」と、面白半分に煽て上げて、お次はマリーにこそりと聞いた。
「マリー、あちらの女性はどなた?」
「義姉上様ですわ。」てことは…、
「王家の養女ってこと?」
「違いますわ。兄上様の御正室になられる方です。」あ、じゃあ、宰相の娘か。
「こら、ゲオルク、ラモ、マリー。コソコソ話が全部聞こえておるぞ。ゲオルク、ラモ。これなるはわが正室となるロクサーヌだ。見知りおけよ。」
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「はっ、殿下、すみません。
ロクサーヌ様、ゲオルク・スピリタスです。よろしくお引き立て下さい。」
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「宰相が娘のロクサーヌです。殿下からも、父からも、ゲオルク様やジェローラモ様のことは、いろいろ伺っております。こちらこそよろしくお願いします。
ゲオルク様、わたくし、精霊様を見たのは今日が初めてです。皆様お美しくて、女神様のようですね。」
ええ、ええ、そうでしょうとも。ようやくここまで育て上げて来たのですよ。最初は幼児でしたから。という本音を隠して、
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とうとうナディア様とリチャードの成婚の儀が始まった。成婚の儀、披露宴と、今日1日続く。
リチャードは、実にきびきびとした身のこなしで、見事にナディア様をリードして見せたのだった。
次の日になり、今度は、ペリーヌ様とラモの成婚の儀。
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今日の新婦親族席は、ラモたちの代わりにナディア様とリチャードが来たものの、ほとんど昨日と同じメンバーのため、ロクサーヌ様も大分打ち解けて、昨日の顔面蒼白の緊張からは解放されていた。
これは、昨日、ラモがロクサーヌ様を何度も笑わせたことが効いている。一方、今日のリチャードは非常に紳士的な対応をしていて、昨日のラモとのギャップが大きかった。別にどちらがいいとか悪いとかじゃない。ふたりの個性が実に対照的で面白いのだ。
リチャードは紳士的でありながら、話はウィットに富んでいて、ロクサーヌ様の興味をそそる話題で場を持たせたのだった。常に陽気に笑いを振りまいた昨日のラモとは、またひと味違う良さがある。
一方、雛壇では、いちいちラモが、大袈裟にペリーヌ様を褒め称えるものだから、会場もそのペースに呑まれて、非常に和気藹々としたムードになっていた。
2日連続の成婚の儀に、三国同盟締結記念祝賀会も入れると、3日連続のパーティである。流石に疲れた。
それにしてもマリーは幼いのによく務めたと思う。流石、王族。それと、ロクサーヌ様。控え目ではあるが、いつも微笑んでいて、切れ者のミカエル殿下の伴侶としては最適だろう。
昨日も今日も、王族と1日中、一緒にいたことによる気疲れの癒しは、わが妻たちとのむふふタイムだ。
昨日は、リーゼ、ビーチェ、ドーラ、今日はジュヌ、カルメン、ベスと、マイドラゴンがへばるまで、楽しく、むふふに戯れまくったのであった。
もちろん閨では、生後2ヶ月のジュヌの甥っ子ルイが、いかにかわいかったかを、連日で散々聞かされたけどな。苦笑
さて、明日はいよいよ南部へ出発だ。でも南部から戻ったら、俺もルイに会いに行こうっと。
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毎週土曜22時に投稿します。
以下の2作品も合わせてよろしくお願いします。
「射手の統領」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/541586735
「母娘丼W」https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/265755073
カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
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彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
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