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第0章 豹変編
VS村全体
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墓参りを終えたローは最後の仕上げのために村の外に向かう途中、邪魔が入ってしまった。それは……。
「なんだ、これは……?」
ローは、あきれた口調でつぶやいた。
なぜなら、大勢の村人たちが手に剣や斧を持って、震えながら身構えていたのだ。中には復讐の対象としてローに攻撃されて、ボロボロの者もいる。親方たちや冒険者たちだ。
「何のようだ?」
「ひいっ! 来た!」
「ばっ化け物め!」
「悪魔め!」
「こっこれ以上、お前の好きにはさせないぞ!」
「ぶっ殺せ! これだけの数で攻めれば大丈夫だ!」
「…………なるほどねえ」
どうやら、村全体で立ち上がり、動ける者たちでローを仕留めるつもりのようだ。ローとしては村の外で最後の仕上げをするつもりだったのだが、ここで邪魔をしに来るとは予想外だった。ローにとっては誤差の範囲でしかないのだが。
「はあ、……雑魚が集まったぐらいで何ができるんだ?」
「舐めるなよ! このクソガキが!」
「お前が強力な【雷魔法】が使えるってのは分ってんだ!」
「こっちはもう対策が出来てんだよ!」
「そうだ! ここでお前を倒す!」
「……ほう。これは中々だな」
武器を持った者たちが鎧に包まれ、白く光りだした。【鉱物魔法】の鎧に別の魔法を組み込み、補助魔法で防御力を高めたようだ。よく見ると武器の形状が変化している。確かに一般的な【雷魔法】の対策はできているようだ。ローは素直に称賛する。
「よくできてるじゃないか。これならただの【雷魔法】は通じない。この短時間でよくこれだけの準備ができたものだ。だが、相手が悪かったな」
「なんだと?」
「どういうことだ?」
「あんたたちは俺の魔法を見誤った」
「「「何っ!?」」」
ローの右手から赤紫色の光が発生し、体全体から金色の光が発生した。赤紫色の光は、ローが村人たちに見せた魔法だが、金色の光は初めて見せるものだった。
「何だあれは!?」
「二つの光!? 二つの魔法!?」
「馬鹿な! そんなことありえないぞ!」
「何が起こってんだ!?」
ビッビリビリビリビリビリビリビリ!! キイイイイイイイイイン!!
「あんたらのことは嫌いだったが、これほどの努力を示したのなら、こちらも少しだが本気を見せなきゃ失礼だろ? だから見せてやるよ、今の俺の力を!」
右手の光から、先のとがった大きな螺旋状の槍を形成し、それに金色の光が螺旋に沿って入り込んだ。まるで二つの力が一つになるように。
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!
「名付けて! 【昇華螺旋槍】!」
「来るぞ! みんな構えろお!」
「ひいい! 神様~!」
「うわああああああああ! 来るなあああああああああ!」
「駄目だね! 喰らえー!」
ローは『それ』を手にもって、本当の投げ槍のように投げた。それも、とてつもない速さで。まるで、ローの身体能力が大幅に上がったかのように。
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!! ドッカアアアアアアアアアン!!
「「「「「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!」」」」」
「もう聞こえてないだろうけど、俺の魔法は『ロー・ライト』の【外道魔法】と『ナイトウ・ログ』の【昇華魔法】だよ。悪いね、本当に相手が悪かったな」
村人たちの悲鳴が聞こえる中でローはそう呟いた。
今、ローには二つの魔法がある。なぜなら、迷宮で得た『前世の自分』の特典は、前世の記憶を思い出させるだけでなく、前世の魔法も使えるようにするものだったからだ。
【外道魔法】は、怒りや悲しみなどの負の感情と悪意が強いほど強力で様々な形に変えられる魔法であり、【昇華魔法】は、あらゆるものを強化を超えてより優れたものに変えることができる魔法なのだ。
そんな二つの魔法が組み合わされば、絶大な力になるだろう。ましてや、今のローが使えば当然だ。
「……あ…あう……」
「ぐ……うう、……」
ローの前に立ちはだかった村人たち全員が再起不能になったことを確認したローは、そのまま村の外に出る。村に対して最後の仕上げをするために。
「これで終わりじゃない。後は生きて苦しんでもらわなきゃな」
ローは残酷に笑う。
「なんだ、これは……?」
ローは、あきれた口調でつぶやいた。
なぜなら、大勢の村人たちが手に剣や斧を持って、震えながら身構えていたのだ。中には復讐の対象としてローに攻撃されて、ボロボロの者もいる。親方たちや冒険者たちだ。
「何のようだ?」
「ひいっ! 来た!」
「ばっ化け物め!」
「悪魔め!」
「こっこれ以上、お前の好きにはさせないぞ!」
「ぶっ殺せ! これだけの数で攻めれば大丈夫だ!」
「…………なるほどねえ」
どうやら、村全体で立ち上がり、動ける者たちでローを仕留めるつもりのようだ。ローとしては村の外で最後の仕上げをするつもりだったのだが、ここで邪魔をしに来るとは予想外だった。ローにとっては誤差の範囲でしかないのだが。
「はあ、……雑魚が集まったぐらいで何ができるんだ?」
「舐めるなよ! このクソガキが!」
「お前が強力な【雷魔法】が使えるってのは分ってんだ!」
「こっちはもう対策が出来てんだよ!」
「そうだ! ここでお前を倒す!」
「……ほう。これは中々だな」
武器を持った者たちが鎧に包まれ、白く光りだした。【鉱物魔法】の鎧に別の魔法を組み込み、補助魔法で防御力を高めたようだ。よく見ると武器の形状が変化している。確かに一般的な【雷魔法】の対策はできているようだ。ローは素直に称賛する。
「よくできてるじゃないか。これならただの【雷魔法】は通じない。この短時間でよくこれだけの準備ができたものだ。だが、相手が悪かったな」
「なんだと?」
「どういうことだ?」
「あんたたちは俺の魔法を見誤った」
「「「何っ!?」」」
ローの右手から赤紫色の光が発生し、体全体から金色の光が発生した。赤紫色の光は、ローが村人たちに見せた魔法だが、金色の光は初めて見せるものだった。
「何だあれは!?」
「二つの光!? 二つの魔法!?」
「馬鹿な! そんなことありえないぞ!」
「何が起こってんだ!?」
ビッビリビリビリビリビリビリビリ!! キイイイイイイイイイン!!
「あんたらのことは嫌いだったが、これほどの努力を示したのなら、こちらも少しだが本気を見せなきゃ失礼だろ? だから見せてやるよ、今の俺の力を!」
右手の光から、先のとがった大きな螺旋状の槍を形成し、それに金色の光が螺旋に沿って入り込んだ。まるで二つの力が一つになるように。
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!
「名付けて! 【昇華螺旋槍】!」
「来るぞ! みんな構えろお!」
「ひいい! 神様~!」
「うわああああああああ! 来るなあああああああああ!」
「駄目だね! 喰らえー!」
ローは『それ』を手にもって、本当の投げ槍のように投げた。それも、とてつもない速さで。まるで、ローの身体能力が大幅に上がったかのように。
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!! ドッカアアアアアアアアアン!!
「「「「「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!」」」」」
「もう聞こえてないだろうけど、俺の魔法は『ロー・ライト』の【外道魔法】と『ナイトウ・ログ』の【昇華魔法】だよ。悪いね、本当に相手が悪かったな」
村人たちの悲鳴が聞こえる中でローはそう呟いた。
今、ローには二つの魔法がある。なぜなら、迷宮で得た『前世の自分』の特典は、前世の記憶を思い出させるだけでなく、前世の魔法も使えるようにするものだったからだ。
【外道魔法】は、怒りや悲しみなどの負の感情と悪意が強いほど強力で様々な形に変えられる魔法であり、【昇華魔法】は、あらゆるものを強化を超えてより優れたものに変えることができる魔法なのだ。
そんな二つの魔法が組み合わされば、絶大な力になるだろう。ましてや、今のローが使えば当然だ。
「……あ…あう……」
「ぐ……うう、……」
ローの前に立ちはだかった村人たち全員が再起不能になったことを確認したローは、そのまま村の外に出る。村に対して最後の仕上げをするために。
「これで終わりじゃない。後は生きて苦しんでもらわなきゃな」
ローは残酷に笑う。
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