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10-7 思い出を下さい (7) エピローグ・暗躍の終焉
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その頃、シュタイン王国、宮廷の最奥。
ディートハルトは必死に逃げ惑っていた。
「ば、馬鹿な……聖者を嵌めるはずが、なぜ私が……!」
彼の声をかき消すように、近衛兵達の怒号が宮廷を呑み込む。
結局、戦力配置を逆手に取ったレオンハルトとロイの奇襲により、主力部隊は次々と壊滅。
シュタイン王国は大きな損害を受けた。
責任を負うことになったディートハルトは、追われる立場となったのだ。
暗い大理石の小部屋まで逃げ延びたディートハルトだったが、新たな権力者の命に従う近衛兵に取り囲まれた。
「もう、逃げられないぞ! 罪人、ディートハルト!」
悪あがきをするが、取り押さえられる。
「やめろ、放せ! こんな事をしても、もはや王国は持たぬ! 終わりだ!」
わめくディートハルトに、一人の兵士が「お覚悟を……」と剣を振り下ろした。
ディートハルトの瞳から光が消え、虚ろに地へと伏した。
こうしてシュタイン王国によるアルビオン侵攻は幕を閉じる。
そして、これを機にシュタイン王国は没落の一途を辿ることとなるのだった。
ディートハルトは必死に逃げ惑っていた。
「ば、馬鹿な……聖者を嵌めるはずが、なぜ私が……!」
彼の声をかき消すように、近衛兵達の怒号が宮廷を呑み込む。
結局、戦力配置を逆手に取ったレオンハルトとロイの奇襲により、主力部隊は次々と壊滅。
シュタイン王国は大きな損害を受けた。
責任を負うことになったディートハルトは、追われる立場となったのだ。
暗い大理石の小部屋まで逃げ延びたディートハルトだったが、新たな権力者の命に従う近衛兵に取り囲まれた。
「もう、逃げられないぞ! 罪人、ディートハルト!」
悪あがきをするが、取り押さえられる。
「やめろ、放せ! こんな事をしても、もはや王国は持たぬ! 終わりだ!」
わめくディートハルトに、一人の兵士が「お覚悟を……」と剣を振り下ろした。
ディートハルトの瞳から光が消え、虚ろに地へと伏した。
こうしてシュタイン王国によるアルビオン侵攻は幕を閉じる。
そして、これを機にシュタイン王国は没落の一途を辿ることとなるのだった。
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