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第11話 リバーステラの負の遺産
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レオナルドはレンジに、旅の同行を願い出た。
「たとえ、この魔素が本当にサトシの言うとおり、リバーステラの負の遺産だったとしても、それをテラに持ち込んだのはサトシでもにーちゃんでもねぇ。
この世界に住む人間の過ちだ。
だからにーちゃんに、ダークマターの魔法は使わせねぇ。
あの巫女のねーちゃんたちも、大賢者やバカ国王も、俺がこんなものを作ってることを知らねぇから、お前にしかダークマターを浄化できねぇと思ってる。
だから、魔法を教えようとするだろう。使い方を習うのはいい。
でも、使うのはエーテルの魔法だけだ。
ダークマターの魔法はいざってときの奥の手にしろ。できれば一生使うな」
と彼は言った。
レンジは頷いた。
そして、レオナルドになら話してもいいような気がした。
ステラやピノアが疑問に思っていた、レンジがこの世界を懐かしいと感じたり、この世界についてのいろいろなことがなぜだかわかってしまう理由について。
「子どもの頃に父さんが行方不明になったんです。
11年前です。ぼくは6歳でした。
父は友人といっしょにいて、その友人が一瞬目を離した間に、いなくなってしまったそうでした。
何か事件や事故に巻き込まれたわけではなく、突然いなくなってしまったから、母や妹は、自分たちは父に捨てられたのだと思っています。
でも、ぼくだけは、そうじゃないと思っていました」
レンジは父がいなくなってしまってからも、よく父の夢を見ていた。
この世界にやってくるまでは半信半疑ではあったけれど、父はまるでテレビゲームのロールプレイングゲームのような世界で、洞窟を探検したり、魔物と戦っていた。
母に話すとゲームばっかりしているから、そんな夢を見るんだと叱られた。
だから、その話をしたのは一度きりだった。
しかし、その夢は、ゲームとは明らかに違うリアリティーがあった。
父が五感で感じるこの世界のすべてを、レンジも夢の中で追体験しているような、そんな夢だった。
父は、仲間と酒場で酒を飲み、母や妹やレンジの話をしていた。
レオナルドの顔は、よく見ればその酒の席にいた仲間のひとりに瓜二つだった。
「父さん、酔うと泣き上戸じゃなかったですか?」
「あー、ありゃ、ひどかったな。いつも、かみさんや息子や娘の名前を泣きながら叫んでよ」
「なんて呼んでました?」
「たしか、かみさんがハルミ、息子がレンジ、娘はリサだったかな」
それは確かにレンジの母や妹の名前だった。
「本当に父さんはこの世界にいたんですね。
まさか、11年前にいなくなった父さんが100年前のこの世界にいた、っていうのは予想外でしたが」
でも、父は生きている。
魔王になってしまったとはいえ、いや、魔王になったからこそ、100年後の世界でも父に会える。
父を救い、共にリバーステラに帰れる可能性があった。
「そういえば、サトシのやつも、にーちゃんの夢を見るって言ってたな。
息子がかみさんや娘と暮らしてる夢で、息子が体験してることを追体験してるみたいな夢だって言ってた。
自分にはこの世界でやらなければいけないことがある。
だから、それまでは帰れない。さびしい思いをさせてもうしわけないって、酒を飲むたびに泣きながら言ってたよ。
まぁ、ゲートは一方通行で帰りたくても帰れなかったわけだが」
「父さんがこの世界でやらなければいけないと考えていたのは、やはりダークマターの浄化ですか?」
父は、原子力発電所に勤めていた。
「あぁ、でもそれだけじゃなかったみたいだ。
もしダークマターの正体が自分が考えている通りのものだったとしたら、リバーステラでは浄化に何十万年もかかるものだと言っていた。
それが処分に困るほどリバーステラには存在し、年々増え続けていると。
息子や娘やその子孫、リバーステラのすべての人々が、それに怯えることなく生きていける世界を作るための術(すべ)は、きっとテラにある。
それを持って帰るんだってな」
それは、今はまだ試作段階なのだろうけれど、レオナルドの手にあるものだった。
「ぼくの方こそお願いします。
父を救いたい。父といっしょに、レオナルドさんの作ったその技術を持って、リバーステラに帰りたいんです」
「わかった。じゃあ、朝になったら迎えに行く。
今夜はもうゆっくり休め」
そう言って、彼は城下町の中へと消えていった。
レンジもまた涙をこらえながら、宿へ戻ることにした。
「レンジ」
不意に後ろから声をかけられた。
振り向くとステラがいた。
「もしかして、聞いてた?」
「ごめんなさい。聞くつもりはなかったのだけれど。
あなたが宿を出ていくのが見えたから」
別にかまわないよ、とレンジは言った。
「ぼくの方こそ隠し事をしていてごめん」
「構わないわ。お互い様だもの。
でも、あなたがこの世界を救うことが、あなたの世界を救うことにもなるのね」
そうみたいだね、とレンジは笑った。
そして、
「もし、ぼくがこの世界でやるべきことをすべて終えることができたら、ステラはぼくといっしょにリバーステラに来てくれないかな」
そんなことを口にしてしまっていた。
「それは求婚してくれてると判断してもいいのかしら?」
ステラは微笑みながら、そう言った。
レンジは今は恥ずかしがっていてはいけないと思った。
「一目惚れだった。ぼくはステラのことが好きだよ」
ステラは、
「わたしもよ。レンジをはじめて見たとき、あなたに出会うために生まれてきたのだと思ったわ」
そう言ってくれた。
「お互い、出会ったばかりでまだ何にも知らないけど、それでもあなたが好きよ」
レンジとステラはキスをした。
そして、手を繋いで、宿へと戻った。
「たとえ、この魔素が本当にサトシの言うとおり、リバーステラの負の遺産だったとしても、それをテラに持ち込んだのはサトシでもにーちゃんでもねぇ。
この世界に住む人間の過ちだ。
だからにーちゃんに、ダークマターの魔法は使わせねぇ。
あの巫女のねーちゃんたちも、大賢者やバカ国王も、俺がこんなものを作ってることを知らねぇから、お前にしかダークマターを浄化できねぇと思ってる。
だから、魔法を教えようとするだろう。使い方を習うのはいい。
でも、使うのはエーテルの魔法だけだ。
ダークマターの魔法はいざってときの奥の手にしろ。できれば一生使うな」
と彼は言った。
レンジは頷いた。
そして、レオナルドになら話してもいいような気がした。
ステラやピノアが疑問に思っていた、レンジがこの世界を懐かしいと感じたり、この世界についてのいろいろなことがなぜだかわかってしまう理由について。
「子どもの頃に父さんが行方不明になったんです。
11年前です。ぼくは6歳でした。
父は友人といっしょにいて、その友人が一瞬目を離した間に、いなくなってしまったそうでした。
何か事件や事故に巻き込まれたわけではなく、突然いなくなってしまったから、母や妹は、自分たちは父に捨てられたのだと思っています。
でも、ぼくだけは、そうじゃないと思っていました」
レンジは父がいなくなってしまってからも、よく父の夢を見ていた。
この世界にやってくるまでは半信半疑ではあったけれど、父はまるでテレビゲームのロールプレイングゲームのような世界で、洞窟を探検したり、魔物と戦っていた。
母に話すとゲームばっかりしているから、そんな夢を見るんだと叱られた。
だから、その話をしたのは一度きりだった。
しかし、その夢は、ゲームとは明らかに違うリアリティーがあった。
父が五感で感じるこの世界のすべてを、レンジも夢の中で追体験しているような、そんな夢だった。
父は、仲間と酒場で酒を飲み、母や妹やレンジの話をしていた。
レオナルドの顔は、よく見ればその酒の席にいた仲間のひとりに瓜二つだった。
「父さん、酔うと泣き上戸じゃなかったですか?」
「あー、ありゃ、ひどかったな。いつも、かみさんや息子や娘の名前を泣きながら叫んでよ」
「なんて呼んでました?」
「たしか、かみさんがハルミ、息子がレンジ、娘はリサだったかな」
それは確かにレンジの母や妹の名前だった。
「本当に父さんはこの世界にいたんですね。
まさか、11年前にいなくなった父さんが100年前のこの世界にいた、っていうのは予想外でしたが」
でも、父は生きている。
魔王になってしまったとはいえ、いや、魔王になったからこそ、100年後の世界でも父に会える。
父を救い、共にリバーステラに帰れる可能性があった。
「そういえば、サトシのやつも、にーちゃんの夢を見るって言ってたな。
息子がかみさんや娘と暮らしてる夢で、息子が体験してることを追体験してるみたいな夢だって言ってた。
自分にはこの世界でやらなければいけないことがある。
だから、それまでは帰れない。さびしい思いをさせてもうしわけないって、酒を飲むたびに泣きながら言ってたよ。
まぁ、ゲートは一方通行で帰りたくても帰れなかったわけだが」
「父さんがこの世界でやらなければいけないと考えていたのは、やはりダークマターの浄化ですか?」
父は、原子力発電所に勤めていた。
「あぁ、でもそれだけじゃなかったみたいだ。
もしダークマターの正体が自分が考えている通りのものだったとしたら、リバーステラでは浄化に何十万年もかかるものだと言っていた。
それが処分に困るほどリバーステラには存在し、年々増え続けていると。
息子や娘やその子孫、リバーステラのすべての人々が、それに怯えることなく生きていける世界を作るための術(すべ)は、きっとテラにある。
それを持って帰るんだってな」
それは、今はまだ試作段階なのだろうけれど、レオナルドの手にあるものだった。
「ぼくの方こそお願いします。
父を救いたい。父といっしょに、レオナルドさんの作ったその技術を持って、リバーステラに帰りたいんです」
「わかった。じゃあ、朝になったら迎えに行く。
今夜はもうゆっくり休め」
そう言って、彼は城下町の中へと消えていった。
レンジもまた涙をこらえながら、宿へ戻ることにした。
「レンジ」
不意に後ろから声をかけられた。
振り向くとステラがいた。
「もしかして、聞いてた?」
「ごめんなさい。聞くつもりはなかったのだけれど。
あなたが宿を出ていくのが見えたから」
別にかまわないよ、とレンジは言った。
「ぼくの方こそ隠し事をしていてごめん」
「構わないわ。お互い様だもの。
でも、あなたがこの世界を救うことが、あなたの世界を救うことにもなるのね」
そうみたいだね、とレンジは笑った。
そして、
「もし、ぼくがこの世界でやるべきことをすべて終えることができたら、ステラはぼくといっしょにリバーステラに来てくれないかな」
そんなことを口にしてしまっていた。
「それは求婚してくれてると判断してもいいのかしら?」
ステラは微笑みながら、そう言った。
レンジは今は恥ずかしがっていてはいけないと思った。
「一目惚れだった。ぼくはステラのことが好きだよ」
ステラは、
「わたしもよ。レンジをはじめて見たとき、あなたに出会うために生まれてきたのだと思ったわ」
そう言ってくれた。
「お互い、出会ったばかりでまだ何にも知らないけど、それでもあなたが好きよ」
レンジとステラはキスをした。
そして、手を繋いで、宿へと戻った。
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