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【第三部 異世界転移奇譚 RENJI 3 - PINOA - 】「やったね!魔法少女ピノアちゃん大活躍!!編」
第199話 ガールズプリント2枚目
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「新しいテラには、大厄災を起きる前の世界にいた人がたくさん生まれてた。
それだけじゃくて、前の世界の記憶を取り戻した人がたくさんいたんだ。
だから、わたしが今着てる服は、ミカナが前の世界のジパングでおこした服飾革命の記憶を取り戻したジパングの職人さんたちが作った服だし、サクラにはミカナが考えたえっちな服をいっぱい着せて写真を撮ってあるんだよね」
「え!? まじで!!?」
ピノアは、17歳のサクラがえっちな服を無理矢理着せられ恥ずかしそうにしてる写真を何十枚もミカナに見せた。
「こ、これは、マイクロビキニを超える、あの幻のナノビキニ……」
「そんなのサトシさんに見せちゃだめだよ。
っていうか、えろっ!!
ナノビキニっていうか、もうこれ、大事なところをヒモで隠してるだけじゃん……
レンジくんもステラちゃんもよく怒らなかったね……」
「え? 言ってないもん。
毎回結構な撮影料あげてるし、国のお金だけど、お父さんとお母さんには内緒だよって口止め料もしっかり! 国のお金だけど」
「こいつ、わたしよりやっべー……」
ミカナは呆れていたが、サクラが着せられていたえっちな服は全部彼女が考えたものだという。
真依もその際に、サクラのえっちな写真を見たが、確かに親にも祖父母にも見せられないものだった。
ショウゴは、ミカナから「レンジくんの服でも何でもいいから着替えてきて!」と言われ、サトシの許可を取り渋々レンジの部屋に向かった。
ふたりは小学校時代の同級生で、部屋の場所を知っているとのことだった。
だが戻ってきた彼は、さらに過激なミカナの写真をプリントしたTシャツを着ていた。
「ミカナ……さすがにこれは……」
「おにーちゃんごめん……
今すぐこいつを殺してわたしも死ぬ……」
ミカナは本当に元通りだった。
高校二年の初夏に、都会から転校してきたミカナに、真依はまるで一目惚れをするかのように憧れた。
明るくて、おしゃれで、かわいくて、少しあざとくて。
でもそのあざとさは、一緒に転校してきたメイが人見知りをする子だったから、皆の注目を自分に集めて、メイがあまり注目を浴びないようにしていただけのもので。
大好きだった。
やっとあの頃に戻れた気がした。
出発前のピノアは、スマホやサクラの写真のことを話したあとで、
「ミカナはね、テラを裏から支配してた『我々』とか『匣』までは作ってなかったんだよ。
あいつらは最初からいたんだ。
ミカナが世界を変えてくれたおかげで、わたしたちはあいつらを倒せた。
それに、白き匣とかってやつがわたしをこの世界に連れてきたからか、理由はよくわかんないけど、今はこの世界にエーテルや魔法がある。
タカミと真依が力を捨てる前にうまくやってくれたら、この世界が抱えてるいろんな問題、なんとかなるんじゃない?」
ミカナが、ずっと悩んでいたことを、全部解決してくれてもいた。
ピノアは、サトシにサクラの写真をたくさん見せた。
ショウゴのTシャツのミカナの写真ほどではないが、かなり過激な写真もあったが、サトシはそのすべてを嬉しそうに眺めていた。
レンジやステラ、ピノアが一緒に映った写真も。
「いい顔になったな、レンジも……
ステラちゃんもピノアちゃんも、サクラも、みんな幸せそうだ」
サトシはとても嬉しそうにしていた。
「この写真、全部パソコンにコピーをとらせてもらってもいいかな?」
「言ってることの意味全然わかんないけど、このスマホから写真が消えないならいいよ」
ありがとう、とサトシは言った。
「あっちに帰ったら、レンジに母さんのことと、リサのことは心配しなくていいって伝えて」
どうやらレンジには、真依の友人でもあり、ジパングのもうひとりの女王と同じ名前の妹がいたようだった。
「それから、ショウゴくん、そのTシャツのプリントを頼んだサイト、今すぐ教えてくれ。
サクラの写真で10枚はTシャツを作りたい」
「ショウゴだけじゃなくて、レンジくんのお父さんもやっべー……」
「ほんとだね……わたしやミカナもかなりやばいけど……」
この子が来てくれて本当によかったな、と真依は心から思った。
それだけじゃくて、前の世界の記憶を取り戻した人がたくさんいたんだ。
だから、わたしが今着てる服は、ミカナが前の世界のジパングでおこした服飾革命の記憶を取り戻したジパングの職人さんたちが作った服だし、サクラにはミカナが考えたえっちな服をいっぱい着せて写真を撮ってあるんだよね」
「え!? まじで!!?」
ピノアは、17歳のサクラがえっちな服を無理矢理着せられ恥ずかしそうにしてる写真を何十枚もミカナに見せた。
「こ、これは、マイクロビキニを超える、あの幻のナノビキニ……」
「そんなのサトシさんに見せちゃだめだよ。
っていうか、えろっ!!
ナノビキニっていうか、もうこれ、大事なところをヒモで隠してるだけじゃん……
レンジくんもステラちゃんもよく怒らなかったね……」
「え? 言ってないもん。
毎回結構な撮影料あげてるし、国のお金だけど、お父さんとお母さんには内緒だよって口止め料もしっかり! 国のお金だけど」
「こいつ、わたしよりやっべー……」
ミカナは呆れていたが、サクラが着せられていたえっちな服は全部彼女が考えたものだという。
真依もその際に、サクラのえっちな写真を見たが、確かに親にも祖父母にも見せられないものだった。
ショウゴは、ミカナから「レンジくんの服でも何でもいいから着替えてきて!」と言われ、サトシの許可を取り渋々レンジの部屋に向かった。
ふたりは小学校時代の同級生で、部屋の場所を知っているとのことだった。
だが戻ってきた彼は、さらに過激なミカナの写真をプリントしたTシャツを着ていた。
「ミカナ……さすがにこれは……」
「おにーちゃんごめん……
今すぐこいつを殺してわたしも死ぬ……」
ミカナは本当に元通りだった。
高校二年の初夏に、都会から転校してきたミカナに、真依はまるで一目惚れをするかのように憧れた。
明るくて、おしゃれで、かわいくて、少しあざとくて。
でもそのあざとさは、一緒に転校してきたメイが人見知りをする子だったから、皆の注目を自分に集めて、メイがあまり注目を浴びないようにしていただけのもので。
大好きだった。
やっとあの頃に戻れた気がした。
出発前のピノアは、スマホやサクラの写真のことを話したあとで、
「ミカナはね、テラを裏から支配してた『我々』とか『匣』までは作ってなかったんだよ。
あいつらは最初からいたんだ。
ミカナが世界を変えてくれたおかげで、わたしたちはあいつらを倒せた。
それに、白き匣とかってやつがわたしをこの世界に連れてきたからか、理由はよくわかんないけど、今はこの世界にエーテルや魔法がある。
タカミと真依が力を捨てる前にうまくやってくれたら、この世界が抱えてるいろんな問題、なんとかなるんじゃない?」
ミカナが、ずっと悩んでいたことを、全部解決してくれてもいた。
ピノアは、サトシにサクラの写真をたくさん見せた。
ショウゴのTシャツのミカナの写真ほどではないが、かなり過激な写真もあったが、サトシはそのすべてを嬉しそうに眺めていた。
レンジやステラ、ピノアが一緒に映った写真も。
「いい顔になったな、レンジも……
ステラちゃんもピノアちゃんも、サクラも、みんな幸せそうだ」
サトシはとても嬉しそうにしていた。
「この写真、全部パソコンにコピーをとらせてもらってもいいかな?」
「言ってることの意味全然わかんないけど、このスマホから写真が消えないならいいよ」
ありがとう、とサトシは言った。
「あっちに帰ったら、レンジに母さんのことと、リサのことは心配しなくていいって伝えて」
どうやらレンジには、真依の友人でもあり、ジパングのもうひとりの女王と同じ名前の妹がいたようだった。
「それから、ショウゴくん、そのTシャツのプリントを頼んだサイト、今すぐ教えてくれ。
サクラの写真で10枚はTシャツを作りたい」
「ショウゴだけじゃなくて、レンジくんのお父さんもやっべー……」
「ほんとだね……わたしやミカナもかなりやばいけど……」
この子が来てくれて本当によかったな、と真依は心から思った。
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