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闇への誘い
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ウィルとフィルとの特訓は、順調に進んでいた。魔法基礎学の特別授業で魔力の流れを理解したからというもの、俺たちは毎日放課後になると、訓練場の隅で訓練を重ねた。
ウィルは、光の魔術の初歩的な技を少しずつ使えるようになっていた。
「キート様!見てて!光よ、我に力を…ライト・ボール!」
ウィルが呪文を唱えると、その掌に、ビー玉ほどの小さな光の球が浮かび上がる。
「すごい!ウィル!やったじゃないか!」
俺が声を上げると、ウィルは嬉しそうに微笑んだ。
フィルも、闇の魔力を自在に操れるようになってきた。
「闇よ、我に力を…シャドウ・バインド!」
フィルが呪文を唱えると、地面から闇の影が伸びて、俺たちの足元にある小石を絡め取った。
「フィル、見事だ。魔力制御が完璧だぞ」
ライオネル殿下とヘドワートも時折特訓に顔を出し、俺たちの成長を喜んでくれた。
フィルの表情は、以前と比べて明るくなり、時折、ゲームでは見ることが出来なかった笑顔を見る機会も増えた。また、昼休みには、俺が作ったおやつをみんなで食べることが日課になっていた。
そんな俺たちの楽しそうな姿を見て、今まで感じたフィルへの刺々しい視線は少し減ったように感じる。
ある日の昼休憩中、女子生徒がフィルの元へやってきた。
「あの…フィルさん。良かったら私の作ったクッキーの感想も頂けませんか?」
女子生徒は、少し顔を赤らめながら、小さなクッキーの袋をフィルに差し出した。
「…急にごめんなさい!いつも貴方がとても美味しそうに食べているものだから、私が作ったものの感想をいただけたらと思って…」
女子生徒の言葉に、フィルは驚きつつも、ゆっくりとクッキーを受け取った。
「僕でいいなら…ありがたく貰うよ。今食べさせてもらうね」
フィルがそう言ってクッキーを一口食べると、その瞳をキラキラと輝かせ、幸せそうに微笑んだ。
女子生徒は、その姿を見て「か、可愛い…!」と顔を赤らめて呟き、足早に去っていった。
(俺の餌付け特権が…!)
フィルが周りの生徒と話しているのは嬉しいが、少し悔しい気持ちが胸にこみ上げた。
とはいえ、フィルの可愛さに気づいた見る目のある人間はほんの一部で、闇属性に対する周囲の偏見は、そう簡単に変わるものではなかった。
(まあ、仕方ないか…。闇は不吉っていう固定概念は、ずっと前からあるものだしな)
俺はそう思いながらも、少しずつでも変化していることに、喜びを感じていた。
しかし、その平穏な日々は、突然終わりを告げた。
ある日の放課後。
いつものように特訓しに行こうと思っていると、フィルが「用事があるから」と言って、一人で先に帰ってしまった。その後も、フィルは俺たちから距離を置くようになり、楽しそうに話していた表情も消え、また暗い顔に戻ってしまった。
(どうしたんだろう…?)
俺は心配になり、フィルに話しかけようとしたが、フィルは「大丈夫」とだけ言って、何も話してくれなかった。
その日の夜、俺が自室で明日の授業の予習をしていると、ウィルが息を切らして、俺の屋敷まで駆け込んできた。
「キート様!大変だよ!フィルが…フィルがいないんだ!」
ウィルの言葉に、俺は血の気が引いた。
「どういうことだ?」
「さっきまで部屋にいたはずなのに、夜食の時間と伝えに行ったら、いなくなってたんだ…。どこを探しても見つからなくて…」
ウィルは、今にも泣き出しそうな顔で俺に訴えた。
俺は、フィルが最近暗い顔をしていたことを思い出し、嫌な予感がした。
「ウィル、落ち着いてくれ。フィルの部屋に、何か手がかりがあるかもしれない。俺も一緒に行く!」
俺たちは、急いでフィルの部屋へと向かった。
フィルの部屋に入ると、そこは、フィルの几帳面な性格が伝わってくる、綺麗に片付けられていた部屋だった。荒らされたような跡はない。 しかし、俺は、フィルが何かを隠しているような気がして、部屋の中をくまなく探した。
ウィルは引き出しの中を、俺は本棚の裏やベッドの下を、必死に探した。そして、ベッドの下に隠された、小さな木箱を発見した。
鍵がかかっており、申し訳ないと思いつつもこじ開けさせていただいた。中には、何通もの手紙が入っていた。
封筒に差出人の名前は書かれていない。手紙には、こう書かれていた。
『キミは、世界に嫌われている。不吉な存在だと罵られ、遠ざけられている。そんな世界に、キミは愛想が尽きただろう?』
『我々、シャドウ・オーダーと共に来ないか。我々は、キミの力を必要としている。キミの闇の力は、この世界を変える力だ』
『もしキミが仲間にならないのなら、キミのお友達がどうなるか、分からないよ?』
手紙を読んだ俺は、驚きと怒りで、体が震えた。
(これ…フィルが最近、一人で帰っていたのは、俺たちを巻き込まないようにするためか…?)
そう思うと、胸が苦しくなった。フィルには俺たちを頼って欲しい、しかし一人で全てを抱え込もうとしたのだ。その理由が、俺たちを危険に巻き込みたくないという優しさだったからこそ、俺はさらに胸が締め付けられた。
そして、俺は、この状況が、ゲームの展開とは異なっていることに気づいた。ゲームでは、フィルと影の団との繋がりは、明確に描かれていなかったはずだ。ただ、ゲームの終盤で悪役として断罪されたフィルが、シャドウ・オーダーの力を利用していたと、後付けで説明されていた。しかし、この世界では、俺がフィルを助けるために介入したことで、シャドウ・オーダーが動き出したのではないか…?
(俺が介入したせいで、フィルを危険にさらしてしまったのか…?)
不安と罪悪感の念が、俺の心を覆った。
「ウィル…フィルは今、危ないかもしれない。
早く助けに行かないと…」
俺は、ウィルの手を握り、力強く言った。
「でも、どこに…?」
ウィルの言葉に、俺は手紙をもう一度読み返した。
手紙の最後には、こう書かれていた。
『我々は、今宵、古城にて待つ』
「古城だ!フィルは、きっと古城に行ったんだ!」
俺は、ウィルの手を引いて、部屋を飛び出した。
「待って、キート様!2人でなんて行っちゃ危ないよ!周りの大人に助けを求めよう」
ウィルの言葉に、俺はハッと我に返った。そうだ、2人で突っ込んでも、返り討ちにあうだけだ。しかし大人を頼り大人数で行くとフィルが危ない目に遭うかもしれない。そうだ…俺には、頼れる仲間がいる。ライオネル殿下が直々は危ないかもしれないが、とりあえず連絡を取ってみよう。
俺は、ウィルと共に、ライオネル殿下とヘドワートに連絡を取り、フィルを救出するため、古城へと向かうことにした。
(待ってろよ、フィル。絶対に、俺が助けてやるからな…!)
俺の心の中は、怒りと、フィルを救いたいという強い思いで満たされていた。
ウィルは、光の魔術の初歩的な技を少しずつ使えるようになっていた。
「キート様!見てて!光よ、我に力を…ライト・ボール!」
ウィルが呪文を唱えると、その掌に、ビー玉ほどの小さな光の球が浮かび上がる。
「すごい!ウィル!やったじゃないか!」
俺が声を上げると、ウィルは嬉しそうに微笑んだ。
フィルも、闇の魔力を自在に操れるようになってきた。
「闇よ、我に力を…シャドウ・バインド!」
フィルが呪文を唱えると、地面から闇の影が伸びて、俺たちの足元にある小石を絡め取った。
「フィル、見事だ。魔力制御が完璧だぞ」
ライオネル殿下とヘドワートも時折特訓に顔を出し、俺たちの成長を喜んでくれた。
フィルの表情は、以前と比べて明るくなり、時折、ゲームでは見ることが出来なかった笑顔を見る機会も増えた。また、昼休みには、俺が作ったおやつをみんなで食べることが日課になっていた。
そんな俺たちの楽しそうな姿を見て、今まで感じたフィルへの刺々しい視線は少し減ったように感じる。
ある日の昼休憩中、女子生徒がフィルの元へやってきた。
「あの…フィルさん。良かったら私の作ったクッキーの感想も頂けませんか?」
女子生徒は、少し顔を赤らめながら、小さなクッキーの袋をフィルに差し出した。
「…急にごめんなさい!いつも貴方がとても美味しそうに食べているものだから、私が作ったものの感想をいただけたらと思って…」
女子生徒の言葉に、フィルは驚きつつも、ゆっくりとクッキーを受け取った。
「僕でいいなら…ありがたく貰うよ。今食べさせてもらうね」
フィルがそう言ってクッキーを一口食べると、その瞳をキラキラと輝かせ、幸せそうに微笑んだ。
女子生徒は、その姿を見て「か、可愛い…!」と顔を赤らめて呟き、足早に去っていった。
(俺の餌付け特権が…!)
フィルが周りの生徒と話しているのは嬉しいが、少し悔しい気持ちが胸にこみ上げた。
とはいえ、フィルの可愛さに気づいた見る目のある人間はほんの一部で、闇属性に対する周囲の偏見は、そう簡単に変わるものではなかった。
(まあ、仕方ないか…。闇は不吉っていう固定概念は、ずっと前からあるものだしな)
俺はそう思いながらも、少しずつでも変化していることに、喜びを感じていた。
しかし、その平穏な日々は、突然終わりを告げた。
ある日の放課後。
いつものように特訓しに行こうと思っていると、フィルが「用事があるから」と言って、一人で先に帰ってしまった。その後も、フィルは俺たちから距離を置くようになり、楽しそうに話していた表情も消え、また暗い顔に戻ってしまった。
(どうしたんだろう…?)
俺は心配になり、フィルに話しかけようとしたが、フィルは「大丈夫」とだけ言って、何も話してくれなかった。
その日の夜、俺が自室で明日の授業の予習をしていると、ウィルが息を切らして、俺の屋敷まで駆け込んできた。
「キート様!大変だよ!フィルが…フィルがいないんだ!」
ウィルの言葉に、俺は血の気が引いた。
「どういうことだ?」
「さっきまで部屋にいたはずなのに、夜食の時間と伝えに行ったら、いなくなってたんだ…。どこを探しても見つからなくて…」
ウィルは、今にも泣き出しそうな顔で俺に訴えた。
俺は、フィルが最近暗い顔をしていたことを思い出し、嫌な予感がした。
「ウィル、落ち着いてくれ。フィルの部屋に、何か手がかりがあるかもしれない。俺も一緒に行く!」
俺たちは、急いでフィルの部屋へと向かった。
フィルの部屋に入ると、そこは、フィルの几帳面な性格が伝わってくる、綺麗に片付けられていた部屋だった。荒らされたような跡はない。 しかし、俺は、フィルが何かを隠しているような気がして、部屋の中をくまなく探した。
ウィルは引き出しの中を、俺は本棚の裏やベッドの下を、必死に探した。そして、ベッドの下に隠された、小さな木箱を発見した。
鍵がかかっており、申し訳ないと思いつつもこじ開けさせていただいた。中には、何通もの手紙が入っていた。
封筒に差出人の名前は書かれていない。手紙には、こう書かれていた。
『キミは、世界に嫌われている。不吉な存在だと罵られ、遠ざけられている。そんな世界に、キミは愛想が尽きただろう?』
『我々、シャドウ・オーダーと共に来ないか。我々は、キミの力を必要としている。キミの闇の力は、この世界を変える力だ』
『もしキミが仲間にならないのなら、キミのお友達がどうなるか、分からないよ?』
手紙を読んだ俺は、驚きと怒りで、体が震えた。
(これ…フィルが最近、一人で帰っていたのは、俺たちを巻き込まないようにするためか…?)
そう思うと、胸が苦しくなった。フィルには俺たちを頼って欲しい、しかし一人で全てを抱え込もうとしたのだ。その理由が、俺たちを危険に巻き込みたくないという優しさだったからこそ、俺はさらに胸が締め付けられた。
そして、俺は、この状況が、ゲームの展開とは異なっていることに気づいた。ゲームでは、フィルと影の団との繋がりは、明確に描かれていなかったはずだ。ただ、ゲームの終盤で悪役として断罪されたフィルが、シャドウ・オーダーの力を利用していたと、後付けで説明されていた。しかし、この世界では、俺がフィルを助けるために介入したことで、シャドウ・オーダーが動き出したのではないか…?
(俺が介入したせいで、フィルを危険にさらしてしまったのか…?)
不安と罪悪感の念が、俺の心を覆った。
「ウィル…フィルは今、危ないかもしれない。
早く助けに行かないと…」
俺は、ウィルの手を握り、力強く言った。
「でも、どこに…?」
ウィルの言葉に、俺は手紙をもう一度読み返した。
手紙の最後には、こう書かれていた。
『我々は、今宵、古城にて待つ』
「古城だ!フィルは、きっと古城に行ったんだ!」
俺は、ウィルの手を引いて、部屋を飛び出した。
「待って、キート様!2人でなんて行っちゃ危ないよ!周りの大人に助けを求めよう」
ウィルの言葉に、俺はハッと我に返った。そうだ、2人で突っ込んでも、返り討ちにあうだけだ。しかし大人を頼り大人数で行くとフィルが危ない目に遭うかもしれない。そうだ…俺には、頼れる仲間がいる。ライオネル殿下が直々は危ないかもしれないが、とりあえず連絡を取ってみよう。
俺は、ウィルと共に、ライオネル殿下とヘドワートに連絡を取り、フィルを救出するため、古城へと向かうことにした。
(待ってろよ、フィル。絶対に、俺が助けてやるからな…!)
俺の心の中は、怒りと、フィルを救いたいという強い思いで満たされていた。
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