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国王の願い
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スズネたちがホームにて今回の戦争についてミーティングを行なっていたその時、王都メルサでは獣王国ビステリアへ進軍するための準備が着々と進められていた。
「フゥー・・・」
「まだ迷いが消えませんか?陛下」
「ああ。私の決断によって多くの者の運命が左右されることになるのだからな。そう簡単に割り切れるものではない」
国王レオンハルトの心は決断を下したその日からずっと穏やかではいられなかった。
これまでに多くの村や町が襲撃を受けたこともあり、聖騎士や兵士たちの士気は高く、『獣王国を討つべし』という国民の思いがさらにそれを後押しした。
それはレオンハルトが望む『話し合いの場を設けるための戦い』というものから考えると真逆に進む道である。
それ故にレオンハルトの悩みは尽きることなく日々大きく膨らみ続ける一方なのであった。
しかし、形はどうであれこれは戦争。
戦場 ───── すなわち殺し合いの場である。
それをよく理解しているからこそ、アーサーはレオンハルトに向けあえて厳しい言葉を掛ける。
「陛下。陛下の心中はお察ししますが、今は兵たちの士気を下げるようなことは避けるべきかと思います」
「分かっている。お前ほどではないが、私も幾度か戦場には出ているからな。そのような愚かなことはしない」
戦う者の士気というものは戦いの規模が大きくなるほどに勝つための重要な要素の一つとなる。
言うまでもなく今回の戦争は規模として最大規模の戦いである。
それ故アーサーの言葉通り出陣前にそれを下げることは絶対に避けなければならない。
何故なら、指揮する者の迷いからくる士気の低下は実際に戦う兵士たちのにも迷いを生じさせる。
そして、戦場において迷いは死に直結するからだ。
獣王国のことを想うばかりに自国の民を死なせるようなことはあってはならない。
そんなことはレオンハルトも重々承知している。
だからこそ悩みは深まるばかりなのだった。
「はっきり申し上げると今回の戦争、負けは無いかと。聖騎士団と一般兵士だけでも数的優位である上、そこに冒険者まで加わるとなればもはや圧倒的な差となります」
「そう…だろうな」
「各団長には無益な摂政は控えるようにと強く伝えてありますし、冒険者たちはあくまでも後方支援です。よって我々は速やかに獣王国の王城へと攻め込み、迅速に無血開城させることが陛下の目指す結果にとって得策でしょう」
「そうだな。今回は出来る限り速やかな作戦の実行が鍵となる。時間が長引けば長引くほどに獣王国と相対する時が長くなるかなら。宜しく頼むぞ、アーサー」
「ハッ。それ故、今回の陣頭指揮は私が務めます。必ずや陛下のご期待に応えてみせますよ」
聖騎士長であるアーサーが戦場の最前線で指揮を執ることはそう多くない。
それは王都メルサ及び国王レオンハルトを護るということが最も重要な任務だからだ。
よって普段は十二の剣の誰かに指揮を任せることが多いのだが、今回は戦いの規模に加え、レオンハルトの想いを汲むと言う意味でも自身が最前線へ赴くことを決めたのだった。
「そうか。お前にはいつも苦労をかけるな。くれぐれも無理だけはするなよ」
アーサーの言葉に安心したのかレオンハルトの表情が少しばかり和らぐ。
そして、それを見たアーサーもまたホッとした様子で口元を緩めたのであった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
王都メルサ ─────── 王城のテラス
「フゥーーー。悩みは尽きんな、アーサー」
「そうですね」
「おいおい、今は職務時間外だ。聖騎士長としてではなく友として接してくれ」
「アハハハハ。分かった分かった。それじゃお言葉に甘えてそうさせてもらうよ」
国王と聖騎士長として日々多忙を極める二人にとって、今あるこの時間は暫し自分たちの立場や役割を忘れられる唯一の時なのだ。
幼少の頃より苦楽を共にしてきた二人だからこそ生み出すことの出来る心の底から安心出来る場。
そんな場だからこそ話せることもある。
夜空に燦然と輝く月を眺めながら静寂の時を楽しむ二人、
そして、そんな状況であったからこそアーサーは愛弟子から受けた報告についてレオンハルトに話し始めたのであった。
「これは直接的に効果があるのかは分からないんだが、先日マクスウェルから興味深い報告を受けたんだ」
「マクスウェルから?クロノ殿に関する報告か?」
「いや、今回は魔王クロノではなくその主人であるスズネに関してだ」
「ん?あの少女がどうかしたのか?」
「ああ。それがマクスウェルからの報告によると、どうやら新たな力に目覚めたとのことで魔獣を使役出来るようになったらしい」
「魔獣を使役するのであれば調教師になったということか?それであれば特段珍しい話ではないが ───── 何かあるのか?」
わざわざアーサーが話を始めたからには何かあるに違いない。
レオンハルトは直感的にそう察した。
だからこそアーサーの話に対して深く追求するのであった。
「それがな、目覚めた力は調教師ではなく“召喚師”というものらしいんだ」
「“召喚師”?調教師であれば知っているが、“召喚師”というのは聞いたこともないな」
「ああ、俺もそうだ。契約した幼い魔獣を育て共に強くなるのが調教師だが、どうやら召喚師というのは既に成長した強力な個体と契約し、その持てる力を余すことなく使うことが出来るようなんだ」
「なっ!?それは本当か?確か王国が抱えている最高位の調教師でさえも魔獣が持つ力の八割を引き出すことで精一杯だったはずだが・・・。それはまた凄い力が目覚めたものだな」
突然聞かされた召喚師なる力の話に驚きを隠しきれないレオンハルトであったのだが、この後に続く話を聞きさらなる衝撃を受けることとなる。
「それだけじゃないんだよ、レオ。俺自身も未だに信じきれていないんだが、なんとスズネは龍族と契約を交わしたみたいなんだ」
「なっ!?なんだって!?!?!?」
それは嘘か真か ──────── 。
信じることに時間を要するほどの衝撃的な話。
世界的に見ても稀少かつ出会うことすらも難しい種族。
もはやその存在自体が伝説とされている中、そんな最強クラスの種族と契約を交わしたなど・・・にわかには信じ難いことである。
しかし、この話を聞いた瞬間にレオンハルトの頭にある考えが浮かび上がった。
そして、それを実行に移せるかどうかを確認するために再びスズネを王城に召喚することを決める。
「アーサー。その話が事実だとすれば、今回の戦争に大きな影響を与えられるかもしれない。すぐにスズネを王城に召喚してくれ」
「??。ああ…分かった。すぐに手配しよう」
こうしてスズネたち宿り木は三度王都メルサにある王城へと召喚されることになるのであった。
「フゥー・・・」
「まだ迷いが消えませんか?陛下」
「ああ。私の決断によって多くの者の運命が左右されることになるのだからな。そう簡単に割り切れるものではない」
国王レオンハルトの心は決断を下したその日からずっと穏やかではいられなかった。
これまでに多くの村や町が襲撃を受けたこともあり、聖騎士や兵士たちの士気は高く、『獣王国を討つべし』という国民の思いがさらにそれを後押しした。
それはレオンハルトが望む『話し合いの場を設けるための戦い』というものから考えると真逆に進む道である。
それ故にレオンハルトの悩みは尽きることなく日々大きく膨らみ続ける一方なのであった。
しかし、形はどうであれこれは戦争。
戦場 ───── すなわち殺し合いの場である。
それをよく理解しているからこそ、アーサーはレオンハルトに向けあえて厳しい言葉を掛ける。
「陛下。陛下の心中はお察ししますが、今は兵たちの士気を下げるようなことは避けるべきかと思います」
「分かっている。お前ほどではないが、私も幾度か戦場には出ているからな。そのような愚かなことはしない」
戦う者の士気というものは戦いの規模が大きくなるほどに勝つための重要な要素の一つとなる。
言うまでもなく今回の戦争は規模として最大規模の戦いである。
それ故アーサーの言葉通り出陣前にそれを下げることは絶対に避けなければならない。
何故なら、指揮する者の迷いからくる士気の低下は実際に戦う兵士たちのにも迷いを生じさせる。
そして、戦場において迷いは死に直結するからだ。
獣王国のことを想うばかりに自国の民を死なせるようなことはあってはならない。
そんなことはレオンハルトも重々承知している。
だからこそ悩みは深まるばかりなのだった。
「はっきり申し上げると今回の戦争、負けは無いかと。聖騎士団と一般兵士だけでも数的優位である上、そこに冒険者まで加わるとなればもはや圧倒的な差となります」
「そう…だろうな」
「各団長には無益な摂政は控えるようにと強く伝えてありますし、冒険者たちはあくまでも後方支援です。よって我々は速やかに獣王国の王城へと攻め込み、迅速に無血開城させることが陛下の目指す結果にとって得策でしょう」
「そうだな。今回は出来る限り速やかな作戦の実行が鍵となる。時間が長引けば長引くほどに獣王国と相対する時が長くなるかなら。宜しく頼むぞ、アーサー」
「ハッ。それ故、今回の陣頭指揮は私が務めます。必ずや陛下のご期待に応えてみせますよ」
聖騎士長であるアーサーが戦場の最前線で指揮を執ることはそう多くない。
それは王都メルサ及び国王レオンハルトを護るということが最も重要な任務だからだ。
よって普段は十二の剣の誰かに指揮を任せることが多いのだが、今回は戦いの規模に加え、レオンハルトの想いを汲むと言う意味でも自身が最前線へ赴くことを決めたのだった。
「そうか。お前にはいつも苦労をかけるな。くれぐれも無理だけはするなよ」
アーサーの言葉に安心したのかレオンハルトの表情が少しばかり和らぐ。
そして、それを見たアーサーもまたホッとした様子で口元を緩めたのであった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
王都メルサ ─────── 王城のテラス
「フゥーーー。悩みは尽きんな、アーサー」
「そうですね」
「おいおい、今は職務時間外だ。聖騎士長としてではなく友として接してくれ」
「アハハハハ。分かった分かった。それじゃお言葉に甘えてそうさせてもらうよ」
国王と聖騎士長として日々多忙を極める二人にとって、今あるこの時間は暫し自分たちの立場や役割を忘れられる唯一の時なのだ。
幼少の頃より苦楽を共にしてきた二人だからこそ生み出すことの出来る心の底から安心出来る場。
そんな場だからこそ話せることもある。
夜空に燦然と輝く月を眺めながら静寂の時を楽しむ二人、
そして、そんな状況であったからこそアーサーは愛弟子から受けた報告についてレオンハルトに話し始めたのであった。
「これは直接的に効果があるのかは分からないんだが、先日マクスウェルから興味深い報告を受けたんだ」
「マクスウェルから?クロノ殿に関する報告か?」
「いや、今回は魔王クロノではなくその主人であるスズネに関してだ」
「ん?あの少女がどうかしたのか?」
「ああ。それがマクスウェルからの報告によると、どうやら新たな力に目覚めたとのことで魔獣を使役出来るようになったらしい」
「魔獣を使役するのであれば調教師になったということか?それであれば特段珍しい話ではないが ───── 何かあるのか?」
わざわざアーサーが話を始めたからには何かあるに違いない。
レオンハルトは直感的にそう察した。
だからこそアーサーの話に対して深く追求するのであった。
「それがな、目覚めた力は調教師ではなく“召喚師”というものらしいんだ」
「“召喚師”?調教師であれば知っているが、“召喚師”というのは聞いたこともないな」
「ああ、俺もそうだ。契約した幼い魔獣を育て共に強くなるのが調教師だが、どうやら召喚師というのは既に成長した強力な個体と契約し、その持てる力を余すことなく使うことが出来るようなんだ」
「なっ!?それは本当か?確か王国が抱えている最高位の調教師でさえも魔獣が持つ力の八割を引き出すことで精一杯だったはずだが・・・。それはまた凄い力が目覚めたものだな」
突然聞かされた召喚師なる力の話に驚きを隠しきれないレオンハルトであったのだが、この後に続く話を聞きさらなる衝撃を受けることとなる。
「それだけじゃないんだよ、レオ。俺自身も未だに信じきれていないんだが、なんとスズネは龍族と契約を交わしたみたいなんだ」
「なっ!?なんだって!?!?!?」
それは嘘か真か ──────── 。
信じることに時間を要するほどの衝撃的な話。
世界的に見ても稀少かつ出会うことすらも難しい種族。
もはやその存在自体が伝説とされている中、そんな最強クラスの種族と契約を交わしたなど・・・にわかには信じ難いことである。
しかし、この話を聞いた瞬間にレオンハルトの頭にある考えが浮かび上がった。
そして、それを実行に移せるかどうかを確認するために再びスズネを王城に召喚することを決める。
「アーサー。その話が事実だとすれば、今回の戦争に大きな影響を与えられるかもしれない。すぐにスズネを王城に召喚してくれ」
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