142 / 208
帰還
しおりを挟む
「はぁ~・・・」
「どうしたんだい?ユニ」
「お父様…いえ、兄様は今頃どうしているのかと思っていただけです」
「アハハハハ。まだゼリックが旅立って一週間だぞ。少なくとも数年は旅をすると言っておったではないか」
「はぁ~、何年も兄様に会えないなんて辛すぎます」
「一週間でこの有り様だと先が思いやられるな」
ゼリックが獣王国ビステリアを出発してから一週間が経ち、王女であるユニは改めて愛する人の存在の大きさを実感しつつ同時に計り知れない消失感を前に気を落としていた。
そしてそれはユニに限ったことではなく、決して口にすることはしないが獣王レオニスを始めとする獣王国に住まう多くの者たちが同じ様に感じていた。
半年後 ──────── 。
一年後 ──────── 。
さらに三年、五年と時は流れた。
その時の流れと共に獣王国の民たちの中からゼリックの存在は少しずつ薄らいでいった。
彼女を除いて ───── 。
「はぁ~・・・」
「どうしたんだい?ユニ。大きな溜め息を吐いて」
「お父様…。兄様はまだ帰ってこないのでしょうか?もう五年ですよ」
「まだ五年じゃないか」
「まぁ~お父様ったら!“まだ”ではありません!“もう”です!!それに、兄様ったらこの五年の間に手紙の一つもくださらないんですよ…」
「まぁ~まぁ~そう言ってやるな。風の噂ではヒト族の国ガルディアで『剣聖』と云われている男に師事していると聞いた。変わらず剣の鍛錬に勤しんでいるのだろう。知らせがないことが良い知らせだ」
「そ…それはそうかもしれませんが・・・。でも、近況くらいは知らせてもらいたいものです」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
祖国である獣王国ビステリアを出てから五年が過ぎようとしていた頃、ゼリックは剣聖ミロクの下での修行を終えようとしていた ──────── 。
修行が開始された当初こそ剣も持たせてもらえなかったのだが、一ヶ月が過ぎた頃より剣を使うことを許可され、ひたすらに素振りと瞑想を繰り返す日々に明け暮れた。
姉弟子であるメリッサからは早すぎると愚痴を言われることもあったが、その当時すでに『剣聖』と謳われていたミロクからしてもゼリックの持つ『才』は特別に見えたのかもしれない。
そして修行開始から三ヶ月後にはメリッサとの乱取りが許可された。
しかし、それは乱取りとは名ばかりのメリッサによる一方的な技の練習であり、受けるばかりのゼリックは反撃することすらさせてもらえなかった。
それでも半年を過ぎる頃には少しずつ反撃出来るようにもなり、修行開始から一年が経つとメリッサと打ち合えるほどになっていた。
そして、その頃からゼリックは冒険者であったメリッサに付いてAランクやSランクの魔獣討伐クエストに参加しさらに腕を磨いていった。
(あくまでもメリッサに付いて行くだけであり、ゼリック自身は冒険者になることはなかった)
そうして獣王国の中にいただけでは絶対に味わうことの出来なかった濃密な時間を過ごしたゼリックは、五年という歳月を経て師匠であるミロクより今後の身の振り方を問われることに。
このままここで修行を続けるのか ──────── 。
それとも、また新たな道へと進むのか ──────── 。
ゼリックの答えは後者であった。
祖国である獣王国ビステリアを出たことによってたくさんの刺激を受けて成長することが出来た。
そうした経験の中で、彼の中にもっと広い世界を見てみたいという想いが日に日に大きく強くなっていったのだ。
そして、そんな愛弟子の想いを察していたからこそ、ミロクはあえてそのような質問をしたのだった。
「ホッホッホッ。それでは達者でな、ゼリック」
「はい。先生には本当にお世話になりました。世界を見て回り、さらにこの剣を強くしていきます」
「カーーーッ、まだまだ早ぇ~よ。俺より弱ぇ~くせに先にやめてんじゃねぇ~よ」
「はぁ~…最後まで小言ですか。確かに僕はまだメリッサさんよりも弱いですが、強くなるために世界を見て回るんです。次に会った時には必ず勝ちますよ!」
「ハッ!この五年で随分な口を利くようになったじゃねぇ~か。まぁ~いい・・・もし次会った時に弱くなってたら ───── 殺す!!」
こうしてミロクの下での修行を終えたゼリックは、その足で大陸中を見て回り、たくさんの人と出会い、いろいろなモノを見て感じていったのだった。
そして、ミロクの下を離れてから五年、祖国を出てから十年の時を数え、ついにゼリックが獣王国ビステリアへと帰還する。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「大変だーーー!急報ーーー!!急報ーーーーー!!!」
「おい、いったいどうしたんだ?」
「ゼリックが…ゼリックが帰ってきた!」
「おお!それは本当か!!すぐに獣王様に知らせてくる」
獣王国ビステリアを出てから十年後。
武者修行のために国外へと出ていたゼリックが十二名の仲間を連れて祖国への帰還を果たす。
そして何を隠そうこの十二名こそが、後に『十二支臣』と呼ばれる者たちなのである。
─────────────────────────
獣王国ビステリア王城 ~ 玉座の間 ~
「おお~ゼリック、よくぞ帰ってきてくれた」
「お久しぶりでございます、獣王様。私どものためにこのような場を設けて頂きありがとうございます」
「何を言うか。私にとってそなたは息子も同然。それに国中の者たちがそなたの帰りを心待ちにしておったのだ」
待ちに待ったゼリックの帰還に笑みを溢し喜ぶ獣王レオニス。
その眼前には久々の再会を喜ぶゼリックと、その後方に十二名に獣人が横並びに並んでいた。
「して、そちらの者たちは?」
「はい。この者たちは私が大陸中を旅した中で出会った仲間たちです」
「お~そうであったか。そなたたちも長旅ご苦労であった。獣王国ビステリアはそなたたちの来訪を歓迎する」
「獣王陛下よりの歓迎の意、痛み入ります」
「それでは堅苦しい挨拶は終わりにしよう。今日は宴だ!」
こうしてゼリックの帰還を祝うために催された獣王国中を巻き込んだお祭り騒ぎの大宴会が三日三晩にかけて開かれたのであった。
「どうしたんだい?ユニ」
「お父様…いえ、兄様は今頃どうしているのかと思っていただけです」
「アハハハハ。まだゼリックが旅立って一週間だぞ。少なくとも数年は旅をすると言っておったではないか」
「はぁ~、何年も兄様に会えないなんて辛すぎます」
「一週間でこの有り様だと先が思いやられるな」
ゼリックが獣王国ビステリアを出発してから一週間が経ち、王女であるユニは改めて愛する人の存在の大きさを実感しつつ同時に計り知れない消失感を前に気を落としていた。
そしてそれはユニに限ったことではなく、決して口にすることはしないが獣王レオニスを始めとする獣王国に住まう多くの者たちが同じ様に感じていた。
半年後 ──────── 。
一年後 ──────── 。
さらに三年、五年と時は流れた。
その時の流れと共に獣王国の民たちの中からゼリックの存在は少しずつ薄らいでいった。
彼女を除いて ───── 。
「はぁ~・・・」
「どうしたんだい?ユニ。大きな溜め息を吐いて」
「お父様…。兄様はまだ帰ってこないのでしょうか?もう五年ですよ」
「まだ五年じゃないか」
「まぁ~お父様ったら!“まだ”ではありません!“もう”です!!それに、兄様ったらこの五年の間に手紙の一つもくださらないんですよ…」
「まぁ~まぁ~そう言ってやるな。風の噂ではヒト族の国ガルディアで『剣聖』と云われている男に師事していると聞いた。変わらず剣の鍛錬に勤しんでいるのだろう。知らせがないことが良い知らせだ」
「そ…それはそうかもしれませんが・・・。でも、近況くらいは知らせてもらいたいものです」
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
祖国である獣王国ビステリアを出てから五年が過ぎようとしていた頃、ゼリックは剣聖ミロクの下での修行を終えようとしていた ──────── 。
修行が開始された当初こそ剣も持たせてもらえなかったのだが、一ヶ月が過ぎた頃より剣を使うことを許可され、ひたすらに素振りと瞑想を繰り返す日々に明け暮れた。
姉弟子であるメリッサからは早すぎると愚痴を言われることもあったが、その当時すでに『剣聖』と謳われていたミロクからしてもゼリックの持つ『才』は特別に見えたのかもしれない。
そして修行開始から三ヶ月後にはメリッサとの乱取りが許可された。
しかし、それは乱取りとは名ばかりのメリッサによる一方的な技の練習であり、受けるばかりのゼリックは反撃することすらさせてもらえなかった。
それでも半年を過ぎる頃には少しずつ反撃出来るようにもなり、修行開始から一年が経つとメリッサと打ち合えるほどになっていた。
そして、その頃からゼリックは冒険者であったメリッサに付いてAランクやSランクの魔獣討伐クエストに参加しさらに腕を磨いていった。
(あくまでもメリッサに付いて行くだけであり、ゼリック自身は冒険者になることはなかった)
そうして獣王国の中にいただけでは絶対に味わうことの出来なかった濃密な時間を過ごしたゼリックは、五年という歳月を経て師匠であるミロクより今後の身の振り方を問われることに。
このままここで修行を続けるのか ──────── 。
それとも、また新たな道へと進むのか ──────── 。
ゼリックの答えは後者であった。
祖国である獣王国ビステリアを出たことによってたくさんの刺激を受けて成長することが出来た。
そうした経験の中で、彼の中にもっと広い世界を見てみたいという想いが日に日に大きく強くなっていったのだ。
そして、そんな愛弟子の想いを察していたからこそ、ミロクはあえてそのような質問をしたのだった。
「ホッホッホッ。それでは達者でな、ゼリック」
「はい。先生には本当にお世話になりました。世界を見て回り、さらにこの剣を強くしていきます」
「カーーーッ、まだまだ早ぇ~よ。俺より弱ぇ~くせに先にやめてんじゃねぇ~よ」
「はぁ~…最後まで小言ですか。確かに僕はまだメリッサさんよりも弱いですが、強くなるために世界を見て回るんです。次に会った時には必ず勝ちますよ!」
「ハッ!この五年で随分な口を利くようになったじゃねぇ~か。まぁ~いい・・・もし次会った時に弱くなってたら ───── 殺す!!」
こうしてミロクの下での修行を終えたゼリックは、その足で大陸中を見て回り、たくさんの人と出会い、いろいろなモノを見て感じていったのだった。
そして、ミロクの下を離れてから五年、祖国を出てから十年の時を数え、ついにゼリックが獣王国ビステリアへと帰還する。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「大変だーーー!急報ーーー!!急報ーーーーー!!!」
「おい、いったいどうしたんだ?」
「ゼリックが…ゼリックが帰ってきた!」
「おお!それは本当か!!すぐに獣王様に知らせてくる」
獣王国ビステリアを出てから十年後。
武者修行のために国外へと出ていたゼリックが十二名の仲間を連れて祖国への帰還を果たす。
そして何を隠そうこの十二名こそが、後に『十二支臣』と呼ばれる者たちなのである。
─────────────────────────
獣王国ビステリア王城 ~ 玉座の間 ~
「おお~ゼリック、よくぞ帰ってきてくれた」
「お久しぶりでございます、獣王様。私どものためにこのような場を設けて頂きありがとうございます」
「何を言うか。私にとってそなたは息子も同然。それに国中の者たちがそなたの帰りを心待ちにしておったのだ」
待ちに待ったゼリックの帰還に笑みを溢し喜ぶ獣王レオニス。
その眼前には久々の再会を喜ぶゼリックと、その後方に十二名に獣人が横並びに並んでいた。
「して、そちらの者たちは?」
「はい。この者たちは私が大陸中を旅した中で出会った仲間たちです」
「お~そうであったか。そなたたちも長旅ご苦労であった。獣王国ビステリアはそなたたちの来訪を歓迎する」
「獣王陛下よりの歓迎の意、痛み入ります」
「それでは堅苦しい挨拶は終わりにしよう。今日は宴だ!」
こうしてゼリックの帰還を祝うために催された獣王国中を巻き込んだお祭り騒ぎの大宴会が三日三晩にかけて開かれたのであった。
0
あなたにおすすめの小説
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる