転生したら神だった。どうすんの?

埼玉ポテチ

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 次の日朝起きて稽古をする。終わったら聖水作りだ。ポーション用の小瓶を1000本位買い漁って来た。

 これに魔力水を入れる。あとは光魔法を付与するだけなのが、これが難しい。

 とりあえず200本チャレンジしてみる。光魔法を魔力水に定着させるのだが、魔力水は透明度が高いので光魔法がすり抜けてしまうのだ。色々な角度で試してみるが、真上や真横の様にほぼ90度で当てるのが一番効果が高いのは解った。しかし、これを維持するのが意外に難しい。光魔法はパルスの様な波を打つので魔力水が揺れてしまうのだ。

 1時間程あれこれ奮闘していると、とりあえず聖水は出来た。鑑定してみると聖水52%と出る。

「駄目だな、出来の悪い聖水だ、最低でも70%。出来れば80%は欲しいな。これではアンデットには効果はあるが、悪魔には効かないぞ。」

 ブラスマイヤーの駄目だしが出て、やりなおす。聖水52%に更に光魔法を照射して精度を上げるのだ。更に1時間。なんとかコツを掴んで最終的には聖水78%が出来た。とりあえず完成で良いだろう。

 しかし、1日200本が限界とは。キツイな。魔力の枯渇が無いとはいえかなり疲れるのも事実だ。本物の聖水がなかなか出回らないと言う理由が分かった気がする。

 その日は早めに切り上げて、厨房でパウンドケーキを焼いて貰った。疲れたら甘い物が欲しくなるよね。

 出来ればプレイースの進捗状態も見て置きたかったのだが、暫くは行けそうにないかも。

 夕食を食べて、部屋で寛いでいると。セリーがやって来た。どうやら今日はセリーの日らしい。どう言う基準で決めているのだろうか?

 セリーはダボっとした薄手のネグリジェの様な物を着ている。どうやら体形が解り辛い物をわざと選んでいる様だ。

「あの、エイジさんは胸の大きい子がタイプでしょうか?」

「ん?なんでそんな事を聞くんだ?」

「実は今日3人で一緒にお風呂に入ったのですが、私が一番小さかったので。」

 なんで一緒に風呂入ってるの?仲良すぎない?

「別にセリーは小さいとは思わないけどな。年齢的に普通サイズでしょ?まだ、これから成長する事も考えられるしね。」

「でも、男性って胸の大きい子が好きだっていうじゃ無いですか?」

「それは勘違いだよ。例えば、胸の大きい子と小さい子が並んで歩いているとするよね?男女関係なく、胸の大きい子に目が行くと思わない?」

「確かにそうですね。」

「それは単純に目立つからだよ。好きだから見るのではなく、目立つから目に入るんだ。同じように胸の大きな女性と、派手な格好をした男性が並んで歩いていたらどっちを見る?」

「派手な男性でしょうか?」

「そう、目立つからね。比較対象の問題だね。男女の関係で胸の大きさはあまり重要では無いんだよ。」

「そうなんですか?」

「そうだよ、むしろ重要なのは、触らせてくれる、見せてくれると言った行為の方だね、セリーは胸が小さいとコンプレックスを持っているんだろう?」

「はい、自分は胸が小さいのでエイジさんに嫌われるのでは無いかと怖いです。」

「でもさ、そんなコンプレックスを持っている胸をセリーは触らせてくれるよね?男にとっては大きさよりも触らせてくれるかどうかが重要なんだよ。だって、嫌いな男性に胸を触らせないでしょ?」

「そうですね。確かにそうです。他の人には触られたくないです。エイジさんだから触れて欲しいと思って居ます。」

「うん。そこが重要なんだよ、世界中で僕だけがセリーに触れられる。キスが出来る。体を許してくれる。実の父親でも国王でも許されない事が僕だけに許される。それが嬉しいんだよ。でもその反面、突然拒否されるんじゃないかって言う不安もある。」

「何となくわかります。私もこうやってエイジさんの部屋に来てますが、今日は帰れって言われたらどうしようってドキドキしてました。」

「まあ、男女ってのはそう言うもんだ、だからお互い求め合い確かめ合って。安心して眠るんだよ。」

「はい、じゃあ、今日はエイジさん私を自由にして良いですよ。どんな事をされても私はエイジさんを嫌いになりませんから。」

 うーん、この世界にはAVとか無いからなぁ。そう言う世界をセリーが知ったらどうなるんだろう?まあ、無難に普通に行っときましょう。

 翌日、日課の稽古を終えてから、聖水作りだ。今日は300本行ってみよう。昨日の聖水作りでだいぶコツを掴んだのか、1発目で71%が出来た。しかし、70台前半では弱い気がするので、もう一度重ね掛けして、82%になった。昨日よりだいぶ時間を短縮出来た気がする。 

 とりあえず、出来た500本を持って冒険者ギルドへ飛ぶ。

 ギルドへ入ると、すぐにギルマスが合ってくれるそうだ。どうやら色々と動いてくれている様だ。流石頼りになるおっさんだ。

 ギルマスの部屋でテーブルに500本の小瓶をテーブルに並べる。

「これは本物の聖水です。」

「ほう?本物の聖水なんて俺も見るのは初めてだぞ。」

「まずは、突然人格が変わったとか、性格が変わった等、ここ最近で変化があった人間を探して下さい。怪しい人物を見つけたら、この聖水を掛ければ悪魔かどうか1発で解ります。普通の人間にはただの水です、しかし、悪魔は耐え切れずに本性を現しますので、正体を現したら退治して下さい。」

「しかし、この広い王都でどれだけ見つけられるかな。」

「1匹でも2匹でも減らして頂ければ助かります。聖水はとりあえず500本持って来ましたが、また補充に来ますので、どんどん使って下さい。」

「良いのか?売ればかなりするんじゃないか?」

「人の命と秤にかけられないでしょ?」

「助かる。」

 ギルマスが珍しく真剣な顔で頭を下げた。

「よして下さい。そう言うのは全てが終わった後にしましょう。」

「それもそうだな。」

 ギルドからの帰り道ポーションの小瓶を1000本補充した。大きな集会でもあれば光魔法を試すんだがな。

 家に帰り風呂に入り食事をする。自室で休んでいると、ルシルが来た。どうやら今日はルシルの日らしい、はたして休日はあるのだろうか?

 ルシルはセリーと違って子供の様に甘えて来る。顔が童顔なのでこれはこれで可愛いと思う。本能のまま色々と要求して来るので防音魔法が必要なのが玉に瑕だが。ルシルとの行為は野性的と言うか動物的と言うか、非常に激しい。しかし、相手を疑わない無償の愛と言うのが心地よい。

 魔法で時々回復しながら4ラウンドまで戦って敗れた。悔いはない。

 翌日も聖水作りに励んだ。今回は300本を1発で84%に出来た。調子に乗って400本に挑戦したら。68%だった。仕方が無いので重ね掛け。2回目で83%が完成した。

 今度はこれを王城に持って行き、宰相に、冒険者ギルドでしたのと同じ説明をする。

 プレイースが心配だ。王都に悪魔が現れたと言う事はプレイースにも居る可能性がある。だが、優先順位は聖水作りが上だ。

「ブラスマイヤー。プレイースの悪魔の動向って探れるか?」

「探れない事も無いが、今は下手に動かない方が良いかもしれんぞ。」

「どう言う事だ?」

「奴らが、何を考えているのかは分からんが、今の所騒ぎは起こしていない。これは騒ぎを起こしたくない何者かの判断なのでは無いか?」

「何者か?悪魔を使役する者がいると言う事か?」

「解らん、上級悪魔の判断とも考えられるが、一応その上が居る事も視野に入れて置いた方が良いかもしれん。」

「上級悪魔の上って何だ?」

「悪魔の支配者デーモンロードだな。」

「そいつは強いのか?」

「今のお前では勝てんな。悪魔に王は居ない。事実上デーモンロードが悪魔の最上位と言われている。」

「どうすれば良い?」

「戦わない事だな。」

「王都を見捨てろと?」

「そうでは無い。悪魔と言うのは強いが弱点も多い。倒すのは無理でも封印は可能だ。」

「封印?だが、デーモンロードが確実に居ると言う訳では無いんだろう?」

「確実では無いが、今回の悪魔の行動は腑に落ちん、ロードが居ると考えて行動をした方が良い。封印の準備はそれ程大変では無い、備えて置いても良いだろう。」

「なるほど、分かった。ブラスマイヤーに賭けてみよう。」

 目標が決まったので足取り軽く家に向かう。あれ?そう言えば今日は誰の番だ?順番から行くとアリアナか?

 結果から言うとその日は誰も来なかった。どうやら3謹1休らしい。ホッとしてゆっくり眠れると思ったのだが、人の温もりが無いのも寂しい気がする。

 って言うか。ハーレムってこう言うのだったか?好きな時に好きな女を抱けるのがハーレムじゃ無いの?僕に決定権がないのってどうなのよ?

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