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その日は家に帰り皆にドラゴンステーキをご馳走した。もちろん使用人も食べられる様に厨房に50キロ出して、足りなかったら言ってくれと伝えて置く。
食卓に着いてから思ったのだが、竜王の爺さんにドラゴン肉は不味かったかな?と思ったが、爺さんは、これは酒が進むのぉと喜んでいたので問題無いらしい。
そう言えば竜泉酒の残りが少ないので空の醸造用ワイン樽を4つほど出して置いた。爺さんに時間がある時で良いから頼むと言うと、解ったと言いすぐに樽をポンポンと叩いていた。
醸造用のワイン樽は1つ250リットル入るので4つで1000リットル。重さにして1トンを超える。食堂が1階で良かった。2階なら床が抜ける。
翌日、男ばかりになった修業は殺伐としていた。なんだろう何時もの10倍位疲れた。仮眠を取ってから外に出る。
食卓用の5リットルのワイン樽に竜泉酒を入れて、アスアスラの家に向かう。聞いた住所を探していると周りは似た様な平屋が多い。そう言えば、ホリーさんの昔の家もこんな感じだったな。
10分程で目的の家が見つかった。小奇麗にしてはいるが、やはり築年数が経っているのか、ボロさは隠せない。声を掛けるとアスアスラが出て来た。
ドラゴンステーキを食べさせに来たと言うと。中へどうぞと言われた。
「いや、何処かの食堂で焼いて貰った方が美味しいし片付けの手間も要らないぞ?」
「私、こう見えても料理得意なんです。食べて貰いたい物もあるので食材も用意したんですよ。」
こう言われては断る訳には行かない。それに、こんな場所で押し問答をしていたらそれこそ近所の噂になってしまう。
中に入ると外観とは打って変わって温かみのある空間になっていた。
「へぇ。女の子してるじゃん。」
「エイジさんは私の事なんだと思ってるんでしょうか?」
「いやぁ、女性冒険者に知り合いが居てね。その人の家の中が凄い事になって居たのでつい。」
「まあ、良いですけど。エイジさんは料理できるんですか?」
「ん?まあ、少しなら。」
「じゃあ、私が作りますね。ドラゴンの肉出して貰えますか?」
「1キロもあれば足りるか?」
「十分です。」
ストレージから美味そうな部分を1キロ取り出しアスアスラに手渡す。
アスアスラがキッチンに向かったので僕はテーブルの上に竜泉酒の樽をセッティングする。帝国産のグラスも2個並べる。
アスアスラの料理は何と言うかイタリアンな感じだ。野菜が多く、オリーブオイルを上手く使っている。そしてメインのドラゴンステーキを見事に引き立てている。
「ドラゴンってこんなに美味しいんですね。それにこのお酒も凄いです。」
「それは竜泉酒と言って古龍が作る酒だ。」
「へぇ、こっちもドラゴンなんですね。エイジさんはドラゴンと縁が深いようですね。」
「まあ、それが悩みのタネでもあるんだけど、こう言う美味い物も手に入るし、どっちもどっちなんだよね。」
「なんですか?それ?」
2人切りの食事会は非常に楽しかった。時間は昼過ぎ。少し酔ったので酔い覚ましに散歩でもしようと言う事になった。
散歩と言ってもこの辺は住宅地だ、何処へ行く?と聞いたら1本道を挟むとガラクタ市があるそうだ。アスアスラは暇があると覗きに行くらしい。
「へぇ、こんな所に市場があるのか?」
「何処から仕入れたのか解りませんが、面白い物が結構ありますよ。」
色々と見て回るがなるほど、変わった物が多い。そう言えば前に何処かのガラクタ市で古代の遺品を見つけたのを思い出した。
僕が商品に気を取られていると、アスアスラがキョロキョロとしだした。
「どうした?」
「いや、助けてって言う声が聞こえたんですけど。」
僕はサーチをオンにする。特に危険な気配は無い。
異変は無いと言いかけた時、騒ぎが起こった。
初めは些細な喧嘩だったのだろうが、エスカレートして、片方が暴力に出た様だ。殴られた方が吹っ飛び市場の店に突っ込んだ。派手な音がして野次馬が周りに集まる。
「俺様が温厚なBランク冒険者で良かったな。下手な奴に関わって居たら首が飛んでいたぞ。」
「暴力でしか解決できない脳筋が何を偉そうに。」
吹っ飛ばされた方も負けていない。口が達者なのだろう。
その傍に5歳位の女の子が震えている。
ん?イマイチ状況が飲み込めないぞ。あの子はなんだ?突き飛ばされた方の子供って訳でも無さそうだ。
「御託は良いからその子をこっちへ渡せ。」
「殺されると解って居るのに渡す馬鹿が居ると思うのか?」
「なら、2人まとめて死ねや!!」
振り下ろされた両手剣が物理障壁の魔法で弾かれる。アスアスラだ。
どっちが良い悪いは置いておいて、人が死ぬのは不味いよな。僕は転移で2人の男の間に入る。
「どっから湧きやがった、この餓鬼。」
「まあ、落ち着いて。剣を振り回す前に事情を話す気はありませんか?」
「ふん。その餓鬼はスリだ。多分その男が元締めだろう。」
「そうなんですか?」
僕は振り返って倒れている男に聞いてみる。
「いや、俺は子供が殺されそうだったから助けただけだ。その子とは初めて会う。」
「ふむ、完全に意見が食い違ってますね。では、その子に聞いてみましょう。お嬢さん。どっちの男の人が正しい事を言っているのかな?」
すると女の子はお金が入ってると思しき麻袋を剣を持った男に放り投げ逃げ出した。
「なるほど、スリって言うのは正解の様ですね。」
僕は転移で女の子を捕まえて拘束する。
「どうします?お金は帰ってきましたけど、まだやりますか?」
「いや、金が戻れば俺は文句は無い。」
「じゃあ、そっちの人、子供の命は助かりましたが、まだ問題がありますか?」
「いや、無事なら問題は無い。」
「解りました。この子の事は僕に任せて下さい。」
そう言って女の子を連れて、市場を後にする。アスアスラも付いて来る。
「どうしてスリなんかしたの?」
「お父さんが急に居なくなって、3日も何も食べて無くてそれで。」
「お父さんは冒険者?お母さんは?」
「お母さんは初めから居ない。お父さんはCランクの冒険者だよ。」
ふむ、Cランカーが3日も帰らないと言うのは絶望的だな。
どうする?孤児院に連れて行くか?
「アスアスラ、孤児院はどっちだ?」
「孤児院へ連れて行くのですか?」
「反対か?」
「私の国では1つの集落を家族と呼びます。なので、孤児は集落の子供として皆で育てます。」
ふむ、解らんでは無いが、この国にエルフはアスアスラしか居ないって事を忘れてるな。
「お嬢さん。何歳?」
「5歳。」
「名前は?」
「ルーラ」
「ルーラか。良い名前だ。」
そう言うとルーラは良い笑顔で笑った。多分、今までスリなどやった事がないのであろう。余程お腹が空いたんだな。
「アスアスラ。とりあえず何か胃に優しい物作ってくれ。」
アスアスラの家に着くとすぐに、アスアスラがキッチンで何やら作っている。
僕はルーラの処遇をどうするか思案中だ。
我が家は目下3人目の子供が生まれるのを待っている状態だ。更に謎の異世界人と竜王の爺さんと言う居候も居る。まあ、一人くらい増えても問題無いと言えば無いのだが、これ以上カオスな状態は避けたいと言うのが本音だ。
10分程でパン粥が出来た様だ。ルーラが熱々の粥と格闘しながら食べている。うん。可愛い。
「エイジさん決めました。私がルーラちゃんを育てます。」
「そう言うと思ったよ。アスアスラの国では子供を育てる為に男女が契約をするんだったよな?」
「そうですね。結婚と言う風習が無いので、子供が巣立つまで契約期間を一緒に過ごします。」
「毎日は無理だが、僕が父親役をやらせて貰うよ。それで良いか?」
「でも、それは。」
「アスアスラは冒険者だ。ルーラを育てるには金が要る。冒険に出ている間ルーラを面倒見る者を雇う必要もある。少しなら手伝えるし援助も出来る。頼ってくれ。」
「ありがとうございます。」
「良かったな。このお姉ちゃんがルーラのお姉さんになってくれるそうだぞ。」
「ルーラのお姉さん?」
「ああ、お父さんの代わりにご飯を食べさせてくれるそうだ。」
「本当?」
「よろしくね、ルーラちゃん。」
正直言えば、これで良いのかと言う疑問は残るが、アスアスラの気持ちも尊重してあげたい。全ての孤児を受け入れる訳には行かないが、アスアスラには子供の数人なら養っていける甲斐性がある。
自分の子供が出来れば、また違うのだろうが、エルフは長命種だ。人間とは違う感覚を持っていてもおかしくは無い。
食卓に着いてから思ったのだが、竜王の爺さんにドラゴン肉は不味かったかな?と思ったが、爺さんは、これは酒が進むのぉと喜んでいたので問題無いらしい。
そう言えば竜泉酒の残りが少ないので空の醸造用ワイン樽を4つほど出して置いた。爺さんに時間がある時で良いから頼むと言うと、解ったと言いすぐに樽をポンポンと叩いていた。
醸造用のワイン樽は1つ250リットル入るので4つで1000リットル。重さにして1トンを超える。食堂が1階で良かった。2階なら床が抜ける。
翌日、男ばかりになった修業は殺伐としていた。なんだろう何時もの10倍位疲れた。仮眠を取ってから外に出る。
食卓用の5リットルのワイン樽に竜泉酒を入れて、アスアスラの家に向かう。聞いた住所を探していると周りは似た様な平屋が多い。そう言えば、ホリーさんの昔の家もこんな感じだったな。
10分程で目的の家が見つかった。小奇麗にしてはいるが、やはり築年数が経っているのか、ボロさは隠せない。声を掛けるとアスアスラが出て来た。
ドラゴンステーキを食べさせに来たと言うと。中へどうぞと言われた。
「いや、何処かの食堂で焼いて貰った方が美味しいし片付けの手間も要らないぞ?」
「私、こう見えても料理得意なんです。食べて貰いたい物もあるので食材も用意したんですよ。」
こう言われては断る訳には行かない。それに、こんな場所で押し問答をしていたらそれこそ近所の噂になってしまう。
中に入ると外観とは打って変わって温かみのある空間になっていた。
「へぇ。女の子してるじゃん。」
「エイジさんは私の事なんだと思ってるんでしょうか?」
「いやぁ、女性冒険者に知り合いが居てね。その人の家の中が凄い事になって居たのでつい。」
「まあ、良いですけど。エイジさんは料理できるんですか?」
「ん?まあ、少しなら。」
「じゃあ、私が作りますね。ドラゴンの肉出して貰えますか?」
「1キロもあれば足りるか?」
「十分です。」
ストレージから美味そうな部分を1キロ取り出しアスアスラに手渡す。
アスアスラがキッチンに向かったので僕はテーブルの上に竜泉酒の樽をセッティングする。帝国産のグラスも2個並べる。
アスアスラの料理は何と言うかイタリアンな感じだ。野菜が多く、オリーブオイルを上手く使っている。そしてメインのドラゴンステーキを見事に引き立てている。
「ドラゴンってこんなに美味しいんですね。それにこのお酒も凄いです。」
「それは竜泉酒と言って古龍が作る酒だ。」
「へぇ、こっちもドラゴンなんですね。エイジさんはドラゴンと縁が深いようですね。」
「まあ、それが悩みのタネでもあるんだけど、こう言う美味い物も手に入るし、どっちもどっちなんだよね。」
「なんですか?それ?」
2人切りの食事会は非常に楽しかった。時間は昼過ぎ。少し酔ったので酔い覚ましに散歩でもしようと言う事になった。
散歩と言ってもこの辺は住宅地だ、何処へ行く?と聞いたら1本道を挟むとガラクタ市があるそうだ。アスアスラは暇があると覗きに行くらしい。
「へぇ、こんな所に市場があるのか?」
「何処から仕入れたのか解りませんが、面白い物が結構ありますよ。」
色々と見て回るがなるほど、変わった物が多い。そう言えば前に何処かのガラクタ市で古代の遺品を見つけたのを思い出した。
僕が商品に気を取られていると、アスアスラがキョロキョロとしだした。
「どうした?」
「いや、助けてって言う声が聞こえたんですけど。」
僕はサーチをオンにする。特に危険な気配は無い。
異変は無いと言いかけた時、騒ぎが起こった。
初めは些細な喧嘩だったのだろうが、エスカレートして、片方が暴力に出た様だ。殴られた方が吹っ飛び市場の店に突っ込んだ。派手な音がして野次馬が周りに集まる。
「俺様が温厚なBランク冒険者で良かったな。下手な奴に関わって居たら首が飛んでいたぞ。」
「暴力でしか解決できない脳筋が何を偉そうに。」
吹っ飛ばされた方も負けていない。口が達者なのだろう。
その傍に5歳位の女の子が震えている。
ん?イマイチ状況が飲み込めないぞ。あの子はなんだ?突き飛ばされた方の子供って訳でも無さそうだ。
「御託は良いからその子をこっちへ渡せ。」
「殺されると解って居るのに渡す馬鹿が居ると思うのか?」
「なら、2人まとめて死ねや!!」
振り下ろされた両手剣が物理障壁の魔法で弾かれる。アスアスラだ。
どっちが良い悪いは置いておいて、人が死ぬのは不味いよな。僕は転移で2人の男の間に入る。
「どっから湧きやがった、この餓鬼。」
「まあ、落ち着いて。剣を振り回す前に事情を話す気はありませんか?」
「ふん。その餓鬼はスリだ。多分その男が元締めだろう。」
「そうなんですか?」
僕は振り返って倒れている男に聞いてみる。
「いや、俺は子供が殺されそうだったから助けただけだ。その子とは初めて会う。」
「ふむ、完全に意見が食い違ってますね。では、その子に聞いてみましょう。お嬢さん。どっちの男の人が正しい事を言っているのかな?」
すると女の子はお金が入ってると思しき麻袋を剣を持った男に放り投げ逃げ出した。
「なるほど、スリって言うのは正解の様ですね。」
僕は転移で女の子を捕まえて拘束する。
「どうします?お金は帰ってきましたけど、まだやりますか?」
「いや、金が戻れば俺は文句は無い。」
「じゃあ、そっちの人、子供の命は助かりましたが、まだ問題がありますか?」
「いや、無事なら問題は無い。」
「解りました。この子の事は僕に任せて下さい。」
そう言って女の子を連れて、市場を後にする。アスアスラも付いて来る。
「どうしてスリなんかしたの?」
「お父さんが急に居なくなって、3日も何も食べて無くてそれで。」
「お父さんは冒険者?お母さんは?」
「お母さんは初めから居ない。お父さんはCランクの冒険者だよ。」
ふむ、Cランカーが3日も帰らないと言うのは絶望的だな。
どうする?孤児院に連れて行くか?
「アスアスラ、孤児院はどっちだ?」
「孤児院へ連れて行くのですか?」
「反対か?」
「私の国では1つの集落を家族と呼びます。なので、孤児は集落の子供として皆で育てます。」
ふむ、解らんでは無いが、この国にエルフはアスアスラしか居ないって事を忘れてるな。
「お嬢さん。何歳?」
「5歳。」
「名前は?」
「ルーラ」
「ルーラか。良い名前だ。」
そう言うとルーラは良い笑顔で笑った。多分、今までスリなどやった事がないのであろう。余程お腹が空いたんだな。
「アスアスラ。とりあえず何か胃に優しい物作ってくれ。」
アスアスラの家に着くとすぐに、アスアスラがキッチンで何やら作っている。
僕はルーラの処遇をどうするか思案中だ。
我が家は目下3人目の子供が生まれるのを待っている状態だ。更に謎の異世界人と竜王の爺さんと言う居候も居る。まあ、一人くらい増えても問題無いと言えば無いのだが、これ以上カオスな状態は避けたいと言うのが本音だ。
10分程でパン粥が出来た様だ。ルーラが熱々の粥と格闘しながら食べている。うん。可愛い。
「エイジさん決めました。私がルーラちゃんを育てます。」
「そう言うと思ったよ。アスアスラの国では子供を育てる為に男女が契約をするんだったよな?」
「そうですね。結婚と言う風習が無いので、子供が巣立つまで契約期間を一緒に過ごします。」
「毎日は無理だが、僕が父親役をやらせて貰うよ。それで良いか?」
「でも、それは。」
「アスアスラは冒険者だ。ルーラを育てるには金が要る。冒険に出ている間ルーラを面倒見る者を雇う必要もある。少しなら手伝えるし援助も出来る。頼ってくれ。」
「ありがとうございます。」
「良かったな。このお姉ちゃんがルーラのお姉さんになってくれるそうだぞ。」
「ルーラのお姉さん?」
「ああ、お父さんの代わりにご飯を食べさせてくれるそうだ。」
「本当?」
「よろしくね、ルーラちゃん。」
正直言えば、これで良いのかと言う疑問は残るが、アスアスラの気持ちも尊重してあげたい。全ての孤児を受け入れる訳には行かないが、アスアスラには子供の数人なら養っていける甲斐性がある。
自分の子供が出来れば、また違うのだろうが、エルフは長命種だ。人間とは違う感覚を持っていてもおかしくは無い。
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