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2週間もすると自分なりのペースが出来て来る。早朝は稽古、その後は家でゆったり。午後は週に3日ほど帝国へ行く。アスアスラの所へ行くのは週に1回だ。なので他の日は領地を視察したり、冒険者ギルドへ行ったりして時間を潰す。かなりスローライフしてると自分では思っている。
今日は帝国へ行く日だ。普段は侯爵邸には行かないのだが、チョコレートケーキが出来たのでリリにプレゼントしようと思う。
侯爵家を訪ねると、何故かピリピリとした空気が漂っている。何か異変か?
近くに居るメイドを捕まえて話を聞く。
「何があったんだ?」
「なんでも、皇帝陛下がご病気の様で。侯爵様もこれから向かわれる所です。」
「ほう?陛下が病気か?何の病気か解らないのか?」
「お医者様が言うには心の臓が弱っているとか。」
ほう?この国には医者が居るんだな。医学はどの程度進んでいるのだろう?
侯爵が支度を済ませて出て来る、僕は邪魔にならない様隅っこで頭を下げていた。
「ん?君が何故ここに?」
「あ、ちょっとした用事でリリに会いに来たのですが、お忙しい様なので失礼しようかと考えていた所です。」
「君は確か、前に、蘇生の魔法が使えると言って居たな?それ以外の回復魔法も使えるのか?」
「まあ、一通りは。」
「ふむ、悪いが一緒に来てくれないか?」
え?何故か馬車に押し込められて帝国城へ連れて行かれる。
帝国城に着いてからも侯爵に腕を引かれ、なんか奥へ奥へと進んで行く。
大きなベッドがあり。そこに壮年の男性が寝ている。顔色は悪い。傍に何人かの近衛と医師らしき人物が立っていた。
「アーベルシュタイン卿、良く参られた。」
「陛下の容体は?」
「今は薬で眠っています。ただ、あまり良くないのも事実。」
「治せるのか?」
そう聞くと医師は目を逸らした。
「治せないなら、この者に陛下を見せてやって貰えないだろうか?もしかしたら治せるやもしれん。」
「魔法使いですか?今までに何人かの魔法使いに見せましたが、結果はこの通りです。」
「この者は蘇生の魔法が使える。」
「ほう?良いでしょう。」
どうやら許可が下りた様だ。僕はまず医師に問診する。
「陛下は心臓の痛みで倒れたのですよね?倒れてからどの位経ちます?」
「1日半と言った所だな。」
ふむ、心筋梗塞ならそろそろ血液が回らない場所が壊死し始めている時間だ。良く持ちこたえている。若さか?陛下は40歳になるかならないかだ。
「心臓の血管が詰まっているとお考えですか?それとも血管が細くなっていると?」
「君は医学に詳しい様だな。私は前者だと考えている。」
ならば詰まっている血栓を取り除けば何とかなるか?いや、既に壊死が始まって居たら意味が無いか。
僕は頭の中で時越えの魔法を唱え、念のため内臓全部に-20年で掛ける。すると徐々に陛下の顔色が良くなって来た。鑑定を掛けるが、特に異常はみられない。しかし、また20年経つと発症するかもしれない。一応パーフェクトヒールもかけて置く。
「何をした?」
医師が飛び掛からんばかりの勢いで聞いて来る。
「血管が詰まっているならその詰まりを取り除くのがまず先決だ。陛下の場合時間が経っていたので、その後に傷んだ場所に回復魔法を掛けました。」
「魔法でそこまで正確に処置できる物なのか?」
「逆に聞きますが、なぜ開腹手術をしなかったのですか?」
「心臓を開いて生還した者は居ない。」
なるほど、そこまで医学が発展している訳ではないのだな。でも原因が解れば魔法使いに任せると言う選択肢もある。どっちに発展しても、医学の発展だろうに、どうやら魔法使いに偏見がある様だ。
帰りの馬車の中で侯爵がご機嫌だった。
「フェリクス卿、君には感謝せねばならんな。これで私の帝国城での発言権が強まる。それに君も多分出世するぞ。」
「え?それはちょっと不味いんですが、何とかなりません?」
「陛下の命を救ったからなぁ、最低でも子爵にはなるだろうな。」
不味いぞ出世は不味い。嫁を取らないと行けなくなる。って言うかセリーに殺される。
ぐったりして侯爵邸に戻った。リリが心配してくれた。ええ子や。
「して、今日は何の用事で我が家に来たのかな?」
「ちょっと変わった甘味が手に入ったのでリリにプレゼントしようと思いまして。」
ストレージからチョコレートケーキの入った箱を出す。チョコレートケーキと言ってもチョココーティングした物では無く、生ケーキの上に削ったミルクチョコを振りかけたタイプだ。
「確かに見た事のない甘味だな。」
「チョコレートケーキと言います。生クリームを多めに使っているのでくどく無いと思いますよ。」
「チョコレートとはあの苦いチョコレートか?」
「はい、その辺は食べ易い様に加工してあります。」
皿とフォーク、紅茶が運ばれてくる。メイドが慣れない手つきでケーキを配ってくれた。
リリが早速一口口に入れた。
「甘くておいしい!こんな、とろける様なお菓子初めて食べた。」
続いて侯爵が口に運ぶ。
「ほう?これがあの苦いチョコレートか?まるで別物だな。」
チョコレートケーキは家でも評判だ。甘さと香ばしさが癖になるんだよね。
「この白いクリームは何で出来ておるのかね?」
「それは生クリームと言って、新鮮なミルクから作ります。」
「このケーキのレシピを貰えんかね?」
「ケーキはまだ完成形じゃないんですよ。なので、生クリームのレシピなら差し上げられますよ?」
「そうか。解った。生クリームのレシピで我慢して置こう。完成したらケーキのレシピも頼むぞ。」
「はい、なるべく早く完成させますのでご期待ください。」
その後色々と話が弾んで、夕食までご馳走になった。
リリが執拗に家庭教師をまたやって欲しいと強請って来る。
「学院の教師はそんなに合わないのかい?」
「合わない以前の問題ですね。知っている事しか教えてくれません。更に言えば私の方が教える事も多いです。」
ふむ、学院でさえ、そこまで魔法が遅れているのか?
「申し訳ないが、なんか子爵にされそうなんだ、暫くは自由な時間が取れそうに無い。」
「先生、出世するの?」
「何故かね。したくないんだけど。」
「じゃあ、いっその事、家に婿入りしたら?面倒はパパが全部やってくれるよ。」
魅力的なお誘いだが、僕はロリコンでは無いので、12歳は流石に犯罪だろう。
「悪くは無い話だが、折角子爵になるのなら、自分の家を盛り立てるのも面白いぞ。伯爵まで登れたら、リリルアーナを嫁にやっても良いぞ。」
いや、要りませんから。
「しかし、今回は陛下の命を救ったと言う事で注目を浴びる。嫁の売り込みも多くなるぞ。」
ああ、そうなるよね。セリーに相談しないと。
7時位に家に帰る。風呂だけ浴びて食事は取らずに。コーヒーを貰う。
皆、夕食はゆっくり食べるので、僕は応接室でのんびりする。30分位待つとセリーがやって来た。
セリーに帝国で合った事を事細かく説明する。
セリーは途中から頭を抱えてしまった。
「あなたは何をやってるのですか?何故、帝国に商売に行った人間が、子爵になるんですか?」
「えーと、何故でしょう?」
「あなたが私の父の為に働いてくれているのは知っています。しかし、他国で何故貴族になって居るのでしょうか?更に陞爵までするのはおかしくありませんか?」
「別に何もしたつもりは無いんだけどね、周りが勝手に。」
「まあ、なってしまった物はしかたありません。今後の対策を考えないと。」
「嫁を貰わない貴族と言うのは居ないのか?」
「貴族と言うのは世襲制です。なので子供を成さないと跡継ぎが途絶え、家が没落します。結婚をしないと言う選択肢はありません。」
「じゃあ、どうする?帝国から手を引くか?」
「それも得策ではありませんね。やはりここは、王国の人間を帝国へ連れて行きましょう。」
「しかし、言葉が。」
「今から訓練して、どの位で喋れる様になりますか?」
「若くて賢い子なら半年もあれば、日常会話には困らないだろう。」
「では、あなたには帝国語の教師をお願いします。私は3人程度人選して置きます。」
「もしかして、その子に嫁さんを演じて貰うのか?」
「そうなりますね。結婚しても子供が生まれない事はよくある事です。その場合は養子を貰います。」
「まあ、そこまで長く帝国に居る予定は無いけどね。」
ちなみにメイドに手を出す事を『お手付き』と言う。お手付きされたメイドは貴族の妾扱いになり、他のメイドより1段上の立場になる。なので中には主人を誘惑するメイドもいる。
中にはお手付きしても認めない貴族も居るが、そう言う貴族はメイドネットワークで評判が悪くなり、メイドが居つかなくなると言われている。
今日は帝国へ行く日だ。普段は侯爵邸には行かないのだが、チョコレートケーキが出来たのでリリにプレゼントしようと思う。
侯爵家を訪ねると、何故かピリピリとした空気が漂っている。何か異変か?
近くに居るメイドを捕まえて話を聞く。
「何があったんだ?」
「なんでも、皇帝陛下がご病気の様で。侯爵様もこれから向かわれる所です。」
「ほう?陛下が病気か?何の病気か解らないのか?」
「お医者様が言うには心の臓が弱っているとか。」
ほう?この国には医者が居るんだな。医学はどの程度進んでいるのだろう?
侯爵が支度を済ませて出て来る、僕は邪魔にならない様隅っこで頭を下げていた。
「ん?君が何故ここに?」
「あ、ちょっとした用事でリリに会いに来たのですが、お忙しい様なので失礼しようかと考えていた所です。」
「君は確か、前に、蘇生の魔法が使えると言って居たな?それ以外の回復魔法も使えるのか?」
「まあ、一通りは。」
「ふむ、悪いが一緒に来てくれないか?」
え?何故か馬車に押し込められて帝国城へ連れて行かれる。
帝国城に着いてからも侯爵に腕を引かれ、なんか奥へ奥へと進んで行く。
大きなベッドがあり。そこに壮年の男性が寝ている。顔色は悪い。傍に何人かの近衛と医師らしき人物が立っていた。
「アーベルシュタイン卿、良く参られた。」
「陛下の容体は?」
「今は薬で眠っています。ただ、あまり良くないのも事実。」
「治せるのか?」
そう聞くと医師は目を逸らした。
「治せないなら、この者に陛下を見せてやって貰えないだろうか?もしかしたら治せるやもしれん。」
「魔法使いですか?今までに何人かの魔法使いに見せましたが、結果はこの通りです。」
「この者は蘇生の魔法が使える。」
「ほう?良いでしょう。」
どうやら許可が下りた様だ。僕はまず医師に問診する。
「陛下は心臓の痛みで倒れたのですよね?倒れてからどの位経ちます?」
「1日半と言った所だな。」
ふむ、心筋梗塞ならそろそろ血液が回らない場所が壊死し始めている時間だ。良く持ちこたえている。若さか?陛下は40歳になるかならないかだ。
「心臓の血管が詰まっているとお考えですか?それとも血管が細くなっていると?」
「君は医学に詳しい様だな。私は前者だと考えている。」
ならば詰まっている血栓を取り除けば何とかなるか?いや、既に壊死が始まって居たら意味が無いか。
僕は頭の中で時越えの魔法を唱え、念のため内臓全部に-20年で掛ける。すると徐々に陛下の顔色が良くなって来た。鑑定を掛けるが、特に異常はみられない。しかし、また20年経つと発症するかもしれない。一応パーフェクトヒールもかけて置く。
「何をした?」
医師が飛び掛からんばかりの勢いで聞いて来る。
「血管が詰まっているならその詰まりを取り除くのがまず先決だ。陛下の場合時間が経っていたので、その後に傷んだ場所に回復魔法を掛けました。」
「魔法でそこまで正確に処置できる物なのか?」
「逆に聞きますが、なぜ開腹手術をしなかったのですか?」
「心臓を開いて生還した者は居ない。」
なるほど、そこまで医学が発展している訳ではないのだな。でも原因が解れば魔法使いに任せると言う選択肢もある。どっちに発展しても、医学の発展だろうに、どうやら魔法使いに偏見がある様だ。
帰りの馬車の中で侯爵がご機嫌だった。
「フェリクス卿、君には感謝せねばならんな。これで私の帝国城での発言権が強まる。それに君も多分出世するぞ。」
「え?それはちょっと不味いんですが、何とかなりません?」
「陛下の命を救ったからなぁ、最低でも子爵にはなるだろうな。」
不味いぞ出世は不味い。嫁を取らないと行けなくなる。って言うかセリーに殺される。
ぐったりして侯爵邸に戻った。リリが心配してくれた。ええ子や。
「して、今日は何の用事で我が家に来たのかな?」
「ちょっと変わった甘味が手に入ったのでリリにプレゼントしようと思いまして。」
ストレージからチョコレートケーキの入った箱を出す。チョコレートケーキと言ってもチョココーティングした物では無く、生ケーキの上に削ったミルクチョコを振りかけたタイプだ。
「確かに見た事のない甘味だな。」
「チョコレートケーキと言います。生クリームを多めに使っているのでくどく無いと思いますよ。」
「チョコレートとはあの苦いチョコレートか?」
「はい、その辺は食べ易い様に加工してあります。」
皿とフォーク、紅茶が運ばれてくる。メイドが慣れない手つきでケーキを配ってくれた。
リリが早速一口口に入れた。
「甘くておいしい!こんな、とろける様なお菓子初めて食べた。」
続いて侯爵が口に運ぶ。
「ほう?これがあの苦いチョコレートか?まるで別物だな。」
チョコレートケーキは家でも評判だ。甘さと香ばしさが癖になるんだよね。
「この白いクリームは何で出来ておるのかね?」
「それは生クリームと言って、新鮮なミルクから作ります。」
「このケーキのレシピを貰えんかね?」
「ケーキはまだ完成形じゃないんですよ。なので、生クリームのレシピなら差し上げられますよ?」
「そうか。解った。生クリームのレシピで我慢して置こう。完成したらケーキのレシピも頼むぞ。」
「はい、なるべく早く完成させますのでご期待ください。」
その後色々と話が弾んで、夕食までご馳走になった。
リリが執拗に家庭教師をまたやって欲しいと強請って来る。
「学院の教師はそんなに合わないのかい?」
「合わない以前の問題ですね。知っている事しか教えてくれません。更に言えば私の方が教える事も多いです。」
ふむ、学院でさえ、そこまで魔法が遅れているのか?
「申し訳ないが、なんか子爵にされそうなんだ、暫くは自由な時間が取れそうに無い。」
「先生、出世するの?」
「何故かね。したくないんだけど。」
「じゃあ、いっその事、家に婿入りしたら?面倒はパパが全部やってくれるよ。」
魅力的なお誘いだが、僕はロリコンでは無いので、12歳は流石に犯罪だろう。
「悪くは無い話だが、折角子爵になるのなら、自分の家を盛り立てるのも面白いぞ。伯爵まで登れたら、リリルアーナを嫁にやっても良いぞ。」
いや、要りませんから。
「しかし、今回は陛下の命を救ったと言う事で注目を浴びる。嫁の売り込みも多くなるぞ。」
ああ、そうなるよね。セリーに相談しないと。
7時位に家に帰る。風呂だけ浴びて食事は取らずに。コーヒーを貰う。
皆、夕食はゆっくり食べるので、僕は応接室でのんびりする。30分位待つとセリーがやって来た。
セリーに帝国で合った事を事細かく説明する。
セリーは途中から頭を抱えてしまった。
「あなたは何をやってるのですか?何故、帝国に商売に行った人間が、子爵になるんですか?」
「えーと、何故でしょう?」
「あなたが私の父の為に働いてくれているのは知っています。しかし、他国で何故貴族になって居るのでしょうか?更に陞爵までするのはおかしくありませんか?」
「別に何もしたつもりは無いんだけどね、周りが勝手に。」
「まあ、なってしまった物はしかたありません。今後の対策を考えないと。」
「嫁を貰わない貴族と言うのは居ないのか?」
「貴族と言うのは世襲制です。なので子供を成さないと跡継ぎが途絶え、家が没落します。結婚をしないと言う選択肢はありません。」
「じゃあ、どうする?帝国から手を引くか?」
「それも得策ではありませんね。やはりここは、王国の人間を帝国へ連れて行きましょう。」
「しかし、言葉が。」
「今から訓練して、どの位で喋れる様になりますか?」
「若くて賢い子なら半年もあれば、日常会話には困らないだろう。」
「では、あなたには帝国語の教師をお願いします。私は3人程度人選して置きます。」
「もしかして、その子に嫁さんを演じて貰うのか?」
「そうなりますね。結婚しても子供が生まれない事はよくある事です。その場合は養子を貰います。」
「まあ、そこまで長く帝国に居る予定は無いけどね。」
ちなみにメイドに手を出す事を『お手付き』と言う。お手付きされたメイドは貴族の妾扱いになり、他のメイドより1段上の立場になる。なので中には主人を誘惑するメイドもいる。
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