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翌朝、何時もの西の草原に来ている。昨日、基礎は教えたので、今日はいきなり模擬戦から始めたいと思う。
「武器無し。攻撃魔法無し。使って良いのは身体強化魔法のみと言うのがルールだ。最初は僕は手出ししないので思い切ってやってみろ。」
クラ―ネルの戦闘センスは悪く無い。だが、経験が圧倒的に足りない。なので帝国でフローネル嬢を教えた時の様には行かない。
慣れていれば全身が武器となるのだが、慣れない内はどうしても手足しか攻撃の手段が無い。子供の喧嘩の様な攻撃になってしまう。
良くも悪くもクラ―ネルは理論派だ。なので最初の内は30分戦っては、今の戦いのどこが悪かったのかを指摘する。これを既に3回繰り返している。
かなり疲れて来たのか、良い具合に体の力が抜け、動きがスムーズになってきているのだが、クラ―ネルは気が付いているのだろうか?
「さて、30分経過したので一旦休憩だ。だいぶ動きは良くなって来ているが、まだ攻撃がぎこちないな。次からは僕も少し攻撃をする。手加減するから安心しろ。僕の攻撃の仕方を見て、どう言う攻撃方法が有効なのかを学んでくれ。」
「解りました。しかし、昨日のSランクの人と、ここまで差があるとは思いませんでした。」
「昨日の彼は純粋な魔法使いだからな。パーティーで戦うならあれでも良いのかもしれないが、ソロでも戦える魔法使いになりたいなら、体術や剣術も学んでおいた方が良いぞ。」
次の30分でクラ―ネルをボコボコにした。もちろん手加減はしてある、しないと死んじゃうしね。
回復魔法を掛けながら、アドバイスをして行く。
「どうだ?実際に攻撃を喰らってみて、何か気が付いた点はあるか?」
「そうですね、魔法が使えればもう少し対抗できたなと思いました。後は、手足だけでなく、肘や肩、背中等も武器になるんですね。」
やはりクラ―ネルにはセンスがある。
「クラ―ネルが、魔法を使いたいと思ったタイミングが、攻撃のチャンスなんだよ。そこで魔法の代わりにどんな攻撃が出来るか、それを考えながら戦ってみると良いだろう。」
およそ6時間程稽古をしたが、クラ―ネルの攻撃は1発も当たらなかった。
「まあ、最初はこんなもんだろうな。正直、思ったよりはかなり動けている。センスはあると思うので磨く事だな。明日は狩りに出る。続きは明後日だ。」
「自分では結構強くなったつもりで居たんですが、全然でした。今、ドラゴンと戦ったら、こんな風に何も出来ずに負けるのでしょうか?」
僕はハイヒールをクラ―ネルにかけてから、その質問に答えた。
「そうだな。今日は魔法と武器を封じたからな。魔法と武器があれば、ドラゴンでもそれなりに戦えるとは思うが、クラ―ネルは少し魔法に頼り過ぎている部分がある。そこを改善しないと勝つのは難しいかもしれないな。」
「なるほど、その為の体術訓練なのですね?」
その日から体術と狩りを交互に行い、6日特訓したら1日休むと言う形にした。週休1日と言う奴だ。
そして、1か月が過ぎる。この頃にはクラ―ネルの体術もそれなりの形になって来た。多分、Aランク冒険者なら武器無しで戦えるだろう。そして、明日は遂にクラ―ネルが子爵家に入る日だ。
「明日は子爵家に入るから狩りは出来ないな。休みにしようと思う。明後日は出て来られるか?」
「はい、子爵家の皆様と話し合いはしてあります。朝の10時から午後の5時までは自由にさせて貰えるようになっています。」
ほう?クラ―ネルなりに休みの日を有効に使っていた様だ。
「そう言えば、マリーカ嬢とはデートしたのか?」
「デートと言う程大げさな物ではありませんが、何度か買い物とか食事とか一緒に行きました。そう言えば、侯爵家で貰ったケーキがまた食べたいと言われたのですが、レシピは貰えませんか?」
「白い方は再現が難しいので無理だが、土産に持たせた方ならレシピは上げても良いぞ。」
「それで十分です。あれも美味しかったですからね。」
僕はストレージからレシピの紙を取り出してクラ―ネルに渡した。
「何時も持ち歩いているんですか?」
「ああ、こう言う事は結構あるんでな。」
最近では公爵経由でレシピを聞いて来る者も多い。なので、疑似バニラエッセンスも徐々に流通し始めている。
「もう一つ相談があるのですが、お金はどのタイミングで入れたら良いのでしょうか?」
「明日、おそらく歓迎の晩餐会が開かれるだろう。その時になるべく多くの人が見ているタイミングで子爵に白金貨10枚を渡せ。」
「歓迎の晩餐会ですか?それは婚約では普通に行われる儀式なのですか?」
「そうだな。通常なら行われるが、行われなくても夕食は食べるだろう?その時でも構わない。持参金だと言って渡せ。そして、毎月月初めに白金貨5枚を子爵家に入れる事を約束しろ。」
「わざわざ皆の前で言うのですか?」
「ああ、それでクラ―ネルの立場が決まる。月に白金貨5枚。年に換算すると白金貨60枚だ。これはその辺の伯爵家より多い。レンツェル子爵家は裕福になる。それをもたらすのはクラ―ネルだ。当然、子爵も使用人も一目置くようになるだろう。」
クラ―ネルはリドリル家では、その見た目から侮られていた。しかし、最初にかます事でレンツェル子爵家ではそうならない様にしておきたい。
「それは、実質当主ってのを明日から始めるって事で良いのでしょうか?」
「いや、実質当主は正式に結婚した後だな。今は、家族と使用人の信頼を得る事に注力する時期だ。もちろんマリーカ嬢も含めてな。」
「解りました。その為にも早く強くならないとイケませんね。」
「そうだな。狩りは順調だ。月に白金貨5枚は余裕で払えるだろう。貯蓄もキッチリ出来ているだろう?ならば、次のステップとして、時空魔法と魔法の無効化を教えるつもりだ。並行して覚えなければイケない事が増えるが、クラ―ネルなら問題無いと考えている。」
「はい。エイジさんの期待に応えられる様頑張ります。」
さて、明日はどうなる事やら、明後日の報告を大人しく待つしかないのが辛いな。
翌日は久しぶりに大森林の間引きに行って来た。4時間程掛けて大型の魔物を中心に狩って行く。
ギルドで白金貨20枚分換金し、王城でも白金貨20枚分を置いて来る。残りは帝国のギルドで換金しよう。
家に帰り子供達と戯れているとセリーがやって来た。
「クラ―ネルさんは大丈夫でしょうか?」
「ああ、あいつは見た目はあんなだが、性格は意外にしっかりとしているぞ。昔の僕より貴族らしいんじゃないかな?」
「どうも彼を見ていると母性本能が機能すると言うか、保護しなければイケない気がするんですよね。」
それってクラ―ネルと子供を同一視してるって事にならないか?
「まあ、最初のインパクトが強かったからな。明日になれば結果が判る。セリーにも伝えるよ。」
翌朝、西門で待ち合わせをしてある。無事に出て来れるか心配だったが、何時もの格好でクラ―ネルは現れた。
「まずは門を出よう、話はその後だ。」
2人で門を潜り草原に向かい歩き出す。
「で、何かあったのか?その顔は何か話したいって顔に見えるが?」
「基本的には上手く行きました。が、ちょっと白金貨年間60枚は刺激が強すぎたようです。」
「ん?どう言う事だ?」
「現在の子爵家の収入は月に白金貨2枚。年間で言うと白金貨24枚です。国からの支援金を合わせても年間白金貨39枚で家を回しているのだそうです。」
「なるほど、いきなり収入が3倍になるって事か。子爵が年間白金貨24枚、クラ―ネルが、60枚、国から15枚。併せて。白金貨99枚か、伯爵家でもそこまで稼いでいる家は少ないだろうな。」
でも、収入が増えて悪い事は無いと思うんだが?
「子爵はとりあえず、使用人の賃金を倍にするとだけ発表しました。使用人は大騒ぎでしたね。その後、子爵に呼ばれて、貴族は金を回すのが使命だとは解って居るが、使い道が判らん。と嘆いていました。」
「ああ、そう言うのは自然と慣れるものだから大丈夫だよ。最初は貯金でもして置けば良い。もし、クラ―ネルに余裕があるのなら、家を建て替えてみたらどうだ?」
「家の建て替えですか?」
「子爵は新築をする事は許されない。だが、リフォームは自由だ。そこで家を2回に分けて改築するんだ。実質新築だが、リフォームの範疇って言う裏技だな。」
「なるほど、提案してみます。」
「武器無し。攻撃魔法無し。使って良いのは身体強化魔法のみと言うのがルールだ。最初は僕は手出ししないので思い切ってやってみろ。」
クラ―ネルの戦闘センスは悪く無い。だが、経験が圧倒的に足りない。なので帝国でフローネル嬢を教えた時の様には行かない。
慣れていれば全身が武器となるのだが、慣れない内はどうしても手足しか攻撃の手段が無い。子供の喧嘩の様な攻撃になってしまう。
良くも悪くもクラ―ネルは理論派だ。なので最初の内は30分戦っては、今の戦いのどこが悪かったのかを指摘する。これを既に3回繰り返している。
かなり疲れて来たのか、良い具合に体の力が抜け、動きがスムーズになってきているのだが、クラ―ネルは気が付いているのだろうか?
「さて、30分経過したので一旦休憩だ。だいぶ動きは良くなって来ているが、まだ攻撃がぎこちないな。次からは僕も少し攻撃をする。手加減するから安心しろ。僕の攻撃の仕方を見て、どう言う攻撃方法が有効なのかを学んでくれ。」
「解りました。しかし、昨日のSランクの人と、ここまで差があるとは思いませんでした。」
「昨日の彼は純粋な魔法使いだからな。パーティーで戦うならあれでも良いのかもしれないが、ソロでも戦える魔法使いになりたいなら、体術や剣術も学んでおいた方が良いぞ。」
次の30分でクラ―ネルをボコボコにした。もちろん手加減はしてある、しないと死んじゃうしね。
回復魔法を掛けながら、アドバイスをして行く。
「どうだ?実際に攻撃を喰らってみて、何か気が付いた点はあるか?」
「そうですね、魔法が使えればもう少し対抗できたなと思いました。後は、手足だけでなく、肘や肩、背中等も武器になるんですね。」
やはりクラ―ネルにはセンスがある。
「クラ―ネルが、魔法を使いたいと思ったタイミングが、攻撃のチャンスなんだよ。そこで魔法の代わりにどんな攻撃が出来るか、それを考えながら戦ってみると良いだろう。」
およそ6時間程稽古をしたが、クラ―ネルの攻撃は1発も当たらなかった。
「まあ、最初はこんなもんだろうな。正直、思ったよりはかなり動けている。センスはあると思うので磨く事だな。明日は狩りに出る。続きは明後日だ。」
「自分では結構強くなったつもりで居たんですが、全然でした。今、ドラゴンと戦ったら、こんな風に何も出来ずに負けるのでしょうか?」
僕はハイヒールをクラ―ネルにかけてから、その質問に答えた。
「そうだな。今日は魔法と武器を封じたからな。魔法と武器があれば、ドラゴンでもそれなりに戦えるとは思うが、クラ―ネルは少し魔法に頼り過ぎている部分がある。そこを改善しないと勝つのは難しいかもしれないな。」
「なるほど、その為の体術訓練なのですね?」
その日から体術と狩りを交互に行い、6日特訓したら1日休むと言う形にした。週休1日と言う奴だ。
そして、1か月が過ぎる。この頃にはクラ―ネルの体術もそれなりの形になって来た。多分、Aランク冒険者なら武器無しで戦えるだろう。そして、明日は遂にクラ―ネルが子爵家に入る日だ。
「明日は子爵家に入るから狩りは出来ないな。休みにしようと思う。明後日は出て来られるか?」
「はい、子爵家の皆様と話し合いはしてあります。朝の10時から午後の5時までは自由にさせて貰えるようになっています。」
ほう?クラ―ネルなりに休みの日を有効に使っていた様だ。
「そう言えば、マリーカ嬢とはデートしたのか?」
「デートと言う程大げさな物ではありませんが、何度か買い物とか食事とか一緒に行きました。そう言えば、侯爵家で貰ったケーキがまた食べたいと言われたのですが、レシピは貰えませんか?」
「白い方は再現が難しいので無理だが、土産に持たせた方ならレシピは上げても良いぞ。」
「それで十分です。あれも美味しかったですからね。」
僕はストレージからレシピの紙を取り出してクラ―ネルに渡した。
「何時も持ち歩いているんですか?」
「ああ、こう言う事は結構あるんでな。」
最近では公爵経由でレシピを聞いて来る者も多い。なので、疑似バニラエッセンスも徐々に流通し始めている。
「もう一つ相談があるのですが、お金はどのタイミングで入れたら良いのでしょうか?」
「明日、おそらく歓迎の晩餐会が開かれるだろう。その時になるべく多くの人が見ているタイミングで子爵に白金貨10枚を渡せ。」
「歓迎の晩餐会ですか?それは婚約では普通に行われる儀式なのですか?」
「そうだな。通常なら行われるが、行われなくても夕食は食べるだろう?その時でも構わない。持参金だと言って渡せ。そして、毎月月初めに白金貨5枚を子爵家に入れる事を約束しろ。」
「わざわざ皆の前で言うのですか?」
「ああ、それでクラ―ネルの立場が決まる。月に白金貨5枚。年に換算すると白金貨60枚だ。これはその辺の伯爵家より多い。レンツェル子爵家は裕福になる。それをもたらすのはクラ―ネルだ。当然、子爵も使用人も一目置くようになるだろう。」
クラ―ネルはリドリル家では、その見た目から侮られていた。しかし、最初にかます事でレンツェル子爵家ではそうならない様にしておきたい。
「それは、実質当主ってのを明日から始めるって事で良いのでしょうか?」
「いや、実質当主は正式に結婚した後だな。今は、家族と使用人の信頼を得る事に注力する時期だ。もちろんマリーカ嬢も含めてな。」
「解りました。その為にも早く強くならないとイケませんね。」
「そうだな。狩りは順調だ。月に白金貨5枚は余裕で払えるだろう。貯蓄もキッチリ出来ているだろう?ならば、次のステップとして、時空魔法と魔法の無効化を教えるつもりだ。並行して覚えなければイケない事が増えるが、クラ―ネルなら問題無いと考えている。」
「はい。エイジさんの期待に応えられる様頑張ります。」
さて、明日はどうなる事やら、明後日の報告を大人しく待つしかないのが辛いな。
翌日は久しぶりに大森林の間引きに行って来た。4時間程掛けて大型の魔物を中心に狩って行く。
ギルドで白金貨20枚分換金し、王城でも白金貨20枚分を置いて来る。残りは帝国のギルドで換金しよう。
家に帰り子供達と戯れているとセリーがやって来た。
「クラ―ネルさんは大丈夫でしょうか?」
「ああ、あいつは見た目はあんなだが、性格は意外にしっかりとしているぞ。昔の僕より貴族らしいんじゃないかな?」
「どうも彼を見ていると母性本能が機能すると言うか、保護しなければイケない気がするんですよね。」
それってクラ―ネルと子供を同一視してるって事にならないか?
「まあ、最初のインパクトが強かったからな。明日になれば結果が判る。セリーにも伝えるよ。」
翌朝、西門で待ち合わせをしてある。無事に出て来れるか心配だったが、何時もの格好でクラ―ネルは現れた。
「まずは門を出よう、話はその後だ。」
2人で門を潜り草原に向かい歩き出す。
「で、何かあったのか?その顔は何か話したいって顔に見えるが?」
「基本的には上手く行きました。が、ちょっと白金貨年間60枚は刺激が強すぎたようです。」
「ん?どう言う事だ?」
「現在の子爵家の収入は月に白金貨2枚。年間で言うと白金貨24枚です。国からの支援金を合わせても年間白金貨39枚で家を回しているのだそうです。」
「なるほど、いきなり収入が3倍になるって事か。子爵が年間白金貨24枚、クラ―ネルが、60枚、国から15枚。併せて。白金貨99枚か、伯爵家でもそこまで稼いでいる家は少ないだろうな。」
でも、収入が増えて悪い事は無いと思うんだが?
「子爵はとりあえず、使用人の賃金を倍にするとだけ発表しました。使用人は大騒ぎでしたね。その後、子爵に呼ばれて、貴族は金を回すのが使命だとは解って居るが、使い道が判らん。と嘆いていました。」
「ああ、そう言うのは自然と慣れるものだから大丈夫だよ。最初は貯金でもして置けば良い。もし、クラ―ネルに余裕があるのなら、家を建て替えてみたらどうだ?」
「家の建て替えですか?」
「子爵は新築をする事は許されない。だが、リフォームは自由だ。そこで家を2回に分けて改築するんだ。実質新築だが、リフォームの範疇って言う裏技だな。」
「なるほど、提案してみます。」
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