297 / 308
297
しおりを挟む
家に帰り、書斎でビアンカと今までの事を振り返りながら整理する。正直救済の箱舟には常に先手を取られている気がする。
「そう言えば公爵様。宝物庫の箱舟の模型はあのままにして置いて宜しいのですか?」
「ん?あれか、あれが何なのか解らないからなぁ。動かしても良い物かどうか。」
「でも、すり替えられたと言う事は誰かがあそこに運んだんですよね?」
時限爆弾なら設置した後にスイッチを入れる事が出来る。魔道具でも同じでは無いだろうか?また、触れたら何かが起こると言う可能性もある。
まあ、今まで何も起こらなかった事を考えると、後者の可能性が高い。無闇に動かすのは危険だと判断したが、ストレージに仕舞って時間を止めると言う方法もあると、今になって思い出す。
どうも、あの箱舟の模型を見てから、僕の思考が鈍っている気がする。気のせいなら良いのだが。
数日後には行方不明者のリストが届くだろう。だが、恐らくそこには長老の名前は載っていない。生きていて、新国王就任と共に王城を去った者の中にこそ長老は居る。まあ、リストは無駄にはならない。そこに名前が載って居る物は無実だと言う事になるからだ。
しかし、既に長老は何処かに隠れてしまって居るだろうな。またしても先手を打たれたと言う事になる。
翌日、王城に再び行き、事情を話して、箱舟の模型を預からせて貰う。アイテムボックスと違って、ストレージは目標物が決まって居れば手を触れずとも仕舞う事が可能だ。
とりあえず、爆発する事も無く模型はストレージに収まった。後でじっくりとストレージの機能で解析するつもりだ。
さて、完全な手詰まりだ。これからどうしよう?
打つ手がないと言うより、僕の計画がことごとく相手に読まれている。ここは主導権を他の人間に託した方が良さそうだ。
「と、言う訳でビアンカ、ここからは君が主導で動く事に決めた。」
「いやいや、勝手に決めないで下さいよ。私より救済の箱舟に詳しい公爵様が駄目だったのに、私に指揮が務まる訳ないじゃ無いですか。」
「そうか?悪く無い選択だと思ったのだが?なまじ知っているから相手の掌で弄ばれているのだと思っている。なのであまり知らないビアンカの方が面白いアイデアを出すんじゃないかと期待しているんだが?」
囲碁や将棋でもプロよりも初心者の方が相手をしづらいと言うのを聞いた事がある。ここは素人のビアンカの資質に賭けてみたい。
「では、唯一の手掛りである。箱舟の模型を調べてみては如何でしょう?」
ふむ、それは僕も考えていたのだが、ストレージの中で調べないと万が一の時困るので、ここに出す訳には行かない。
「調べるのは構わないが、ここに出す訳には行かないぞ?何処か安全な場所で調べないと、危険な物だった時、対処出来ないからな。」
と言う事でビアンカを書斎に残し、僕は転移で大山脈の比較的安全そうな場所を探し、そこで解析をする事にした。
早速ストレージを使い。分析するが、魔道具では無さそうだ。魔石や魔法陣の類は使用されていない。
色々と調べてみるが、ただの精巧な模型にしか見えない。これは何の為に作られたんだ?
とりあえず安全性は確認したので、ストレージから出してみる。1メートル程の模型だが非常に良く出来ている。細部まで成功に作り込まれているのには感心した。
待てよ、この時代にここまで精巧な模型を作る技術があったのだろうか?もしかしたらこれは、原寸で作られた物を縮小した物では無いだろうか?
しかし、この世界の造船技術は遅れていると聞く。これが、元々どれ位のサイズかは判らないが、機能的には外洋を航海出来るだけのテクノロジーが使用されているのでは無いだろうか?
あれ?そうなると謎が深まる。これは救済の箱舟に取って非常に貴重な物なのでは無いだろうか?それを何故、王城の宝物庫へ?
僕は試しに魔法を使い、模型を5メートル位の大きさに拡大してみる。思った通り。船に必要な機能は全て再現してあった。
サイズ感から行くと30メートル位の大きさが元のサイズだと思われる。
まさに箱舟だが、これを何に使用するつもりだったんだ?
僕は宗教には詳しく無いが。確か箱舟って洪水の時に様々な生物を助ける為に使用されたんだよな?まあ、あれは地球の話だから、この世界の箱舟はまた違う意味があるのかもしれないが。
この結果を持って。公爵邸に転移で戻る。
書斎ではビアンカが本を読みながら待っていた。
「何か解りましたか?」
「ああ、幾つか解った事があるが、更に謎が増えたぞ。」
「どう言う事です?」
「まず、箱舟だが、あれは模型じゃなくて本物の箱舟だ。魔法で縮小してあるが、拡大の魔法を使えば、きちんと作動する。この大陸から別の大陸まで航海出来るだけの能力を持っている。」
「外洋を航海出来る船なんて、今の技術力では作れませんよ?それってかなり貴重な物なのでは無いですか?」
「だろうな。で、謎が出て来る。何故、宝物庫に飾ったのだろう?」
「あくまでも仮定になりますが、同じ物が複数あるとしたらどうでしょう?」
「どう言う事だ?」
「各地に箱舟を置いておいて、何かがあった時に一斉に外洋に逃げる為に存在しているとか?」
「それでは、救済の箱舟は世界を救う組織と言う事になるぞ?」
「そもそも救済の箱舟って悪なんでしょうか?」
ん?過激な組織ではあるが、悪と言う概念では考えた事が無かったな。
「しかし、王都で4万人もの死者を出しているぞ?」
「考え方の違いかもしれません。その犠牲は必要な犠牲だったとは考えらませんか?」
必要な犠牲?まあ、僕も成人君子では無いから、全ての人を救って来た訳では無い。しかし、大量殺人を容認する程人間が出来ている訳でも無い。
「一方で人を殺し。一方で人を助ける。その基準は何なんだ?と言うか、人の命と言うのは平等ではないのか?」
「この王国では少なくとも人の命は平等ではありません。貴族と平民の命では金貨と銅貨位の違いがありますよ?」
僕は衝撃を受けていた。現代日本で生きて来た僕は人の命は平等だと教わって来た。しかし、この世界では違う様だ。そもそも、日本の常識がこの世界でも通じると何時の間にか勘違いをしていたらしい。
となると、善悪の概念も僕の物とこの世界の物ではズレが生じている可能性がある。
これは問題だ。救済の箱舟が悪では無いのなら、それと戦っていた僕らこそが悪になってしまうのでは無いだろうか?
いや、もしかしたら戦争と一緒で、どちらにも理があると言う事かもしれない。立場が違えば、信じる正義も変わって来る。
僕は僕の信じる正義を貫くしか、今は選択肢がない。後世に悪人だったと言われる事になっても。
「なぁ、ビアンカ。ビアンカの善悪の概念から行くと、今回の救済の箱舟の事件はどう言う解釈になるんだ?」
「そうですね。お互いに相容れない主張があり。それが通らないなら武力で制すると言うのは昔からよくある事です。勝った方が正義と言うのは思う所もありますが、あながち間違って居るとも言い切れないんですよね。何故なら、人は自分が正義だと思う方に加担します。その人数が多い方が勝つ事が多い。すなわち民意による正義とも言えます。」
「なるほどなぁ。だが、僕やクラ―ネルみたいなイレギュラーが存在すると、その前提がひっくり返る事もあるんじゃないか?少なくとも、僕がその気になれば、一瞬で王都位消滅するぞ?」
「長い歴史の中、独裁者が居なかった時代と言うのは案外少ないんですよ。なので、そう言う存在が現れたのなら、時代がそれを求めたとも考えられますよね?」
なるほど、ビアンカの考え方がこの世界では一般的なのかもしれない。だとすると、僕は独裁者として、この王国を治めるのが自然な流れと言う事になる。
だが、日本生まれの僕に独裁者は務まらないだろうな?
何にせよ、今回の事件で僕の中の価値観が若干だが変わったのは事実だ。
これから救済の箱舟と戦うのに影響が出なければ良いが。
「そう言えば公爵様。宝物庫の箱舟の模型はあのままにして置いて宜しいのですか?」
「ん?あれか、あれが何なのか解らないからなぁ。動かしても良い物かどうか。」
「でも、すり替えられたと言う事は誰かがあそこに運んだんですよね?」
時限爆弾なら設置した後にスイッチを入れる事が出来る。魔道具でも同じでは無いだろうか?また、触れたら何かが起こると言う可能性もある。
まあ、今まで何も起こらなかった事を考えると、後者の可能性が高い。無闇に動かすのは危険だと判断したが、ストレージに仕舞って時間を止めると言う方法もあると、今になって思い出す。
どうも、あの箱舟の模型を見てから、僕の思考が鈍っている気がする。気のせいなら良いのだが。
数日後には行方不明者のリストが届くだろう。だが、恐らくそこには長老の名前は載っていない。生きていて、新国王就任と共に王城を去った者の中にこそ長老は居る。まあ、リストは無駄にはならない。そこに名前が載って居る物は無実だと言う事になるからだ。
しかし、既に長老は何処かに隠れてしまって居るだろうな。またしても先手を打たれたと言う事になる。
翌日、王城に再び行き、事情を話して、箱舟の模型を預からせて貰う。アイテムボックスと違って、ストレージは目標物が決まって居れば手を触れずとも仕舞う事が可能だ。
とりあえず、爆発する事も無く模型はストレージに収まった。後でじっくりとストレージの機能で解析するつもりだ。
さて、完全な手詰まりだ。これからどうしよう?
打つ手がないと言うより、僕の計画がことごとく相手に読まれている。ここは主導権を他の人間に託した方が良さそうだ。
「と、言う訳でビアンカ、ここからは君が主導で動く事に決めた。」
「いやいや、勝手に決めないで下さいよ。私より救済の箱舟に詳しい公爵様が駄目だったのに、私に指揮が務まる訳ないじゃ無いですか。」
「そうか?悪く無い選択だと思ったのだが?なまじ知っているから相手の掌で弄ばれているのだと思っている。なのであまり知らないビアンカの方が面白いアイデアを出すんじゃないかと期待しているんだが?」
囲碁や将棋でもプロよりも初心者の方が相手をしづらいと言うのを聞いた事がある。ここは素人のビアンカの資質に賭けてみたい。
「では、唯一の手掛りである。箱舟の模型を調べてみては如何でしょう?」
ふむ、それは僕も考えていたのだが、ストレージの中で調べないと万が一の時困るので、ここに出す訳には行かない。
「調べるのは構わないが、ここに出す訳には行かないぞ?何処か安全な場所で調べないと、危険な物だった時、対処出来ないからな。」
と言う事でビアンカを書斎に残し、僕は転移で大山脈の比較的安全そうな場所を探し、そこで解析をする事にした。
早速ストレージを使い。分析するが、魔道具では無さそうだ。魔石や魔法陣の類は使用されていない。
色々と調べてみるが、ただの精巧な模型にしか見えない。これは何の為に作られたんだ?
とりあえず安全性は確認したので、ストレージから出してみる。1メートル程の模型だが非常に良く出来ている。細部まで成功に作り込まれているのには感心した。
待てよ、この時代にここまで精巧な模型を作る技術があったのだろうか?もしかしたらこれは、原寸で作られた物を縮小した物では無いだろうか?
しかし、この世界の造船技術は遅れていると聞く。これが、元々どれ位のサイズかは判らないが、機能的には外洋を航海出来るだけのテクノロジーが使用されているのでは無いだろうか?
あれ?そうなると謎が深まる。これは救済の箱舟に取って非常に貴重な物なのでは無いだろうか?それを何故、王城の宝物庫へ?
僕は試しに魔法を使い、模型を5メートル位の大きさに拡大してみる。思った通り。船に必要な機能は全て再現してあった。
サイズ感から行くと30メートル位の大きさが元のサイズだと思われる。
まさに箱舟だが、これを何に使用するつもりだったんだ?
僕は宗教には詳しく無いが。確か箱舟って洪水の時に様々な生物を助ける為に使用されたんだよな?まあ、あれは地球の話だから、この世界の箱舟はまた違う意味があるのかもしれないが。
この結果を持って。公爵邸に転移で戻る。
書斎ではビアンカが本を読みながら待っていた。
「何か解りましたか?」
「ああ、幾つか解った事があるが、更に謎が増えたぞ。」
「どう言う事です?」
「まず、箱舟だが、あれは模型じゃなくて本物の箱舟だ。魔法で縮小してあるが、拡大の魔法を使えば、きちんと作動する。この大陸から別の大陸まで航海出来るだけの能力を持っている。」
「外洋を航海出来る船なんて、今の技術力では作れませんよ?それってかなり貴重な物なのでは無いですか?」
「だろうな。で、謎が出て来る。何故、宝物庫に飾ったのだろう?」
「あくまでも仮定になりますが、同じ物が複数あるとしたらどうでしょう?」
「どう言う事だ?」
「各地に箱舟を置いておいて、何かがあった時に一斉に外洋に逃げる為に存在しているとか?」
「それでは、救済の箱舟は世界を救う組織と言う事になるぞ?」
「そもそも救済の箱舟って悪なんでしょうか?」
ん?過激な組織ではあるが、悪と言う概念では考えた事が無かったな。
「しかし、王都で4万人もの死者を出しているぞ?」
「考え方の違いかもしれません。その犠牲は必要な犠牲だったとは考えらませんか?」
必要な犠牲?まあ、僕も成人君子では無いから、全ての人を救って来た訳では無い。しかし、大量殺人を容認する程人間が出来ている訳でも無い。
「一方で人を殺し。一方で人を助ける。その基準は何なんだ?と言うか、人の命と言うのは平等ではないのか?」
「この王国では少なくとも人の命は平等ではありません。貴族と平民の命では金貨と銅貨位の違いがありますよ?」
僕は衝撃を受けていた。現代日本で生きて来た僕は人の命は平等だと教わって来た。しかし、この世界では違う様だ。そもそも、日本の常識がこの世界でも通じると何時の間にか勘違いをしていたらしい。
となると、善悪の概念も僕の物とこの世界の物ではズレが生じている可能性がある。
これは問題だ。救済の箱舟が悪では無いのなら、それと戦っていた僕らこそが悪になってしまうのでは無いだろうか?
いや、もしかしたら戦争と一緒で、どちらにも理があると言う事かもしれない。立場が違えば、信じる正義も変わって来る。
僕は僕の信じる正義を貫くしか、今は選択肢がない。後世に悪人だったと言われる事になっても。
「なぁ、ビアンカ。ビアンカの善悪の概念から行くと、今回の救済の箱舟の事件はどう言う解釈になるんだ?」
「そうですね。お互いに相容れない主張があり。それが通らないなら武力で制すると言うのは昔からよくある事です。勝った方が正義と言うのは思う所もありますが、あながち間違って居るとも言い切れないんですよね。何故なら、人は自分が正義だと思う方に加担します。その人数が多い方が勝つ事が多い。すなわち民意による正義とも言えます。」
「なるほどなぁ。だが、僕やクラ―ネルみたいなイレギュラーが存在すると、その前提がひっくり返る事もあるんじゃないか?少なくとも、僕がその気になれば、一瞬で王都位消滅するぞ?」
「長い歴史の中、独裁者が居なかった時代と言うのは案外少ないんですよ。なので、そう言う存在が現れたのなら、時代がそれを求めたとも考えられますよね?」
なるほど、ビアンカの考え方がこの世界では一般的なのかもしれない。だとすると、僕は独裁者として、この王国を治めるのが自然な流れと言う事になる。
だが、日本生まれの僕に独裁者は務まらないだろうな?
何にせよ、今回の事件で僕の中の価値観が若干だが変わったのは事実だ。
これから救済の箱舟と戦うのに影響が出なければ良いが。
73
あなたにおすすめの小説
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる