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第8章 砂漠の英雄
第15話 正座
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宿に戻り、リョウが語った話を聞いて私は嘆息した。
「ふうん、そんな大事な話を黙ってたんだ」
リョウは私たちに囲まれ、床の上で正座ってのをしている。
ちなみに、彼の口から情報源がヘクターさんだとわかった瞬間、リョウへ口をあんぐりさせていた彼も、ヴィレッタの微笑みスマイル見て自ら正座中だ。
「まあ、リョウ様の性格っすから黙ってたのもわかるっす。第一、突然リョウ様が『ノイズは生きている』って告げてきても、要領得ない内容しか喋れず、半信半疑にしかならないっすからね。自分やヴィレッタさんで裏取りする必要があったっす」
そうかもしれないけど……フィーリア、それ以前にリョウを軽くディスってるよね? リョウのことを世界を救う英雄と見て、一緒に旅してるんじゃなかったっけ?
てか、裏取りメンバーに私を含めないのもなんで?
「トール・カークスさんと、姉様たちも色々あったと聞いています! 同郷の師匠に後事を託す! くっ! グッとくる話です!」
レオノールが言うように色々あったのは確かだし、5歳で病死したとされる私が10年後に魔女修行終えて旅に出て冒険者やってたのに、私の存在を知って速攻テスタ政権打倒のために、王女生存説を流布したのも彼だ。
そのお陰で私は元王女だと自ら名乗らなくても、大体の人が知っちゃう羽目になったし、それについて一切事前相談もされなかったのだ。
テスタ処刑後に頭を下げられたけど、利用されたのはムカつくし、かといって事前にそう動いてくれと持ちかけられても、そんな餌みたいに扱われる役目なんて断っただろうから、トールさんの行動が正解なのは理解してる。
でも、だからといってモヤッと感は消えないんだよね。
私の叔父、サリウス王にとって、テシウスさんが清流のような智者に対し、トールさんは濁流のような智者。
なんて評したのはフィーリアだが、言い得て妙でいて、実際に体験しないと首を傾げる例えだよ。
「どうせアレでしょ? 傭兵のことだからローゼが知ったら全力でノイズメインで動いて、それ以外おざなりにするのを恐れたんでしょ? ローゼは傭兵が絡むと、そっちに集中しちゃうから。ポイント稼ぎたいもんね♪ アダッ! ちょっ⁉ 何するのよローゼ!」
「ベ~レ~ニ~ス。余計なことは口にしない!」
ポイントってなんだポイントって。
……どのくらい稼げば告白してくるとかわかるのかな?
「大丈夫だよローゼなら~。私のポイント分けてあげる~。口から炎出せるようにする~?」
「絵面がおかしいわ! てかクリス、そのポイントじゃない! あと、受け取れないわ!」
「では私が貰います! クリスさん、どうすればいいんですか!」
「まず竜に変身して~」
「あっ、無理です! 諦めました! 竜の手だと剣が握れる気がしません! 剣が振れない人生は嫌です!」
「無理なことないわよレオノール、気合で剣を握るのよ」
「赤竜が装備できる剣っすか? 代金払えば自分が用意するっすよ? ざっと見積もっても、国家予算並みと造るのに数年かかると思うっすが、父ちゃんに頼めば半分に短縮できると思うっす」
「ムムッ……私、お小遣い残り少ないんです。父上と母上が出してくれるでしょうか?」
お~い、レオノール、クリス、ベレニス、フィーリア? そもそも人が竜に変身できるわけないでしょ? 話を脱線させるなよ。
あと、絶対ラインハルト王とマーガレット叔母様に金の無心すんなよレオノール。
フィーリアもドワーフの里に驚愕案件持ち込もうとすな。
「コホン。それでヘクターさん。あなたが掴んでいたノイズの情報について教えてくれませんか?」
ふう、さすがヴィレッタ。私がみんなにツッコみを入れるのに忙しい間も冷静でいてくれているよ。
ヴィレッタがいるから、私もみんなも安心してフリーダムにいられるんだよね。
……ん? ヴィレッタの視線がリョウとヘクターさんの正座している足を見て、彼女がフッと笑ったような?
おお! 足の痺れが凄そうだよリョウもヘクターさんも! はっ⁉ まさか無駄話を止めなかったのはこのためか⁉
ヴィレッタ、無茶苦茶怒ってる? リョウが私たちに隠し事をしていたのを! 足が痺れて我慢してるのを見ていい気味だって思ってる⁉
「えっと……足を元に戻していいかな?」
ヘクターさん……ごめんなさい。もう私ではどうすることもできません。
「却下します。そのままの態勢で語ってください。リョウ様もです!」
ひいっ! ヴィレッタ、完ッ全に怒ってるよ。
ごめん、リョウと、ついでにヘクターさん。ヴィレッタの機嫌を直すために、そのまま正座の刑執行を続けてね。
私のできることは、ベレニスたちが2人の足裏踏んづけようとするのを阻止するだけ!
「……南部の情勢はベルガー王国にとって懸念材料の一つ。テシウス殿はファインダ王国との交渉をトール殿に任せ、北の守りはレンゲル将軍に全権を委任して、自らは国内の安定と南部に尽力している」
足の痺れを我慢にしながら涙目で語りだすヘクターさん。
うん、とんでもなく凄い話が聞けそうなのに重たい空気にならないぞ。
「俺も商業ギルドのマスター職と、準男爵を拝命した身だ。情報を集めに人を放つし、多くの話も耳にする。その中に昨年のシャハール族とデゼルタ族の戦いで、シャハール族がデゼルタ族を滅ぼす寸前だったが、イリス・アーシャやボルド・アルバース、ハトリ・コーデリアがデゼルタ側に参戦して、逆にシャハール側を追い詰めた話がある」
だが、イリスたちは撤退を余儀なくされた。
アデルやラインハルト王、アラン傭兵団団長グレン・アルバースと並ぶ大陸七剣神の1人であるイリスですら、戦いに決着をつけられなかったのである。
「その時、シャハール族についた男と、イリスたちが全員で剣を交えたが、押されたのはイリスたちと戦いを目撃した奴が口にした」
「んな⁉ イリスさんの大剣と互角なだけでも驚くのに、アラン傭兵団の俊英ボルド・アルバース、パルケニアの至宝と呼ばれる冒険者ハトリ・コーデリアと一緒で防がれるって信じられません!」
剣の世界に詳しく、ファインダに留学していたイリスさんと親しかったレオノールが驚愕の声を漏らす。
「ああ、だから俺も聞いたのさ。『どんな奴だ?』ってな。するとこう答えたのさ」
『体格優れ、黒髪に無精髭、ロングソードを軽々と扱う男です。口元は常に笑みを浮かべ、相手を挑発し戦いを楽しむ様子、腕前は七剣神のイリス含めた相手をしてなお余裕。……七剣神の1人にして大陸最悪の人物ノイズ・グレゴリオの情報と酷似していました。イリスが『生きていたのかノイズ』と問うのに対し、『俺が死ぬわけねえだろバ~カ』、と返答したのも耳にしております』
シーンとしてしまう。
語られた情報は、ノイズ本人だとはっきり悟るしかない内容だった。
口調、声にしたセリフもノイズしか言いそうにない内容だ。
「俺があんたらに言わなかったのは、これも国家機密の一つだからだ。奴が引き起こした戦乱の数々に、人々は恐怖の対象でしかないからな。……俺は話したぞ! 足を自由にする!」
「許可します。では、リョウ様、ご回答を」
あっ、ヘクターさん、ヴィレッタに許可されたからってすぐに足を伸ばそうとしちゃ駄目!
ほら言わんこっちゃない……一気に痺れが下半身駆け巡って苦悶の表情でのたうち回っちゃったよ。
血流が一気に解放されるとそうなるんだよね。
こらこら~、ベレニスとフィーリア、ヘクターさんの足を触ろうとするんじゃなーい。
そんなヘクターさんを傍目で見ながら、リョウは「ごめんなさい。反省してます。南部に入ってから告げるつもりでした」と正座姿勢のまま、頭を下げて涙を堪えて言うのでした。
ふう~、ヴィレッタが満足してくれる回答してくれてよかったよ。
「リョウ様、あなたはわたくしたち、特にローゼに全て話す義務がございます。……次はありませんので、お気をつけくださいませ。言葉にするのが苦手でも、わたくしたちがリョウ様の意を汲みますので」
うん、いつものヴィレッタの穏やかな表情に戻ったよ。
ふう、良かった良かった。
……あれ? でもまだ疑問が出てきたぞ。
「リョウ、酒場で初めて聞いたようにケントって人に迫ってたよね? あれ、演技だったの?」
私がちょっとした違和感を訊ねると、リョウは頭を上げない。
……こんにゃろ、演技じゃなくガチだったな。
「ふうん、そんな大事な話を黙ってたんだ」
リョウは私たちに囲まれ、床の上で正座ってのをしている。
ちなみに、彼の口から情報源がヘクターさんだとわかった瞬間、リョウへ口をあんぐりさせていた彼も、ヴィレッタの微笑みスマイル見て自ら正座中だ。
「まあ、リョウ様の性格っすから黙ってたのもわかるっす。第一、突然リョウ様が『ノイズは生きている』って告げてきても、要領得ない内容しか喋れず、半信半疑にしかならないっすからね。自分やヴィレッタさんで裏取りする必要があったっす」
そうかもしれないけど……フィーリア、それ以前にリョウを軽くディスってるよね? リョウのことを世界を救う英雄と見て、一緒に旅してるんじゃなかったっけ?
てか、裏取りメンバーに私を含めないのもなんで?
「トール・カークスさんと、姉様たちも色々あったと聞いています! 同郷の師匠に後事を託す! くっ! グッとくる話です!」
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そのお陰で私は元王女だと自ら名乗らなくても、大体の人が知っちゃう羽目になったし、それについて一切事前相談もされなかったのだ。
テスタ処刑後に頭を下げられたけど、利用されたのはムカつくし、かといって事前にそう動いてくれと持ちかけられても、そんな餌みたいに扱われる役目なんて断っただろうから、トールさんの行動が正解なのは理解してる。
でも、だからといってモヤッと感は消えないんだよね。
私の叔父、サリウス王にとって、テシウスさんが清流のような智者に対し、トールさんは濁流のような智者。
なんて評したのはフィーリアだが、言い得て妙でいて、実際に体験しないと首を傾げる例えだよ。
「どうせアレでしょ? 傭兵のことだからローゼが知ったら全力でノイズメインで動いて、それ以外おざなりにするのを恐れたんでしょ? ローゼは傭兵が絡むと、そっちに集中しちゃうから。ポイント稼ぎたいもんね♪ アダッ! ちょっ⁉ 何するのよローゼ!」
「ベ~レ~ニ~ス。余計なことは口にしない!」
ポイントってなんだポイントって。
……どのくらい稼げば告白してくるとかわかるのかな?
「大丈夫だよローゼなら~。私のポイント分けてあげる~。口から炎出せるようにする~?」
「絵面がおかしいわ! てかクリス、そのポイントじゃない! あと、受け取れないわ!」
「では私が貰います! クリスさん、どうすればいいんですか!」
「まず竜に変身して~」
「あっ、無理です! 諦めました! 竜の手だと剣が握れる気がしません! 剣が振れない人生は嫌です!」
「無理なことないわよレオノール、気合で剣を握るのよ」
「赤竜が装備できる剣っすか? 代金払えば自分が用意するっすよ? ざっと見積もっても、国家予算並みと造るのに数年かかると思うっすが、父ちゃんに頼めば半分に短縮できると思うっす」
「ムムッ……私、お小遣い残り少ないんです。父上と母上が出してくれるでしょうか?」
お~い、レオノール、クリス、ベレニス、フィーリア? そもそも人が竜に変身できるわけないでしょ? 話を脱線させるなよ。
あと、絶対ラインハルト王とマーガレット叔母様に金の無心すんなよレオノール。
フィーリアもドワーフの里に驚愕案件持ち込もうとすな。
「コホン。それでヘクターさん。あなたが掴んでいたノイズの情報について教えてくれませんか?」
ふう、さすがヴィレッタ。私がみんなにツッコみを入れるのに忙しい間も冷静でいてくれているよ。
ヴィレッタがいるから、私もみんなも安心してフリーダムにいられるんだよね。
……ん? ヴィレッタの視線がリョウとヘクターさんの正座している足を見て、彼女がフッと笑ったような?
おお! 足の痺れが凄そうだよリョウもヘクターさんも! はっ⁉ まさか無駄話を止めなかったのはこのためか⁉
ヴィレッタ、無茶苦茶怒ってる? リョウが私たちに隠し事をしていたのを! 足が痺れて我慢してるのを見ていい気味だって思ってる⁉
「えっと……足を元に戻していいかな?」
ヘクターさん……ごめんなさい。もう私ではどうすることもできません。
「却下します。そのままの態勢で語ってください。リョウ様もです!」
ひいっ! ヴィレッタ、完ッ全に怒ってるよ。
ごめん、リョウと、ついでにヘクターさん。ヴィレッタの機嫌を直すために、そのまま正座の刑執行を続けてね。
私のできることは、ベレニスたちが2人の足裏踏んづけようとするのを阻止するだけ!
「……南部の情勢はベルガー王国にとって懸念材料の一つ。テシウス殿はファインダ王国との交渉をトール殿に任せ、北の守りはレンゲル将軍に全権を委任して、自らは国内の安定と南部に尽力している」
足の痺れを我慢にしながら涙目で語りだすヘクターさん。
うん、とんでもなく凄い話が聞けそうなのに重たい空気にならないぞ。
「俺も商業ギルドのマスター職と、準男爵を拝命した身だ。情報を集めに人を放つし、多くの話も耳にする。その中に昨年のシャハール族とデゼルタ族の戦いで、シャハール族がデゼルタ族を滅ぼす寸前だったが、イリス・アーシャやボルド・アルバース、ハトリ・コーデリアがデゼルタ側に参戦して、逆にシャハール側を追い詰めた話がある」
だが、イリスたちは撤退を余儀なくされた。
アデルやラインハルト王、アラン傭兵団団長グレン・アルバースと並ぶ大陸七剣神の1人であるイリスですら、戦いに決着をつけられなかったのである。
「その時、シャハール族についた男と、イリスたちが全員で剣を交えたが、押されたのはイリスたちと戦いを目撃した奴が口にした」
「んな⁉ イリスさんの大剣と互角なだけでも驚くのに、アラン傭兵団の俊英ボルド・アルバース、パルケニアの至宝と呼ばれる冒険者ハトリ・コーデリアと一緒で防がれるって信じられません!」
剣の世界に詳しく、ファインダに留学していたイリスさんと親しかったレオノールが驚愕の声を漏らす。
「ああ、だから俺も聞いたのさ。『どんな奴だ?』ってな。するとこう答えたのさ」
『体格優れ、黒髪に無精髭、ロングソードを軽々と扱う男です。口元は常に笑みを浮かべ、相手を挑発し戦いを楽しむ様子、腕前は七剣神のイリス含めた相手をしてなお余裕。……七剣神の1人にして大陸最悪の人物ノイズ・グレゴリオの情報と酷似していました。イリスが『生きていたのかノイズ』と問うのに対し、『俺が死ぬわけねえだろバ~カ』、と返答したのも耳にしております』
シーンとしてしまう。
語られた情報は、ノイズ本人だとはっきり悟るしかない内容だった。
口調、声にしたセリフもノイズしか言いそうにない内容だ。
「俺があんたらに言わなかったのは、これも国家機密の一つだからだ。奴が引き起こした戦乱の数々に、人々は恐怖の対象でしかないからな。……俺は話したぞ! 足を自由にする!」
「許可します。では、リョウ様、ご回答を」
あっ、ヘクターさん、ヴィレッタに許可されたからってすぐに足を伸ばそうとしちゃ駄目!
ほら言わんこっちゃない……一気に痺れが下半身駆け巡って苦悶の表情でのたうち回っちゃったよ。
血流が一気に解放されるとそうなるんだよね。
こらこら~、ベレニスとフィーリア、ヘクターさんの足を触ろうとするんじゃなーい。
そんなヘクターさんを傍目で見ながら、リョウは「ごめんなさい。反省してます。南部に入ってから告げるつもりでした」と正座姿勢のまま、頭を下げて涙を堪えて言うのでした。
ふう~、ヴィレッタが満足してくれる回答してくれてよかったよ。
「リョウ様、あなたはわたくしたち、特にローゼに全て話す義務がございます。……次はありませんので、お気をつけくださいませ。言葉にするのが苦手でも、わたくしたちがリョウ様の意を汲みますので」
うん、いつものヴィレッタの穏やかな表情に戻ったよ。
ふう、良かった良かった。
……あれ? でもまだ疑問が出てきたぞ。
「リョウ、酒場で初めて聞いたようにケントって人に迫ってたよね? あれ、演技だったの?」
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