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第8章 砂漠の英雄
第17話 家系図
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マーイン領主が住む城の深奥。分厚い石壁に隠された地下に小さな隠し部屋が存在する。
そこはアルベルト・エイエスがこの地を治めていた時代よりもさらに古くから存在する空間であり、後から来たマーイン一族は存在に気づくこともなく、この世を去っている。
カタリ、と石の扉が内側へ開く。
淀んだ空気が流れ出す闇の中へ、オレンジ色の髪を一つ結びに揺らしたシスター服の少女が、音もなく滑り込んだ。
彼女――ジーニアが指を鳴らすと、淡い光球が生まれ、仄暗い室内を照らし出す。
そこは忘れ去られた歴史の墓場だった。埃を被った武具、色褪せた絨毯、用途の知れぬ銀食器。ところ狭しと無造作に並べられた骨董品が、湿ったカビの臭いを放っている。
「キヒ♥ さあて、ここにあるかどうかぁ、確かめなくっちゃねぇ」
ジーニアは楽しげに鼻歌を歌いながら、乱雑に積まれた品々を物色し始める。
棚の奥に古びた木箱を見つけて乱暴に開けると、中には羊皮紙の巻物が収まっていた。
「……巻物、家系図か。最期がアルベルト・エイエス。ふうん、前の領主だな。……で、最初の名前は……って、長えな。ええっと? ハールーン、ゼノビア。どっかで聞いたことある名だが……ああ、七英雄物語に出てくる敵役か。たしか、最後は剣士レインと魔女アニスに殺されたんだっけ? キャハ♥ こんな家系図、世に出せねえから隠してたってわけか。にしても、伝説の存在、それも悪役を始祖にするなんて、エイエス家は変わった一族だったんでしょ。あたしと気が合いそうだったのに、一族全滅は切ないわぁ。ま、こういうのルリアが気に入りそうだな。貰っておくか」
七英雄物語は百年前に刊行された、千年前の魔王を倒す英雄たちを題材にした小説である。文字を覚えたものなら誰もが読んだことのある、広く知られている書物だ。
ジーニアは価値を吟味するように巻物を眺めると、無造作に懐へと滑り込ませた。
そして再び、物色を続ける。
「他は金にもならねえガラクタばっかだな。先祖代々の墓に入れたくないモンを、ここにぶち込んでたって感じか、これ」
舞い上がる埃にも頓着せず、彼女は目的の物を探し続ける。
だが、部屋の隅々まで探っても目当てのものは見つからない。
「……ここに隠してねえとなると、直接持ってるか、もっと別の隠し場所か。赤ん坊の手で維持してるって魔法陣、見たかったんだけどなぁ。さすがに時間切れか。……なあ? そんな殺気立ってないで、出てこいよぉ」
ジーニアが後ろ姿のまま首だけを扉に向けた瞬間。
闇を切り裂く一閃が、彼女の喉元めがけて振り下ろされた。
キィン! と甲高い金属音が響き、火花が散る。
ジーニアは漆黒の剣で攻撃を受け止め、狂気的な笑みを浮かべた。
「キャハ♥ 片目の剣士、いいねえ! ゾクゾクする殺気だよ! やっぱ戦いは、怒りに燃える相手とがいっちばん愉しいねえ!」
「漆黒の剣……ちっ、飾りじゃねえのかよ、シスター服の女!」
狭い隠し部屋で、二つの影が激しく交錯する。
剣戟の嵐が吹き荒れ、古の骨董品が次々と木っ端微塵になっていく。
「どうしてここを知っている! 何者だ!」
片目の剣士――クレバスが憎悪を込めて叫んだ。
「いいねえ、その声。もっと聞かせてよ。ゾクゾクするわ」
幾度も剣戟が奏でられるうち、クレバスは足元に違和感を覚えた。
いつの間に風が渦を巻き、粉々になった陶器の破片が彼の足首を切り刻みにかかる。
「ヒュウ♪ 避けるなんてぇ、つれないわぁ」
すんでのところでクレバスは跳躍し、直撃を避けた。
愉快げに言うジーニアだが、クレバスの一挙手一投足を注視する。
リョウ・アルバースと同格の剣気を感じ取ったから。
「チッ! ……魔女か!」
「御名答。あんたが組んだ魔女のぉ、お仲間ってやつぅ。だからあたしもぉ、あんたのお仲間ってわけぇ。勘違いして、お・そ・わ・な・い・で・よ・ね。キャハ♥」
「あいつの仲間だと? なら何故、こんな泥棒のような真似をする!」
憎悪の表情を浮かべるクレバスに、ジーニアは剣を突きつけ、嗜虐的に嗤って答える。
「キヒ♥ ただの嫌がらせぇ。ていうかぁ、あたしは何もしてないのにぃ、お姫様一行にあたしの存在をチラつかせる嫌がらせしてきたの、そっちが先だしぃ。これでおあいこでしょぉ? ……こいつを媒体にして聞いてるんだろ? チャラにするかしないか、返事しろよ」
砂風呂も、酒場の噂も、宿屋でのちょっかいも、ジーニアの仕業ではない。すべてはこのマーイン領に潜む、もう一人の魔女の仕業だ。
『ふふふ、チャラにするわ。骨董品を壊しまくったのも、請求しないであげる』
クレバスの背後、何もない空間からエコーのかかった女の声が囁くように響き、すぐに気配は消えた。
「ったく、あたしをダシにしやがって。こうなりゃ意地でも血脈が途絶えたら発動するっていう魔法陣、拝んでやるからな」
ジーニアは忌々しげに舌打ちし、クレバスに向き直った。
「ねぇ? 赤ん坊の手で維持してる魔法陣の隠し場所、どこぉ?」
「知らん! それについては、あの魔女が管理している!」
「まあ、そりゃそうだよなぁ。こんなわかりやすい所に隠してるわけなかったかぁ。キャハ♥ でもでもぉ、あるのは確定ってことだよねぇ。ねえねえ、どんな気分? 何も知らない赤ん坊を殺してぇ、手だけを奪って維持してる土地で暮らしてる気分はぁ? あんたなんだろ? あいつの駒になってる、クレバスって男は」
「……」
「キヒ♥ 意地悪な質問してごめ~ん。もう帰っていいよぉ。あたしはもうちょっとここにいるからぁ」
「……何が目的だ? 今更あれを見て、どうするつもりだ?」
「ん~。目的って言われてもねぇ。単純にぃ、ひ・ま・つ・ぶ・し。キャハ♥」
歪んだ笑みで呟くジーニアの顔が真顔に変わり、瞬き一つせず、クレバスの瞳に視線が向かう。
「 ……それに、赤ん坊の手を取ったら本当に作動するのか、知りたくない? この土地がどう消滅するのか、その時ここにいた連中はどうなるのか。一瞬で跡形もなく消えるのか、それとも苦痛に悶えながら、じわりじわりと死んでいくのか。他の土地に住む人々の反応は? 恐怖する? やってみたいって思う奴は出てくる? ……興味津々じゃなぁい?」
クレバスは絶句した。目の前の魔女もまた、自分が手を組んだ魔女と同等、あるいはそれ以上に常軌を逸していると悟り。
「これってお姫様一行もぉ、まとめて全滅させられるチャンスじゃない? それってぇ、とぉっても気分がいいでしょぉ?」
「待て! お姫様一行とは、ローゼマリー姫のことか! 俺の手であいつらを殺す! だから、魔法陣の解除だけはしないでくれ!」
クレバスの必死の叫びに、ジーニアは楽しげに虚空へ語りかける。
「ふうん。だってよぉ! どうする?」
『いいんじゃないかしら? あいつらは商人と護衛を偽っているけれど、マーイン一族の行方を探りに来たのは確定しているわ。私にとっても、邪魔な存在よ』
「キヒ♥ 交渉成立。そんじゃ、任せた。……二度とあたしの名をダシに使うなよ。お陰でこっちは、南部で連中を嵌める策がパーになったんだからな」
『フフ、潜伏とか人任せとか、ジーニアらしくないじゃない? どうせ漁夫の利でも狙っているんでしょうけれど、私を甘く見ないことね。……そうそう、エイエス家の家系図の巻物は、そこに置いていきなさい』
「あん? やっぱこれ、ただのガラクタじゃなかったのか?」
「それは我らエイエスの民の誇りだ! それがあれば、この街の住人すべての心を一つにできる!」
クレバスが血を吐くように叫んだ。
「ふうん? ま、いいわぁ。期待してるから、頑張ってねぇ。キャハ♥」
ジーニアはポンと懐から巻物をクレバスに投げ返し、再びガラクタの山に目を向けた。
彼女の背中を睨みつけながら、クレバスは固く誓う。
ローゼ一行を全力で排除し、この招かれざるもう1人の魔女を、一刻も早くこの地から追い出すのだと。
そこはアルベルト・エイエスがこの地を治めていた時代よりもさらに古くから存在する空間であり、後から来たマーイン一族は存在に気づくこともなく、この世を去っている。
カタリ、と石の扉が内側へ開く。
淀んだ空気が流れ出す闇の中へ、オレンジ色の髪を一つ結びに揺らしたシスター服の少女が、音もなく滑り込んだ。
彼女――ジーニアが指を鳴らすと、淡い光球が生まれ、仄暗い室内を照らし出す。
そこは忘れ去られた歴史の墓場だった。埃を被った武具、色褪せた絨毯、用途の知れぬ銀食器。ところ狭しと無造作に並べられた骨董品が、湿ったカビの臭いを放っている。
「キヒ♥ さあて、ここにあるかどうかぁ、確かめなくっちゃねぇ」
ジーニアは楽しげに鼻歌を歌いながら、乱雑に積まれた品々を物色し始める。
棚の奥に古びた木箱を見つけて乱暴に開けると、中には羊皮紙の巻物が収まっていた。
「……巻物、家系図か。最期がアルベルト・エイエス。ふうん、前の領主だな。……で、最初の名前は……って、長えな。ええっと? ハールーン、ゼノビア。どっかで聞いたことある名だが……ああ、七英雄物語に出てくる敵役か。たしか、最後は剣士レインと魔女アニスに殺されたんだっけ? キャハ♥ こんな家系図、世に出せねえから隠してたってわけか。にしても、伝説の存在、それも悪役を始祖にするなんて、エイエス家は変わった一族だったんでしょ。あたしと気が合いそうだったのに、一族全滅は切ないわぁ。ま、こういうのルリアが気に入りそうだな。貰っておくか」
七英雄物語は百年前に刊行された、千年前の魔王を倒す英雄たちを題材にした小説である。文字を覚えたものなら誰もが読んだことのある、広く知られている書物だ。
ジーニアは価値を吟味するように巻物を眺めると、無造作に懐へと滑り込ませた。
そして再び、物色を続ける。
「他は金にもならねえガラクタばっかだな。先祖代々の墓に入れたくないモンを、ここにぶち込んでたって感じか、これ」
舞い上がる埃にも頓着せず、彼女は目的の物を探し続ける。
だが、部屋の隅々まで探っても目当てのものは見つからない。
「……ここに隠してねえとなると、直接持ってるか、もっと別の隠し場所か。赤ん坊の手で維持してるって魔法陣、見たかったんだけどなぁ。さすがに時間切れか。……なあ? そんな殺気立ってないで、出てこいよぉ」
ジーニアが後ろ姿のまま首だけを扉に向けた瞬間。
闇を切り裂く一閃が、彼女の喉元めがけて振り下ろされた。
キィン! と甲高い金属音が響き、火花が散る。
ジーニアは漆黒の剣で攻撃を受け止め、狂気的な笑みを浮かべた。
「キャハ♥ 片目の剣士、いいねえ! ゾクゾクする殺気だよ! やっぱ戦いは、怒りに燃える相手とがいっちばん愉しいねえ!」
「漆黒の剣……ちっ、飾りじゃねえのかよ、シスター服の女!」
狭い隠し部屋で、二つの影が激しく交錯する。
剣戟の嵐が吹き荒れ、古の骨董品が次々と木っ端微塵になっていく。
「どうしてここを知っている! 何者だ!」
片目の剣士――クレバスが憎悪を込めて叫んだ。
「いいねえ、その声。もっと聞かせてよ。ゾクゾクするわ」
幾度も剣戟が奏でられるうち、クレバスは足元に違和感を覚えた。
いつの間に風が渦を巻き、粉々になった陶器の破片が彼の足首を切り刻みにかかる。
「ヒュウ♪ 避けるなんてぇ、つれないわぁ」
すんでのところでクレバスは跳躍し、直撃を避けた。
愉快げに言うジーニアだが、クレバスの一挙手一投足を注視する。
リョウ・アルバースと同格の剣気を感じ取ったから。
「チッ! ……魔女か!」
「御名答。あんたが組んだ魔女のぉ、お仲間ってやつぅ。だからあたしもぉ、あんたのお仲間ってわけぇ。勘違いして、お・そ・わ・な・い・で・よ・ね。キャハ♥」
「あいつの仲間だと? なら何故、こんな泥棒のような真似をする!」
憎悪の表情を浮かべるクレバスに、ジーニアは剣を突きつけ、嗜虐的に嗤って答える。
「キヒ♥ ただの嫌がらせぇ。ていうかぁ、あたしは何もしてないのにぃ、お姫様一行にあたしの存在をチラつかせる嫌がらせしてきたの、そっちが先だしぃ。これでおあいこでしょぉ? ……こいつを媒体にして聞いてるんだろ? チャラにするかしないか、返事しろよ」
砂風呂も、酒場の噂も、宿屋でのちょっかいも、ジーニアの仕業ではない。すべてはこのマーイン領に潜む、もう一人の魔女の仕業だ。
『ふふふ、チャラにするわ。骨董品を壊しまくったのも、請求しないであげる』
クレバスの背後、何もない空間からエコーのかかった女の声が囁くように響き、すぐに気配は消えた。
「ったく、あたしをダシにしやがって。こうなりゃ意地でも血脈が途絶えたら発動するっていう魔法陣、拝んでやるからな」
ジーニアは忌々しげに舌打ちし、クレバスに向き直った。
「ねぇ? 赤ん坊の手で維持してる魔法陣の隠し場所、どこぉ?」
「知らん! それについては、あの魔女が管理している!」
「まあ、そりゃそうだよなぁ。こんなわかりやすい所に隠してるわけなかったかぁ。キャハ♥ でもでもぉ、あるのは確定ってことだよねぇ。ねえねえ、どんな気分? 何も知らない赤ん坊を殺してぇ、手だけを奪って維持してる土地で暮らしてる気分はぁ? あんたなんだろ? あいつの駒になってる、クレバスって男は」
「……」
「キヒ♥ 意地悪な質問してごめ~ん。もう帰っていいよぉ。あたしはもうちょっとここにいるからぁ」
「……何が目的だ? 今更あれを見て、どうするつもりだ?」
「ん~。目的って言われてもねぇ。単純にぃ、ひ・ま・つ・ぶ・し。キャハ♥」
歪んだ笑みで呟くジーニアの顔が真顔に変わり、瞬き一つせず、クレバスの瞳に視線が向かう。
「 ……それに、赤ん坊の手を取ったら本当に作動するのか、知りたくない? この土地がどう消滅するのか、その時ここにいた連中はどうなるのか。一瞬で跡形もなく消えるのか、それとも苦痛に悶えながら、じわりじわりと死んでいくのか。他の土地に住む人々の反応は? 恐怖する? やってみたいって思う奴は出てくる? ……興味津々じゃなぁい?」
クレバスは絶句した。目の前の魔女もまた、自分が手を組んだ魔女と同等、あるいはそれ以上に常軌を逸していると悟り。
「これってお姫様一行もぉ、まとめて全滅させられるチャンスじゃない? それってぇ、とぉっても気分がいいでしょぉ?」
「待て! お姫様一行とは、ローゼマリー姫のことか! 俺の手であいつらを殺す! だから、魔法陣の解除だけはしないでくれ!」
クレバスの必死の叫びに、ジーニアは楽しげに虚空へ語りかける。
「ふうん。だってよぉ! どうする?」
『いいんじゃないかしら? あいつらは商人と護衛を偽っているけれど、マーイン一族の行方を探りに来たのは確定しているわ。私にとっても、邪魔な存在よ』
「キヒ♥ 交渉成立。そんじゃ、任せた。……二度とあたしの名をダシに使うなよ。お陰でこっちは、南部で連中を嵌める策がパーになったんだからな」
『フフ、潜伏とか人任せとか、ジーニアらしくないじゃない? どうせ漁夫の利でも狙っているんでしょうけれど、私を甘く見ないことね。……そうそう、エイエス家の家系図の巻物は、そこに置いていきなさい』
「あん? やっぱこれ、ただのガラクタじゃなかったのか?」
「それは我らエイエスの民の誇りだ! それがあれば、この街の住人すべての心を一つにできる!」
クレバスが血を吐くように叫んだ。
「ふうん? ま、いいわぁ。期待してるから、頑張ってねぇ。キャハ♥」
ジーニアはポンと懐から巻物をクレバスに投げ返し、再びガラクタの山に目を向けた。
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