39 / 314
第1章 復讐の魔女
最終話 未来に向かって
しおりを挟む
数日が経ち、街には日常が戻ってきた。
ディアナさんは罰金と追放の処分を受け入れ、静かに街を去っていったと聞いた。
彼女の行き先は誰も知らないが、きっと新しい人生を歩み始めているはずだ。
ジーニアの行方は依然として不明だった。
教会の関係者たちも、彼女の素性や目的について何も知らなかったようだ。
しかし、どこかで再び姿を現す可能性は否定できない。
ノエルを利用して、私の両親を殺した邪教に所属する魔女なのだ。
邪教を追う私と、いずれ相まみえるだろう。
ただ、民衆にとって意外だったのが領主代行トール・カークスが、暫くの間の税率の値下げや貧民への援助金捻出政策を発表実行し、更には不正役人を処罰したことだ。
そこには、私とリョウがカルデ村で倒した盗賊たちと繋がっていたフォーム子爵も含まれていた。
領主殺しにトール・カークスが関わっていたのではないかと疑いを向ける者もいるそうだが、証拠なんてものはない。
彼が領主代行の地位に就いたのも、私たちがカルデ村で捕まえた盗賊共が釈放されていた件や、教会の件や女遊びによる数々のハインツ伯爵の蛮行。
叛乱も目論んでいた証拠も掴んで、王国騎士たちを味方にしたトールの舌鋒が、伯爵領貴族たちを捻じ伏せた結果だと、後日オルタナさんから教えてもらった。
そんなある朝、私たちがギルドでいつものように食事をしていると、オルタナさんだけを引き連れトールが姿を見せたのだった。
「これはトール様。いかがいたしましたか?」
ギルマスのバルドさんが恭しく対応する。
嫌味ではなく敬意の表れで。
初めましてではない顔見知りのように。
それを見て何となく察する。
バルドさんもトールと、裏で繋がっていたんじゃないかと。
そしてトールは私たちを見つけると、ゆっくりとこちらに向かってきた。
ギルド内の冒険者がざわつく。
そりゃそうだよね。
……この人、悪名高いテスタ宰相に仕えていて、その前身も他国パルケニア王国の貴族。
叛乱を起こしたノイズ・グレゴリオの裏にいたのはこの人だって疑われていたんだし。
リョウにとってはトールを殺すためにこのビオレールへやってきた、その動機の人だ。
「何? あっ! もしかして、ビオレール領内から出ちゃいけないってのを取り消しに来たんでしょ? それと、活躍した私たちに報酬を与えに来たのね!」
ベレニスがトールにそう言い放つと、彼はフッと笑った。
そして……頭を下げたのだ。
ギルド内の冒険者たちがどよめく。
私も驚いたし、リョウも目を見開いていた。
「諸君らの活躍によってビオレールの街は救われた。報酬に関しては支払うつもりでいる」
「……ありがたいですけど、なんていうか聞いていた人物像と違ってて困惑っていうか……領民にとっても税金が安くなってありがたがられていますし」
私が戸惑いながらもそう言うと、トールは頭を上げて話す。
「なに、ビオレール城にはハインツ伯爵が税で搾り取った金が残っている。当面の間は租税の必要がないだけだ。ただやれることを裁量してやっていく。ただそれだけのこと」
顔色を変えずに淡々と言うが、本音のようだ。
「ふうん。賄賂を搾り取って宰相ってのに渡すんじゃないの? そのためにビオレールへ来たって聞いてたわよ。渡す額が少なかったらおっさんヤバいんじゃないの?」
こらこらベレニス。それは言っちゃだめだよ。
しかし、トールは表情を崩さず言葉を返した。
「その分はすでに貴族共から搾り取って用意してある。そなたが気にすることではない」
あっ、それはそれ、これはこれなんだ。
「やれることをやっていくって言いましたけど、領主代行としての仕事ぶりは領民目線で評判が良いです。何故テスタ宰相の部下なんかを……」
この人の矛盾点。この際だから聞いちゃうよ。
「答えにくい質問だな。拾われたとだけ言っておこう」
真逆で、民から搾り取ることしか考えてない宰相に拾われた、ねえ……
「そもそも何故パルケニアから逃亡した? デリムの叛乱の黒幕だからか⁉」
リョウの感情昂る質問に、オルタナさんがすっと間に入ろうとするがトールは手で制した。
「デリム公に加担したノイズ将軍と、私が親しかったのは事実だ。面倒を見て引き上げてやったからな」
「ならやはりあんたが叛乱の!」
「いや、私は叛乱の首謀者ではない。あくまであの場では傍観者だった。だが戦後そのような噂が流れ、陛下にすら疑われたのも事実。だから私はパルケニアを去った」
「だが噂は消えない。それでベルガー王国テスタ宰相の部下になったのだからな!」
リョウの追及にギルド内が静まり返る。
……でも、トールは顔色一つ変えず言葉を返した。
「アランの傭兵の少年よ。私はノイズを探している。デリムの悲劇の一端を担った責を負うために。話は以上だ。不敬な言葉遣いは不問に付す。では失礼する」
トールは踵を返し、ギルドを後にする。
その去った後、冒険者たちは一斉に私たちを見てヒソヒソと話し始めるのだった。
それから私たちは、バルドさんから呼び出しを受けた。
「オルタナに警護させてたのって、一応暗殺とか恐れているのかしら? 傭兵もオルタナがいなかったらどうなってたことやら」
「いや、お前たちの顔馴染みだから、案内役を兼ねての意味合いがあるのだろう」
ベレニスの疑問にバルドさんが答える。
領主代行の立場の者が、冒険者ギルドなんていう場所に出入りするのは、普通なら考えられない。
そんな場所だからこそ、オルタナさんを使って円滑にことを進めようと配慮してくれたのかも。
トールという人物は冷徹な印象を受けたが、裏で色々考えて行動する人みたいだ。
「一つ聞いて良いですか? 領主代行トール・カークスは、オルタナさんとバルドさんを裏で雇っていたんじゃないんでしょうか? いや、雇っていたというか、ここビオレールの裏の悪事を暴くための仲間ってところですかね」
「でもローゼ、それだとオルタナとの戦いになったのが変じゃない?」
ベレニスが小首を捻る。
「ううん。どっちもディアナさんの改竄魔法の影響で、どうなったのかわからなかったのかも。それか、どっちも互いの“上”を知らなかったってことかな?」
そう語る私に、バルドさんはフッと笑みを零しただけで答えなかった。
でも否定はしないのは、そういうことなんだろう。
バルドさんの口の堅さは、私の王女だったという秘密も、絶対に口にしないだろう安心感すら与えてくれた。
古い教会に住み着いたロック鳥の討伐依頼が、そもそもおかしかった。
実績が何もない、私とベレニスを連れて行くように仕向けたバルドさんの対応。
アラン傭兵団のリョウを信頼してなのだと当初は思っていたが、狙いは贄の魔法陣だったのではなかろうか?
だから魔女とエルフで、この街に遠慮なく動ける私とベレニスに白羽の矢が立ったのかも。
その後のビオレール教会への迅速な対応は、まるでこうなることを予期していたようだったし。
何故予期していたか?
旅人や、街の住人の行方不明者がいたというのもあっただろう。
だが、普通なら魔獣の仕業だったで済んでしまう。
恐らく、何らかの邪教にまつわる根拠を握っていたのではないか?
どうやって握ったかは色々想像できるが、オルタナさんがトールの指示で動いていたっぽい事実から、バルドさんもトールから指示を受けていたってのが一番しっくりくる。
「それで話って何でしょうか?」
「今後のお前たちについて通達するように仰せつかっている」
ゴクリと唾を飲む。
「正式な領主代行が着任するまで早くて三月、その間ビオレール領外へ出ることは禁止。冒険者稼業は領内でなら継続していいそうだ」
「破ったら?」
「領主代行の裁量次第だが、罰金とか牢屋に入れられるだろうよ」
それを受け、ベレニスが挙手する。
「で? 結局ハインツって前の領主を殺したのって誰か見当ついてるの?」
「全くわからんらしいな。元々悪評塗れの御人だ。伯爵家の者は探し続けるだろうが、王国は適当に切り上げるだろう。犯人をでっち上げようにもハードルが高すぎる」
ベレニスが小声で(嘘ね)と、私の耳元に囁いてきた。
私だけに言ったのは、多分バルドさんは想像しているだけで、確定的に思っていないからなのかも。
そこで私も、一つの推察が浮かんだ。
ただ、口にするつもりはない。
証拠なんてなく、どこにいるのかもわからないのだから。
バルドさんが私たちに問う。
……それでどうする? と。
依頼を請けても良いし、ここで待機していても構わないと言ってくれたので、私たちはこの街でしばらく冒険者を続けることを選んだのだった。
未来に向かって力を養い、希望の光を胸に抱き、 確固たる意志をもって進んでいくために。
ディアナさんは罰金と追放の処分を受け入れ、静かに街を去っていったと聞いた。
彼女の行き先は誰も知らないが、きっと新しい人生を歩み始めているはずだ。
ジーニアの行方は依然として不明だった。
教会の関係者たちも、彼女の素性や目的について何も知らなかったようだ。
しかし、どこかで再び姿を現す可能性は否定できない。
ノエルを利用して、私の両親を殺した邪教に所属する魔女なのだ。
邪教を追う私と、いずれ相まみえるだろう。
ただ、民衆にとって意外だったのが領主代行トール・カークスが、暫くの間の税率の値下げや貧民への援助金捻出政策を発表実行し、更には不正役人を処罰したことだ。
そこには、私とリョウがカルデ村で倒した盗賊たちと繋がっていたフォーム子爵も含まれていた。
領主殺しにトール・カークスが関わっていたのではないかと疑いを向ける者もいるそうだが、証拠なんてものはない。
彼が領主代行の地位に就いたのも、私たちがカルデ村で捕まえた盗賊共が釈放されていた件や、教会の件や女遊びによる数々のハインツ伯爵の蛮行。
叛乱も目論んでいた証拠も掴んで、王国騎士たちを味方にしたトールの舌鋒が、伯爵領貴族たちを捻じ伏せた結果だと、後日オルタナさんから教えてもらった。
そんなある朝、私たちがギルドでいつものように食事をしていると、オルタナさんだけを引き連れトールが姿を見せたのだった。
「これはトール様。いかがいたしましたか?」
ギルマスのバルドさんが恭しく対応する。
嫌味ではなく敬意の表れで。
初めましてではない顔見知りのように。
それを見て何となく察する。
バルドさんもトールと、裏で繋がっていたんじゃないかと。
そしてトールは私たちを見つけると、ゆっくりとこちらに向かってきた。
ギルド内の冒険者がざわつく。
そりゃそうだよね。
……この人、悪名高いテスタ宰相に仕えていて、その前身も他国パルケニア王国の貴族。
叛乱を起こしたノイズ・グレゴリオの裏にいたのはこの人だって疑われていたんだし。
リョウにとってはトールを殺すためにこのビオレールへやってきた、その動機の人だ。
「何? あっ! もしかして、ビオレール領内から出ちゃいけないってのを取り消しに来たんでしょ? それと、活躍した私たちに報酬を与えに来たのね!」
ベレニスがトールにそう言い放つと、彼はフッと笑った。
そして……頭を下げたのだ。
ギルド内の冒険者たちがどよめく。
私も驚いたし、リョウも目を見開いていた。
「諸君らの活躍によってビオレールの街は救われた。報酬に関しては支払うつもりでいる」
「……ありがたいですけど、なんていうか聞いていた人物像と違ってて困惑っていうか……領民にとっても税金が安くなってありがたがられていますし」
私が戸惑いながらもそう言うと、トールは頭を上げて話す。
「なに、ビオレール城にはハインツ伯爵が税で搾り取った金が残っている。当面の間は租税の必要がないだけだ。ただやれることを裁量してやっていく。ただそれだけのこと」
顔色を変えずに淡々と言うが、本音のようだ。
「ふうん。賄賂を搾り取って宰相ってのに渡すんじゃないの? そのためにビオレールへ来たって聞いてたわよ。渡す額が少なかったらおっさんヤバいんじゃないの?」
こらこらベレニス。それは言っちゃだめだよ。
しかし、トールは表情を崩さず言葉を返した。
「その分はすでに貴族共から搾り取って用意してある。そなたが気にすることではない」
あっ、それはそれ、これはこれなんだ。
「やれることをやっていくって言いましたけど、領主代行としての仕事ぶりは領民目線で評判が良いです。何故テスタ宰相の部下なんかを……」
この人の矛盾点。この際だから聞いちゃうよ。
「答えにくい質問だな。拾われたとだけ言っておこう」
真逆で、民から搾り取ることしか考えてない宰相に拾われた、ねえ……
「そもそも何故パルケニアから逃亡した? デリムの叛乱の黒幕だからか⁉」
リョウの感情昂る質問に、オルタナさんがすっと間に入ろうとするがトールは手で制した。
「デリム公に加担したノイズ将軍と、私が親しかったのは事実だ。面倒を見て引き上げてやったからな」
「ならやはりあんたが叛乱の!」
「いや、私は叛乱の首謀者ではない。あくまであの場では傍観者だった。だが戦後そのような噂が流れ、陛下にすら疑われたのも事実。だから私はパルケニアを去った」
「だが噂は消えない。それでベルガー王国テスタ宰相の部下になったのだからな!」
リョウの追及にギルド内が静まり返る。
……でも、トールは顔色一つ変えず言葉を返した。
「アランの傭兵の少年よ。私はノイズを探している。デリムの悲劇の一端を担った責を負うために。話は以上だ。不敬な言葉遣いは不問に付す。では失礼する」
トールは踵を返し、ギルドを後にする。
その去った後、冒険者たちは一斉に私たちを見てヒソヒソと話し始めるのだった。
それから私たちは、バルドさんから呼び出しを受けた。
「オルタナに警護させてたのって、一応暗殺とか恐れているのかしら? 傭兵もオルタナがいなかったらどうなってたことやら」
「いや、お前たちの顔馴染みだから、案内役を兼ねての意味合いがあるのだろう」
ベレニスの疑問にバルドさんが答える。
領主代行の立場の者が、冒険者ギルドなんていう場所に出入りするのは、普通なら考えられない。
そんな場所だからこそ、オルタナさんを使って円滑にことを進めようと配慮してくれたのかも。
トールという人物は冷徹な印象を受けたが、裏で色々考えて行動する人みたいだ。
「一つ聞いて良いですか? 領主代行トール・カークスは、オルタナさんとバルドさんを裏で雇っていたんじゃないんでしょうか? いや、雇っていたというか、ここビオレールの裏の悪事を暴くための仲間ってところですかね」
「でもローゼ、それだとオルタナとの戦いになったのが変じゃない?」
ベレニスが小首を捻る。
「ううん。どっちもディアナさんの改竄魔法の影響で、どうなったのかわからなかったのかも。それか、どっちも互いの“上”を知らなかったってことかな?」
そう語る私に、バルドさんはフッと笑みを零しただけで答えなかった。
でも否定はしないのは、そういうことなんだろう。
バルドさんの口の堅さは、私の王女だったという秘密も、絶対に口にしないだろう安心感すら与えてくれた。
古い教会に住み着いたロック鳥の討伐依頼が、そもそもおかしかった。
実績が何もない、私とベレニスを連れて行くように仕向けたバルドさんの対応。
アラン傭兵団のリョウを信頼してなのだと当初は思っていたが、狙いは贄の魔法陣だったのではなかろうか?
だから魔女とエルフで、この街に遠慮なく動ける私とベレニスに白羽の矢が立ったのかも。
その後のビオレール教会への迅速な対応は、まるでこうなることを予期していたようだったし。
何故予期していたか?
旅人や、街の住人の行方不明者がいたというのもあっただろう。
だが、普通なら魔獣の仕業だったで済んでしまう。
恐らく、何らかの邪教にまつわる根拠を握っていたのではないか?
どうやって握ったかは色々想像できるが、オルタナさんがトールの指示で動いていたっぽい事実から、バルドさんもトールから指示を受けていたってのが一番しっくりくる。
「それで話って何でしょうか?」
「今後のお前たちについて通達するように仰せつかっている」
ゴクリと唾を飲む。
「正式な領主代行が着任するまで早くて三月、その間ビオレール領外へ出ることは禁止。冒険者稼業は領内でなら継続していいそうだ」
「破ったら?」
「領主代行の裁量次第だが、罰金とか牢屋に入れられるだろうよ」
それを受け、ベレニスが挙手する。
「で? 結局ハインツって前の領主を殺したのって誰か見当ついてるの?」
「全くわからんらしいな。元々悪評塗れの御人だ。伯爵家の者は探し続けるだろうが、王国は適当に切り上げるだろう。犯人をでっち上げようにもハードルが高すぎる」
ベレニスが小声で(嘘ね)と、私の耳元に囁いてきた。
私だけに言ったのは、多分バルドさんは想像しているだけで、確定的に思っていないからなのかも。
そこで私も、一つの推察が浮かんだ。
ただ、口にするつもりはない。
証拠なんてなく、どこにいるのかもわからないのだから。
バルドさんが私たちに問う。
……それでどうする? と。
依頼を請けても良いし、ここで待機していても構わないと言ってくれたので、私たちはこの街でしばらく冒険者を続けることを選んだのだった。
未来に向かって力を養い、希望の光を胸に抱き、 確固たる意志をもって進んでいくために。
22
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる