102 / 314
第3章 公爵令嬢の選択
第22話 ローゼ=ローゼマリー王女?
しおりを挟む
応接室では、ヴィレッタとアデルが向き合って座り、エマさんはティーセットを用意して、扉の前で待機の姿勢。
ベレニスとフィーリアが窓際で待機。
私とリョウが、ヴィレッタの背後に立った。
邪教は街に協力者を用意するという情報、フィーリアとベレニスが襲撃された直後の夜。
万が一を考慮したリョウの防衛布陣であった。
私たちの配置に、刺客と疑われていると察したアデルが剣気を消していった。
私がリョウに視線を向けると、彼も剣気を消した。
アデルは、ヴィレッタに深く頭を下げたあと語り始める。
「ヴィレッタ様が民間の冒険者を雇ったと耳にし、もしやと思って参った次第です。軍に籍を置く身として、公爵令嬢様、それも陛下に嫁ぐ御方に何かあれば一大事ですからな」
「わざわざありがとうございます。ですが、まだ学生の身ですので、軍のお力を借りるつもりはございません。陛下にも了承を得て、私費にてこの方々を雇っております」
ヴィレッタは平静に対応しているが、内心はどう思っているのだろう? う~ん、読めない。
「少年。アラン傭兵団の皮鎧を着ているな。その昔、儂もアラン傭兵団に所属していたことがある」
おや? アデルの興味が、リョウの方へ向いていったぞ。
「はっ。存じております。俺の名はリョウ・アルバース。以後お見知り置きを」
「うむ。いい面構えだ。娘のオルタナから手紙で聞いておる、何でもとても腕が立つそうだな。そちらのお嬢さんが魔女のローゼさん。エルフのお嬢さんがベレニスさん。ビオレールでは娘が世話になったと聞いている」
「いえいえ、どっちかと言うとお世話になったのは私たちでして。……まあ、酷い目にも遭いましたけど」
後半はボソッと囁く。
純粋に戦闘を愉しみたいとリョウと一騎討ちした時は、ホント肝を冷やしたし。
「奇縁だな。王都でこうして、娘と縁があった者たちが公爵令嬢様の護衛をしているとは」
アデルは微笑んでお茶に口をつける。
ヴィレッタも、カップを手に取り優雅に啜る。
「ところで、もう一つ、ちと気になる噂を耳にしましてな。10年前の先王陛下の病死に関する疑惑の噂です」
アデルの耳にも入っているということは、相当噂が広まっているということなのかも。
「わたくしも噂を耳にしております。王女殿下は、実は生存しているとも」
「……いかが思われますかな? 葬儀の時に、レスティア公爵令嬢様が王女殿下の棺に花を捧げた際、こう叫んだのを思い出しましてな。『ローゼ様ではない』と」
え? そうなのヴィレッタ。
「幼き頃の、仕える主を喪った錯乱により発した戯言です。お忘れください」
ヴィレッタは、強い意志を感じさせる口調で否定した。
アデルは苦笑し、私は安堵するが……
「ローゼ様……ローゼマリー様だから愛称として、そうお呼びしてましたなあ。在りし日を懐かしく思います。……ところで、そなたもローゼと呼ばれているが愛称なのかね?」
アデルの視線が私へと向けられる。
「いえ、ローゼ・スノッサがフルネームです」
そう告げた私に、アデルは視線をヴィレッタへと戻す。
「ヴィレッタ様は、この魔女ローゼをいかがお思いですかな?」
これは、私に疑惑を抱いて訪れたのだと確信する。
ただ疑惑止まりなのだろう。
確信したならば、こんな問答をアデルはしてこないはずだ。
「彼女は魔女であり、優秀な護衛者であると認識しております」
ヴィレッタはカップを置き、アデルの目を見据えて告げた。
「ははあ、なるほど……魔女ローゼさんに最後に一つ質問よろしいかな? もし王女殿下が生存しているなら、野心を抱き王政に介入を企むであろうか? 似た名前の誼で答えてくれないかね?」
嘘はつけない。
本心で話そう。
「……生存説があるにも関わらず、未だ存在を確認できないのは生存説そのものが間違いか、王女様自身に野心はなく、王族の身分を放棄しているのかと思います」
「ははあ、なるほど」
アデルが納得したかどうかはわからなかった。
ただ、夜分失礼しましたと告げて去るアデルの後ろ姿は、昔と変わらず頼もしく見えた。
ふひ~、疲れた~。
「アデル・アーノルド殿が襲撃者ではなくて良かった。さすがはオルタナ殿の父君で、団長と並び称される七剣神。万に一つも勝てる気がしない」
リョウも、どっと疲れた表情を浮かべていた。
「あんまり自分のことを喋らないから、嘘を言っているかよくわかんなかったわ。邪教の協力者って、どこにどう潜んでいるかわかんないのが難点ね」
「アデル準男爵という立場なのに単身で現れたっす。何か他に意図があったと考えておくべきっすね」
ベレニスとフィーリアも緊張の糸を解いた。
「左様な疑いを、あの御仁にしたくはございませんが……何もなくて安心いたしました。さて、皆様。もう遅い時刻です。お休みして明日に備えて下さい」
ヴィレッタが明るく振る舞いながら告げると、ベレニスとフィーリアが大きなあくびをした。
***
一方、アデルはレスティア公爵邸を出るとポールとオルガと合流する。
「如何でしたかな? アデル殿から見て、魔女ローゼと名乗る者はローゼマリー王女で間違いなかったですか?」
ポールが問いかけると、アデルは首を横に振った。
「いえ、別人でしょう。王女殿下の幼馴染であった、レスティア公爵令嬢の振る舞いも観察しました。ですが王女を匿って何かを企んでいる様子も、裏の組織と繋がっている様子もございません。陛下も了承して、魔女ローゼを雇っているとも申しておりました。ならば陛下の手の者も、あの冒険者たちを調べているはずです。本物の王女殿下でしたら、とっくに陛下が動いているでしょう」
「そうですかい。アデルの旦那がそう言うのであれば、残念だがそうなんでしょうねえ。王女生存という吉報を、民衆に届けられなくて残念でさぁ」
「急な申し出を引き受けていただき感謝します。アデル殿、何かあればルインズベリー家を頼ってください。出来うる限り、お力になりましょう」
「いえいえ公爵家のお力添えなど、儂には分不相応です。お気持ちだけ頂きます。ではこれにて」
アデルはそう答え一礼して帰路に着いた。
その後ろ姿を、ポールとオルガは口元を歪ませて見送るのだった。
ベレニスとフィーリアが窓際で待機。
私とリョウが、ヴィレッタの背後に立った。
邪教は街に協力者を用意するという情報、フィーリアとベレニスが襲撃された直後の夜。
万が一を考慮したリョウの防衛布陣であった。
私たちの配置に、刺客と疑われていると察したアデルが剣気を消していった。
私がリョウに視線を向けると、彼も剣気を消した。
アデルは、ヴィレッタに深く頭を下げたあと語り始める。
「ヴィレッタ様が民間の冒険者を雇ったと耳にし、もしやと思って参った次第です。軍に籍を置く身として、公爵令嬢様、それも陛下に嫁ぐ御方に何かあれば一大事ですからな」
「わざわざありがとうございます。ですが、まだ学生の身ですので、軍のお力を借りるつもりはございません。陛下にも了承を得て、私費にてこの方々を雇っております」
ヴィレッタは平静に対応しているが、内心はどう思っているのだろう? う~ん、読めない。
「少年。アラン傭兵団の皮鎧を着ているな。その昔、儂もアラン傭兵団に所属していたことがある」
おや? アデルの興味が、リョウの方へ向いていったぞ。
「はっ。存じております。俺の名はリョウ・アルバース。以後お見知り置きを」
「うむ。いい面構えだ。娘のオルタナから手紙で聞いておる、何でもとても腕が立つそうだな。そちらのお嬢さんが魔女のローゼさん。エルフのお嬢さんがベレニスさん。ビオレールでは娘が世話になったと聞いている」
「いえいえ、どっちかと言うとお世話になったのは私たちでして。……まあ、酷い目にも遭いましたけど」
後半はボソッと囁く。
純粋に戦闘を愉しみたいとリョウと一騎討ちした時は、ホント肝を冷やしたし。
「奇縁だな。王都でこうして、娘と縁があった者たちが公爵令嬢様の護衛をしているとは」
アデルは微笑んでお茶に口をつける。
ヴィレッタも、カップを手に取り優雅に啜る。
「ところで、もう一つ、ちと気になる噂を耳にしましてな。10年前の先王陛下の病死に関する疑惑の噂です」
アデルの耳にも入っているということは、相当噂が広まっているということなのかも。
「わたくしも噂を耳にしております。王女殿下は、実は生存しているとも」
「……いかが思われますかな? 葬儀の時に、レスティア公爵令嬢様が王女殿下の棺に花を捧げた際、こう叫んだのを思い出しましてな。『ローゼ様ではない』と」
え? そうなのヴィレッタ。
「幼き頃の、仕える主を喪った錯乱により発した戯言です。お忘れください」
ヴィレッタは、強い意志を感じさせる口調で否定した。
アデルは苦笑し、私は安堵するが……
「ローゼ様……ローゼマリー様だから愛称として、そうお呼びしてましたなあ。在りし日を懐かしく思います。……ところで、そなたもローゼと呼ばれているが愛称なのかね?」
アデルの視線が私へと向けられる。
「いえ、ローゼ・スノッサがフルネームです」
そう告げた私に、アデルは視線をヴィレッタへと戻す。
「ヴィレッタ様は、この魔女ローゼをいかがお思いですかな?」
これは、私に疑惑を抱いて訪れたのだと確信する。
ただ疑惑止まりなのだろう。
確信したならば、こんな問答をアデルはしてこないはずだ。
「彼女は魔女であり、優秀な護衛者であると認識しております」
ヴィレッタはカップを置き、アデルの目を見据えて告げた。
「ははあ、なるほど……魔女ローゼさんに最後に一つ質問よろしいかな? もし王女殿下が生存しているなら、野心を抱き王政に介入を企むであろうか? 似た名前の誼で答えてくれないかね?」
嘘はつけない。
本心で話そう。
「……生存説があるにも関わらず、未だ存在を確認できないのは生存説そのものが間違いか、王女様自身に野心はなく、王族の身分を放棄しているのかと思います」
「ははあ、なるほど」
アデルが納得したかどうかはわからなかった。
ただ、夜分失礼しましたと告げて去るアデルの後ろ姿は、昔と変わらず頼もしく見えた。
ふひ~、疲れた~。
「アデル・アーノルド殿が襲撃者ではなくて良かった。さすがはオルタナ殿の父君で、団長と並び称される七剣神。万に一つも勝てる気がしない」
リョウも、どっと疲れた表情を浮かべていた。
「あんまり自分のことを喋らないから、嘘を言っているかよくわかんなかったわ。邪教の協力者って、どこにどう潜んでいるかわかんないのが難点ね」
「アデル準男爵という立場なのに単身で現れたっす。何か他に意図があったと考えておくべきっすね」
ベレニスとフィーリアも緊張の糸を解いた。
「左様な疑いを、あの御仁にしたくはございませんが……何もなくて安心いたしました。さて、皆様。もう遅い時刻です。お休みして明日に備えて下さい」
ヴィレッタが明るく振る舞いながら告げると、ベレニスとフィーリアが大きなあくびをした。
***
一方、アデルはレスティア公爵邸を出るとポールとオルガと合流する。
「如何でしたかな? アデル殿から見て、魔女ローゼと名乗る者はローゼマリー王女で間違いなかったですか?」
ポールが問いかけると、アデルは首を横に振った。
「いえ、別人でしょう。王女殿下の幼馴染であった、レスティア公爵令嬢の振る舞いも観察しました。ですが王女を匿って何かを企んでいる様子も、裏の組織と繋がっている様子もございません。陛下も了承して、魔女ローゼを雇っているとも申しておりました。ならば陛下の手の者も、あの冒険者たちを調べているはずです。本物の王女殿下でしたら、とっくに陛下が動いているでしょう」
「そうですかい。アデルの旦那がそう言うのであれば、残念だがそうなんでしょうねえ。王女生存という吉報を、民衆に届けられなくて残念でさぁ」
「急な申し出を引き受けていただき感謝します。アデル殿、何かあればルインズベリー家を頼ってください。出来うる限り、お力になりましょう」
「いえいえ公爵家のお力添えなど、儂には分不相応です。お気持ちだけ頂きます。ではこれにて」
アデルはそう答え一礼して帰路に着いた。
その後ろ姿を、ポールとオルガは口元を歪ませて見送るのだった。
1
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる