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第6章 雪原は鮮血に染まる
第1話 ディンレル王国滅亡 アリスとアニス(前編)
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これは大陸暦以前の物語。
魔族も魔獣も、認知されていない時代の物語。
後の世に、魔王と呼ばれる者と、邪教『真実の眼』誕生までの物語。
***
ーディンレル暦541年ー
輝かしいディンレル王国の歴史において、後に大きな転換点として記録されることになるこの年、第一王女アリスは16歳、第二王女アニスは13歳という、花開くような年頃を迎えていた。
時を同じくして、王国の東方に勢力を張っていた蛮族、キルア族が王国軍に降伏。
首領格を含む男女100名が、戦利品として王都リュンカーラの処刑場へと連行されてきた。
処刑場の石畳の上に整然と並ぶ兵士たち。
中央には玉座に腰掛けた、アノス・ディンレル王の姿がある。
「うむ。ブロッケン将軍、此度の働き、誠にご苦労であったな」
「はっ! これもひとえに、アノス陛下の絶大なるご威光の賜物でございます!」
歴戦の風格を漂わせる無骨な将軍、ブロッケンが恭しく頭を下げる。
アノス王は満足げに頷き、労いの言葉をかけた後、冷徹な視線を捕虜たちへと移した。
王の視線が捉えたのは、捕虜たちの先頭で跪かされている1人の少女。
年の頃は12、3歳といったところか。
薄い粗末な布を纏い、手首と足首には重々しい鉄枷。
足には彼女の華奢な身体には不釣り合いな、無骨な鉄球が繋がれている。
そんな過酷な状況下にあっても、少女の美貌は隠しようもなく際立っていた。
黒曜石のように深く艶やかな黒髪と黒瞳。
穢れを知らぬ新雪のごとき白い肌。
だが、人形のように整った顔に一切の感情の色が浮かんでいない。
まるで心を凍てつかせたかのように、虚無だけが漂っている。
「ほう、かの蛮族キルアにて、予知の力を持つと噂される巫女とはこの小娘のことか」
アノス王が興味深げに呟く。
「殺せ」
しかし次の瞬間、王の口から発せられたのはあまりにも無慈悲な命令。
兵士の1人が音もなく腰の剣を抜き放つ。
陽光を反射して煌めく白刃が少女の白い項へと振り上げられ、少女は静かに目を閉じた。
(……やはり、こうなる運命か)
巫女の名はマツバ。彼女はこの結末を予知していた。
だからこそ、捕らわれる前にキルア族の大半を密かに逃がすことができたのだ。
(私の死は見せしめとなり、リュンカーラへ連れてこられた同胞たちは奴隷として生かされるだろう。屈辱と絶望に満ちた日々が待っているとしても……それでも、生きてさえいれば。僅かでも生き延び、子孫を残す者がいれば、キルアの血は途絶えない。これで……これでいいのだ)
自らの死を受け入れ、マツバは振り下ろされる刃が空を切る風音を静かに耳にした。
「ちょっと待ったあああああああああああああああっ!」
首筋に冷たい鋼が触れる寸前、突如として凄まじい突風が処刑場を吹き抜けた。
兵士が握っていた剣は木の葉のように宙を舞い、石畳に甲高い音を立てて突き刺さる。
(な……何が起きた? このような運命は予知にはなかった。今の声は……若い女の声? 澄んでいて、けれど強い意志を感じさせる……)
驚き目を見開いたマツバの視界に飛び込んできたのは、風を纏うようにして舞い降りた1人の少女の姿。
陽光を受けて輝く長い金色の髪、強い光を宿す碧色の瞳。
「何をするのだ、アリス! またも無闇矢鱈に魔法を使いおって! 父の決定に口を出すとは何事か!」
アノス王が顔をしかめ、叱責の声を上げる。
「お父様、いかなる理由があろうとも、人の命をそう容易く奪うべきではありません。慈悲と対話を重んじよ、という女神フェロニアの尊き教えを、お忘れ遊ばしたのではありませんよね?」
現れた少女は父王の怒声にも臆することなく、品格漂う落ち着いた声音で言い放った。
風に優雅に揺れる薄いピンク色のドレス。
頭上には白銀のティアラが輝き、腰まで届く豊かな金髪と相まって、神々しいまでの美しさを放っている。
「黙れアリス! 聞けばこの巫女、あろうことか我がディンレル王国が滅ぶなどと不吉な予言をしおったのだ! 断じて見過ごすことなどできぬ!」
「左様ですぞ、アリス姫殿下! 人心を惑わし、王国の威信を傷つける流言飛語を広めた罪は万死に値します! 極刑こそが相当!」
ブロッケン将軍も王に同調して声を荒らげる。
だがアリスは毅然とした態度で父王を見据え、きっぱりと言い放つ。
「根も葉もない噂を信じ、一方的に兵を差し向け、武力をもってキルア族の土地を蹂躙なさる。それが幾億の民の模範となる、王の取る行いなのでしょうか? 私には到底そうは思えません。女神様の教えにもございます。まずは対話。それこそが人と人とを結びつける、最も尊い手段であるはずです」
アリスは一歩も引かずに反論した。
「そうです、アリス姉様の仰る通りです! お父様、ここは処刑を取り止め、寛大なお心をお示しになるべきです。それが王の度量というものでしょう?」
するとアリスに加勢するように、もう1人の少女がどこからともなく現れた。
マツバは再び目を見張った。
今度の少女は自分とさほど変わらない年頃に見える。
アリス姫と同じ輝く金髪と碧眼を持つ、まさに絶世の美少女。
さらにその少女は登場するなり、こともなげに魔法を発動し、捕らえられていたキルア族全員の手枷足枷を瞬時に破壊してしまったのだ。
アリス姫との違いは髪が肩までの長さであることと、まだ少女らしい華奢な体つき、身に纏うドレスが鮮やかな黄色であることくらいか。
解放されたキルアの民たちは一斉に立ち上がった。
長年の怨恨と怒りが、彼らの目を赤く染める。
今にも武器を奪い、ディンレル兵や将軍、王に襲いかかろうとする。
だが彼らの動きは次の瞬間、ぴたりと止まった。
いや、止めざるを得なかったのだ。
「あらあら、おやめなさいな! 下手に動くと、私と姉様で、ボッコボコにしちゃいますよ?」
黄色いドレスの少女が、悪戯っぽく笑いながら指先を振るう。
すると彼女の手から放たれた小さな火球が、キルア族の足元を取り囲むように燃え上がり、巨大な炎の輪を描いたのだ。
その圧倒的な魔力の奔流に、誰もが身動きを封じられた。
「アニス」
まるで小さな子供の悪戯を咎めるように、アリスが短く妹の名を呼んだ。
(ああ……この方が、第二王女のアニス様か……)
眩しいな、とマツバが思った瞬間、今度はアリスが魔法を発動。
どこからともなく大量の水が出現し、滝のように炎の輪へと降り注いだ。
炎は一瞬で消し止められたが、余波でキルア族の面々は頭から水をかぶり、ずぶ濡れになってしまった。
「あらやだ、私ったら、もう! これもアニスのせいだからね!」
「ええっ⁉ ずぶ濡れにしたのは姉様じゃないですか!」
「そもそも、アニスが炎を出さなければ良かったの!」
「それを言うなら、お父様をさっさと説得できずに、キルアの方々の拘束を解けなかったアリス姉様が悪いです!」
「うふふふ、言うようになったね、アニス。生意気な妹にはお姉様が魔法でわからせてあげるしかないようね!」
「望むところです、姉様! 今までの全敗は単なる年齢差! 今日こそ私が姉様を超えてみせます!」
アリスとアニスは周囲の状況など完全に無視して、互いに向き合い、魔法勝負を始めようとしていく。
2人の身体からは見る者を圧倒する金色の魔力のオーラが立ち昇っている。
捕虜のキルア族の多くやディンレルの兵士たち、ブロッケン将軍とアノス王までもが、2人の王女から放たれる規格外の魔力の奔流に当てられ、次々と意識を失い、その場に崩れ落ちているのに気づきもせず。
「さあ、アニス! 姉に勝てる妹なんて、この世に存在しないことを、その身に刻んであげる!」
アリスが右手を掲げると、優雅で洗練された軌道を描く水の渦巻が生成される。
「クックック、姉様。弟子は師を、妹は姉を超えるのが世の理というもの! その現実を、今日こそ姉様に教えて差し上げます!」
アニスは左手を突き出し、奔放で力強い炎の塊を練り上げる。
そして2人同時に叫んだ。
いずれも輝かしい金色の光に、その身を包まれながら。
魔族も魔獣も、認知されていない時代の物語。
後の世に、魔王と呼ばれる者と、邪教『真実の眼』誕生までの物語。
***
ーディンレル暦541年ー
輝かしいディンレル王国の歴史において、後に大きな転換点として記録されることになるこの年、第一王女アリスは16歳、第二王女アニスは13歳という、花開くような年頃を迎えていた。
時を同じくして、王国の東方に勢力を張っていた蛮族、キルア族が王国軍に降伏。
首領格を含む男女100名が、戦利品として王都リュンカーラの処刑場へと連行されてきた。
処刑場の石畳の上に整然と並ぶ兵士たち。
中央には玉座に腰掛けた、アノス・ディンレル王の姿がある。
「うむ。ブロッケン将軍、此度の働き、誠にご苦労であったな」
「はっ! これもひとえに、アノス陛下の絶大なるご威光の賜物でございます!」
歴戦の風格を漂わせる無骨な将軍、ブロッケンが恭しく頭を下げる。
アノス王は満足げに頷き、労いの言葉をかけた後、冷徹な視線を捕虜たちへと移した。
王の視線が捉えたのは、捕虜たちの先頭で跪かされている1人の少女。
年の頃は12、3歳といったところか。
薄い粗末な布を纏い、手首と足首には重々しい鉄枷。
足には彼女の華奢な身体には不釣り合いな、無骨な鉄球が繋がれている。
そんな過酷な状況下にあっても、少女の美貌は隠しようもなく際立っていた。
黒曜石のように深く艶やかな黒髪と黒瞳。
穢れを知らぬ新雪のごとき白い肌。
だが、人形のように整った顔に一切の感情の色が浮かんでいない。
まるで心を凍てつかせたかのように、虚無だけが漂っている。
「ほう、かの蛮族キルアにて、予知の力を持つと噂される巫女とはこの小娘のことか」
アノス王が興味深げに呟く。
「殺せ」
しかし次の瞬間、王の口から発せられたのはあまりにも無慈悲な命令。
兵士の1人が音もなく腰の剣を抜き放つ。
陽光を反射して煌めく白刃が少女の白い項へと振り上げられ、少女は静かに目を閉じた。
(……やはり、こうなる運命か)
巫女の名はマツバ。彼女はこの結末を予知していた。
だからこそ、捕らわれる前にキルア族の大半を密かに逃がすことができたのだ。
(私の死は見せしめとなり、リュンカーラへ連れてこられた同胞たちは奴隷として生かされるだろう。屈辱と絶望に満ちた日々が待っているとしても……それでも、生きてさえいれば。僅かでも生き延び、子孫を残す者がいれば、キルアの血は途絶えない。これで……これでいいのだ)
自らの死を受け入れ、マツバは振り下ろされる刃が空を切る風音を静かに耳にした。
「ちょっと待ったあああああああああああああああっ!」
首筋に冷たい鋼が触れる寸前、突如として凄まじい突風が処刑場を吹き抜けた。
兵士が握っていた剣は木の葉のように宙を舞い、石畳に甲高い音を立てて突き刺さる。
(な……何が起きた? このような運命は予知にはなかった。今の声は……若い女の声? 澄んでいて、けれど強い意志を感じさせる……)
驚き目を見開いたマツバの視界に飛び込んできたのは、風を纏うようにして舞い降りた1人の少女の姿。
陽光を受けて輝く長い金色の髪、強い光を宿す碧色の瞳。
「何をするのだ、アリス! またも無闇矢鱈に魔法を使いおって! 父の決定に口を出すとは何事か!」
アノス王が顔をしかめ、叱責の声を上げる。
「お父様、いかなる理由があろうとも、人の命をそう容易く奪うべきではありません。慈悲と対話を重んじよ、という女神フェロニアの尊き教えを、お忘れ遊ばしたのではありませんよね?」
現れた少女は父王の怒声にも臆することなく、品格漂う落ち着いた声音で言い放った。
風に優雅に揺れる薄いピンク色のドレス。
頭上には白銀のティアラが輝き、腰まで届く豊かな金髪と相まって、神々しいまでの美しさを放っている。
「黙れアリス! 聞けばこの巫女、あろうことか我がディンレル王国が滅ぶなどと不吉な予言をしおったのだ! 断じて見過ごすことなどできぬ!」
「左様ですぞ、アリス姫殿下! 人心を惑わし、王国の威信を傷つける流言飛語を広めた罪は万死に値します! 極刑こそが相当!」
ブロッケン将軍も王に同調して声を荒らげる。
だがアリスは毅然とした態度で父王を見据え、きっぱりと言い放つ。
「根も葉もない噂を信じ、一方的に兵を差し向け、武力をもってキルア族の土地を蹂躙なさる。それが幾億の民の模範となる、王の取る行いなのでしょうか? 私には到底そうは思えません。女神様の教えにもございます。まずは対話。それこそが人と人とを結びつける、最も尊い手段であるはずです」
アリスは一歩も引かずに反論した。
「そうです、アリス姉様の仰る通りです! お父様、ここは処刑を取り止め、寛大なお心をお示しになるべきです。それが王の度量というものでしょう?」
するとアリスに加勢するように、もう1人の少女がどこからともなく現れた。
マツバは再び目を見張った。
今度の少女は自分とさほど変わらない年頃に見える。
アリス姫と同じ輝く金髪と碧眼を持つ、まさに絶世の美少女。
さらにその少女は登場するなり、こともなげに魔法を発動し、捕らえられていたキルア族全員の手枷足枷を瞬時に破壊してしまったのだ。
アリス姫との違いは髪が肩までの長さであることと、まだ少女らしい華奢な体つき、身に纏うドレスが鮮やかな黄色であることくらいか。
解放されたキルアの民たちは一斉に立ち上がった。
長年の怨恨と怒りが、彼らの目を赤く染める。
今にも武器を奪い、ディンレル兵や将軍、王に襲いかかろうとする。
だが彼らの動きは次の瞬間、ぴたりと止まった。
いや、止めざるを得なかったのだ。
「あらあら、おやめなさいな! 下手に動くと、私と姉様で、ボッコボコにしちゃいますよ?」
黄色いドレスの少女が、悪戯っぽく笑いながら指先を振るう。
すると彼女の手から放たれた小さな火球が、キルア族の足元を取り囲むように燃え上がり、巨大な炎の輪を描いたのだ。
その圧倒的な魔力の奔流に、誰もが身動きを封じられた。
「アニス」
まるで小さな子供の悪戯を咎めるように、アリスが短く妹の名を呼んだ。
(ああ……この方が、第二王女のアニス様か……)
眩しいな、とマツバが思った瞬間、今度はアリスが魔法を発動。
どこからともなく大量の水が出現し、滝のように炎の輪へと降り注いだ。
炎は一瞬で消し止められたが、余波でキルア族の面々は頭から水をかぶり、ずぶ濡れになってしまった。
「あらやだ、私ったら、もう! これもアニスのせいだからね!」
「ええっ⁉ ずぶ濡れにしたのは姉様じゃないですか!」
「そもそも、アニスが炎を出さなければ良かったの!」
「それを言うなら、お父様をさっさと説得できずに、キルアの方々の拘束を解けなかったアリス姉様が悪いです!」
「うふふふ、言うようになったね、アニス。生意気な妹にはお姉様が魔法でわからせてあげるしかないようね!」
「望むところです、姉様! 今までの全敗は単なる年齢差! 今日こそ私が姉様を超えてみせます!」
アリスとアニスは周囲の状況など完全に無視して、互いに向き合い、魔法勝負を始めようとしていく。
2人の身体からは見る者を圧倒する金色の魔力のオーラが立ち昇っている。
捕虜のキルア族の多くやディンレルの兵士たち、ブロッケン将軍とアノス王までもが、2人の王女から放たれる規格外の魔力の奔流に当てられ、次々と意識を失い、その場に崩れ落ちているのに気づきもせず。
「さあ、アニス! 姉に勝てる妹なんて、この世に存在しないことを、その身に刻んであげる!」
アリスが右手を掲げると、優雅で洗練された軌道を描く水の渦巻が生成される。
「クックック、姉様。弟子は師を、妹は姉を超えるのが世の理というもの! その現実を、今日こそ姉様に教えて差し上げます!」
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