【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ

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第7章 絶望の鐘

第10話 ディンレル王国滅亡 闇が心を覆うとき

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「アニスの口はまだ割れぬか。……まあ良い。どうせ隠れるとすればザックスの教会であろう」

 アノス王は玉座から冷たく言い放った。

「ブロッケン将軍、直ちに兵を率い、教会へ向かえ。アリスとクレマンティーヌに与する見習い魔女どもを『保護』せよ。……もし抵抗するようならば、殺せ。この王の名において許可する」

 アノス王の言葉はしんと静まり返った王の間に、氷のように突き刺さった。
 重臣たちの顔には恐怖と、王への不信の色が隠しようもなく浮かぶ。
 彼らはこの命令がもたらすであろう残酷な結末を予感していた。

「お待ちください、陛下!」

 ローレルとアロマティカスの父である2人の貴族が、同時に進み出た。

「アリス姫君はこの国の正当なる世継ぎでございますぞ! まずはザックス神官に使いを出し、姫君のお考えを伺い、穏便に解決の道を探るのが筋かと存じます!」

「左様です、陛下! どうか、今一度、アリス姫君、アニス姫君と、ご家族水入らずでお話し合いの場を持たれては! 王妃様を亡くされた悲しみは皆様同じはず。きっと、お心を開かれるやもしれませぬ。わたくしめがザックス神官の元へ赴き、陛下のお心を伝え、姫君の説得にあたってまいりますゆえ!」

 2人の貴族は必死の形相で王に諫言した。
 彼らの声には王家への忠誠と、何より自分たちの娘が仕える王女たちの身を案じる、切実な思いが込められている。

「何を血迷ったことを!」

 2人の忠言を遮ったのは、パルパティーン宰相の激昂した声だった。

「貴様ら、陛下のご意思に異を唱えるというのか! それこそ、紛れもない反逆であろうが!」

「宰相閣下!」

「よく考えよ! 何故、アリス姫は王宮に戻らぬのだ⁉ 何故、宮廷魔術師長を師と仰ぐ見習い魔女どもが1人として姿を見せぬ⁉ 何故、アニス姫は姉たちの居場所を頑なに告げぬ⁉ 何故、ザックス神官は陛下への報告を怠る⁉ これら全てが陛下に対する明確な叛意の表れではないか! それでも尚、陛下は慈悲深く、『保護』せよと、ブロッケン将軍にご命令なさったのだ! その陛下のお心を無下にするとは言語道断!」

 宰相は大仰な身振りで捲し立てた。
 目は怒りに燃えているようで、奥底には冷たい計算が見え隠れしている。

「ザックス神官が報告なさらぬのは、クレマンティーヌ様を不当に投獄なさった陛下に対し、不信感を抱いておられるからに他なりませぬ!」

「陛下! どうか、目を覚まされよ! クレマンティーヌ様の疑いを晴らし、キルア族を襲った真の賊を突き止めることこそが、今なすべきこと! さすれば、アリス姫様も、我らが娘たちも必ずやお戻りになりましょう!」

 2人の貴族は宰相の恫喝にも怯むことなく、最後の望みを託して叫んだ。
 だが、それが、彼らの最期の言葉となる。

 アノス王は、ただ冷ややかにやり取りを眺めていた。
 そして宰相が顎で合図すると、控えていた衛兵たちの剣が閃光のように煌めいた。
 鈍い音と、短い悲鳴。血飛沫が舞い、床に二つの血溜まりが広がる。
 ほんの数瞬前まで、王への忠誠と娘への愛情を訴えていた2人の貴族は物言わぬ骸と成り果てた。

 王の間は死のような静寂に包まれる。
 重臣たちの引きつった顔、荒い息遣い、床に広がる生々しい赤。誰もが、言葉を失っていた。

 沈黙を破ったのはアノス王。

「……他に、意見のある者はいるか?」

 王の声は低く、冷たく、感情が削ぎ落とされていた。
 数秒の、永遠にも感じられる沈黙。誰もが、恐怖に支配され、身動き一つ取れない。

「……よろしい。では将軍、頼んだぞ」

 アノス王は無表情にブロッケン将軍に命じた。

「はっ……」

 将軍は苦渋に満ちた表情で、逆らうことなく深く頭を垂れた。

「陛下、お気になさいますな」

 パルパティーン宰相が、アノス王に取り入るように滑らかな声で囁く。

「この2人はアリス姫の側近ローレル、アロマティカスの父。いずれアリス姫が王位を継がれた際に、重用されることが約束されていた身。元より陛下への忠誠心など、欠片も持ち合わせていなかったのです。むしろ反逆の芽を早期に摘み取れたと、喜ぶべきかと」

 宰相の言葉を皮切りに、他の重臣たちも堰を切ったように宰相に同調し、自らの保身のための言葉を口にし始めた。
 彼らの声は王の間の壁に虚しく響き、真実を覆い隠す薄汚れたヴェールのように垂れ込めていく。

 ブロッケン将軍はそんな醜悪な光景に背を向け、重い足取りで教会へと向かうべく王の間を出て行った。

 ***

 その頃、王宮の一室でアニスは自室に軟禁状態にあった。
 扉の外には見張りの兵が立ち、自由は完全に奪われている。
 先ほど忠実な侍女が、命がけで王の間での惨劇を知らせに来てくれた。
 ローレルとアロマティカスの父親たちが、アリスと自分たちのために声を上げ、そして……殺された、と。
 侍女が下がった後、アニスは崩れるようにベッドに座り込んだ。膝から力が抜け、全身が震える。

(嘘……でしょ……? ローレルとアロマティカスのお父様が……? あの優しい人たちが……どうして……?)

 父は穏やかで、少し頑固だけど優しい王だったはずだ。
 母アメリアと仲睦まじく、自分たち姉妹の奔放さにも、困った顔をしながら、結局は許してくれた。
 それが、どうしてこんな……理解が追いつかない。現実感がない。

 だが事実は事実として、重くアニスにのしかかる。
 父が諫言しただけの貴族を、王の間で斬り殺したのだ。

 混乱、悲しみ……ふつふつと、心の底から黒い感情が湧き上がってきた。

(……あの、馬鹿親父……! 何を血迷ってるの! あなたのせいで! あなたがしっかりしないから!)

 怒りがアニスの全身を駆け巡る。
 母を失った悲しみ、姉を心配する気持ち、仲間たちの危機、父への失望と怒り。それらが渾然一体となり、制御不能な魔力の奔流となって、彼女の身体から溢れ出した。
 いつもの太陽のような輝かしい金色の魔力ではない。
 それはどこまでも深く、冷たい……漆黒のオーラ。

『……こんな世界、もう要らないだろう?』

 どこからか声が聞こえる。
 自分自身の声のようでありながら、底知れない悪意に満ちた響きを持ち。

(……そう、ね。こんな……こんな理不尽な世界なんて……)

 アニスはその声に抗うことなく、素直に頷く。
 心の中が黒い感情で満たされていくのを感じる。

『ならば、願え。汝の望むままに。その力で、全てを破壊し、汝が望む世界を創造するが良い……』

 そうだ、そうよ。私が作り変える。こんな、悲しみと裏切りに満ちた世界なんて、私が……!

 アニスは虚空に向かって両腕を突き上げた。
 指先が天井を掴まんばかりに開かれる。
 部屋全体が彼女から放たれる黒き魔力に呼応するように、ミシミシと軋み、揺れ始めた。
 力が、集束していく。全てを無に帰す、破滅の力が……!

「「へ……へっくしょん!」」

 突如、部屋の隅から、可愛らしくも間抜けなくしゃみが二つ、同時に響いた。

(……え?)

 その音にアニスの集中が、ほんの一瞬だけ途切れた。
 張り詰めていた意識の糸が、ぷつりと切れる。
 途端に集束しかけていた黒き魔力が制御を失い、霧散していった。

「あー、もう! 何、今の! いいところだったのに!」

 アニスは思わず怒鳴り、くしゃみの発生源へと目を向ける。
 そこにはいつの間にか、2人のエルフの少女、エレミアとエレノアが、気まずそうな顔で立っていた。

「ご、ごめん、アニス……なんか、急に鼻がムズムズして……」

「埃っぽかったからかな……?」

 2人はしきりに鼻をこすっている。

「エレノアにエレミア……⁉ どうして、あなたたちがここに⁉ 転移魔法も使えないのに、どうやって……」

 アニスは驚きと、先ほどの自分の状態を思い出して、顔を赤らめながら尋ねた。

「別に、私たちは見張られてないし?」

「ま、ちょちょーっと、アレゼル様から、姿隠しの術を借りてきただけよ~」

 エレノアとエレミアは悪びれもなく笑う。

「アレゼル……様?」

「そう。我が名はアレゼル。エルフの里の長老を務める者だ」

 エレミアたちの背後から、圧倒的な存在感を放つ、1人のエルフの女性が姿を現した。
 緑の髪と瞳は森の深淵を思わせる色合いで、佇まいに数千年の時を生きてきた者だけが持つ、計り知れない知性と威厳が漂っている。

「驚いたな。これほどの潜在魔力……クレマンティーヌにも匹敵する、あるいはそれ以上かもしれぬ。……ディンレルの第二王女よ。先ほど、何を願い、何をしようとしていた?」

 アレゼルの射貫くような視線に、アニスは身を竦ませた。

「あ……えっと、ディンレル王国第二王女、アニス・ディンレルです。……その、お恥ずかしながら、父への怒りから、心が闇に飲まれ……全てを破壊したい、という衝動に……自分の声に似た、邪悪な声が聞こえて……危うく……エレノアとエレミア、アレゼル……様のおかげで正気に戻れました。ありがとう……ございます」

 アニスは正直に告白し、深々と頭を下げた。

「……そうか」

 アレゼルはアニスの言葉を静かに受け止め、短く、重く告げる。

「二度と、その闇に飲まれるな。お前ほどの力を持つ者が道を踏み外せば、それこそが世界の破滅を招く」

 アレゼルの言葉には叱責というよりも、警告と未来への懸念が込められているように感じられた。

(……うぅ、厳しい……やっぱり、ちょっと怖い人かも……お母様や姉様、クレアなら、もっとこう、優しく抱きしめてくれるのに……)

 アニスが内心でそんなことを考えていると、エレノアが場を和ませるように言う。

「ま、アレゼル様はこういうお方だから、あんまり気にしないでいいよ、アニス」

「そうそう! それよりアニス、このソファ、ふかふかー! ちょっとここで眠ってもいい? いいわよねー?」

 エレミアはすでにソファに寝転がり、くつろぎ始めている。
 まったく、自由奔放な姉妹だ。でも彼女たちの存在が、今の張り詰めた状況の中で唯一の救いのように感じられた。

「それで?」

 アレゼルは再びアニスに向き直る。

「これから、どうするつもりだ? ディンレル王国第二王女、アニスよ」

 アレゼルの問いにアニスは迷いを振り払った。
 先ほど闇に飲まれかけた自分。
 だが、仲間の存在が自分を繋ぎ止めてくれた。
 ならば、今、為すべきことは一つ。

「はい」

 アニスはアレゼルの目を真っ直ぐに見据え、決意を込めて答える。

「このまま、座して待つつもりはありません。元凶である、父を……止めます」

 アニスの瞳には悲しみと怒りを乗り越えた、強い意志の光が宿っていた。
 
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