9 / 55
改稿版
9.新しい暮らし
しおりを挟む
「さて、今日も仕事をしましょう」
私がお金を稼ぐ手段は2つ。1つは翻訳の仕事。いろんな国の言語が出来る私にはぴったりです。もう1つは、魔法の本の写本です。マックスが写本を2つ作成してくれたので、1つを冒険者ギルドに貸し出し、写本をしたい人に貸し出すのです。本が借りられる度に手数料が受け取れます。魔法を教えて良い人かどうかは冒険者ギルドが判断してくれますし、私は本を貸しているだけで収入があります。
価格はかなり高額ですが人気があるそうです。冒険者が知っていてもおかしくない魔法だけをマックスが選んでくれました。貴族しか知らないような魔法は、本を貸すだけで私の正体がバレるので除外してあります。
まさか、私には全く役に立たない本がお金になるなんて思いませんでした。
そうそう、エルとなった私はマックスのお師匠様の娘という設定にして貰いました。マックスは幼い頃から魔法使いのお師匠様と2人きりで暮らしていたそうです。マックスはお師匠様の話をする時は楽しそうに話した後、少しだけ寂しそうな顔をします。ジェラール様がナタリー様の話をする時と同じです。2人とも大切な方を亡くして気持ちの整理が出来ておられないのでしょう。
ジェラール様はナタリー様を今も愛しておられるようで、婚約者が決まらないそうです。お師匠様がマックスの恋人だったのか、それは分かりません。けど、大切な方だったんだろうなとは想像がつきます。
わたくしは大切な方を亡くした経験がありません。だから、おふたりがどんな気持ちなのか想像するしか出来ません。無闇に傷に触れないように、マックスがお師匠様の話をしてくれる時だけしかお師匠様の話はしないようにしています。
マックスが私を連れて冒険者ギルドに来た時に私の経歴を考えてくれたのですが、説明した途端、急に皆さんが優しくなってびっくりしました。
マックスは、随分皆様に信頼されているのですね。ああ、ここではモーリスでした。みんなモーリスの連れなら面倒見てやろうと言ってくれて、街中で知らない冒険者の方に困ってないかと聞かれる事もあります。
モーリスは有名な冒険者らしく、街の住人にも慕われていました。
翻訳や通訳の仕事は不定期ですが、街の役場で仕事をさせて頂いています。街に来たばかりのよそ者が就ける仕事ではないのですが、マックスが交渉してくれました。最初はタダでいいから、雇ってみてくれと頭を下げてくれました。
おかげで、働きぶりが認められてアルバイトが出来るようになりました。
私では仕事を見つける事すら出来なったでしょう。本当にマックスには感謝しています。次に会うまでに少し貯金して何かお礼をしたいです。
「エルさん、今日はこの本の翻訳を頼むね」
「はーい! 頑張りますね」
「エルちゃんは仕事が早いわね。これなら彼女に頼んでも良いんじゃない?」
「そうだな。モーリスの紹介だし、怪しい経歴もないから問題ないだろう」
どうしたのでしょう?
街のトップがわざわざアルバイトのわたくしの所に来るなんて何かあったのでしょうか?
「実はね、通訳の人が体調不良で倒れちゃって。明日から来る来賓の方の通訳をして欲しいんだ。街の特産品を売り込みたいんだよね。相手は偉い人なんだけどエルさんなら大丈夫だろうから、明日からしばらく通訳の仕事を頼める?」
「分かりました! がんばりますね」
「エルさんは礼儀もしっかりしてるから大丈夫だと思うけど、高貴な方だから失礼のないようにしてくれ。モーリスがしっかり教育してくれたみたいで良かったね。彼に感謝すべきだよ」
「そうですね。おかげでこの街で働けます」
マックスは物知りで、平民が知っていてもおかしくない礼儀作法を教えてくれました。あまり丁寧になり過ぎないように注意して仕事をしております。信頼を得られたようで良かったです。仕事はとても楽しいです。失敗して叱られる事もありますが、皆さんとても優しいのです。王妃教育の時は失敗すれば叩かれる事もありましたが、今は失敗しても優しく諭して頂けます。
ちゃんと、人として扱って貰える。それがこんなに嬉しいとは知りませんでした。この街で出会う人はみんな暖かいです。それも、マックスがここに連れて来てくれたおかげですわ。
そうそう、最近出窓に花を飾るのが好きなのです。お気に入りの花屋さんも見つけました。ゆっくり花を愛でる時間はとても贅沢です。以前はそんな時間ありませんでしたもの。
仕事をして、買い物をして、ご飯を食べてぐっすり眠る。そんな平穏な日々が続いていくと思っていました。それなのに……。
「エルザ嬢……だよな? なぜここに居るんだ? 森でお亡くなりになったのではないのか……?」
どうして、ここにジェラール様がいらっしゃるんですの?!
私がお金を稼ぐ手段は2つ。1つは翻訳の仕事。いろんな国の言語が出来る私にはぴったりです。もう1つは、魔法の本の写本です。マックスが写本を2つ作成してくれたので、1つを冒険者ギルドに貸し出し、写本をしたい人に貸し出すのです。本が借りられる度に手数料が受け取れます。魔法を教えて良い人かどうかは冒険者ギルドが判断してくれますし、私は本を貸しているだけで収入があります。
価格はかなり高額ですが人気があるそうです。冒険者が知っていてもおかしくない魔法だけをマックスが選んでくれました。貴族しか知らないような魔法は、本を貸すだけで私の正体がバレるので除外してあります。
まさか、私には全く役に立たない本がお金になるなんて思いませんでした。
そうそう、エルとなった私はマックスのお師匠様の娘という設定にして貰いました。マックスは幼い頃から魔法使いのお師匠様と2人きりで暮らしていたそうです。マックスはお師匠様の話をする時は楽しそうに話した後、少しだけ寂しそうな顔をします。ジェラール様がナタリー様の話をする時と同じです。2人とも大切な方を亡くして気持ちの整理が出来ておられないのでしょう。
ジェラール様はナタリー様を今も愛しておられるようで、婚約者が決まらないそうです。お師匠様がマックスの恋人だったのか、それは分かりません。けど、大切な方だったんだろうなとは想像がつきます。
わたくしは大切な方を亡くした経験がありません。だから、おふたりがどんな気持ちなのか想像するしか出来ません。無闇に傷に触れないように、マックスがお師匠様の話をしてくれる時だけしかお師匠様の話はしないようにしています。
マックスが私を連れて冒険者ギルドに来た時に私の経歴を考えてくれたのですが、説明した途端、急に皆さんが優しくなってびっくりしました。
マックスは、随分皆様に信頼されているのですね。ああ、ここではモーリスでした。みんなモーリスの連れなら面倒見てやろうと言ってくれて、街中で知らない冒険者の方に困ってないかと聞かれる事もあります。
モーリスは有名な冒険者らしく、街の住人にも慕われていました。
翻訳や通訳の仕事は不定期ですが、街の役場で仕事をさせて頂いています。街に来たばかりのよそ者が就ける仕事ではないのですが、マックスが交渉してくれました。最初はタダでいいから、雇ってみてくれと頭を下げてくれました。
おかげで、働きぶりが認められてアルバイトが出来るようになりました。
私では仕事を見つける事すら出来なったでしょう。本当にマックスには感謝しています。次に会うまでに少し貯金して何かお礼をしたいです。
「エルさん、今日はこの本の翻訳を頼むね」
「はーい! 頑張りますね」
「エルちゃんは仕事が早いわね。これなら彼女に頼んでも良いんじゃない?」
「そうだな。モーリスの紹介だし、怪しい経歴もないから問題ないだろう」
どうしたのでしょう?
街のトップがわざわざアルバイトのわたくしの所に来るなんて何かあったのでしょうか?
「実はね、通訳の人が体調不良で倒れちゃって。明日から来る来賓の方の通訳をして欲しいんだ。街の特産品を売り込みたいんだよね。相手は偉い人なんだけどエルさんなら大丈夫だろうから、明日からしばらく通訳の仕事を頼める?」
「分かりました! がんばりますね」
「エルさんは礼儀もしっかりしてるから大丈夫だと思うけど、高貴な方だから失礼のないようにしてくれ。モーリスがしっかり教育してくれたみたいで良かったね。彼に感謝すべきだよ」
「そうですね。おかげでこの街で働けます」
マックスは物知りで、平民が知っていてもおかしくない礼儀作法を教えてくれました。あまり丁寧になり過ぎないように注意して仕事をしております。信頼を得られたようで良かったです。仕事はとても楽しいです。失敗して叱られる事もありますが、皆さんとても優しいのです。王妃教育の時は失敗すれば叩かれる事もありましたが、今は失敗しても優しく諭して頂けます。
ちゃんと、人として扱って貰える。それがこんなに嬉しいとは知りませんでした。この街で出会う人はみんな暖かいです。それも、マックスがここに連れて来てくれたおかげですわ。
そうそう、最近出窓に花を飾るのが好きなのです。お気に入りの花屋さんも見つけました。ゆっくり花を愛でる時間はとても贅沢です。以前はそんな時間ありませんでしたもの。
仕事をして、買い物をして、ご飯を食べてぐっすり眠る。そんな平穏な日々が続いていくと思っていました。それなのに……。
「エルザ嬢……だよな? なぜここに居るんだ? 森でお亡くなりになったのではないのか……?」
どうして、ここにジェラール様がいらっしゃるんですの?!
61
あなたにおすすめの小説
【完結済】どうして無能な私を愛してくれるの?~双子の妹に全て劣り、婚約者を奪われた男爵令嬢は、侯爵子息様に溺愛される~
ゆうき
恋愛
優秀な双子の妹の足元にも及ばない男爵令嬢のアメリアは、屋敷ではいない者として扱われ、話しかけてくる数少ない人間である妹には馬鹿にされ、母には早く出て行けと怒鳴られ、学園ではいじめられて生活していた。
長年に渡って酷い仕打ちを受けていたアメリアには、侯爵子息の婚約者がいたが、妹に奪われて婚約破棄をされてしまい、一人ぼっちになってしまっていた。
心が冷え切ったアメリアは、今の生活を受け入れてしまっていた。
そんな彼女には魔法薬師になりたいという目標があり、虐げられながらも勉強を頑張る毎日を送っていた。
そんな彼女のクラスに、一人の侯爵子息が転校してきた。
レオと名乗った男子生徒は、何故かアメリアを気にかけて、アメリアに積極的に話しかけてくるようになった。
毎日のように話しかけられるようになるアメリア。その溺愛っぷりにアメリアは戸惑い、少々困っていたが、段々と自分で気づかないうちに、彼の優しさに惹かれていく。
レオと一緒にいるようになり、次第に打ち解けて心を許すアメリアは、レオと親密な関係になっていくが、アメリアを馬鹿にしている妹と、その友人がそれを許すはずもなく――
これは男爵令嬢であるアメリアが、とある秘密を抱える侯爵子息と幸せになるまでの物語。
※こちらの作品はなろう様にも投稿しております!3/8に女性ホットランキング二位になりました。読んでくださった方々、ありがとうございます!
婚約破棄されたトリノは、継母や姉たちや使用人からもいじめられているので、前世の記憶を思い出し、家から脱走して旅にでる!
山田 バルス
恋愛
この屋敷は、わたしの居場所じゃない。
薄明かりの差し込む天窓の下、トリノは古びた石床に敷かれた毛布の中で、静かに目を覚ました。肌寒さに身をすくめながら、昨日と変わらぬ粗末な日常が始まる。
かつては伯爵家の令嬢として、それなりに贅沢に暮らしていたはずだった。だけど、実の母が亡くなり、父が再婚してから、すべてが変わった。
「おい、灰かぶり。いつまで寝てんのよ、あんたは召使いのつもり?」
「ごめんなさい、すぐに……」
「ふーん、また寝癖ついてる。魔獣みたいな髪。鏡って知ってる?」
「……すみません」
トリノはペコリと頭を下げる。反論なんて、とうにあきらめた。
この世界は、魔法と剣が支配する王国《エルデラン》の北方領。名門リドグレイ伯爵家の屋敷には、魔道具や召使い、そして“偽りの家族”がそろっている。
彼女――トリノ・リドグレイは、この家の“戸籍上は三女”。けれど実態は、召使い以下の扱いだった。
「キッチン、昨日の灰がそのままだったわよ? ご主人様の食事を用意する手も、まるで泥人形ね」
「今朝の朝食、あなたの分はなし。ねえ、ミレイア? “灰かぶり令嬢”には、灰でも食べさせればいいのよ」
「賛成♪ ちょうど暖炉の掃除があるし、役立ててあげる」
三人がくすくすと笑うなか、トリノはただ小さくうなずいた。
夜。屋敷が静まり、誰もいない納戸で、トリノはひとり、こっそり木箱を開いた。中には小さな布包み。亡き母の形見――古びた銀のペンダントが眠っていた。
それだけが、彼女の“世界でただ一つの宝物”。
「……お母さま。わたし、がんばってるよ。ちゃんと、ひとりでも……」
声が震える。けれど、涙は流さなかった。
屋敷の誰にも必要とされない“灰かぶり令嬢”。
だけど、彼女の心だけは、まだ折れていない。
いつか、この冷たい塔を抜け出して、空の広い場所へ行くんだ。
そう、小さく、けれど確かに誓った。
【完結】熟成されて育ちきったお花畑に抗います。離婚?いえ、今回は国を潰してあげますわ
との
恋愛
2月のコンテストで沢山の応援をいただき、感謝です。
「王家の念願は今度こそ叶うのか!?」とまで言われるビルワーツ侯爵家令嬢との婚約ですが、毎回婚約破棄してきたのは王家から。
政より自分達の欲を優先して国を傾けて、その度に王命で『婚約』を申しつけてくる。その挙句、大勢の前で『婚約破棄だ!』と叫ぶ愚か者達にはもううんざり。
ビルワーツ侯爵家の資産を手に入れたい者達に翻弄されるのは、もうおしまいにいたしましょう。
地獄のような人生から巻き戻ったと気付き、新たなスタートを切ったエレーナは⋯⋯幸せを掴むために全ての力を振り絞ります。
全てを捨てるのか、それとも叩き壊すのか⋯⋯。
祖父、母、エレーナ⋯⋯三世代続いた王家とビルワーツ侯爵家の争いは、今回で終止符を打ってみせます。
ーーーーーー
ゆるふわの中世ヨーロッパ、幻の国の設定です。
完結迄予約投稿済。
R15は念の為・・
ランプの令嬢は妹の婚約者に溺愛され過ぎている
ユウ
恋愛
銀髪に紫の瞳を持つ伯爵令嬢のフローレンスには社交界の華と呼ばれる絶世の美女の妹がいた。
ジェネットは幼少期の頃に病弱だったので両親から溺愛され甘やかされ育つ。
婚約者ですらジェネットを愛し、婚約破棄を突きつけられてしまう。
そして何もかも奪われ社交界でも醜聞を流され両親に罵倒され没落令嬢として捨てられたフローレンスはジェネットの身代わりとして東南を統べる公爵家の子息、アリシェの婚約者となる。
褐色の肌と黒髪を持つ風貌で口数の少ないアリシェは令嬢からも嫌われていたが、伯爵家の侮辱にも顔色を変えず婚約者の交換を受け入れるのだが…。
大富豪侯爵家に迎えられ、これまでの生活が一変する。
対する伯爵家でフローレンスがいなくなった所為で領地経営が上手くいかず借金まみれとなり、再び婚約者の交換を要求するが…
「お断りいたします」
裏切った婚約者も自分を捨てた家族も拒絶するのだった。
私を溺愛している婚約者を聖女(妹)が奪おうとしてくるのですが、何をしても無駄だと思います
***あかしえ
恋愛
薄幸の美少年エルウィンに一目惚れした強気な伯爵令嬢ルイーゼは、性悪な婚約者(仮)に秒で正義の鉄槌を振り下ろし、見事、彼の婚約者に収まった。
しかし彼には運命の恋人――『番い』が存在した。しかも一年前にできたルイーゼの美しい義理の妹。
彼女は家族を世界を味方に付けて、純粋な恋心を盾にルイーゼから婚約者を奪おうとする。
※タイトル変更しました
小説家になろうでも掲載してます
【完結】前代未聞の婚約破棄~なぜあなたが言うの?~【長編】
暖夢 由
恋愛
「サリー・ナシェルカ伯爵令嬢、あなたの婚約は破棄いたします!」
高らかに宣言された婚約破棄の言葉。
ドルマン侯爵主催のガーデンパーティーの庭にその声は響き渡った。
でもその婚約破棄、どうしてあなたが言うのですか?
*********
以前投稿した小説を長編版にリメイクして投稿しております。
内容も少し変わっておりますので、お楽し頂ければ嬉しいです。
婚約破棄をされ、父に追放まで言われた私は、むしろ喜んで出て行きます! ~家を出る時に一緒に来てくれた執事の溺愛が始まりました~
ゆうき
恋愛
男爵家の次女として生まれたシエルは、姉と妹に比べて平凡だからという理由で、父親や姉妹からバカにされ、虐げられる生活を送っていた。
そんな生活に嫌気がさしたシエルは、とある計画を考えつく。それは、婚約者に社交界で婚約を破棄してもらい、その責任を取って家を出て、自由を手に入れるというものだった。
シエルの専属の執事であるラルフや、幼い頃から実の兄のように親しくしてくれていた婚約者の協力の元、シエルは無事に婚約を破棄され、父親に見捨てられて家を出ることになった。
ラルフも一緒に来てくれることとなり、これで念願の自由を手に入れたシエル。しかし、シエルにはどこにも行くあてはなかった。
それをラルフに伝えると、隣の国にあるラルフの故郷に行こうと提案される。
それを承諾したシエルは、これからの自由で幸せな日々を手に入れられると胸を躍らせていたが、その幸せは家族によって邪魔をされてしまう。
なんと、家族はシエルとラルフを広大な湖に捨て、自らの手を汚さずに二人を亡き者にしようとしていた――
☆誤字脱字が多いですが、見つけ次第直しますのでご了承ください☆
☆全文字はだいたい14万文字になっています☆
☆完結まで予約済みなので、エタることはありません!☆
見るに堪えない顔の存在しない王女として、家族に疎まれ続けていたのに私の幸せを願ってくれる人のおかげで、私は安心して笑顔になれます
珠宮さくら
恋愛
ローザンネ国の島国で生まれたアンネリース・ランメルス。彼女には、双子の片割れがいた。何もかも与えてもらえている片割れと何も与えられることのないアンネリース。
そんなアンネリースを育ててくれた乳母とその娘のおかげでローザンネ国で生きることができた。そうでなければ、彼女はとっくに死んでいた。
そんな時に別の国の王太子の婚約者として留学することになったのだが、その条件は仮面を付けた者だった。
ローザンネ国で仮面を付けた者は、見るに堪えない顔をしている証だが、他所の国では真逆に捉えられていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる