大アジア戦争

ツカサメイ

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7話 ラムジェット戦闘機

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              7話 ラムジェット戦闘機

1941年12月13日「防衛装備研究会」に東条がいた・・・
安田中将、落合中将の両名に技術参謀4名
「我が国における装備の必要性を検討したい・・・航空機の進歩は
劇的である、が技術の後追いも困難な実情にある。研究中の航空機
に関して何も言うまい・・・研究続行は必要である」

「大量に作るには単純で在る事、迎撃に用いるに上昇力優れる事、
予想される米英の爆撃機は高度12000と思われる。攻撃力大なる事。
操縦は容易である事。通信機の完備、資源の節約などである」

「実はこれらの条件に適う戦闘機を研究中の萱場(カヤバ)という
会社が在る、どうやらラムジェットエンジンを使うと聞いた」

「間違いでは無いのか?」
「安田さんもそう思うか、私も間違いだろうと思う・・・」
「間違い無くラムジェットエンジンの様だ、実物を試験中との事」
「しかし、海外でもジェットエンジン実用化を聞かない・・・」
「機体もグライダーで飛行試験をしていたと聞いたが陸軍航空隊
は知らないのか?」
「どこまで開発してるか興味が湧きますな・・・」
「総理として興味よりも実用に供して欲しいのが本音だ、攻撃は従来機
で良いが防空戦力は別に必要となるだろうからな・・・」

東条が集約する。
萱場の責任者と技術者を呼び戦闘機の詳細を尋ねる事。
ラムジェットエンジン開発状況を得る事。
有望なら防衛装備研究部においても開発をする事。
必要資材の数量計算を進める事。
1941年12月14日に萱場から説明を聞き15日視察の予定を組む事。

そして14日。
「萱場君、資料の内容は本当に正しいのかね?」安田は疑っている
「間違い有りません、まだ成功していませんが・・・」
「総理・・・なんとも信じがたいですな・・・」
「うむ… … 実物を見るのが確かだ、明日判る事だ」

15日。
不十分だが確かにラムジェットエンジンとして作動している。
研究に値する!安田と落合が喜んでいるが東条は平常心・・・
ネットでそういう開発が在った事を知ってるのだから。

16日。
無尾翼ラムジェットエンジン戦闘機の開発研究を決定。
機体材料は金属を節約し竹などを用いる事を要望点として特記。
目標仕様。
実用上昇限度15000m高度7000で時速900キロ。
30ミリ機関砲2門、銃砲弾80×2 
20ミリ機関砲2門、銃砲弾140×2
新型無線電話機搭載

同時に離陸補助ロケット開発を決定。





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