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9話 帝国空戦学校
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9話 帝国空戦学校
萱場グライダーの試験飛行を関係者と共に東条は眺めていた・・・
陸軍による開発を妨害したのはN少佐とネット情報の記憶。
チラリと少佐を見た・・・
小川、中西、石川、工学博士。木村助教授。日野退役陸軍少佐。
防衛装備研究所から6名、それとN少佐・・・
操縦は100回以上飛ばしている島安博。
飛行3回を予定。
問題無く1回目着陸成功。
上空の試験飛行を終えて着陸飛行で近づいた時、滑走路上4mで
横風が吹き姿勢を崩し左翼端が地上に接触、ゆっくり墜落。
島は無傷だがグライダーは全体が大破・・・
直立不動で葉を食いしばり悲壮な覚悟を現す島・・・
N少佐がどなった
「貴様!何たる不手際か!技量未熟を衆目にさらすとは恥をしれ!
性能未熟な物を作った責任も在るぞ!」萱場資朗を睨みつけた。
陸軍少佐の眼前で大失敗し醜態をさらしては・・・
多くの関係者が開発中止を覚悟した。
怒鳴る少佐と島に警護兵の拳銃を抜き取ると銃口を地面に向け東条が
ゆっくり近づく・・・東条の怒気が伝わり全員が蒼白を現す。
2m・・・軍人なら外しようのない距離。
軽い銃声が響いた。
苦痛の呻きと共に倒れたのは少佐・・・大腿から出血が続く。
「未熟卑怯なのは貴様だ!2度も着地失敗し責任も取らず機体の所為に
した、どの口を持って1度の失敗を責めれるか!陸軍少佐たる者、
機体操縦の説明も聞かずの失敗は重大である、腹を切れ!!!」
「少尉!単なる失敗で無かろう・・・思惑を尋問せい!」
「はっ、直ちに連行します!」
N少佐と数名の警備兵が遠ざかる・・・
「日本は未曽有の危機に在る、この開発に命運がかかっておるのだ。
政治や損得の思惑で妨害した者は・・・この東条が射殺する!
直立不動の島に顔を向け
「島というそうだが100回以上飛ばしてると聞いた、そのような者が
失敗したからには気象状況を疑うのが順番である」
防衛装備研究部は新戦闘機の早期完成計画を堅持した。
東条が去ると安田が中西に声をかけた
「最近の東条には・・・どうも調子が狂う」
「判る、あの合理性を無視して来た東条が12月になったとたんに
非合理どころか、まるで合理主義の塊だ・・・」
「自分を巨大な権限を持つ部門の部長にするとは、驚天動地・・・
呼ばれた時は、予備役どころか満州奥地に左遷されると覚悟したよ」
安田に苦笑いが出ていた・・・
陸軍の水と油と噂されてる2人。
対立は在っても共同は誰しも想像外であったから。
日本防衛会議。1941年12月22日。
防衛空軍の女子操縦員養成を目的に空軍本部近くに帝国空戦学校設立
を決定。陸軍航空隊、海軍航空隊の初等訓練も空戦学校の任務とした。
ここに帝国航空隊操縦員の初等訓練の統一が実現した。
正式名称「大日本帝国空戦学校」
学長・・・・今井小松 大佐相当
教官・・・・朴 敬元
教官・・・・木部シゲノ
教官・・・・島淵テツコ
教官・・・・西沢キク
教官・・・・及位ヤエ
補助教官・・女50名
補助教官・・男10名
管理事務・・女10名
装備教官・・男20名
操縦と整備、実戦戦術、新型機の試験まで任務とする総合空戦学校。
補助教官に操縦を教えると同時に寒さに耐え施設建設が進む。
教習用グライダー20機の製造を発注。
全国から女子操縦員の希望者を集めるのは年明け、1942年1月15日より。
萱場グライダーの試験飛行を関係者と共に東条は眺めていた・・・
陸軍による開発を妨害したのはN少佐とネット情報の記憶。
チラリと少佐を見た・・・
小川、中西、石川、工学博士。木村助教授。日野退役陸軍少佐。
防衛装備研究所から6名、それとN少佐・・・
操縦は100回以上飛ばしている島安博。
飛行3回を予定。
問題無く1回目着陸成功。
上空の試験飛行を終えて着陸飛行で近づいた時、滑走路上4mで
横風が吹き姿勢を崩し左翼端が地上に接触、ゆっくり墜落。
島は無傷だがグライダーは全体が大破・・・
直立不動で葉を食いしばり悲壮な覚悟を現す島・・・
N少佐がどなった
「貴様!何たる不手際か!技量未熟を衆目にさらすとは恥をしれ!
性能未熟な物を作った責任も在るぞ!」萱場資朗を睨みつけた。
陸軍少佐の眼前で大失敗し醜態をさらしては・・・
多くの関係者が開発中止を覚悟した。
怒鳴る少佐と島に警護兵の拳銃を抜き取ると銃口を地面に向け東条が
ゆっくり近づく・・・東条の怒気が伝わり全員が蒼白を現す。
2m・・・軍人なら外しようのない距離。
軽い銃声が響いた。
苦痛の呻きと共に倒れたのは少佐・・・大腿から出血が続く。
「未熟卑怯なのは貴様だ!2度も着地失敗し責任も取らず機体の所為に
した、どの口を持って1度の失敗を責めれるか!陸軍少佐たる者、
機体操縦の説明も聞かずの失敗は重大である、腹を切れ!!!」
「少尉!単なる失敗で無かろう・・・思惑を尋問せい!」
「はっ、直ちに連行します!」
N少佐と数名の警備兵が遠ざかる・・・
「日本は未曽有の危機に在る、この開発に命運がかかっておるのだ。
政治や損得の思惑で妨害した者は・・・この東条が射殺する!
直立不動の島に顔を向け
「島というそうだが100回以上飛ばしてると聞いた、そのような者が
失敗したからには気象状況を疑うのが順番である」
防衛装備研究部は新戦闘機の早期完成計画を堅持した。
東条が去ると安田が中西に声をかけた
「最近の東条には・・・どうも調子が狂う」
「判る、あの合理性を無視して来た東条が12月になったとたんに
非合理どころか、まるで合理主義の塊だ・・・」
「自分を巨大な権限を持つ部門の部長にするとは、驚天動地・・・
呼ばれた時は、予備役どころか満州奥地に左遷されると覚悟したよ」
安田に苦笑いが出ていた・・・
陸軍の水と油と噂されてる2人。
対立は在っても共同は誰しも想像外であったから。
日本防衛会議。1941年12月22日。
防衛空軍の女子操縦員養成を目的に空軍本部近くに帝国空戦学校設立
を決定。陸軍航空隊、海軍航空隊の初等訓練も空戦学校の任務とした。
ここに帝国航空隊操縦員の初等訓練の統一が実現した。
正式名称「大日本帝国空戦学校」
学長・・・・今井小松 大佐相当
教官・・・・朴 敬元
教官・・・・木部シゲノ
教官・・・・島淵テツコ
教官・・・・西沢キク
教官・・・・及位ヤエ
補助教官・・女50名
補助教官・・男10名
管理事務・・女10名
装備教官・・男20名
操縦と整備、実戦戦術、新型機の試験まで任務とする総合空戦学校。
補助教官に操縦を教えると同時に寒さに耐え施設建設が進む。
教習用グライダー20機の製造を発注。
全国から女子操縦員の希望者を集めるのは年明け、1942年1月15日より。
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