大アジア戦争

ツカサメイ

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42話 ドイツ対イギリス

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           42話 ドイツ対イギリス 

ソビエト攻撃作戦が冬の厳しさと補給遅延により
頓挫したドイツ軍は後退した前線を維持しつつ
戦力回復を進めていたが1942年9月1日時点において
も大攻勢に出る状況では無かった。
モスクワは防備を固め戦車を温存し増強中。
ウラジオ親衛軍は200キロ従深陣地3重で戦力は大。
対戦車砲3000門と推定される・・・
東の日本軍は未だ増強ならず小戦力・・・
「なぜ攻勢に出れんのだ!」
ヒトラーはどなるが誰にも攻勢作戦案は無い。
「春の大攻勢で陣地など踏みつぶせば降伏するに
違いない」将軍の誰かが威勢の良い言葉をだす
「準備だ!今度こそ進撃しアゼルバイジャンを占領
するのだ!後はイギリスだ!」

イギリスでチャーチルが苦悩していた・・・
日本軍がカザンまで進撃したとは・・・予想外だ。
ソ連でドイツを叩く策は失敗するかも知れない・・
こんな事なら・・・日本を味方にする外交をもっと
進めていれば良かった、禁輸処置は味方になる決定
を日本に押し付ける為だ・・・なのに対ソ戦とは。
日本の事は後回しでも影響は少ない・・・
今はドイツの力を削ぐ事。
「国防大臣に尋ねるが・・爆撃作戦はどうか?」
「我が国の単独作戦では被害大きく戦果は望み薄
なのが状況です・・・アメリカが・・・」
「そうだ・・アメリカの爆撃機さえ来れば・・・
見通しはどうなんだ?大臣・・・」
「義勇軍爆撃隊の名目で大統領に派遣の意志あり
と伝えられてきましたが・・確実とは・・・」
「連合しドイツ産業地域の爆撃を急がせろ!」
「ソ連は何カ月持ちますか?」
「来年の春までは持つだろうな・・・」
「春が過ぎれば持たぬと・・・日本軍ですか?」
「そうだ、カザンは重要拠点。スターリンに手は無い」
「ドイツがソ連を飲み込んだら・・・」
「大事だ!調子に乗ってる猿の軍隊など全滅する・・」
「我が帝国にドイツとソ連の兵力が押し寄せる・・・」
「させてたまるか!何としても阻止するんだ!」
「外務連邦大臣!スイスで日本と接触し共同の道を
探るんだ!」
「難しい交渉ですな・・・だがやらねば・・・」
アメリカから軍は来なくても兵器と航空機は続々届く。
イギリスの戦力増強も1943年5月までかかる状況・・・


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