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六月の章
紫陽花祭 -1-
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ポツポツと小雨の降る日本庭園。
あいにくの天気だが、白、青、緑、赤、紫とさまざまな色に咲き誇る紫陽花が濡れて、いっそう美しさを増していた。池の周囲では招待された雅楽師たちによる演奏が行われていて、遠くに雅やかな音が聞こえる。
宗一郎と明彦は、さきほど買い求めた林檎飴を食べながら、紫陽花の小道を歩いていた。その両脇には東條と山下が控え、宗一郎と明彦に傘を差し向けている。彼らの持つ傘は一般的な洋傘ではなく、この場の空間の雰囲気を崩さないような柿渋色の番傘だ。
本人たちも自分用の傘をさしているため、彼らは両手に傘を持っていることになる。だが二本の傘をさしていると言っても、彼らは主人のことを優先するため雨に濡れやすくなっていた。だが、彼ら自身はそのことを気にした様子はまったくない。
逆に濡れる東條を気にしているのは、明彦の方だった。
「東條、やっぱり傘は俺が自分で持つからさ」
紫陽花の小道を半ばまで進み、周囲に人目がなくなってから、明彦は再度申し出る。東條は柔和に微笑んだ。
「お気遣いいただきましてありがとうございます。けれど明彦様も、飴を食べながら傘を持つのは煩わしいでしょう。わたくしのことはどうぞお気になさらずに」
東條の態度は柔らかいのだが、一歩も引く様子を見せない。何しろこの番傘は軽量化が図られた最新の洋傘と比べ、なかなかの重量がある。
「わかった。じゃあこれ、すぐ食べるから、そしたら傘は俺が持つからね」
明彦が真剣に言い募ると、東條はくすりと笑って頷いた。そんな二人のやりとりを、宗一郎は興味深げに眺めている。
「明彦は本当に東條のことが好きだよな」
「傘なんて、普通は自分で持つものでしょ」
明彦は暗に、東條が相手だからではないと言いながら、ガジガジとりんご飴を齧り始める。宣言の通りに、飴を素早く食べきってしまうつもりなのだ。
宗一郎は軽く肩を竦め、林檎飴を舐めながらそばに立つ山下を見た。傘と傘の隙間から垂れてきた雨粒が、山下の制服の肩をしっとりと濡らしている。
「まあ確かに、このままでは風邪をひきそうだな」
初めて参加する紫陽花祭の様子を楽しそうに眺めていた山下は、自分に宗一郎の視線が向いていることに気づいて、はっと顔を上げた。
「あっ。ぼくのことですか? ぼくはこういうの慣れてますから、本当に気にしないでください。それより、紫陽花綺麗ですね、宗一郎様」
山下がにこりと無邪気な笑顔を見せると、宗一郎もつられて笑った。
「そうだな。……しかし、紫陽花を兼題に俳句か」
飛び石の上に歩みを進めながら呟く。
紫陽花祭は基本的には自由なイベントだが、マスターは俳句を最低一句は提出しなければならない。帝王科の国語の授業では俳句を重点的に学ぶため、その学びの一環である。俳句は現代においてなお、貴族の嗜みなのだ。
宗一郎は校内のイベントだけではなく、昔から俳句を詠まねばならない場面というものには多く遭遇してきている。だが、俳句を詠んで良いと感じたことがないため、苦手意識を覚えていた。
「平安時代でもないのに、俳句が何の役に立つんだか」
「貴族の歌詠会で良き句を詠まれれば、周囲からの印象も良くなりますでしょう」
宗一郎の愚痴に東條が応えた。
「そうらしいな。俳句がうまくて仕事ができるのかは知らんが」
「俺はここを卒業したら、歌詠会なんて縁遠いものになるだろうな」
必死に林檎を齧りながら、明彦が言葉を挟む。貴族としての生活が馴染み深い宗一郎と比べ、明彦は俳句が必要な場面になど学校外では一度も遭遇したことがない。ホテル経営という家業は変わることがないし、鷹鷲高校を卒業したからといって、急に貴族の会合に呼ばれ出すようなものでもないだろう、というのが明彦の考えだった。
「俺が呼んでやるよ。俺よりお前の方がいい句を詠むからな」
軽い調子で宗一郎が言う。その言葉に、明彦は軽く肩をすくめた。と、半ば意地になって食べ進めていた林檎飴を完食する。
「ほら、食べ終わったよ東條。その傘を渡して」
「かしこまりました。そちらの棒を」
東條は笑って明彦の分の傘と、林檎飴のついていた棒を交換する。
「こちら捨てて参ります。山下、少し頼んだよ」
「あっ、かしこまりました!」
東條が紫陽花の小道を戻っていくのを見送り、山下はほうっと息を漏らした。東條の後ろ姿に見惚れたのだ。
執事科の制服に包まれた細い腰から、背骨がすんなりと真っ直ぐに立ち上がっていくような綺麗な骨格を感じる。それは強張ったところのない、自然な姿勢の良さからくるものだ。東條の立居振る舞いには、とても平民の出とは思えない品の良さが感じられた。
「山下、どうかしたの?」
一瞬呆けていた山下は、明彦に声をかけられてはにかむように笑った。
「すみません、つい見惚れてしまって」
「また紫陽花に?」
「いえ、その。東條さんに……あの、変な意味じゃなくって。東條さんって本当に素敵ですよね。いつもしっかりしていて微塵の隙もなくて、それでいて物腰が柔らかい。基本的にお優しい方なんだと思います。本当に、執事の理想を形にしたようなお方です。憧れてしまいます」
照れ隠しのように説明し始めれば、つい熱のこもってしまった自身の言葉に気づいて、山下はまだ誤魔化すように薄く笑った。と、軽く目を見開いた明彦は、そんな山下の肩をぎゅっと握る。
「そうなんだよ! 東條って本当に優しいんだ。なんとなく近づきがたい雰囲気があるけどそんなことなくって。あれは東條の己を律しようという自制心の賜物なんだよ」
「わ、分かります! いつでもとても努力されている方だと思います。元々要領が良いんだと思うんですけど、そこにさらに努力が上乗せされていて」
徐々にヒートアップしていく、東條の良い所を語る二人。その様子を見て、宗一郎が吹き出した。
「もうそうなってくると、二人ともすっかりファンの域だな。明彦は花摘会で東條を指名するつもりか?」
花摘会というのは、マスターが召し抱えるバトラーを指名するイベントのことだ。卒業式の前日に行われ、そこで誰が誰に仕えるかというのが決まる。
踏み込んだ問いかけに、山下との会話で瞳を輝かせていた明彦の表情が途端に曇る。
「俺は、入学した時からずっとそうしたいと思ってたけど。東條はきっと人気だし、そうなったら、底辺貴族の俺には勝ち目がないから」
一人のバトラーに複数のマスターから指名が入った場合は、誰に仕えるかの選択権は、選ばれたバトラーに移行する。普通は、より貴族として裕福な家の者を優先するのが一般的だ。
そこで選ばれなかったマスターは、第二希望の生徒を指名することになる。だが、平民であるバトラーからオファーを断られる貴族というのも外聞が悪いため、花摘会の前には誰が誰を指名するかという示し合わせが行われるのが普通だ。
「欲しいものを前に遠慮してどうする。東條がどういう基準で主人を選ぶかも分からないだろう。お前とは縁があるんじゃなかったのか?」
宗一郎はすでに明彦から、明彦と東條の入学式の日の話を聞いている。
「そうなんだけど。それでもし選ばれたら、あの日の縁だけで、東條の未来を奪ってしまうのも申し訳ないような気がして。東條ならもっと上の格の貴族にだって仕えられる。俺にはもったいない」
煮え切らない様子の明彦の言葉に、宗一郎は息を漏らす。
「まったく、難儀なやつだな」
「そういう宗一郎はどうなんだよ」
「俺は欲しいものに対して遠慮などしないね」
「それは、お前なら俺みたいな悩みは必要ないだろうね。みんなお前に選んでもらいたがってる。お前自身が目星をつけてるのかって話だよ」
「さてな。まだ三年も始まったばかりだ」
宗一郎は飄々と言葉を返し、ほとんど口をつけていない、食べかけの林檎飴を山下に差し出した。
「そろそろ真面目に俳句を考える。これ、処分してくれるか?」
「あっ。では、もしよろしかったら、これぼくがいただいてもいいですか?」
「もちろん構わないが、何だ。食べたかったのなら、屋台で山下の分も一緒に買ったのに。何なら今からでも新しいやつを買ってきてもいいんだぞ」
差し出された林檎飴を見て目を輝かせる山下に、宗一郎は笑いながら頷く。さきほど東條と明彦がしていたように、傘と林檎飴を交換した。
「いえいえ、そんな。こうしていただけてとてもうれしいです。ありがとうございます」
山下は屈託なく笑い、林檎飴を食べ始めた。
それからしばらく、宗一郎と明彦は会話をやめ、真剣な眼差しで紫陽花を見て回った。頭の中で俳句を組み立てているのだ。小道のさらに分岐した奥へと進みしゃがみ込むと、まるで紫陽花の中に埋もれるようだった。
今回の兼題である「紫陽花」は、それだけで季語になる。俳句の中に直接紫陽花と入れて詠むか、それとも直接的には言わずに別の季語を用いながら間接的に表現するか。詠む方向性が決まったら、どのような型にまとめていくか。考えることは無数にある。
山下は林檎飴を齧りながら、真剣な表情を浮かべている二人の様子を、少し離れたところに立って見守っていた。
あいにくの天気だが、白、青、緑、赤、紫とさまざまな色に咲き誇る紫陽花が濡れて、いっそう美しさを増していた。池の周囲では招待された雅楽師たちによる演奏が行われていて、遠くに雅やかな音が聞こえる。
宗一郎と明彦は、さきほど買い求めた林檎飴を食べながら、紫陽花の小道を歩いていた。その両脇には東條と山下が控え、宗一郎と明彦に傘を差し向けている。彼らの持つ傘は一般的な洋傘ではなく、この場の空間の雰囲気を崩さないような柿渋色の番傘だ。
本人たちも自分用の傘をさしているため、彼らは両手に傘を持っていることになる。だが二本の傘をさしていると言っても、彼らは主人のことを優先するため雨に濡れやすくなっていた。だが、彼ら自身はそのことを気にした様子はまったくない。
逆に濡れる東條を気にしているのは、明彦の方だった。
「東條、やっぱり傘は俺が自分で持つからさ」
紫陽花の小道を半ばまで進み、周囲に人目がなくなってから、明彦は再度申し出る。東條は柔和に微笑んだ。
「お気遣いいただきましてありがとうございます。けれど明彦様も、飴を食べながら傘を持つのは煩わしいでしょう。わたくしのことはどうぞお気になさらずに」
東條の態度は柔らかいのだが、一歩も引く様子を見せない。何しろこの番傘は軽量化が図られた最新の洋傘と比べ、なかなかの重量がある。
「わかった。じゃあこれ、すぐ食べるから、そしたら傘は俺が持つからね」
明彦が真剣に言い募ると、東條はくすりと笑って頷いた。そんな二人のやりとりを、宗一郎は興味深げに眺めている。
「明彦は本当に東條のことが好きだよな」
「傘なんて、普通は自分で持つものでしょ」
明彦は暗に、東條が相手だからではないと言いながら、ガジガジとりんご飴を齧り始める。宣言の通りに、飴を素早く食べきってしまうつもりなのだ。
宗一郎は軽く肩を竦め、林檎飴を舐めながらそばに立つ山下を見た。傘と傘の隙間から垂れてきた雨粒が、山下の制服の肩をしっとりと濡らしている。
「まあ確かに、このままでは風邪をひきそうだな」
初めて参加する紫陽花祭の様子を楽しそうに眺めていた山下は、自分に宗一郎の視線が向いていることに気づいて、はっと顔を上げた。
「あっ。ぼくのことですか? ぼくはこういうの慣れてますから、本当に気にしないでください。それより、紫陽花綺麗ですね、宗一郎様」
山下がにこりと無邪気な笑顔を見せると、宗一郎もつられて笑った。
「そうだな。……しかし、紫陽花を兼題に俳句か」
飛び石の上に歩みを進めながら呟く。
紫陽花祭は基本的には自由なイベントだが、マスターは俳句を最低一句は提出しなければならない。帝王科の国語の授業では俳句を重点的に学ぶため、その学びの一環である。俳句は現代においてなお、貴族の嗜みなのだ。
宗一郎は校内のイベントだけではなく、昔から俳句を詠まねばならない場面というものには多く遭遇してきている。だが、俳句を詠んで良いと感じたことがないため、苦手意識を覚えていた。
「平安時代でもないのに、俳句が何の役に立つんだか」
「貴族の歌詠会で良き句を詠まれれば、周囲からの印象も良くなりますでしょう」
宗一郎の愚痴に東條が応えた。
「そうらしいな。俳句がうまくて仕事ができるのかは知らんが」
「俺はここを卒業したら、歌詠会なんて縁遠いものになるだろうな」
必死に林檎を齧りながら、明彦が言葉を挟む。貴族としての生活が馴染み深い宗一郎と比べ、明彦は俳句が必要な場面になど学校外では一度も遭遇したことがない。ホテル経営という家業は変わることがないし、鷹鷲高校を卒業したからといって、急に貴族の会合に呼ばれ出すようなものでもないだろう、というのが明彦の考えだった。
「俺が呼んでやるよ。俺よりお前の方がいい句を詠むからな」
軽い調子で宗一郎が言う。その言葉に、明彦は軽く肩をすくめた。と、半ば意地になって食べ進めていた林檎飴を完食する。
「ほら、食べ終わったよ東條。その傘を渡して」
「かしこまりました。そちらの棒を」
東條は笑って明彦の分の傘と、林檎飴のついていた棒を交換する。
「こちら捨てて参ります。山下、少し頼んだよ」
「あっ、かしこまりました!」
東條が紫陽花の小道を戻っていくのを見送り、山下はほうっと息を漏らした。東條の後ろ姿に見惚れたのだ。
執事科の制服に包まれた細い腰から、背骨がすんなりと真っ直ぐに立ち上がっていくような綺麗な骨格を感じる。それは強張ったところのない、自然な姿勢の良さからくるものだ。東條の立居振る舞いには、とても平民の出とは思えない品の良さが感じられた。
「山下、どうかしたの?」
一瞬呆けていた山下は、明彦に声をかけられてはにかむように笑った。
「すみません、つい見惚れてしまって」
「また紫陽花に?」
「いえ、その。東條さんに……あの、変な意味じゃなくって。東條さんって本当に素敵ですよね。いつもしっかりしていて微塵の隙もなくて、それでいて物腰が柔らかい。基本的にお優しい方なんだと思います。本当に、執事の理想を形にしたようなお方です。憧れてしまいます」
照れ隠しのように説明し始めれば、つい熱のこもってしまった自身の言葉に気づいて、山下はまだ誤魔化すように薄く笑った。と、軽く目を見開いた明彦は、そんな山下の肩をぎゅっと握る。
「そうなんだよ! 東條って本当に優しいんだ。なんとなく近づきがたい雰囲気があるけどそんなことなくって。あれは東條の己を律しようという自制心の賜物なんだよ」
「わ、分かります! いつでもとても努力されている方だと思います。元々要領が良いんだと思うんですけど、そこにさらに努力が上乗せされていて」
徐々にヒートアップしていく、東條の良い所を語る二人。その様子を見て、宗一郎が吹き出した。
「もうそうなってくると、二人ともすっかりファンの域だな。明彦は花摘会で東條を指名するつもりか?」
花摘会というのは、マスターが召し抱えるバトラーを指名するイベントのことだ。卒業式の前日に行われ、そこで誰が誰に仕えるかというのが決まる。
踏み込んだ問いかけに、山下との会話で瞳を輝かせていた明彦の表情が途端に曇る。
「俺は、入学した時からずっとそうしたいと思ってたけど。東條はきっと人気だし、そうなったら、底辺貴族の俺には勝ち目がないから」
一人のバトラーに複数のマスターから指名が入った場合は、誰に仕えるかの選択権は、選ばれたバトラーに移行する。普通は、より貴族として裕福な家の者を優先するのが一般的だ。
そこで選ばれなかったマスターは、第二希望の生徒を指名することになる。だが、平民であるバトラーからオファーを断られる貴族というのも外聞が悪いため、花摘会の前には誰が誰を指名するかという示し合わせが行われるのが普通だ。
「欲しいものを前に遠慮してどうする。東條がどういう基準で主人を選ぶかも分からないだろう。お前とは縁があるんじゃなかったのか?」
宗一郎はすでに明彦から、明彦と東條の入学式の日の話を聞いている。
「そうなんだけど。それでもし選ばれたら、あの日の縁だけで、東條の未来を奪ってしまうのも申し訳ないような気がして。東條ならもっと上の格の貴族にだって仕えられる。俺にはもったいない」
煮え切らない様子の明彦の言葉に、宗一郎は息を漏らす。
「まったく、難儀なやつだな」
「そういう宗一郎はどうなんだよ」
「俺は欲しいものに対して遠慮などしないね」
「それは、お前なら俺みたいな悩みは必要ないだろうね。みんなお前に選んでもらいたがってる。お前自身が目星をつけてるのかって話だよ」
「さてな。まだ三年も始まったばかりだ」
宗一郎は飄々と言葉を返し、ほとんど口をつけていない、食べかけの林檎飴を山下に差し出した。
「そろそろ真面目に俳句を考える。これ、処分してくれるか?」
「あっ。では、もしよろしかったら、これぼくがいただいてもいいですか?」
「もちろん構わないが、何だ。食べたかったのなら、屋台で山下の分も一緒に買ったのに。何なら今からでも新しいやつを買ってきてもいいんだぞ」
差し出された林檎飴を見て目を輝かせる山下に、宗一郎は笑いながら頷く。さきほど東條と明彦がしていたように、傘と林檎飴を交換した。
「いえいえ、そんな。こうしていただけてとてもうれしいです。ありがとうございます」
山下は屈託なく笑い、林檎飴を食べ始めた。
それからしばらく、宗一郎と明彦は会話をやめ、真剣な眼差しで紫陽花を見て回った。頭の中で俳句を組み立てているのだ。小道のさらに分岐した奥へと進みしゃがみ込むと、まるで紫陽花の中に埋もれるようだった。
今回の兼題である「紫陽花」は、それだけで季語になる。俳句の中に直接紫陽花と入れて詠むか、それとも直接的には言わずに別の季語を用いながら間接的に表現するか。詠む方向性が決まったら、どのような型にまとめていくか。考えることは無数にある。
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