66 / 190
episode L. フェリシアンの場合 / 顔の無い性奴隷
Félicien 008. bags
しおりを挟む
熱さが肩に食い込むほどの日差し降り注ぐ午後。
三十四歳になったフェリシアンは、
蒸し暑いテントの中にいた。
今日は、初めて肉便器として、館に入る。
つい数時間前に、名前を没収され元フェリシアンは 今、no.2247という数字でしかない。
no.2247は、熱気が溢れるテントの中で職員から日焼け止めのパウダーをはたいて貰っている。
周囲の肉便器たちは皆、憂鬱を通り越して絶望的な顔つき
で汗をかいていたが、
no.2247はひとり 晴れ晴れとした表情が、希望で満ち溢れていた。
no.2247は、心底性奴隷は自分の天職だと思っていた。
性奴隷施設や館で、性処理用の玩具として扱われるたびに、自分のことが好きになれた。
館で性奴隷として奉仕しながら、肉便器たちが様々なシチュエーションでザーメン処理の道具として扱われる光景を何度も見てきた。no.2247も、舌でアヌスを解してもらったり、ザーメンを飲んでもらったり肉便器たちには大部世話になったものだ。
今日は1日、自分がしてもらったそれを自分がやる番になる。
no.2247は、この、二度と後戻りができなくなる日が来るのを、ずっと心待ちにしていたのだ。
今日の、肉便器行進の出で立ちはブラトップハーネスとビキニパンツ。真夏だというのに、エナメルロングブーツに脹ら脛を苛められている。暑さに喘ぐ肉便器を、素足にサンダル履きの旦那さまが眺め 優越感を覚えるのだろう。
テーブルに並べられている、チェーン付きのニップルクリップも気になる。
肉便器たちがテントの出口付近で整列させられた。
館の前庭の旦那さま方の昂る声が聞こえる。
あぁ…、これから乳首に少し痛いクリップを着けられ外に出されるのか、と思っていたら、
職員たちは、珈琲袋を小さくしたような麻袋を、肉便器ひとりひとりの頭にすっぽり被せていった。
只でさえ長身のno.2247はエナメルロングブーツによって、バスケットボール選手のような超高身長になってしまった為、大部屈む必要があった。
よく鞣されたリネンが汗ばんだ皮膚を癒してくれる。
小さな二つの目だし穴のお陰で、視界は良好だ。
覆面の肉便器9名がテントの外に整列させられた。
Masterの刻印入りのバンドを腕に嵌めた調教師が、ひとりひとりの乳首にニップルクリップを噛ませながら、小声で励ます。
二つの乳首を繋ぐシルバーチェーンとエナメルロングブーツが、強烈な日差しを攻撃的に跳ね返していた。
覆面の肉便器が道に並び、
見物の旦那さま方が、どよめく。
覆面という、いつもと違うシチュエーションは賛否両論のようだ。
no.2247は、真ん中に配置されたが、他の肉便器たちよりも頭ひとつ大きく非の打ち所のない肉体は、一際目立つ。
職員が、吹くホイッスルが消魂しく響き渡り、
肉便器の行進が始まる。
おりんの音色に合わせて、歩を進める性欲処理道具たちの尻や、ビキニパンツの膨らみや、クリップに噛まれた乳首に好奇の視線が集まる。
館の扉までは、80m。
扉の中に入れば、ザーメン漬けの日々が始まる。
この行進の催しに、当初は、肉便器たちに麻袋を被せる予定などなかった。
しかし、前庭のオーディエンスの中に 旦那さまZ がいらっしゃるのを、AI顔認識システムがキャッチしたために、急遽 袋が用意された。
旦那さまZ (フェリシアンを性奴隷刑に陥れた陪審員)が
、性奴隷フェリシアンの顔を見られることは、
この先も、ずっとずっと
永遠に叶わなかった。
慌ただしい雰囲気の館のエントランスにて。
no.2247は、麻袋を外し、乱れたプラチナブロンドヘアを手櫛で整え 汗ばんだ顔を上げた。
三十代半ばに差し掛かっても、彼の美しさは増すばかり。
no.2247は、
空気さえも震わせる美貌で前を向き、
微笑んだ。
三十四歳になったフェリシアンは、
蒸し暑いテントの中にいた。
今日は、初めて肉便器として、館に入る。
つい数時間前に、名前を没収され元フェリシアンは 今、no.2247という数字でしかない。
no.2247は、熱気が溢れるテントの中で職員から日焼け止めのパウダーをはたいて貰っている。
周囲の肉便器たちは皆、憂鬱を通り越して絶望的な顔つき
で汗をかいていたが、
no.2247はひとり 晴れ晴れとした表情が、希望で満ち溢れていた。
no.2247は、心底性奴隷は自分の天職だと思っていた。
性奴隷施設や館で、性処理用の玩具として扱われるたびに、自分のことが好きになれた。
館で性奴隷として奉仕しながら、肉便器たちが様々なシチュエーションでザーメン処理の道具として扱われる光景を何度も見てきた。no.2247も、舌でアヌスを解してもらったり、ザーメンを飲んでもらったり肉便器たちには大部世話になったものだ。
今日は1日、自分がしてもらったそれを自分がやる番になる。
no.2247は、この、二度と後戻りができなくなる日が来るのを、ずっと心待ちにしていたのだ。
今日の、肉便器行進の出で立ちはブラトップハーネスとビキニパンツ。真夏だというのに、エナメルロングブーツに脹ら脛を苛められている。暑さに喘ぐ肉便器を、素足にサンダル履きの旦那さまが眺め 優越感を覚えるのだろう。
テーブルに並べられている、チェーン付きのニップルクリップも気になる。
肉便器たちがテントの出口付近で整列させられた。
館の前庭の旦那さま方の昂る声が聞こえる。
あぁ…、これから乳首に少し痛いクリップを着けられ外に出されるのか、と思っていたら、
職員たちは、珈琲袋を小さくしたような麻袋を、肉便器ひとりひとりの頭にすっぽり被せていった。
只でさえ長身のno.2247はエナメルロングブーツによって、バスケットボール選手のような超高身長になってしまった為、大部屈む必要があった。
よく鞣されたリネンが汗ばんだ皮膚を癒してくれる。
小さな二つの目だし穴のお陰で、視界は良好だ。
覆面の肉便器9名がテントの外に整列させられた。
Masterの刻印入りのバンドを腕に嵌めた調教師が、ひとりひとりの乳首にニップルクリップを噛ませながら、小声で励ます。
二つの乳首を繋ぐシルバーチェーンとエナメルロングブーツが、強烈な日差しを攻撃的に跳ね返していた。
覆面の肉便器が道に並び、
見物の旦那さま方が、どよめく。
覆面という、いつもと違うシチュエーションは賛否両論のようだ。
no.2247は、真ん中に配置されたが、他の肉便器たちよりも頭ひとつ大きく非の打ち所のない肉体は、一際目立つ。
職員が、吹くホイッスルが消魂しく響き渡り、
肉便器の行進が始まる。
おりんの音色に合わせて、歩を進める性欲処理道具たちの尻や、ビキニパンツの膨らみや、クリップに噛まれた乳首に好奇の視線が集まる。
館の扉までは、80m。
扉の中に入れば、ザーメン漬けの日々が始まる。
この行進の催しに、当初は、肉便器たちに麻袋を被せる予定などなかった。
しかし、前庭のオーディエンスの中に 旦那さまZ がいらっしゃるのを、AI顔認識システムがキャッチしたために、急遽 袋が用意された。
旦那さまZ (フェリシアンを性奴隷刑に陥れた陪審員)が
、性奴隷フェリシアンの顔を見られることは、
この先も、ずっとずっと
永遠に叶わなかった。
慌ただしい雰囲気の館のエントランスにて。
no.2247は、麻袋を外し、乱れたプラチナブロンドヘアを手櫛で整え 汗ばんだ顔を上げた。
三十代半ばに差し掛かっても、彼の美しさは増すばかり。
no.2247は、
空気さえも震わせる美貌で前を向き、
微笑んだ。
0
あなたにおすすめの小説
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる