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41話
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銀細工の店で、どんな太さがいいとか、長さはとかそんな問い掛けに答えているのをベルゴッド様はにこにこしながら隣で聞いてくれていた。
「すみません……ベルゴッド様」
漸く店主から解放されたのは陽が落ち始めた時間だった。
「いや、また来て出来上がったものを見て欲しいと言われていたから、休みが七日後と伝えたがミナミはそれで大丈夫か?」
「はい、前の職場は休みはほぼありませんでしたから」
休みという休みは繁忙期には無いにも等しかった。
土日出勤は当然。
勿論タイムカードなんてものは無く。
給与だって支払われないため労働基準監督署が入ったら一発で大変なことになるが、美南はそれが普通なのだと思っていた節もある。
「まて、体調を崩したりした時はどうしていた」
「あ、私身体は強いので体調不良なんてありませんでしたし」
「いや、そういう問題で……そうか……大変だったな」
ベルゴッドは何かにハッとしてから、申し訳なさそうに眉を寄せながら美南の頭を撫でた。
「騎士団は七日事に二日休みだ。夜勤は二日分の勤務にあたるから、夜勤があった場合は翌日も休みになる。
それと、何か休みが必要になったら申請をすればいい。
体調不良などもな。流石に度々だと騎士の称号を剥奪することもあるが、体調不良の騎士は民衆などを守る事ができないなんて、理由にはならないからな」
体調管理も騎士の仕事だとベルゴッドは言う。
店から出て歩きながらベルゴッドはゆっくり話す。
「でも、本当にお仕事は今のところはとてもやり甲斐がありますし、お休みもいただけるならとても嬉しいです」
美南はそう言うと、ラッキーだと笑う。
その笑顔を見てベルゴッドは何も言えなくなってしまった。
「屋根がある所で生活できますし、服は買っていただきましたし食事も……ぁ、ベルゴッド様私の食事の代金って!」
美南は何を思ったのか、騎士団で食べる食事の支払いを気にした。
何故だとベルゴッドは思ったが、美南は慌ててベルゴッドを見上げた。
どうしようどうしようと口元を抑える美南にベルゴッドは何て可愛いのだと、誰も居なければ悶絶していたかもしれない。
ベルゴッドの好む容姿を美南は備えており、且つ性格も良い。
最初の出会いは良くないものだったかもしれないが、ベルゴッドは日に日に惹かれていくのを自覚はしていた。
「気にするな、毎日取りに行ってくれているのだから厨房も美南を認識しているだろう?」
「あ、そうだ……そうですね」
「朝夕は大体の数は決まっているし、昼間は誰が食べてもいい事になっているが全部王宮から支給されている。気にするな」
そう言うと、美南は明らかに安堵の表情を浮かべた。
「すみません……ベルゴッド様」
漸く店主から解放されたのは陽が落ち始めた時間だった。
「いや、また来て出来上がったものを見て欲しいと言われていたから、休みが七日後と伝えたがミナミはそれで大丈夫か?」
「はい、前の職場は休みはほぼありませんでしたから」
休みという休みは繁忙期には無いにも等しかった。
土日出勤は当然。
勿論タイムカードなんてものは無く。
給与だって支払われないため労働基準監督署が入ったら一発で大変なことになるが、美南はそれが普通なのだと思っていた節もある。
「まて、体調を崩したりした時はどうしていた」
「あ、私身体は強いので体調不良なんてありませんでしたし」
「いや、そういう問題で……そうか……大変だったな」
ベルゴッドは何かにハッとしてから、申し訳なさそうに眉を寄せながら美南の頭を撫でた。
「騎士団は七日事に二日休みだ。夜勤は二日分の勤務にあたるから、夜勤があった場合は翌日も休みになる。
それと、何か休みが必要になったら申請をすればいい。
体調不良などもな。流石に度々だと騎士の称号を剥奪することもあるが、体調不良の騎士は民衆などを守る事ができないなんて、理由にはならないからな」
体調管理も騎士の仕事だとベルゴッドは言う。
店から出て歩きながらベルゴッドはゆっくり話す。
「でも、本当にお仕事は今のところはとてもやり甲斐がありますし、お休みもいただけるならとても嬉しいです」
美南はそう言うと、ラッキーだと笑う。
その笑顔を見てベルゴッドは何も言えなくなってしまった。
「屋根がある所で生活できますし、服は買っていただきましたし食事も……ぁ、ベルゴッド様私の食事の代金って!」
美南は何を思ったのか、騎士団で食べる食事の支払いを気にした。
何故だとベルゴッドは思ったが、美南は慌ててベルゴッドを見上げた。
どうしようどうしようと口元を抑える美南にベルゴッドは何て可愛いのだと、誰も居なければ悶絶していたかもしれない。
ベルゴッドの好む容姿を美南は備えており、且つ性格も良い。
最初の出会いは良くないものだったかもしれないが、ベルゴッドは日に日に惹かれていくのを自覚はしていた。
「気にするな、毎日取りに行ってくれているのだから厨房も美南を認識しているだろう?」
「あ、そうだ……そうですね」
「朝夕は大体の数は決まっているし、昼間は誰が食べてもいい事になっているが全部王宮から支給されている。気にするな」
そう言うと、美南は明らかに安堵の表情を浮かべた。
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