376 / 606
第6章 待ち望んだ再会と星降る夜の語らい
第350話 彼との再会
しおりを挟む
「厳しい訓練を受けている騎士様だったから一撃一撃はとても重かったけど、ノルベルトの改竄魔法のお陰かしら、ろくに鍛錬していなかったみたいで私でも余裕で躱せたわ」
「エドガス様に鍛えられたお前と比べたら、いくらノルベルトの改竄魔法で鍛錬を怠けている騎士なんて相手にならないだろうな」
王都で騎士の現状を目の当たりにしているラピスは呆れたように笑った。
「それで、結果はどうなったの?」
「あっという間に息切れを起こして、その場を見苦しく立ち去ったわ」
「あら、その様子を見て見たかったわ~」
「止めろ。騎士として日々の鍛錬を怠っていない俺まで可哀そうな目で見られそうだ」
ニヤニヤと笑うカトレアに、ラピスが不快そうに眉を顰めると、笑みを零したフリージアが笑みを潜めた。
「そうして私は、エドガスの思いを引き継ぎ、仕事の傍ら、平民の盾として悪徳騎士様達や魔物達から守ったの」
「『王国の盾』が、今の王国では『平民の盾』ねぇ。何とも皮肉な話だわ」
カトレアの皮肉に、再び笑みを零したフリージアの脳裏を走ったのは、メストと再会するまで平民の盾として悪徳騎士達と対峙してきた日々だった。
(まぁ、ノルベルトの改竄魔法の影響で全員メスト様のような自己鍛錬を怠っていない人達ではなかったから、あっさりと平民を逃がすことが出来たんだけどね)
「そして、今から2年前。私は王都でメスト様やシトリン様と再会したの」
『貴様ら、一体何をやっている!!』
(悪徳騎士から親子を守っていた時、正義感の強いあの人は突然現れた)
王都に出入りするようになってから、フリージアは王都で彼らを見かけることはあった。
けれど、ダリアを中心に幸せそうに談笑する彼らだった。
それを目の当たりにするたびに、フリージアの心を深く抉られ、時には枕を濡らした時もあった。
それでも、家族との約束を果たすために、そして大切な彼らを危険な目に遭わせないために、フリージアは必死に心を殺し、ただただ己の成すべきことに従順であり続けた。
それでもあの日、昼間の王都の広場で婚約者の逞しくも凛々しい騎士の姿を見た時、一瞬だけ目を奪われてしまった。
故に、あの場にいたから一刻も離れたかった。
これ以上、自分と関わって欲しくなかったから。
「その話なら知っている」
「ラピス?」
2年前にフリージアとメストが再開したと聞いたラピスが、酷く申し訳なさそうな顔で口を開いた。
「近衛騎士団に配属されて間もない頃、街の哨戒をしていた隊長と副隊長が平民の親子を騎士団本部に連れてきたんだ」
「そう言えば、私と対峙していた騎士様が引き上げた後、取り調べをするために被害者だった親子に同行を求めていたわね」
「よく覚えていたな?」
「ここ3年、騎士が平民の話をまともに聞こうなんてことはなかったから覚えていただけ」
「そう、か……」
(まぁ、どうせ無駄になったと思うけど)
大半がノルベルトの駒になってしまった王国騎士団のことを信頼していないフリージア。
そんなの彼女の負の感情を読み取ったのか、罪悪感からフリージアから少しだけ目を逸らしたラピスが話を続ける。
「それで、俺は書記官として取り調べに立ち会っていたんだ」
「その時にレイピアを持った平民……フリージアのことを知ったってことね?」
「そうだ」
(あの時は、『そんな野蛮な平民が本当にいるのか?』と疑っていたが……面白半分で平民に勝負を挑んだ2人の騎士と対峙している姿を見た時、『本当にいたのか!』と驚いた)
シトリンと共に2人の騎士を止めに入った時のことを思い出したラピスは、冷めた紅茶を一気に飲み干して喉の渇きを潤す。
その隙にカトレアが空になったティーカップにお代わりを注いだ。
「ということは、その時に初めてフリージアは再会したメスト様と接点を持ったということ?」
「そう、ね」
「それがきっかけだったか? 隊長がフリージア嬢に積極的に関わっていったのは?」
「そう、だったはずよ」
ラピスからの問いかけに苦い顔で答えたフリージアは、メストと再会後のことを思い帰す。
『君に謝りたいんだ』
『こんにちは、今日も元気か?』
『お疲れ様、仕事はもう終わりかい?』
リースタとの一件で、メスト達が……正確には、メストがフリージアの生活に少しずつ関わるようになり、王都でフリージアを見かける度に、彼女と仲良くなろうと積極的に声をかけていた。
今のペトロート王国では、貴族が平民に声をかけるのは『汚しいことだ』と分かっているはずなのに。
そして、今のメストがフリージアのことが分かるわけがないのに。
親友の苦しそうな顔を見たカトレアが、深いため息をつくと頬杖をついた。
「それで、再会して約1年後。ここから近い場所で行われた魔物討伐をきっかけに、メスト様はフリージアに弟子入りをし、今では休みの度にフリージアの住む家に泊りに来ていると」
「そういうことになるわね。なんだか、改めて考えると、騎士が平民に弟子入りなんておかしい話よね」
『俺を弟子してください!』
『今度から泊りに来てもいいか?』
(あの時は『冗談?』と思ったけど、平民相手にメスト様が冗談を口にするとは思えなかったから本当に困ったのよね)
弟子入りしてきた時のことを思い出したフリージアは、思わず噴き出して楽しそうに笑みを浮かべた。
そんな彼女の明るい表情を見て、目を見開いたカトレアが横にいたラピスに小声で囁く。
「ねぇ、解呪魔法のお陰で記憶が戻ったから言えることなんだけど、今のメスト様って改竄魔法が解かれていないのよね?」
「そうだな。今でもフリージア嬢のことを『カミル』って呼んでいるから」
「そう、よね……」
(だとしたら、メスト様が平民のフリージアに興味を持ったのは単なる偶然? それとも……)
顔を顰めたカトレアは、ラピスから顔を離すとフリージアに視線を戻す。
「エドガス様に鍛えられたお前と比べたら、いくらノルベルトの改竄魔法で鍛錬を怠けている騎士なんて相手にならないだろうな」
王都で騎士の現状を目の当たりにしているラピスは呆れたように笑った。
「それで、結果はどうなったの?」
「あっという間に息切れを起こして、その場を見苦しく立ち去ったわ」
「あら、その様子を見て見たかったわ~」
「止めろ。騎士として日々の鍛錬を怠っていない俺まで可哀そうな目で見られそうだ」
ニヤニヤと笑うカトレアに、ラピスが不快そうに眉を顰めると、笑みを零したフリージアが笑みを潜めた。
「そうして私は、エドガスの思いを引き継ぎ、仕事の傍ら、平民の盾として悪徳騎士様達や魔物達から守ったの」
「『王国の盾』が、今の王国では『平民の盾』ねぇ。何とも皮肉な話だわ」
カトレアの皮肉に、再び笑みを零したフリージアの脳裏を走ったのは、メストと再会するまで平民の盾として悪徳騎士達と対峙してきた日々だった。
(まぁ、ノルベルトの改竄魔法の影響で全員メスト様のような自己鍛錬を怠っていない人達ではなかったから、あっさりと平民を逃がすことが出来たんだけどね)
「そして、今から2年前。私は王都でメスト様やシトリン様と再会したの」
『貴様ら、一体何をやっている!!』
(悪徳騎士から親子を守っていた時、正義感の強いあの人は突然現れた)
王都に出入りするようになってから、フリージアは王都で彼らを見かけることはあった。
けれど、ダリアを中心に幸せそうに談笑する彼らだった。
それを目の当たりにするたびに、フリージアの心を深く抉られ、時には枕を濡らした時もあった。
それでも、家族との約束を果たすために、そして大切な彼らを危険な目に遭わせないために、フリージアは必死に心を殺し、ただただ己の成すべきことに従順であり続けた。
それでもあの日、昼間の王都の広場で婚約者の逞しくも凛々しい騎士の姿を見た時、一瞬だけ目を奪われてしまった。
故に、あの場にいたから一刻も離れたかった。
これ以上、自分と関わって欲しくなかったから。
「その話なら知っている」
「ラピス?」
2年前にフリージアとメストが再開したと聞いたラピスが、酷く申し訳なさそうな顔で口を開いた。
「近衛騎士団に配属されて間もない頃、街の哨戒をしていた隊長と副隊長が平民の親子を騎士団本部に連れてきたんだ」
「そう言えば、私と対峙していた騎士様が引き上げた後、取り調べをするために被害者だった親子に同行を求めていたわね」
「よく覚えていたな?」
「ここ3年、騎士が平民の話をまともに聞こうなんてことはなかったから覚えていただけ」
「そう、か……」
(まぁ、どうせ無駄になったと思うけど)
大半がノルベルトの駒になってしまった王国騎士団のことを信頼していないフリージア。
そんなの彼女の負の感情を読み取ったのか、罪悪感からフリージアから少しだけ目を逸らしたラピスが話を続ける。
「それで、俺は書記官として取り調べに立ち会っていたんだ」
「その時にレイピアを持った平民……フリージアのことを知ったってことね?」
「そうだ」
(あの時は、『そんな野蛮な平民が本当にいるのか?』と疑っていたが……面白半分で平民に勝負を挑んだ2人の騎士と対峙している姿を見た時、『本当にいたのか!』と驚いた)
シトリンと共に2人の騎士を止めに入った時のことを思い出したラピスは、冷めた紅茶を一気に飲み干して喉の渇きを潤す。
その隙にカトレアが空になったティーカップにお代わりを注いだ。
「ということは、その時に初めてフリージアは再会したメスト様と接点を持ったということ?」
「そう、ね」
「それがきっかけだったか? 隊長がフリージア嬢に積極的に関わっていったのは?」
「そう、だったはずよ」
ラピスからの問いかけに苦い顔で答えたフリージアは、メストと再会後のことを思い帰す。
『君に謝りたいんだ』
『こんにちは、今日も元気か?』
『お疲れ様、仕事はもう終わりかい?』
リースタとの一件で、メスト達が……正確には、メストがフリージアの生活に少しずつ関わるようになり、王都でフリージアを見かける度に、彼女と仲良くなろうと積極的に声をかけていた。
今のペトロート王国では、貴族が平民に声をかけるのは『汚しいことだ』と分かっているはずなのに。
そして、今のメストがフリージアのことが分かるわけがないのに。
親友の苦しそうな顔を見たカトレアが、深いため息をつくと頬杖をついた。
「それで、再会して約1年後。ここから近い場所で行われた魔物討伐をきっかけに、メスト様はフリージアに弟子入りをし、今では休みの度にフリージアの住む家に泊りに来ていると」
「そういうことになるわね。なんだか、改めて考えると、騎士が平民に弟子入りなんておかしい話よね」
『俺を弟子してください!』
『今度から泊りに来てもいいか?』
(あの時は『冗談?』と思ったけど、平民相手にメスト様が冗談を口にするとは思えなかったから本当に困ったのよね)
弟子入りしてきた時のことを思い出したフリージアは、思わず噴き出して楽しそうに笑みを浮かべた。
そんな彼女の明るい表情を見て、目を見開いたカトレアが横にいたラピスに小声で囁く。
「ねぇ、解呪魔法のお陰で記憶が戻ったから言えることなんだけど、今のメスト様って改竄魔法が解かれていないのよね?」
「そうだな。今でもフリージア嬢のことを『カミル』って呼んでいるから」
「そう、よね……」
(だとしたら、メスト様が平民のフリージアに興味を持ったのは単なる偶然? それとも……)
顔を顰めたカトレアは、ラピスから顔を離すとフリージアに視線を戻す。
8
あなたにおすすめの小説
【完結】公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
冷酷侯爵と政略結婚したら、実家がざまぁされました
鍛高譚
恋愛
「この結婚は、家のため。ただの政略結婚よ」
そう言い聞かせ、愛のない結婚を受け入れた公爵令嬢リゼット。
しかし、挙式後すぐに父が「婚約破棄しろ」と命じてきた!?
だが、夫であるアレクシス・フォン・シュヴァルツ侯爵は冷たく言い放つ。
「彼女を渡すつもりはない」
冷酷無慈悲と噂される侯爵が、なぜかリゼットを溺愛し始める!?
毎日甘やかされ、守られ、気づけば逃げ場なし!
さらに、父の不正が明るみに出て、公爵家は失墜――
リゼットを道具として利用しようとした者たちに、ざまぁの鉄槌が下される!
政略結婚から始まる、甘々溺愛ラブストーリー!
「愛なんてないはずなのに……どうしてこんなに大切にされるの?」
【完結】捨てられた皇子の探し人 ~偽物公女は「大嫌い」と言われても殿下の幸せを願います~
ゆきのひ
恋愛
二度目の人生は、前世で慕われていた皇子から、憎悪される運命でした…。
騎士の家系に生まれたリュシー。実家の没落により、生きるために皇宮のメイドとなる。そんなリュシーが命じられたのは、廃屋同然の離宮でひっそりと暮らすセレスティアン皇子の世話係。
母を亡くして後ろ盾もなく、皇帝に冷遇されている幼い皇子に心を寄せたリュシーは、皇子が少しでも快適に暮らしていけるよう奮闘し、その姿に皇子はしだいに心開いていく。
そんな皇子との穏やかな日々に幸せを感じていたリュシーだが、ある日、毒を盛られて命を落とした……はずが、目を開けると、公爵令嬢として公爵家のベッドに横たわっていた。けれどその令嬢は、リュシーの死に因縁のある公爵の一人娘……。
望まぬ形で二度目の生を享けたリュシーと、その死に復讐を誓った皇子が、本当に望んでいた幸せを手に入れるまでのお話。
※本作は「小説家になろう」さん、「カクヨム」さんにも投稿しています。
※表紙画像はAIで作成したものです
追放された落ちこぼれ令嬢ですが、氷血公爵様と辺境でスローライフを始めたら、天性の才能で領地がとんでもないことになっちゃいました!!
六角
恋愛
「君は公爵夫人に相応しくない」――王太子から突然婚約破棄を告げられた令嬢リナ。濡れ衣を着せられ、悪女の烙印を押された彼女が追放された先は、"氷血公爵"と恐れられるアレクシスが治める極寒の辺境領地だった。
家族にも見捨てられ、絶望の淵に立たされたリナだったが、彼女には秘密があった。それは、前世の知識と、誰にも真似できない天性の《領地経営》の才能!
「ここなら、自由に生きられるかもしれない」
活気のない領地に、リナは次々と革命を起こしていく。寂れた市場は活気あふれる商業区へ、痩せた土地は黄金色の麦畑へ。彼女の魔法のような手腕に、最初は冷ややかだった領民たちも、そして氷のように冷たいはずのアレクシスも、次第に心を溶かされていく。
「リナ、君は私の領地だけの女神ではない。……私だけの、女神だ」
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
白い結婚で結構ですわ。愛人持ちの夫に興味はありません
鍛高譚
恋愛
公爵令嬢ルチアーナは、王太子アルベルトとの政略結婚を命じられた。だが彼にはすでに愛する女性がいた。そこでルチアーナは、夫婦の義務を果たさない“白い結婚”を提案し、お互いに干渉しない関係を築くことに成功する。
「夫婦としての役目を求めないでくださいませ。その代わり、わたくしも自由にさせていただきますわ」
そうして始まった王太子妃としての優雅な生活。社交界では完璧な妃を演じつつ、裏では趣味の読書やお茶会を存分に楽しみ、面倒ごととは距離を置くつもりだった。
——だが、夫は次第にルチアーナを気にし始める。
「最近、おまえが気になるんだ」
「もっと夫婦としての時間を持たないか?」
今さらそんなことを言われても、もう遅いのですわ。
愛人を優先しておいて、後になって本妻に興味を持つなんて、そんな都合の良い話はお断り。
わたくしは、自由を守るために、今日も紅茶を嗜みながら優雅に過ごしますわ——。
政略結婚から始まる痛快ざまぁ! 夫の後悔なんて知りませんわ
“白い結婚”を謳歌する令嬢の、自由気ままなラブ&ざまぁストーリー!
無能だとクビになったメイドですが、今は王宮で筆頭メイドをしています
如月ぐるぐる
恋愛
「お前の様な役立たずは首だ! さっさと出て行け!」
何年も仕えていた男爵家を追い出され、途方に暮れるシルヴィア。
しかし街の人々はシルビアを優しく受け入れ、宿屋で住み込みで働く事になる。
様々な理由により職を転々とするが、ある日、男爵家は爵位剥奪となり、近隣の子爵家の代理人が統治する事になる。
この地域に詳しく、元男爵家に仕えていた事もあり、代理人がシルヴィアに協力を求めて来たのだが……
男爵メイドから王宮筆頭メイドになるシルビアの物語が、今始まった。
【完結】元お飾り聖女はなぜか腹黒宰相様に溺愛されています!?
雨宮羽那
恋愛
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
◇◇◇◇
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)という日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
◇◇◇◇
お気に入り登録、エールありがとうございます♡
※ざまぁはゆっくりじわじわと進行します。
※「小説家になろう」「エブリスタ」様にも掲載しております(アルファポリス先行)。
※この作品はフィクションです。特定の政治思想を肯定または否定するものではありません(_ _*))
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる