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第6章 待ち望んだ再会と星降る夜の語らい
第384話 屈辱と苦労と処刑(後編)
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「だがお前、あの平民に甚振られたって……」
「ダメぇ? パァパァ~?」
間延びした甘ったるい声で更に胸を押し付けるダリアに、気を良くしたノルベルトが少し頭を回すと何かを思いつき、下卑た笑みを浮かべるとダリアに向かって小さく頷いた。
「……良いだろう。だが、少し時間が欲しい。その平民を探さないといけない」
「えぇ!? 愚民なんて全員処刑すればいいのよ!! この王国ではゴミでしかないんだから!!」
(そんなことをしたらは、俺の計画が水の泡になる!)
名案を思いついたとばかりに満面の笑みを浮かべる愛娘の思慮の浅さに、眩暈を覚えたノルベルトは小さく咳払いをすると、子どもに聞かせるような口調でダリアを宥める。
「だが、そんなことをすれば、他国から攻められる隙を作ってしまう」
「そんなの返り討ちにしちゃえばいいだけじゃない!!」
(ダメだ、全く話が通じない。いくら、俺の使える駒でもこれは酷い)
ダリアの頭の悪さが改竄魔法の影響だとは思い至らないノルベルトは、深く溜息をつくとダリアのぷっくりとした頬を再びさする。
「とにかく、この父に平民を探すから少しだけ時間をくれ。良いな?」
「はぁ~~い」
納得していないダリアを満足させようと、ノルベルトは引き出しから若返る魔法が付与された魔法薬を取り出して飲むと、椅子の上で妖艶で可愛らしい愛娘との交わりを夜が明けるまで愉しんだ。
◇◇◇◇◇◇
「う~ん、ノルベルトォ~、もっとぉ~」
朝日が差し込む部屋で、ソファーに生まれた姿のまま甘ったるい声を出して寝ているダリアの髪を優しく撫でていたノルベルトは、苦々しい顔をしながら深いため息をつく。
「はぁぁぁ……全く、ダリアの奴め。本当に手間のかかる奴だ」
ノルベルトはダリアを『自分の都合の良い駒』として彼女に『自分は宰相家令嬢だと』改竄魔法を施していた。
しかし、本能のまま生きているダリアは、改竄魔法の影響で『宰相家令嬢は何をしても良い立場』だと勘違いした結果、彼女の貴族とは思えない自由奔放な行動を起こすようになった。
そうとは知らないノルベルトは、部下からダリアに関する報告を聞くたびに、宰相の地位を落とさないよう毎晩、王族がしか立ち入ることが許されない部屋に向かい、その部屋に敷かれている魔法陣を使って国に改竄魔法をかけている。
その影響で、自分の犯した罪を全く知らないダリアの性格をより歪ませ、更に自由奔放な行動を起こしているとは分からずに。
(こいつのせいで、毎日改竄魔法を使う羽目になっているのだが)
「だがまぁ、今回はよくやったと誉めてやろう。何せ、世界征服に向けての余興として『平民の公開処刑』という素晴らしい余興が出来たのだから」
(そうだ。団長を陥れても手に入らないのならば強引に奪えばいいだけじゃないか)
「どうせ、この国は……いや、この世界は俺のものになるのだからな! ギャハハハハッ!」
下卑た嗤い声を上げたノルベルトはその後、ダリアを部屋から追い出すと、部下にダリアを痛めつけた平民を見つけ出して捕らえ、公開処刑の手筈を整えるように指示を出した。
「ダメぇ? パァパァ~?」
間延びした甘ったるい声で更に胸を押し付けるダリアに、気を良くしたノルベルトが少し頭を回すと何かを思いつき、下卑た笑みを浮かべるとダリアに向かって小さく頷いた。
「……良いだろう。だが、少し時間が欲しい。その平民を探さないといけない」
「えぇ!? 愚民なんて全員処刑すればいいのよ!! この王国ではゴミでしかないんだから!!」
(そんなことをしたらは、俺の計画が水の泡になる!)
名案を思いついたとばかりに満面の笑みを浮かべる愛娘の思慮の浅さに、眩暈を覚えたノルベルトは小さく咳払いをすると、子どもに聞かせるような口調でダリアを宥める。
「だが、そんなことをすれば、他国から攻められる隙を作ってしまう」
「そんなの返り討ちにしちゃえばいいだけじゃない!!」
(ダメだ、全く話が通じない。いくら、俺の使える駒でもこれは酷い)
ダリアの頭の悪さが改竄魔法の影響だとは思い至らないノルベルトは、深く溜息をつくとダリアのぷっくりとした頬を再びさする。
「とにかく、この父に平民を探すから少しだけ時間をくれ。良いな?」
「はぁ~~い」
納得していないダリアを満足させようと、ノルベルトは引き出しから若返る魔法が付与された魔法薬を取り出して飲むと、椅子の上で妖艶で可愛らしい愛娘との交わりを夜が明けるまで愉しんだ。
◇◇◇◇◇◇
「う~ん、ノルベルトォ~、もっとぉ~」
朝日が差し込む部屋で、ソファーに生まれた姿のまま甘ったるい声を出して寝ているダリアの髪を優しく撫でていたノルベルトは、苦々しい顔をしながら深いため息をつく。
「はぁぁぁ……全く、ダリアの奴め。本当に手間のかかる奴だ」
ノルベルトはダリアを『自分の都合の良い駒』として彼女に『自分は宰相家令嬢だと』改竄魔法を施していた。
しかし、本能のまま生きているダリアは、改竄魔法の影響で『宰相家令嬢は何をしても良い立場』だと勘違いした結果、彼女の貴族とは思えない自由奔放な行動を起こすようになった。
そうとは知らないノルベルトは、部下からダリアに関する報告を聞くたびに、宰相の地位を落とさないよう毎晩、王族がしか立ち入ることが許されない部屋に向かい、その部屋に敷かれている魔法陣を使って国に改竄魔法をかけている。
その影響で、自分の犯した罪を全く知らないダリアの性格をより歪ませ、更に自由奔放な行動を起こしているとは分からずに。
(こいつのせいで、毎日改竄魔法を使う羽目になっているのだが)
「だがまぁ、今回はよくやったと誉めてやろう。何せ、世界征服に向けての余興として『平民の公開処刑』という素晴らしい余興が出来たのだから」
(そうだ。団長を陥れても手に入らないのならば強引に奪えばいいだけじゃないか)
「どうせ、この国は……いや、この世界は俺のものになるのだからな! ギャハハハハッ!」
下卑た嗤い声を上げたノルベルトはその後、ダリアを部屋から追い出すと、部下にダリアを痛めつけた平民を見つけ出して捕らえ、公開処刑の手筈を整えるように指示を出した。
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