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久しぶりに2
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「そうだ!お母様、ドレスを試着してもいい?」
「…ええ!3着持ってきているのよ!どれも絶対似合うわ。ルネ、準備は?」
「万端です、奥様っ!!」
お母様、やっぱり私にドレスを着て欲しかったよね。他の子は着ているもの。
ミリオン侯爵なら、家族で出席するパーティーもあったはずだし…。
いざ着替えるとなると、私の体についている傷が見える。
背中にはナイフで切られた傷がある。膝や肘には、何度も転んでできた傷痕。裸足で色々なものを踏みつけて、歩いたり走って逃げたり、他に消えなかった傷痕はいろいろ。…顔には酷い傷はなかったから、まわりには疑われなかったので安心した。
これはお父様とお母様、執事長とルネだけの秘密。
「リズ…、気にする事はないわ。」
「気にしてません。逞しく生きた勲章ですから!」
「お嬢様!内面の美しさが全てです!ので、毒草は趣味程度でお願いします!」
「あら、私の生きがいよ。」
「ふふ、そろそろ着替えましょう。」
「はい!」
元気に言ったけど、苦しくて死にそうよ…
「……うぅぅ……ルネ…お母様…助けて…」
「これくらいは耐えてください。コルセットはこういうものです。」
「リズ、頑張って!」
「…あぃ……ぅぐ」
「お嬢様、お着替え完了しましたよ。鏡を見てください。」
「わぁ、可愛い。」
「気に入ってくれて良かったわ。」
しっかり襟もつまってて、とてもいい仕上がり。さすがお母様のセンスよ!
「さぁ、お父様にも見せてあげて。楽しみにしてるのよ。」
「はいっ!」
私はすぐにお父様のもとへ。
「リズ、綺麗だよ。」
今まで『可愛い』と言われた事はあるけど、『綺麗だ』と言われる事はなくて緊張してしまった。
その様子を見て、皆に笑われた。
私はとても幸せ者。
日中にあるパーティーと違って、公式な夜会はこの国では18才から招待される。
けれどミリオン侯爵家は13才頃から招待されていると思うの。同年代に王子がいるから、結婚させたいと思っている子を見る為だと今ならわかる。
そういえばロビン様が言ってたわ。『誰かに見初められたら困るから連れてこないんだろう』…って。
かなり前から目をつけられていてたって事よね。だからお父様はどこにも連れていかなかったのよ。
きっと簡単な事じゃなかったよね。でも断り続けてくれていたのよ。
偽物の仲良しのせいで、その努力を無駄にする事は出来ないわ。
「…ええ!3着持ってきているのよ!どれも絶対似合うわ。ルネ、準備は?」
「万端です、奥様っ!!」
お母様、やっぱり私にドレスを着て欲しかったよね。他の子は着ているもの。
ミリオン侯爵なら、家族で出席するパーティーもあったはずだし…。
いざ着替えるとなると、私の体についている傷が見える。
背中にはナイフで切られた傷がある。膝や肘には、何度も転んでできた傷痕。裸足で色々なものを踏みつけて、歩いたり走って逃げたり、他に消えなかった傷痕はいろいろ。…顔には酷い傷はなかったから、まわりには疑われなかったので安心した。
これはお父様とお母様、執事長とルネだけの秘密。
「リズ…、気にする事はないわ。」
「気にしてません。逞しく生きた勲章ですから!」
「お嬢様!内面の美しさが全てです!ので、毒草は趣味程度でお願いします!」
「あら、私の生きがいよ。」
「ふふ、そろそろ着替えましょう。」
「はい!」
元気に言ったけど、苦しくて死にそうよ…
「……うぅぅ……ルネ…お母様…助けて…」
「これくらいは耐えてください。コルセットはこういうものです。」
「リズ、頑張って!」
「…あぃ……ぅぐ」
「お嬢様、お着替え完了しましたよ。鏡を見てください。」
「わぁ、可愛い。」
「気に入ってくれて良かったわ。」
しっかり襟もつまってて、とてもいい仕上がり。さすがお母様のセンスよ!
「さぁ、お父様にも見せてあげて。楽しみにしてるのよ。」
「はいっ!」
私はすぐにお父様のもとへ。
「リズ、綺麗だよ。」
今まで『可愛い』と言われた事はあるけど、『綺麗だ』と言われる事はなくて緊張してしまった。
その様子を見て、皆に笑われた。
私はとても幸せ者。
日中にあるパーティーと違って、公式な夜会はこの国では18才から招待される。
けれどミリオン侯爵家は13才頃から招待されていると思うの。同年代に王子がいるから、結婚させたいと思っている子を見る為だと今ならわかる。
そういえばロビン様が言ってたわ。『誰かに見初められたら困るから連れてこないんだろう』…って。
かなり前から目をつけられていてたって事よね。だからお父様はどこにも連れていかなかったのよ。
きっと簡単な事じゃなかったよね。でも断り続けてくれていたのよ。
偽物の仲良しのせいで、その努力を無駄にする事は出来ないわ。
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