王太子様お願いです。今はただの毒草オタク、過去の私は忘れて下さい

シンさん

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よくわからないけど

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「何故ついてくるんですか?」

私が警察に行くのに、セドリックも付いてきた。

「目を離したら、リズはいつか死ぬからだ。」
「人はいつか死ぬわよ。だからこそ、自由の為に人は戦うのよ。」
「それとは何かが違う。」

うん、私も少し違うとは思う。

「長官に会ってくるわ。」
「…俺も行く。」

来られると困るんだよね。

「ラッドさん、王太子殿下を連れて帰って下さい。」
「今回は私とセドリック様も話を聞きに行きます。」
「ええっ!?」

『畏まりました。』とか『承知しました。』って言うと思ったのに、とんでもない答えが返ってきたわ。

「駄目でしょ…。王太子を巻き込んだら。」
「…父上から…許可をもらえたのか?」

セドリックも驚いてるって事は、知らなかったの?

「今回の事件に関してのみですが。では、エリザベス様、長官がお待ちです。」
「会えるの?」
「会えますが、事件について長官が話すかは別です。」
「いえ、ありがとう。長官に会う、その第一関門突破が1番難しかったんだもの。感謝するわ。」


私達は長官室で話をする事になった。

「また事件に首を突っ込むつもりか?」
「『また』ではなく、王太子様の危機を回避する為に来たのです。」
「それが『首を突っ込んでる』と言うんだ。」
「病院にあった毒薬は誰の物か聞く権利が私にはあるはずよ。見つけたのは私なんだから。」
「警察と軍の管轄の建物だ。その中で起こっている事を部外者に言う必要がない。」
「……」

私を徹底的に除外するつもりね。…絶対にそんな事は言わせないわ。

隣を見ると、私達の言い合いにセドリックとラッドさんが引いている。セドリックは使えるわね。

「セドリック様は捜査に参加するよう言われてます。彼に話してください。」

私はおもいっきりセドリックを睨んだ。『聞け!』と伝わるように。こうなれば王太子というのを最大限に利用してやるわ。

「…話してくれるか?」
「わかりました。」

さすが王太子!!一言で口を割らせるなんて!!

「研究員の1人が3年くらい前に花を誰かに売ったらしい。相手の詳しい事は憶えてない…と言うよりも確認も何もしていないらしい。」
「3年も前なのか…?」
「現段階で目ぼしい男からの情報であって、その男が渡した物かは…」
「いえ、その人であっていると思うわ。毒薬がどうやって作られるか、作るのに何年かかるかは聞いていますよね?手に入れてすぐに作りはじめてたのよ。って事は、あの薬は作ってる段階から既に病院にあった可能性が…。」
でも、誰かに見つかる可能性もあるわよね。私が見つけられるくらいの場所にあったんだもの。

「…セドリック様は3年も前から狙われていたの?」

「いつでも狙われやすい立場にはあっても、毒を使おうと考えてたりするなら今じゃなくてもよかった。そこがおかしいと思ってはいる。」

「長官、きっとこれは私への挑戦状です!!相手にとって不足無し!」

「……リズ…頭は大丈夫か…?」

「…一応。」
セドリックは唖然としてるし、長官は
『エリザベスが狙われてるなら余計に面倒だ』と言ってるのが伝わってくるわ…。
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