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獲物
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既にあの病室にトビーを監禁できていたとすれば、私が殺されるという問題は解決してるはず。
そして護衛はフリナで狙われてる可能性が高いセドリックへ向く。
そうじゃないのは、あの部屋に私の獲物はいないって事よ。
今日はその状況確認が出来たし、今からは本気で植物を買い漁るのよ!
エミリオもいるから、相談出来るしね!!
「ルネ!今日の所持金は?」
「そうですね…。花の種や球根を2つ買えるくらいです。」
「っ…まさか、わざと持ってこなかったの?」
「こういうお店にお金を沢山持ってくると、あるだけ使うからです。『お金の管理はルネがするように』と旦那様から命じられておりますので。」
お父様……。誘拐事件の罰を『毒草接触1週間禁止』で許してくれたから、軽くて変だな…とは思っていたのよ。けど、こんなところに落とし穴があるだなんて!!
泣きそうだわ…。
「…っくく」
「何を笑ってるのかしら…セドリック王太子殿下…。」
「いつも強気で突き進むのに、こういう時は悄気るのか。怒ったりしないんだな。」
「お父様からの誘拐事件の時の罰の続きなのよ。」
「…続き?」
「私は毒草関連にしかお金を使わないから、こういうお店では寛大なの。それをストップさせてるのは、『まだまだ反省しなさい』って事よ。勿論、誰かにお金を借りるなんて論外。」
「さすが侯爵だな。」
「何を納得してるのよ。」
「俺も侯爵のような男になりたいと思っただけだ。」
「それは素晴らしい考え方よ!この世でお父様より素敵な男性はいないもの。目指すなら応援するわ!」
「…なら、まず侯爵に憧れる男が侯爵の考えるだろう事を予想して言おう。」
「何?」
「『無理をするんじゃない。みんなリズを心配してるんだから。』」
「……それはセドリック様がよく言う言葉よ。」
「侯爵ならもっと言ってる。」
「……」
「応援してくれるんだろ?なら、注意は聞いてくれるな?リズは侯爵相手だと素直になる。」
「…お父様のような素晴らしい人には誰1人としてなれませんので、諦めてください…。」
「応援はどこへいったんだ。」
「……」
応援してたら、これからの行動を狭めてしまう気がするわ。
「あ…」
「どうかしましたか?」
セドリックの視線をおうと、小さな桃色の花がある。
「これはモモホシクズだろう?どこにでも咲くのに売ってもいるのか?」
「同じ種類でも、これは『モモイロボシ』っていうの。『モモホシクズ』は、空にキラキラ光る星が種を落として、沢山の場所で咲いてる。…って言われてるのよ。」
「星屑…」
「モモイロボシはね、星屑の中心の大きな星。繊細な花よ。セドリック様にはピッタリね。そして私は星屑の方よ。踏まれても簡単には折れないの。少しくらいじゃへこたれないし、踏みつけるのが誰であっても負けないわ。」
そして護衛はフリナで狙われてる可能性が高いセドリックへ向く。
そうじゃないのは、あの部屋に私の獲物はいないって事よ。
今日はその状況確認が出来たし、今からは本気で植物を買い漁るのよ!
エミリオもいるから、相談出来るしね!!
「ルネ!今日の所持金は?」
「そうですね…。花の種や球根を2つ買えるくらいです。」
「っ…まさか、わざと持ってこなかったの?」
「こういうお店にお金を沢山持ってくると、あるだけ使うからです。『お金の管理はルネがするように』と旦那様から命じられておりますので。」
お父様……。誘拐事件の罰を『毒草接触1週間禁止』で許してくれたから、軽くて変だな…とは思っていたのよ。けど、こんなところに落とし穴があるだなんて!!
泣きそうだわ…。
「…っくく」
「何を笑ってるのかしら…セドリック王太子殿下…。」
「いつも強気で突き進むのに、こういう時は悄気るのか。怒ったりしないんだな。」
「お父様からの誘拐事件の時の罰の続きなのよ。」
「…続き?」
「私は毒草関連にしかお金を使わないから、こういうお店では寛大なの。それをストップさせてるのは、『まだまだ反省しなさい』って事よ。勿論、誰かにお金を借りるなんて論外。」
「さすが侯爵だな。」
「何を納得してるのよ。」
「俺も侯爵のような男になりたいと思っただけだ。」
「それは素晴らしい考え方よ!この世でお父様より素敵な男性はいないもの。目指すなら応援するわ!」
「…なら、まず侯爵に憧れる男が侯爵の考えるだろう事を予想して言おう。」
「何?」
「『無理をするんじゃない。みんなリズを心配してるんだから。』」
「……それはセドリック様がよく言う言葉よ。」
「侯爵ならもっと言ってる。」
「……」
「応援してくれるんだろ?なら、注意は聞いてくれるな?リズは侯爵相手だと素直になる。」
「…お父様のような素晴らしい人には誰1人としてなれませんので、諦めてください…。」
「応援はどこへいったんだ。」
「……」
応援してたら、これからの行動を狭めてしまう気がするわ。
「あ…」
「どうかしましたか?」
セドリックの視線をおうと、小さな桃色の花がある。
「これはモモホシクズだろう?どこにでも咲くのに売ってもいるのか?」
「同じ種類でも、これは『モモイロボシ』っていうの。『モモホシクズ』は、空にキラキラ光る星が種を落として、沢山の場所で咲いてる。…って言われてるのよ。」
「星屑…」
「モモイロボシはね、星屑の中心の大きな星。繊細な花よ。セドリック様にはピッタリね。そして私は星屑の方よ。踏まれても簡単には折れないの。少しくらいじゃへこたれないし、踏みつけるのが誰であっても負けないわ。」
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