義妹ビッチと異世界召喚

Merle

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2章

33-4. 子守の随に アン ★

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「母乳が出ている間は性欲がなくなるーって聞いてましたけど、アンちゃんはそんなことないんですねぇ」

 この前、「最近、お勤めがなくてムラムラするんですよねー」とアルカさんに漏らした零したら、そう言われました。
 確かにお姉ちゃんは、そんな感じです。赤ちゃんが可愛いし、世話することで頭がいっぱいになっている様子です。
 それが普通なのかなぁと、わたしだって思います。赤ちゃんへの愛情と同じくらいの気持ちでムラムラを持て余していることに罪悪感を覚えてもいます。でも実際問題、ムラムラしちゃうんだから仕方がないじゃないですか。これって、わたしが悪いんですか!?

 ……という感じで、ムラムラを放置しているとイライラに変わってしまいそうだったので、わたしのためにも赤ちゃんのためにも、ムラムラ解消は必要だったんです。
 その相手にロイドさんを選んだのは、ゴブリンさんより軽くで済むかなぁ、という考えからでした。
 いえ、ロイドさんが下手とか薄いとかいうのではなく、アルカさんを相手に鍛えられているゴブリンさんたちが特別に濃厚なのだと思います。わたしの経験人数なんてたかが知れていますけど、それでも、ゴブリンさんたちより上手で濃厚なセックスのできるひとは滅多にいないのだろうなと思いますもの。
 でも……濃いから良い、薄いから悪い――じゃないんですよね、セックスって。相手と状況が噛み合えば、内容がそこそこでも雰囲気だけでどこまでも興奮できてしまうものなのです。
 その意味で言うと、お姉ちゃんと赤ちゃんたちが横で寝ている昼下がりの野外という状況で、一時期お姉ちゃんとしていたロイドさんを相手にいやらしいことをする――というのは、なかなか見事にのでした。

「……んっ、っ……ロイドさ、んんぁ♥ そこっ、んんぁ♥っはあぁ……♥」

 わたしはいま、仰向けに寝そべるロイドさんに抱っこされるようにして、うつ伏せで跨がっています。ロイドさんの胸板に頬を預け、ロイドさんの腰の両脇に膝を置いて、お尻を軽く持ち上げている体勢です。
 その広げた両足の中心部に、ロイドさんの右手が身体と身体の間に潜り込むように伸ばされていて、わたしの一番柔らかいところを指先でくるくると縦長の輪を描くように撫でまわしているのです。

 一番柔らかいところ――残念ながら胸ではなく、最近赤ちゃんが出てきたばかりの穴の入り口のことです。
 赤ちゃんは思ったより小さかったけれど、それでもゴブリンさんのち○ぽより大きかったから、産むときはそれなりに苦しかったです。あそこが裂けてしまうかと思いました。でも、身体ってすごいものですね。裂けてないんです。少し広がってしまった感じはするんですけど、痛みはもうありません。むしろ、一度思いきり拡げられたせいなのか、何かを入れたくてムズムズしてくるくらいです。
 だからいまだって、ロイドさんに「入れちゃっていいですよ♥」と言ったのに、ロイドさんは「あと十日は様子見よう。な?」と愛想笑いで諭してきました。わたしの穴を気遣っての言葉なのは分かりますけど、目の前に餌をぶら下げられながらお預けを食らわされているみたいで、非常にムズムズします。

「ん、んんっ……ロイドさん、指、も、ちょっと……中に、くいって、ね? くいって、くいくいって……ね?」

 わたしは自分から腰を揺すって、しっとり粘ついているのお肉をロイドさんの指に自分から擦りつけます。擦りつけながら、入り口の周りをなぞってばかりでそれ以上は触ってくれない意気地無しの指に、中に入ってもいいんだよ、中は温かいよと、態度と指触りで伝えます。

 あ、言っておきますが、わたしにだって羞恥心くらいあります。自分からに指を咥えさせてとおねだりするなんて恥ずかしいに決まっています。でも、その恥ずかしさに堪えて自分の意思を示しているんです。それもこれも、いまだに周りを気にしているロイドさんの背中を押してあげるためです。だというのに、ロイドさんは指を入れてくれません。

「中じゃなくて、こっちで……な?」

 そう言うと、あそこの上端にちょこりと顔を出す小さな突起に指を押しつけてくるのです。

「違います。そっちじゃなくて、にゃ――……はああぁ♥」

 突起クリでお茶を濁そうとする態度に文句を付けようとしたのですけど、クリはクリで気持よくて、指の腹をくりくり押しつけ捏ねくりされると、お腹の奥に染みて澱になっていたムラムラがじゅわぁんと溶けて解消されていくのが分かります。

「そっちじゃないって言う割りに、十分感じているようだけど?」

 ロイドさんが意地悪く囁いてきます。

「きっ、気持ちいいものは気持ちいいんですっ」

 わたしが負けた気分になって目を逸らしてしまったら、ロイドさんはますます意地悪い顔になりました。

「じゃあ、今日はでどこまで気持よくなれるか試してみるか」
「……そうやって挿入しなくていい流れにしようとしてるんですね」
「むっ……」

 ロイドさん。言葉で答えなくても、目を逸らしたら答えたも同然ですよ。

「もう、しょうがないですね。あんまり言っても、ロイドさん、萎えちゃうでしょうから……今日はこれで満足するとしましょう」

 わたしはロイドさんに微笑みかけると、股間に潜り込んでいたロイドさんの右手を取って、身体の外に投げ出させました。
 ロイドさんは、どうするんだ、という顔でこちらを窺っています。その視線に目を細めて微笑み返すと、わたしは持ち上げていたお尻をゆっくり落としていきました。

 あ、今更ですけど、わたしは元から丈の長いシャツ一枚しか着ていなくて、その裾はがばっと捲り上げています。ロイドさんのズボンは脱がせ済みです。つまり、わたしもロイドさんも下半身が丸出しだということです。
 その丸出しの下半身同士の一番熱くなっているところ同士が、いま、くちゅっと湿った感触を伴ってキスをしました。

「はんっ♥」
「んっ……!」

 わたしの漏らした甘い喘ぎと、ロイドさんの噛み殺すような呻きが重なります。ロイドさんと腰の位置を合わせているため、普通に立っているときよりもずっと顔が近くて、声と吐息が混ざり合うようです。

「あ、っふふ……ロイドさん、息がくすぐったい……ふふっ」
「おい、もうちょっと声を抑えたほうが……んっ!?」

 ロイドさんの声が跳ねたのは、わたしが押しつけたお尻をずいっと前後に滑らせて、ねっとり濡れたのお肉で、ロイドさんの勃起したち○ぽの裏側をと擦ったからです。ただでさえ仰向け勃起でお腹に亀頭をくっつけていたパンみたいに硬いち○ぽが、わたしの体重を受けて、いっそうぐにゅっと腹筋に埋まります。

「んっ、んっ……声を出しちゃ駄目なの、ちゃんと分かってます。分かってますから、興醒めするようなことは言いっこなしです……よっ、ん、んっ♥」

 気持ちいいことしているときに小言を言うの男の人って、ちょっとどうかと思いますよ――と苦笑で窘めながら、腰をぐっぐっと押し込むように使って、わたしのとロイドさん自身のお腹で上下から挟まれて固定されたち○ぽを、穴周りの濡れたお肉でずりゅっずりゅっと強めに擦ってやりました。

「っ……素股なんて、これも……アルカが?」
「え? ――ああ、こうやってち○ぽに股間を擦りつけるの、スマタって言うんですね」
「その言い方……まさか、自分で思いついたのかよ……!」
「アルカさんは……んっ、っ……こんなこと、んっ……する、なら……入れちゃいますっ、しっ、っ……んぁ♥」

 ロイドさんの疑問に答える間も、わたしは腰を振るというより擦りつけるように動かして、穴から染み出る粘ついたお汁をち○ぽの裏側に、先から根元から満遍なく擦り込んでいきます。

「うっ、っ……た、確かに、そりゃそう……うぁ!」
「あ、ここがいいんですか? いいんですね、ふふっ♥」

 ち○ぽの先っぽ――亀頭と竿の繋ぎ目の、兎の鼻面みたいに見えるところ……そう、裏筋! ロイドさんは裏筋が弱いみたいなので、そこに体重がかかるように腰の位置と角度を合わせて、前後に揺するだけじゃなくて、ぐりんぐりんと円を描くように腰を揺すって、わたしの特別柔らかなお肉で裏筋を責め立てます。

「んっ、んっ♥ ん、んんっ♥ んあぁ……ロイドさん……んんっ、どっ、ですかぁ? 気持ちいいっ、ですっ、かぁ?」

 あ……駄目です、これ。いえ、分かってはいたんですけど、これは思ったよりも、わたしへ快感が強すぎでっ……あぁ♥

「あっ、あぁ♥」

 ただでさえ腰を振るので少し疲れていた身体が、ち○ぽと擦れるの快感にやられて、ぐてっと脱力してしまいます。

「はっ、あ……なんだ、アン。気持よくなってるの、そっちのほうじゃないか」

 くくっと喉を鳴らすように笑うロイドさん。意地悪い顔です。勝ち誇ってます。ムカムカします。

「ロイドさんがそういうこと言うんだったら、わたしにも考えが……えいっ!」
「うおっ!?」

 わたしの反撃にロイドさんが上擦った声を漏らします。効き目ばっちりですっ♥ だけど……んっ♥ この攻撃は、わたしにも反動が……あっ♥

「あぁ♥ これっ、っ……クリぃ、いぃ♥」

 上端の突起で裏筋をぐにゅぐにゅ穿り返すように擦りつける攻撃は、ロイドさんを呻かせていますが、わたしも喘ぎを堪えるのが難しくなるほど感じてしまってます。

「あっ、んっ、んんっ……これっ、これっ……あぁ♥ 腰っ、あぁ♥」

 充血してジンジンと疼く突起を裏筋に擦りつけるたび響いてくる焼けるような快感に、腰が砕けてしまいます。ロイドさんの腰にどっかり落ちたわたしのお尻が、ぶるっぶるっと震えています。それで擦れるクリの刺激が、いっそうお尻をぶるぶるさせて――

「――っはああぁ♥」

 裏筋に突起ぐりぐり攻撃は失敗でした。わたしのほうが気持よくなりすぎて、動けなくなって、全然大失敗です。

「アン、もう動けないのか?」

 ロイドさんが潜めた声で問いかけてきます。またそうやって嫌味を言ってきて……と思って顔を見たら、ロイドさんは目元を桃色に火照らせた発情顔をしていました。ゴブリンさんたちを誘うときのアルカさんとよく似た表情です。二人は血が繋がっていないと聞いていますが、そういうのとは関係なく兄妹って兄妹なんですね。
 ……なんてしていたわたしのお尻を、ロイドさんの両手がむんずと引っ掴みました。

「ひゃう!」

 と声が出てしまったのは、ぐったり腰砕けしているお尻を掴まれた弾みで、硬く膨れたクリが裏筋にずりっと擦れたからです。

「っ……っは……ロイドさ――」
「アンが動けないなら、俺が動かしてやる……!」
「ええっ……ひゃうぅんっ♥」

 ロイドさんの両手がわたしのお尻を、ぐいんっぐいんっと前後に揺さぶってきました。自分で腰を使うのと、他人の好きに腰を揺さぶられるのとでは、クリを通じて頭に響いてくる快感が段違いです。凄いです。
 自分でするときは、いつどのタイミングでどの程度の刺激が来るかが分かっているけれど、ロイドさんのタイミングと力加減でお尻を引いたり押したり使われているのだと、わたしが身構えるのとは微妙にずれたところでクリに快感が刺さってくるのです。

「あっ、ひゃんっ♥ んんっ、んあっ、あぁ♥ 駄目ですっ、これっ……あぁ、ああっ♥」

 タイミングが分からないから、身体を休めて快感を逃がすことができなくて、クリへの刺激が一足飛びに積み上げられていく……っとか冷静に言ってる余裕がもう!

「うあぁ! だめっ、んあっ、あっ……クリ、いっ、いぃ……!」
「っ、っ……俺も、もう少しだからっ……!」
「だめっ、強すぎでっ……ひいぅ♥ いぃ♥ イぃくううぅ――ッ♥」
「ううぁ――ッ……!!」

 わたしはロイドさんの胸に顔を埋め、掴まれているお尻をビクビク痙攣させて、クリ絶頂。それに合わせたかのように勃起ち○ぽも激しく跳ねて、イってるクリを震わせながら射精しました。

「はあぁ……あぁ……」

 わたしのお腹とロイドさんのお腹に挟まったち○ぽが悶えるように脈打つと、熱いものがお腹に濡れ広がっていきます。べっちょりして気持ち悪いのに、それが同時に気持ち良くもあって……身体はぐったり重いのに、頭はふわふわ浮いてるみたいで……♥

「あ……声、普通に出してたな……」

 ロイドさんが息切れ混じりに苦笑しました。

「あ、そうでした」

 わたしも苦笑して、赤ちゃん起きていないよね、と横目を向けたら――お姉ちゃんと目が合いました。

「あ――」

 と言う間もなしに目を閉じたけれど、お姉ちゃんは確かに薄目を開けて、こっちを見ていました。

「……」

 わたしが寝顔をじっと見つめていると、お姉ちゃんは不自然に寝返りを打って顔を背けました。はい、狸寝入りで確定ですね。

「やっぱり、赤ん坊が気になるか」

 その声で視線を戻すと、ロイドさんが茶化すように目を細めていました。わたしが横目で赤ちゃんたちを見ていたと思ったようです。

「気にならないことはないんですけど、お姉ちゃんが……」

 そう言いながらもう一度、視線をお姉ちゃんのほうへ向けたら、まさにそのとき、わたしの赤ちゃん――白っぽくて二本角な女の子のほう――が、ぱちっと目を開けました。

「あ――」

 と言う間もなしに、

「ふぁ……ふわああぁっ!!」

 前置きなしの号泣を始める、わたしの赤ちゃん。そして当然、片方が泣き出せば、もう片方も目を覚まして、よくも起こしてくれたなとばかりに大泣きを始めます。

「ふわあぁああぁ!!」
「はぎゃああぁあ!!」

 こうなってしまえばもう、気持ちいいことの余韻に浸っている場合でも、狸寝入りのお姉ちゃんをからかう場合でもありません。息抜きは終わりで、母親に復帰です。お腹にザーメンべっちょりだけど已むなしです。

「あぁ、はいはい。起きたのね、お腹空いたの? それともおしっこ、うんちかなぁ?」

 ロイドさんのお腹から起き出したわたしが自分の赤ちゃんを抱き上げていると、お姉ちゃんも寝たふりして覗き見していたことなんてなかったみたいな母親顔で、自分の赤ちゃんを抱っこします。

「おまえはおっぱいだろ。昼寝の後はいつもちゅぱちゅぱしたがるもんな。ほんと、お父ちゃんたち似の男の子だぜ」

 優しげに微笑みながら胸をはだけて授乳を始めるお姉ちゃんと、ぴたっと泣き止んで一心不乱にお乳を飲み始める黒肌の赤ちゃん。
 一方で、襁褓おしめを濡らしていたわたしの赤ちゃんを泣き止ませるには、替えの襁褓を準備しなくてはなりません。

「あ、俺が持ってくるよ」

 いつの間にかズボンを穿いていたロイドさんが、物干し台に小走りで向かいます。

「助かります」

 言葉だけで感謝を告げながら、襁褓を外していくわたし――。
 さっきまでの一時が夢だったかのように、一瞬で育児体勢に戻るわたしたちなのでした。
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