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第二章 聖杯にまつわるお話
第329話
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イネスが思いついたこと、それは砂漠の国全土に呪いをかけた数代前の皇帝をここに配置するというとんでもない案だった。
「下の水没した部屋は凶悪な水棲の魔物を置いて、このお部屋にはお宝を詰め込んで守ってもらいます!」
「最近、アイテムボックス圧迫してるって言ってたもんな」
「はい! 夢の世界のお部屋に放置しようとしたらドリちゃんに見つかって怒られました!」
どうやらうちのイネスちゃん、アー君ほどではないけれど財宝を貯めこみすぎて置く場所を探していたらしい、刀国でバザーにかける方法も考えたようだけど、何となく売るより手元に置きたい
「私のお宝を守ってもらう最恐のボスです!」
『うーん』
「どうした?」
『イネスの光でじゅわっとしない?』
「するな。イネスがいなくてもイネスの宝に囲まれた時点でじゅわっとするな」
「イネスだめだな、人選ミス、番人は他のにしなよ」
「むーん」
「お宝の番人と言えばゴーレム!」
「ご!」
任せろと言わんばかりにゴーレム君が胸を叩く。
確かにゴーレムだけどスピードがあるし、機転も効く、謎能力の力も混ざっているから自分の考えで動けるのも強いよね。
「イネス、ゴーレム君に任せよう? 怨霊利用はまた今度」
「そうですね、今の私じゃ出会い頭に消し飛ばしそうです」
興奮してぺかぺか光りっぱなしな自覚あったんだね。
「お願いしていーい?」
「!!」
イネスのお願いにゴーレム君がビシッと敬礼を決めた。
「じゃあ名前付けないとね」
『ておくれぇ』
「手遅れだって」
「え?」
「かあちゃんずっとゴーレム君って呼んでたからな」
「無自覚だったんだろうなぁ、かあちゃだもん」
「ネヴォラのお宝も置きますか?」
「置く! 置く場所なくて困ってたんよ」
祈りの間の中心、明かりを発する巨大クリスタルの下を少々改造することになりました。
と言っても簡単にだけどね。
「これでいいか、滅んだ国から持ってきた曰くつきの玉座」
「ラミアに頼んで一番品質のいい空豆貰ってきた!」
イグちゃんが持ってきたのはインド映画に出てきそうな宝石が輝く玉座、黒ちゃんは平和に空豆数個、白ちゃんはヨムちゃんと下の部屋に行って刀国の海から連れてきた凶悪な魔物を解き放ってます。
「これは涼玉の背中に投げればいいのか?」
『違うよ、適当に地面にぽーいってして』
「おうよ」
黒ちゃんが空豆を放り投げ、それが床に転がると同時にジャックなあの木も真っ青な勢いで一気に伸び、天井を突き破る勢いで急成長、いや、一部突き破ってるなぁ。
「おーいい感じのダンジョンっぽくなったなー」
「涼玉様のお力が満ちていますからな、神秘的な成長っぷりでした」
いえマールス、ちょっと間違ってる。まだ成長中だよ、あれ。
「玉座が空豆に絡まれて浮いちまったんだが」
「涼玉パワーが大変なことになってるね、あのクリスタルが原因かな?」
だってイグちゃんが持ってきてくれた玉座、涼玉ほどとは言わないけど重かったらしいよ。
手拍子して涼玉に軽く踊ってもらい輝く黄金の玉座を床に再設置、凄い渋々感があったけど、もしや空豆なりにカッコイイと思ってたとか?
……空豆なりにってなんだろう?
空豆の成長が落ち着いた所でイネスとネヴォラが早速財宝を置き始めた。
最初は丁寧に並べていたものの、数が多すぎて途中で飽きて適当に置き始めている。
『僕のも置く、タイガに作ってもらった初めての僕のフィギュアよ。お宝!』
「盗もうとした者は呪われるように遺跡全体にトラップをかけておこうな」
優し気な口調で物騒な発言をする霧ちゃん。
その横で積みあげられていく我が家のおもちゃ、これ、盗んだ時点でショタ守護神が鬼神となって追いかけてくるやつだ!!
「下の水没した部屋は凶悪な水棲の魔物を置いて、このお部屋にはお宝を詰め込んで守ってもらいます!」
「最近、アイテムボックス圧迫してるって言ってたもんな」
「はい! 夢の世界のお部屋に放置しようとしたらドリちゃんに見つかって怒られました!」
どうやらうちのイネスちゃん、アー君ほどではないけれど財宝を貯めこみすぎて置く場所を探していたらしい、刀国でバザーにかける方法も考えたようだけど、何となく売るより手元に置きたい
「私のお宝を守ってもらう最恐のボスです!」
『うーん』
「どうした?」
『イネスの光でじゅわっとしない?』
「するな。イネスがいなくてもイネスの宝に囲まれた時点でじゅわっとするな」
「イネスだめだな、人選ミス、番人は他のにしなよ」
「むーん」
「お宝の番人と言えばゴーレム!」
「ご!」
任せろと言わんばかりにゴーレム君が胸を叩く。
確かにゴーレムだけどスピードがあるし、機転も効く、謎能力の力も混ざっているから自分の考えで動けるのも強いよね。
「イネス、ゴーレム君に任せよう? 怨霊利用はまた今度」
「そうですね、今の私じゃ出会い頭に消し飛ばしそうです」
興奮してぺかぺか光りっぱなしな自覚あったんだね。
「お願いしていーい?」
「!!」
イネスのお願いにゴーレム君がビシッと敬礼を決めた。
「じゃあ名前付けないとね」
『ておくれぇ』
「手遅れだって」
「え?」
「かあちゃんずっとゴーレム君って呼んでたからな」
「無自覚だったんだろうなぁ、かあちゃだもん」
「ネヴォラのお宝も置きますか?」
「置く! 置く場所なくて困ってたんよ」
祈りの間の中心、明かりを発する巨大クリスタルの下を少々改造することになりました。
と言っても簡単にだけどね。
「これでいいか、滅んだ国から持ってきた曰くつきの玉座」
「ラミアに頼んで一番品質のいい空豆貰ってきた!」
イグちゃんが持ってきたのはインド映画に出てきそうな宝石が輝く玉座、黒ちゃんは平和に空豆数個、白ちゃんはヨムちゃんと下の部屋に行って刀国の海から連れてきた凶悪な魔物を解き放ってます。
「これは涼玉の背中に投げればいいのか?」
『違うよ、適当に地面にぽーいってして』
「おうよ」
黒ちゃんが空豆を放り投げ、それが床に転がると同時にジャックなあの木も真っ青な勢いで一気に伸び、天井を突き破る勢いで急成長、いや、一部突き破ってるなぁ。
「おーいい感じのダンジョンっぽくなったなー」
「涼玉様のお力が満ちていますからな、神秘的な成長っぷりでした」
いえマールス、ちょっと間違ってる。まだ成長中だよ、あれ。
「玉座が空豆に絡まれて浮いちまったんだが」
「涼玉パワーが大変なことになってるね、あのクリスタルが原因かな?」
だってイグちゃんが持ってきてくれた玉座、涼玉ほどとは言わないけど重かったらしいよ。
手拍子して涼玉に軽く踊ってもらい輝く黄金の玉座を床に再設置、凄い渋々感があったけど、もしや空豆なりにカッコイイと思ってたとか?
……空豆なりにってなんだろう?
空豆の成長が落ち着いた所でイネスとネヴォラが早速財宝を置き始めた。
最初は丁寧に並べていたものの、数が多すぎて途中で飽きて適当に置き始めている。
『僕のも置く、タイガに作ってもらった初めての僕のフィギュアよ。お宝!』
「盗もうとした者は呪われるように遺跡全体にトラップをかけておこうな」
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