32 / 33
32
しおりを挟む「カリーヌ…」
わたしの耳に届き、わたしは思わず、彼女の胸に飛び込んでいた。
「お母様!」
「カリーヌ…会いに来てくれたのね…!」
母はわたしを抱きしめ返してくれた。
「いつか、会いに来てくれるのではないかと思っていました…
カリーヌ、あの人は?ジョエルは?」
「お父様は、わたしが8歳の頃に、流行り病で…亡くなりました…
すみません…」
母は、父が生きていると思っていたのだ…
わたしが会いに来た事で、母を悲しませる事になったのではないかと、心配になった。
母はしっかりと、わたしの手を握り、頭を振った。
「あなたの所為ではありません、それに、そんな気がしていました…
それよりも、父親を亡くして、さぞ苦労したでしょう、ごめんなさい、カリーヌ…」
「いいえ、わたしを引き取ってくれた家族がありました、ルメール伯爵です。
本当の娘の様に愛し、育てて下さいました。
それに、最愛の人にも出会えました…わたしの夫、フォーレ伯爵子息リアムです。
彼が、わたしをここまで連れて来てくれました___」
独りでは来られなかっただろう。
臆病なわたしは、真実を知る事を恐れていた。
そんなわたしを、リアムは勇気付け、支え、連れて来てくれた___
わたしはリアムに手を伸ばす。
リアムはわたしの手を取り、母に礼をした。
「リアムです、初めまして、お義母さん」
母の顔が輝く。
「カリーヌの母です。
あの人と良く話していました、私たちは引き離されるかもしれない、
だけど、娘には、愛した者と、幸せな結婚をして欲しいと…
その為に、私たちは名を捨て、娘の存在を秘密にすると誓いました。
私たちの願いを叶えて下さって、ありがとうございます、リアム」
母がリアムと握手を交わす。
リアムは真剣な目で頷いた。
「これまで、カリーヌを守って下さって、ありがとうございます。
これからは、僕が彼女を守っていきます、僕に守らせて下さい___」
母は笑みを見せた。
「お願いします、リアム」
わたしたちは、時間を埋める様に、お互いの事を話した。
父の事や母の事を聞けて、わたしは心が満たされていく気がした。
わたしは、父が隠し持っていた母の肖像と、家族の描かれた風景画を、母に渡した。
「お父様の絵です、お母様が持っていて下さい」
「ありがとう、これは、私が知らない絵だわ…」
母は愛し気な目でそれを眺め、その指で、文字を辿っていた。
《永遠の愛、サーラ》
《ジョルジュ=オードラン》
やっと、父は母に会えたのだ___
そんな気がし、わたしは涙ぐんだ。
リアムが肩を抱き寄せてくれ、わたしは彼の肩に頭を預けた。
わたしは、モーレル卿から言われた事を話した。
「王はわたしの存在を許さないだろうと言われました、王の耳に入れば、追われると…」
「王はイヴァン宰相に操られているの、昔は優しい王だったのよ…
それが、イヴァン宰相を側に置く様になり、おかしくなってしまったの…
権力を振り翳し、気に入らない者を排除していった…
皆、王を怯える様になった…誰も何も言えなくなってしまったの…
私を強引にマリユスと結婚させようとしたのも、私たちを追う様に嗾けたのもイヴァン宰相なの」
「ですが、イヴァン宰相は数か月前、斬首刑に処されました。
騎士団長のマリユスも、薬の中毒で亡くなりました」
リアムがそれを告げると、母は酷く驚いていた。
修道院では、世間の事はあまり聞こえて来ないのだろう。
「そう…神の裁きがあったのね…
これで、王も目を覚ましてくれるといいけど…」
母は呟くと十字を切った。
それから、わたしの手を握る。
「カリーヌ、私とあなたを結び付ける者は、いないと思いますが、
くれぐれも用心するのですよ。私の所へも、あまり来てはいけません。
ジョエルの事もなるべく秘密になさい。
あなたの家族は、リアムとフォーレ家、ルメール家の方々です、いいですね?」
「はい…」
わたしは頷いた。
母と離れるのは寂しい、辛い。
やっと会えたというのに…
「お母様!」
わたしは、母を強く抱擁する。
母はわたしを落ち着ける様に、頭を撫でてくれた。
「大丈夫よ、カリーヌ、ペンダントを持っているでしょう?
ペンダントは私の物、中の肖像を描いたのはジョエル…
私たちは何処にいても、繋がっています、いつもあなたを想っていますよ、カリーヌ」
「わたしも…わたしも、お母様の事を想っています!」
「あなたが、素敵な女性に育ってくれて、安心しました。
ルメール家とフォーレ家、リアムに感謝を…さぁ、二人共、もう行きなさい」
わたしは涙を抑え、名残惜しく、修道院を出た。
「また、会いに来よう。
君が来たい時に、いつでも連れて来てあげるよ、カリーヌ」
リアムが励ましてくれ、わたしは「はい」と笑顔を見せた。
リアムと話し、わたしの出生はこのまま秘密にする事にした。
オベールとベアトリス、そしてドミニク、フィリップ、ソフィには、
わたしの父は画家ルカ=スリジェで、母は貴族の娘で、家族に結婚を反対され、
修道院に入れられたと話した。
母の実家に知れると連れ戻される恐れがある為、この事は内密にする様、お願いした。
「そうか、母親は貴族か、そうだとは思っていた、
カリーヌの面立ちや造りの繊細さ、立ち振る舞いは、高位貴族のそれだ」
オベールに言われた時にはドキリとしたが、母が『王女』とは流石に思っていない様だ。
「母親に似ているとなると、見つかるかもしれんな…」
「相手は子供が居る事は知りませんが、何か手を打った方が良いでしょうか」
「髪を染めるか?」
「染めるのは勿体ない、鬘はどうでしょう?」
「ベールを着けるのはどうだ?」
「それは良いかもしれません、何処かの地方では、結婚した女性は着ける様です」
オベールとリアムが熱心に話しているのを脇に、ベアトリスがわたしに微笑んだ。
「母親が生きていて、良かったですね、カリーヌ」
「はい、ありがとうございます、皆様のお陰です」
「私は侯爵の娘ですので、デビュタントで一度だけ、王宮へ参った事があります。
緊張していた為、迷子になってしまったのですが…
その時、小さな可愛らしい令嬢が現れ、親切に道を教えてくれ、
『泣かないで』と飴をくれた事がありました。
後で、その小さな令嬢が王女様だったと知り、それ以来、あの方の事を
耳に入れる様にしていました。ですが、残念な事に、今から二十年前でしたか…
亡くなったと聞きました」
驚くわたしに、彼女は微笑む。
「それ以来、思い出す事も無かったのですが、あなたを見ていると不思議と思い出します。
あなたのお母様のお話を聞かせて下さい、カリーヌ」
「はい!」
わたしはベアトリスと長ソファに座り、母との再会を話した。
ベアトリスは頷いたり、笑ったりして、話を聞いていたが、時折、懐かしそうな目をした。
◇◇
町の大ホールを使い、慈善事業の一環、寄付目的の展覧会が開かれた。
オベールに勧められた事もあり、わたしの絵も三点出していた。
展覧会の絵や彫刻は、展覧会の後、オークションで値が付くことになっていた。
わたしとリアムは、オベールとベアトリスの名代として出席する事になった。
結局、ベールは逆に注目されるという事で、わたしは表に出る時には、
茶色の鬘を被る事にした。髪の色が違うだけで、雰囲気はかなり変わった。
本来、薄ぼんやりとした印象だと自分の事を思っていたが、
周囲からすると、それはそれで、何処か異質に見えていた様だった。
「自分たちとは違う、純粋無垢で、天使の様な…高貴な印象がある」
それが茶色の鬘のお陰で、《普通》に見えるらしい。
わたしたちは展示されている絵や彫刻を見て周った。
町の人が趣味で描いたものから、絵を生業としている者たちの作品、
若手のまだ名が知られていない画家の絵等、様々だった。
わたしたちはオベールから、「気に入った作品があれば購入して良い」と言われていた。
「この花の静物画はどう?玄関ホールにいいんじゃないかな」
「はい、素敵だと思います!お客様の気分が明るくなると思います」
「それでは、これと…君は、何か気に入ったものがあった?」
「この彫刻が、可愛らしくて…」
わたしは面白い表情をした梟の彫刻を指さした。
小さく、机に置ける物だ。
「楽しい気分になります、回廊に飾ってはどうでしょう?」
「うん、いいね」
わたしたちは、他にも何点か選び、チェックを入れていた。
夕方、会場を移し、オークションが始まった。
オークションの方も大勢の人が集まっていた。
誰でも参加出来るが、貴族や資産家たちは招待されて来ている者が多かった。
わたしたちは用意されていた椅子に座った。
オークションは順調に進んでいた。
リアムはオークションに慣れている様で、希望の作品を手に入れていく。
わたしの絵が画架に乗せられた。
「こちらは、フォーレ伯爵子息、リアム様の奥方、カリーヌ様の油絵になります」
ああ、売れると良いけど…
緊張を隠せないわたしに、隣に座るリアムが「大丈夫だよ」と手を握ってくれた。
「絵をお描きになるのですか、良いご趣味ですな、よし、私が買ってあげよう」
リアムの隣の席に座る資産家が、顔を覗かせてウインクをする。
わたしは戸惑いつつも、会釈を返した。
リアムは顔を顰め、わたしに頭を振った。
「開始は10ヴァルからです」
「30!」
伯爵令息の妻という事で、高い値段を付けてくれた様だ。
だが、隣のリアムは「安い」と不満気に漏らした。
「31」
「32」
「33」
「40!」
「50」
「80」
「100!」
値はどんどん上がっていき、わたしは驚いていた。
買うと言ってくれていた資産家も、
これ程高値が付くと思っていなかったのだろう、口を閉じ、頭を振った。
「高過ぎるのではないでしょうか…」
わたしは画家では無い。
言ってしまえば、素人が趣味で描いた絵だ。
「そんな事は無いよ、それに、寄付だから、高く値が付くものなんだよ」
その絵が、「210ヴァル」で落札が決まろうとしていた時だった。
会場に男の声が響き渡った。
「そんな絵に、大金を払うのは止めてときな!」
45
あなたにおすすめの小説
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
【完結】その仮面を外すとき
綺咲 潔
恋愛
耳が聞こえなくなってしまったシェリー・スフィア。彼女は耳が聞こえないことを隠すため、読唇術を習得した。その後、自身の運命を変えるべく、レイヴェールという町で新たな人生を始めることを決意する。
レイヴェールで暮らし始めた彼女は、耳が聞こえなくなってから初となる友達が1人でき、喫茶店の店員として働くことも決まった。職場も良い人ばかりで、初出勤の日からシェリーはその恵まれた環境に喜び安心していた。
ところが次の日、そんなシェリーの目の前に仮面を着けた男性が現れた。話を聞くと、仮面を着けた男性は店の裏方として働く従業員だという。読唇術を使用し、耳が聞こえる人という仮面を着けて生活しているシェリーにとって、この男性の存在は予期せぬ脅威でしかない。
一体シェリーはどうやってこの問題を切り抜けるのか。果たしてこの男性の正体は……!?
婚約者が最凶すぎて困っています
白雲八鈴
恋愛
今日は婚約者のところに連行されていました。そう、二か月は不在だと言っていましたのに、一ヶ月しか無かった私の平穏。
そして現在進行系で私は誘拐されています。嫌な予感しかしませんわ。
最凶すぎる第一皇子の婚約者と、その婚約者に振り回される子爵令嬢の私の話。
*幼少期の主人公の言葉はキツイところがあります。
*不快におもわれましたら、そのまま閉じてください。
*作者の目は節穴ですので、誤字脱字があります。
*カクヨム。小説家になろうにも投稿。
【完結】エリーの純愛~薬草を愛でる令嬢は拗らせた初恋を手放したい~
青依香伽
恋愛
伯爵令嬢のエリーは公爵令嬢である従姉のもとで侍女として働いている。
そんなエリーは、幼い頃からの想い人を忘れることができずに初恋を拗らせていた。
この想いが報われないことなど昔からわかっていたのに。
どんなに好きでも、叶わぬ恋は苦しいだけ。そんな思いから、エリーはついに初恋を手放す決心をした。
そんな矢先、離れて暮らす祖母が体調を崩したとの報せが届く。従姉からの後押しもあり、エリーは大好きな祖母のいる領地へと急いで向かった。
傷ついた心を癒しながらも、今は祖母と領地のために前に進もうと決意するが、長年持ち続けた想いはなかなか手放せるものではなくて......。
※【完結】『ルイーズの献身~世話焼き令嬢は婚約者に見切りをつけて完璧侍女を目指します!~』のスピンオフです。本編の女学院卒業後の話になります。
※単独でもご覧いただけるように書いています。
※他サイトでも公開中
婚約破棄された令嬢は、ざまぁの先で国を動かす ――元王太子の後悔が届かないほど、私は前へ進みます』
ふわふわ
恋愛
名門アーデン公爵家の令嬢ロザリーは、
王太子エドワードの婚約者として完璧に役目を果たしてきた――はずだった。
しかし彼女に返ってきたのは、
「聖女」と名乗る平民の少女に心酔した王太子からの一方的な婚約破棄。
感情論と神託に振り回され、
これまでロザリーが支えてきた国政はたちまち混乱していく。
けれど、ロザリーは泣かない。縋らない。復讐に溺れもしない。
「では、私は“必要な場所”へ行きますわ」
冷静に、淡々と、
彼女は“正しい判断”と“責任の取り方”だけで評価を積み上げ、
やがて王太子すら手を出せない国政の中枢へ――。
感情で選んだ王太子は静かに失墜し、
理性で積み上げた令嬢は、誰にも代替できない存在になる。
これは、
怒鳴らない、晒さない、断罪しない。
それでも確実に差がついていく、**強くて静かな「ざまぁ」**の物語。
婚約破棄の先に待っていたのは、
恋愛の勝利ではなく、
「私がいなくても国が回る」ほどの完成された未来だった。
――ざまぁの、そのさらに先へ進む令嬢の物語。
嫌われ黒領主の旦那様~侯爵家の三男に一途に愛されていました~
めもぐあい
恋愛
イスティリア王国では忌み嫌われる黒髪黒目を持ったクローディアは、ハイド伯爵領の領主だった父が亡くなってから叔父一家に虐げられ生きてきた。
成人間近のある日、突然叔父夫妻が逮捕されたことで、なんとかハイド伯爵となったクローディア。
だが、今度は家令が横領していたことを知る。証拠を押さえ追及すると、逆上した家令はクローディアに襲いかかった。
そこに、天使の様な美しい男が現れ、クローディアは助けられる。
ユージーンと名乗った男は、そのまま伯爵家で雇ってほしいと願い出るが――
遊び人の令嬢が目を付けたのは、私の真面目な婚約者でした
おいどん
恋愛
子爵家の令嬢エリーネと伯爵家の次男のノルトが婚約を結んだのは、半年前だった。
真面目で優秀なノルトに相応しい婚約者であろうとするものの、エリーネには自信がなかった。
ある日、遊び人と噂の令嬢べルティーナとノルトが共にいるところを見てしまう。
「真面目クンは壁さえ破っちゃえばこっちのもんだからね〜」
「きっと、彼女の美しさに嫉妬しているのだわ…」
「…今度は、ちゃんと言葉にするから」
憧れと結婚〜田舎令嬢エマの幸福な事情〜
帆々
恋愛
エマは牧歌的な地域で育った令嬢だ。
父を亡くし、館は経済的に恵まれない。姉のダイアナは家庭教師の仕事のため家を出ていた。
そんな事情を裕福な幼なじみにからかわれる日々。
「いつも同じドレスね」。「また自分で縫ったのね、偉いわ」。「わたしだったらとても我慢できないわ」————。
決まった嫌味を流すことにも慣れている。
彼女の楽しみは仲良しの姉から届く手紙だ。
穏やかで静かな暮らしを送る彼女は、ある時レオと知り合う。近くの邸に滞在する名門の紳士だった。ハンサムで素敵な彼にエマは思わず恋心を抱く。
レオも彼女のことを気に入ったようだった。二人は親しく時間を過ごすようになる。
「邸に招待するよ。ぜひ家族に紹介したい」
熱い言葉をもらう。レオは他の女性には冷たい。優しいのは彼女だけだ。周囲も認め、彼女は彼に深く恋するように。
しかし、思いがけない出来事が知らされる。
「どうして?」
エマには出来事が信じられなかった。信じたくない。
レオの心だけを信じようとするが、事態は変化していって————。
魔法も魔術も出て来ない異世界恋愛物語です。古風な恋愛ものをお好きな方にお読みいただけたら嬉しいです。
ハッピーエンドをお約束しております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
※小説家になろう様にも投稿させていただいております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる