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しおりを挟む「昼間から飲み歩くなど、おまえというヤツは、何てふしだらな女なんだ!」
「お酒を飲む位いいじゃないの!」
「何故、皆と同じ様に出来ないんだ!私に恥を掻かす気か!」
「こんな辛気臭い館に閉じ込められてるんじゃ、息が詰まるわ!」
「貴族の夫人とはそういうものだ!」
「あたしは卑しい生まれの女よ、そんなのまっぴらごめんだわ!」
「おまえが結婚を迫ったんだぞ!」
「あたしも若かったのよ、結婚は間違いだった!」
「ああ、そうとも!この結婚は間違いだった!」
わたしが物心付いた頃から、父マチアス=デシャン伯爵と母ルイーズの言い争いは絶えなかった。
暴力こそ無い様だったが、二人共が大声で怒鳴り合うのが日常茶飯事だった。
そして、その終着点はいつも同じで…
「あの子が出来たからよ!」
「子さえ出来なかったら!」
コレットさえいなければ___!
憎悪がわたしを取り巻き、飲み込もうとする。
わたしは恐ろしく、ただ只管に目を閉じ、耳を塞ぎ、蹲って震えながら、
嵐が去るのを待った。
父はわたしに無関心だったが、母はわたしと二人だけの時には、優しかった。
だが、父が入ると上手くいかないのだ。
わたしは両親が喧嘩をしない様にと、神に祈った。
それでも、時々、絵本の中の温かい家族を夢見た。
こんな家族が欲しいと…
だが、わたしが8歳の時、母は家を出て行ってしまった。
母は元々踊り子で、町に来ていた旅芸人の一座と共に去ったと聞かされた。
使用人たちの噂では、一座の男と懇意になり、家族を捨てたのだとか…
以降、父はいつも苛々とし、使用人に強く当たったかと思えば、急に酷い言葉で母を罵った。
そして、恐ろしい目でわたしを睨みつける___
わたしは母だけでなく、父も失ったのだと思った。
わたしが生まれてきたからだ。
わたしが父と母を苦しめた。
それなのに、わたしは、絵本の中の家族を羨んだ___
わたしの所為だ!
いい子になります!だから、母を返して下さい!父を返して下さい!
わたしは必死で神に祈った。
その二年後。
父は再婚した。
継母となったカサンドラには夫がいたが、この度離婚が成立し、
晴れて父との再婚の運びとなったのだ。
二人は従兄姉同士で、以前より親しく付き合いもあった。
カサンドラは結婚以前より、父マチアスに惚れていたと聞く。
カサンドラの方が年上で、祖父の伯爵が二人の結婚を認めなかったという。
その祖父も既に亡くなっており、反対する者はいなかった。
カサンドラには前夫との間に娘が二人居た。
わたしより二歳年上のクリスティナと、四歳年下のエリザベスだ。
一度に大家族となったが、わたしにとっては良い事では無かった。
母ルイーズが帰って来てくれるという、わたしの望みは、完全に打ち砕かれてしまったのだ。
新しい母を受け入れる事など、到底出来なかった。
今にして思えば、それが悪かったのだろう…
継母のカサンドラは、わたしを徹底的に嫌った。
「まぁ!母親に似て、礼儀知らずだこと!」
「あなたの母親は、ふしだらな女だと評判でしたのよ!」
「この年で、そんな事も出来無い様では、伯爵も恥ずかしい思いをしますわ!」
「母親に似たのね、あの女は生まれも卑しい、踊り子ですもの!」
「クリスティナやエリザベスを見習いなさい!」
カサンドラは、わたしと母を貶し、蔑み、皆の前で笑い者にした。
義理の姉クリスティナと義理の妹エリザベスもそれに習った。
そして、わたしを疎ましく思っていた父も、止めようとはせず、一緒になり、わたしを蔑むのだった。
わたしは家族から排除され、徐々に居場所を失っていった。
それと同時に、わたしの心も死んでしまった。
何も望まず、何も期待する事も無くなり、神に祈る事も無くなった。
まともに教育や世話を受けさせて貰ったのは、十三、四歳頃までだった気がする。
いつしか、小間使いの様に扱われ、部屋も半地下へと移された。
半地下の狭い部屋は、高い場所に小さな窓があるだけで、薄暗い。
ベッドは固く、夏は良いが、冬はとても寒くなる。
与えられる食事は質素だった。
着る物はクリスティナの古着を与えられたが、その度に「感謝なさい!」と言われた。
朝から晩まで働かされ、館から出る事も無いので、近所の者たちでさえ、
デシャン伯爵家にもう一人娘が居る事など、忘れてしまっただろう。
使用人たちも、いつしかわたしを小間使いの一人としか見なくなった。
知らぬ間に時は流れていき、
わたし、コレット=デシャンは、19歳を迎えていた___
◇
その日、平穏なデシャン伯爵の館に、嵐がやって来た。
玄関に一台の立派な馬車が着いたかと思うと、大柄な男が降り立ち、
迎えに出た執事を押し退け、肩を怒らせ館へ入って来ると、大声で怒鳴った。
「デシャン伯爵は何処だ!逃げ隠れするつもりなら、黙っていないぞ!!」
館に響き渡る声に、使用人たちも何事か良く無い事が起こったのだと察した。
食堂で野菜の下拵えをしていたわたしの耳にも、それは入った。
こんな事は初めての事で、わたしは何年ぶりかに不安を覚えた。
カサンドラは夫には良妻の顔をしているが、使用人に冷たく、酷い言葉で相手を傷付け楽しむ質だ。
クリスティナは母カサンドラと似て傲慢で高慢、我儘を言っては終始使用人を困らせる。
エリザベスは、何でも大袈裟に言い、時には嘘で使用人たちを陥れ、
両親から叱られる姿を見て笑っているので、使用人たちからは『無邪気な悪魔』と呼ばれている。
それでも、父とカサンドラが再婚してからは、デシャン家では言い争いだけは無かった。
侵入者である男の怒鳴り声に、わたしは幼い頃の両親を思い出し、耳を塞いだ。
◆◆視点無し◆◆
「これは、アラード卿、今日はどうされたのですか?」
当主デシャン伯爵のマチアスが何処からか現れ、猫撫で声で言ったが、
アラード卿はそんなものに懐柔される人間では無かった。
相手を絞め殺そうとするかの様な表情で、怒鳴った。
「良くも抜け抜けと!用件は百も承知だろう、デシャン伯爵!
俺にガラクタを掴ませるなど…俺の短剣と金を、即刻返して貰おう!」
「アラード卿、ここでは…こちらでお話しましょう…」
マチアスは書斎にアラード卿を通し、茶を運ばせた後は、使用人たちを近寄らせなかった。
二人はそう長く話していた訳ではなかった。
程無く、書斎の扉が荒々しく開き、アラード卿が堂々とした姿を見せた。
彼は逞しい肩を怒らせ、厳つい顔で、館を出て行った。
「まぁ!何ですの、あの粗野な男は!追い出せばよろしいのに!」
デシャン伯爵夫人カサンドラは、普段から冷たい目をしているが、
それを更に吊り上げ、堂々と館を出て行く男のピンとした背を睨み付け、吐き捨てた。
夫のマチアスも、つい先程までアラード卿に見せていた愛想は何処へやらで、
忌々し気な表情でぼやいた。
「ああ、全く、こっちは伯爵だというのに!貴族社会を分かっておらんのだ!
これだから、私は騎士爵など相手にしたくなかったのだ!」
「あなた、それで、どうなさったのですか」
その騎士爵と夫との間に、一体どんないざこざがあったのか…
カサンドラは気になって仕方が無かった。
「ああ、こっちで話そう…」マチアスはカサンドラを書斎に促すと、
使用人たちに「呼ぶまで近付くんじゃないぞ!」と厳しく言い付けた。
「実はな、二月前にアラード卿に売った大剣が、偽物だったのだ。
ヤツは、支払った代金と謝礼に渡した短剣を返せと言ってきた…」
マチアスは、骨董品や高級品を仕入れ、人脈を生かし、金持ちの貴族相手に売っていた。
そのほとんどは裏での怪しい取引だったが、たまに、アラード卿の様に、
人伝に紹介されて来る、普通の客もいた。
そういう者は、贋作を掴まされても気付かない者がほとんどで、
気付いた所で泣き寝入りするしかないのだが、今回は相手が悪かった。
アラード卿…アドルフ=アラードは嘗ての英雄、騎士だ。
騎士は単純で頭も悪い、気付いた所で何も出来まいと踏んでいた。
だが、アラード卿は掴まされた大剣が偽物だという証拠を揃え、突き付けたのだ。
マチアスに逃げ道は無かった。
カサンドラは、こういった夫の商売に全く興味が無く、事情も知らない。
故に、「返して差し上げたらよろしいじゃありませんか」と簡単に言ったのだった。
マチアスは薄くなってきた頭を振り、肉付きの良い肩を落とすと、重い溜息を吐いた。
「只の大剣では無い、国宝級の大剣だったのだ、簡単に返せる額ではない。
それに、謝礼にと受け取った短剣は…既に売り払った後だ。
相手は嘗ての英雄だからな、その短剣だぞ?欲しいという者も多くてな、
一番高値を付けた公爵に売ってやった、それを返せと言われてもな…」
その様な事になれば、金が幾らあっても足りないだろう。
公爵に足元を見られるかもしれない。
「お金ならございますでしょう?伯爵家ですもの」
カサンドラは平然と言う。
生まれつき裕福な家で育った彼女は、お金の心配をした事が無かったのだ。
尤も、前夫は裕福ではなく、その為、結婚生活は上手くいかなかった。
それを聞いたマチアスは険しい顔になった。
「金などある筈が無いだろう!おまえたちは年中ドレスや宝石を欲しがるし、
パーティに出席させるだけでも、大金が飛ぶんだぞ!どれだけあっても金は足りん!」
原因は勿論それだけでは無かったが、調度良い機会だと、マチアスは厳しく言ったのだった。
二人が再婚してからというもの、夫が自分と娘の事で愚痴を言った事は無かった。
初めての事に、不味いと察したカサンドラは、急に猫撫で声になった。
「まぁ!そうでしたの…気付かなくて申し訳ありませんでしたわ。
ですが、あなたのお陰で、クリスティナにも良い縁談が来ていますわ」
だが、カサンドラは、これから社交界に出るだろう末娘エリザベスに、
大金が掛かる事は言わなかった。
「そうだったな…その事で、少し相談があるのだ」
マチアスにとって、ここからが本題だった。
「何でございますの?」
「アラード卿がな、金と短剣が戻るまで、クリスティナを人質に寄越せと言うのだ…」
「なんですって!?あなた、勿論、その場で撥ね付けてやったのでしょう!?」
カサンドラは娘二人を溺愛していた。到底許せる話では無く、顔色を変えた。
だが、夫は呑気な顔をしている。
「いや、いい考えだと思ってな、その間、催促しないのであれば、差し出すと言ったのだ」
「あなた!!」と、カサンドラは悲鳴の様な声を上げた。
「まぁ、最後まで聞きなさい、今度はアラード卿が困る事になった。
幾らなんでも、伯爵令嬢を人質にする事は出来まい?
そんな非人道的な事をすれば、嘗ての英雄だろうと、貴族社会から追い出されるさ!」
マチアスは笑う、カサンドラも安堵した様だ。
だが、マチアスは続けた…
「アラード卿は、それならば、クリスティナを妻として貰うと言ってきた。
金と短剣を返せば、即刻離婚してやる、
大事な娘が酷い目に遭うのが嫌ならば、三月待ってやるから、金と短剣を返せとな」
「あなた…」
「だから、私は言ってやったんだ、親の不始末で娘がどうなろうとも、仕方の無い事だとな。
一週間以内に、クリスティナを差し出す、好きにしろと言ってやったよ!」
マチアスは大声で笑ったが、カサンドラは今にも夫を絞め殺しそうな顔をしていた。
「冗談じゃありませんわよ!あんな粗野な男に、大切なクリスティナを
嫁がせるだなんて!!あなた、正気とは思えませんわ!!
それに、騎士爵ですって!?クリスティナには、良縁が来てますのよ!?」
マチアスは「ああ、分かっているさ」と、カサンドラの肩を撫で落ち着かせた。
マチアスは悪い笑みを浮かべ、カサンドラに言った。
「アラード卿は、クリスティナに会った事などない。
デシャン家の娘ならば、もう一人居るだろう?」
「…まぁ、そういう事でしたの、それならば、良い案ですわね…ええ、とっても」
状況が読めたカサンドラも、悪い笑みを浮かべ、「ふふふ」と笑った。
◆◆◆
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