8 / 73
異世界と猫
第8話 輝きの拠点 アイゼルクラス
しおりを挟む
乗り込んだ俺とコムギさんを乗せた魔導幌馬車は、どこを通ったのか分からない速さで最初の目的地であるアイゼルクラスに到着した。
拠点の話はルーナさんから事前に聞いていて、俺のイメージは日本でいうキャンプ場のような場所だとばかり思っていた。
それなのに目の前に見える光景は――
「いらっしゃい、いらっしゃい! 焼きたて! ドワーフ仕込みの串焼きが美味しいよ!」
「こっちは職人御用達のエボニー材木が入荷だ! 木工職人目指すならごひいきにしてくんな!」
お店代わりのテントがいくつも並び、客寄せの声が飛び交う感じで賑やかだ。
「う~ん、凄い。拠点というか、一つの町みたいだ」
「ニャウ!」
拠点の町並みに感心していると、コムギさんが俺から離れ、どこかに駆けていく。
「えっ? コムギさん、どこに行くの?」
慌てて声をかけるもその姿はすでになく、俺だけその場に残された。分かっていたこととはいえ、コムギさんの主人はやはり魔導師のルーナさんであって俺じゃないと実感させられてしまう。
しかし、落ち込んでいる暇はない。魔導師が設けた第一の拠点で、この世界でやっていくための商売をここから始めていかなければならないのだから。
――とはいうものの、今までコムギさんを頼りすぎていたツケが急にきた感じで、なかなか積極的に話しかけることが出来ない。
目に見える範囲で多くの人が行き交う場所なのに、近くの人にすら声をかけられない状態が続いている。
「あの……」
……などとか細い声で呼びかけても、今いる場所は賑やかな商売通り。とても人に話しかけられる状況じゃない。
拠点入り口に置かせてもらった魔導幌馬車で何か商売に使えそうな倉庫を繋げればきっかけが出来るかもしれないとはいえ、この拠点では何が求められているのか。
しかしコムギさんも見失っている以上、一度魔導幌馬車に戻って手段を考えなければ何も出来ずに終わってしまう。
魔導石どころか金貨も稼げないとなれば、何もかも失いかねない。
きっかけを掴みたい、そう思いながら拠点入り口の魔導幌馬車に戻ると、誰かが箱の中身を見ようとして近くをうろうろしているのが見える。
ルーナさんの話では、比較的安全な拠点で冒険者による自警団があるから危険な者は滞在しないと聞かされていた。
そうだとしても、魔導幌馬車に近づいて離れようとしないのは明らかに怪しい。
はっきり言って近づきたくないが、商売道具でもあるし勇気を振り絞って声をかけることにする。
「すみませんが、何か御用でしょうか?」
「――! ああ、失礼した。この幌馬車は何を積んでいるのかなと思ってね」
もしかして女性かな?
全身白めのフード付きマントを身に着けていて顔は見えないが、手足が長くて俺よりも長身、おまけに尻尾のようなものまで見えている。
「倉庫ですね。中身はこれから考えるといいますか、お客様の要望に応えられるような倉庫にしていきたいのですが……」
「ほぅ! それは固定でもなければ一定でもないという意味かい?」
「……そうなりますね」
「ふむ、興味深いな。それならば、無理にアイゼルクラスで求める必要は無くなるということになるが……」
もしかして何らかの物を求めている?
「あっ、申し遅れました。私は魔導幌馬車で旅をしている麦……商人のトージと申します! もしご入用なものがありましたら、私にお申し付け頂ければ何でも揃えてみせましょう!」
まだ亜空間倉庫スキルを試したわけじゃないけど、日本のどこかの倉庫だけじゃなく全く別の場所にも繋がることだけは分かっている。
亜空間とは、多分そういう使い方が出来るはず。
「トージ殿か。あたしは……おっと、失礼した。顔も見せずに名乗っては失礼だな」
女性は深々と被っていたフードを脱ぎ、顔を露わにする。
「――え」
猫耳、いや違う。毛並みの色が灰色に近いし、それに。
「その様子じゃ、見るのは初めてかな? あたしは人狼族のサシャ。人語を話せる人狼族さ」
「な、なるほど」
瞳の色は俺と同じ黒色だけど、それ以外は猫の耳に似た耳をしていて手足は装備品で隠してはいるものの、おそらく狼のそれ。
女性の口元を確かめるつもりはないが、鋭い歯があるのは違いない。
「人間のトージ殿が警戒するのも無理はないが、あたしは戦闘向きじゃないんだ。接し方もお手柔らかに頼みたい」
「そ、そういうことでしたら、私も全く戦えませんのでお互いに警戒を解きませんか?」
「いいね、そうしよう」
まさかの人狼族、それも女性とは。
同じ人間相手に商売の話も出来ていない状況だったのに、種族的なものが違うだけで話しかけやすいのも不思議なものだな。
これも猫のコムギさんのおかげなのかもしれないけど。
「あの、サシャさんはどのようなものをお求めなのですか?」
「輝いているもの、かな」
「輝いている……宝石でしょうか?」
「そこまで高価なものじゃないんだ。ただ、村の子供たちを喜ばせられれば何でもいいんだ」
村の子供たちへのプレゼントだろうか?
確かにそれだと宝石はあまりに高価なものになるし、喜ばれるかというと何とも言えない。
「なぜ輝いているものを求めてここへ?」
そういえばここの拠点の名前って確か――アイゼルクラスだっけ。
「アイゼルクラスは、輝きの拠点と呼ばれているからさ。ここを作った魔導師が、魔法か何かの力を使って光を永続的に輝かせたのが始まりだと言われてる。そのおかげで、この拠点はいつ来ても明るいんだ」
「……暗くならない拠点ですか?」
「そうなるね。ずっと外に出続けたわけじゃないが、暗闇にならないという話さ」
流石は異世界。それも、限られた範囲の拠点でそんなことが出来るとは驚きだ。
「つまり、輝きを保ち続けられる物を求めている――そういうことですね?」
「ふふ、トージ殿は話が分かる御仁だね。もし手に入れられるのなら、あなたを御贔屓にしたいと思っている。どうかな、手に入れられそうかい?」
思い当たらないわけじゃないけど、そうなるとどこの倉庫を繋げるのがいいのか。
「少しだけお時間を頂けますか?」
「構わないよ! 商人としての信用ってのは、そう簡単なものじゃないって分かってるからね」
ううむ、最初から間違えたくないし、きちんと考えて繋げなければ。
拠点の話はルーナさんから事前に聞いていて、俺のイメージは日本でいうキャンプ場のような場所だとばかり思っていた。
それなのに目の前に見える光景は――
「いらっしゃい、いらっしゃい! 焼きたて! ドワーフ仕込みの串焼きが美味しいよ!」
「こっちは職人御用達のエボニー材木が入荷だ! 木工職人目指すならごひいきにしてくんな!」
お店代わりのテントがいくつも並び、客寄せの声が飛び交う感じで賑やかだ。
「う~ん、凄い。拠点というか、一つの町みたいだ」
「ニャウ!」
拠点の町並みに感心していると、コムギさんが俺から離れ、どこかに駆けていく。
「えっ? コムギさん、どこに行くの?」
慌てて声をかけるもその姿はすでになく、俺だけその場に残された。分かっていたこととはいえ、コムギさんの主人はやはり魔導師のルーナさんであって俺じゃないと実感させられてしまう。
しかし、落ち込んでいる暇はない。魔導師が設けた第一の拠点で、この世界でやっていくための商売をここから始めていかなければならないのだから。
――とはいうものの、今までコムギさんを頼りすぎていたツケが急にきた感じで、なかなか積極的に話しかけることが出来ない。
目に見える範囲で多くの人が行き交う場所なのに、近くの人にすら声をかけられない状態が続いている。
「あの……」
……などとか細い声で呼びかけても、今いる場所は賑やかな商売通り。とても人に話しかけられる状況じゃない。
拠点入り口に置かせてもらった魔導幌馬車で何か商売に使えそうな倉庫を繋げればきっかけが出来るかもしれないとはいえ、この拠点では何が求められているのか。
しかしコムギさんも見失っている以上、一度魔導幌馬車に戻って手段を考えなければ何も出来ずに終わってしまう。
魔導石どころか金貨も稼げないとなれば、何もかも失いかねない。
きっかけを掴みたい、そう思いながら拠点入り口の魔導幌馬車に戻ると、誰かが箱の中身を見ようとして近くをうろうろしているのが見える。
ルーナさんの話では、比較的安全な拠点で冒険者による自警団があるから危険な者は滞在しないと聞かされていた。
そうだとしても、魔導幌馬車に近づいて離れようとしないのは明らかに怪しい。
はっきり言って近づきたくないが、商売道具でもあるし勇気を振り絞って声をかけることにする。
「すみませんが、何か御用でしょうか?」
「――! ああ、失礼した。この幌馬車は何を積んでいるのかなと思ってね」
もしかして女性かな?
全身白めのフード付きマントを身に着けていて顔は見えないが、手足が長くて俺よりも長身、おまけに尻尾のようなものまで見えている。
「倉庫ですね。中身はこれから考えるといいますか、お客様の要望に応えられるような倉庫にしていきたいのですが……」
「ほぅ! それは固定でもなければ一定でもないという意味かい?」
「……そうなりますね」
「ふむ、興味深いな。それならば、無理にアイゼルクラスで求める必要は無くなるということになるが……」
もしかして何らかの物を求めている?
「あっ、申し遅れました。私は魔導幌馬車で旅をしている麦……商人のトージと申します! もしご入用なものがありましたら、私にお申し付け頂ければ何でも揃えてみせましょう!」
まだ亜空間倉庫スキルを試したわけじゃないけど、日本のどこかの倉庫だけじゃなく全く別の場所にも繋がることだけは分かっている。
亜空間とは、多分そういう使い方が出来るはず。
「トージ殿か。あたしは……おっと、失礼した。顔も見せずに名乗っては失礼だな」
女性は深々と被っていたフードを脱ぎ、顔を露わにする。
「――え」
猫耳、いや違う。毛並みの色が灰色に近いし、それに。
「その様子じゃ、見るのは初めてかな? あたしは人狼族のサシャ。人語を話せる人狼族さ」
「な、なるほど」
瞳の色は俺と同じ黒色だけど、それ以外は猫の耳に似た耳をしていて手足は装備品で隠してはいるものの、おそらく狼のそれ。
女性の口元を確かめるつもりはないが、鋭い歯があるのは違いない。
「人間のトージ殿が警戒するのも無理はないが、あたしは戦闘向きじゃないんだ。接し方もお手柔らかに頼みたい」
「そ、そういうことでしたら、私も全く戦えませんのでお互いに警戒を解きませんか?」
「いいね、そうしよう」
まさかの人狼族、それも女性とは。
同じ人間相手に商売の話も出来ていない状況だったのに、種族的なものが違うだけで話しかけやすいのも不思議なものだな。
これも猫のコムギさんのおかげなのかもしれないけど。
「あの、サシャさんはどのようなものをお求めなのですか?」
「輝いているもの、かな」
「輝いている……宝石でしょうか?」
「そこまで高価なものじゃないんだ。ただ、村の子供たちを喜ばせられれば何でもいいんだ」
村の子供たちへのプレゼントだろうか?
確かにそれだと宝石はあまりに高価なものになるし、喜ばれるかというと何とも言えない。
「なぜ輝いているものを求めてここへ?」
そういえばここの拠点の名前って確か――アイゼルクラスだっけ。
「アイゼルクラスは、輝きの拠点と呼ばれているからさ。ここを作った魔導師が、魔法か何かの力を使って光を永続的に輝かせたのが始まりだと言われてる。そのおかげで、この拠点はいつ来ても明るいんだ」
「……暗くならない拠点ですか?」
「そうなるね。ずっと外に出続けたわけじゃないが、暗闇にならないという話さ」
流石は異世界。それも、限られた範囲の拠点でそんなことが出来るとは驚きだ。
「つまり、輝きを保ち続けられる物を求めている――そういうことですね?」
「ふふ、トージ殿は話が分かる御仁だね。もし手に入れられるのなら、あなたを御贔屓にしたいと思っている。どうかな、手に入れられそうかい?」
思い当たらないわけじゃないけど、そうなるとどこの倉庫を繋げるのがいいのか。
「少しだけお時間を頂けますか?」
「構わないよ! 商人としての信用ってのは、そう簡単なものじゃないって分かってるからね」
ううむ、最初から間違えたくないし、きちんと考えて繋げなければ。
274
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
元・神獣の世話係 ~神獣さえいればいいと解雇されたけど、心優しいもふもふ神獣は私についてくるようです!~
草乃葉オウル ◆ 書籍発売中
ファンタジー
黒き狼の神獣ガルーと契約を交わし、魔人との戦争を勝利に導いた勇者が天寿をまっとうした。
勇者の養女セフィラは悲しみに暮れつつも、婚約者である王国の王子と幸せに生きていくことを誓う。
だが、王子にとってセフィラは勇者に取り入るための道具でしかなかった。
勇者亡き今、王子はセフィラとの婚約を破棄し、新たな神獣の契約者となって力による国民の支配を目論む。
しかし、ガルーと契約を交わしていたのは最初から勇者ではなくセフィラだったのだ!
真実を知って今さら媚びてくる王子に別れを告げ、セフィラはガルーの背に乗ってお城を飛び出す。
これは少女と世話焼き神獣の癒しとグルメに満ちた気ままな旅の物語!
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる