20 / 73
魔導世界
第20話 ロディアーク王都への招待
しおりを挟む
ネット倉庫で注文したミナギリンαは予想以上の効果を発揮した。
試飲してもらった直後、低レベル帯の回復士が魔獣であるビッグボアに体当たりをし、ものの見事に行動不能にまで追いやってしまったからだ。
その結果、二人の戦士が残りの強壮剤を求めてくるのは必然だった。
「あ、あいつ、あんなに強かったっけ?」
「……いや、そもそも後衛だし。回復しか出来ないはず……というか、商人さん! オレらにもあいつみたいに強くなるドリンクを売ってください!!」
――待ってました……と言いつつ、俺は焦りながら壁のように積み上がった段ボール箱を手当たり次第に開封。
その結果、やはり残り二人分の瓶しか入っていなかった。
金貨三枚入れて冒険者パーティーを強化というのは、あまりにもコスパが悪いのでは?
確か投入口に金貨を入れれば入れるほど、俺自身のスキルが上がるという話だったのに、今回は見事に冒険者パーティーのみ。
これではいくら駆け出し冒険者たちを助けたうえ強化しても、商売あがったりになるのではないだろうか。
そう思っていたが、意外にも彼らが渡してきたのは金貨二十枚だった。
「え、こんなに?」
「気にしないでください!」
「そうですよ! じゃあっ!」
――といって、彼らも魔獣に向かっていった。
二人も体当たりに加わり、魔獣はすっかり身動きが取れなくなっている。それでも極端に弱くなるでもない魔獣は力尽きる気配を見せていない。
そんな状況が続いているにもかかわらず、彼らは全く怪我を負っているように見えず、その心配もないように見える。
何より、さっきまで逃げまくってへたり込んでいた者たちとはとても思えないくらいの強化っぷりだ。
「ニャフフ……楽しそうニャ~」
三人の冒険者がビッグボアに体当たりしまくる光景を、コムギさんはのんびりと眺めている。
「……ところで、コムギさん。ミナギリンαの効果って――」
「全身強化しまくりニャ」
「あれ、でもあの三人、さっきから体当たりばかりで致命傷を負わせてないような……」
「ウニャ」
最初の大人しそうな回復士が雄叫びを上げながら魔獣に体当たりした後、残りの二人も魔獣に向かって体当たりをしまくっているが、ビッグボアと呼ばれる魔獣はふらつきこそするものの、全く倒れる気配を見せていない。
そんな魔獣に対し、武器を所持していない三人は強化されたことに興奮して、体当たりだけで満足しているように見える。
「あれじゃあ何も意味がないような……」
高価な金貨で注文したのに魔獣一匹を倒せずにいるとか、ネット倉庫で注文した商品効果はそこまで強くないのだろうか。
「仕方ないニャ……」
「えっ?」
「トージはここで待っててニャ~」
「えええっ?」
いつまでたっても魔獣を倒せる見込みがなさそうな冒険者パーティーを援護でもするかのように、コムギさんが魔獣に向かって突進していってしまった。
コムギさんって守りに長けた猫じゃなかったっけ?
もしそうなら、ルーナさんに何て言われるか――などと、俺の心配をよそにコムギさんは今まで倒せずにいた三人のうちの一人の冒険者を連れて、俺のところに戻ってくる。
「ニャ~」
冒険者が近くにいるせいか、コムギさんはただの猫さんに戻っているようで、言葉を発してこない。
「商人さん、いえ、ムギヤマさん!!」
俺の前に戻ってきたのは、最初にミナギリンαを飲んで雄叫びを上げた回復士の男だった。
「どうでしたか?」
「もう最高でした!! まさかオレたちがあんな魔獣相手に体当たりして傷一つ負わずにいられたなんて、夢のようでしたよ~!」
「それは良かったです。それで、あのドリンクはリピートされますか?」
逃げまくっていたビッグボアに体当たりしただけで満足したとすれば、もしかしたら商品を継続しなくてもいいとか思われそうだが。
「もちろんですよ! あれだけ動いたのに全然疲れなくて、それどころかまだ力がみなぎってまして、この場にいない彼らもオレと同じでした。是非、これからも継続的に購入させて欲しいです! それこそ定期的に」
意外な答えだった。
てっきり魔獣相手に善戦しただけで満足したかと思っていたのに。
「そういえば魔獣は結局どうなったんですか?」
「あのビッグボアでしたら、そこの猫さんが近づいたと同時くらいに力尽きたみたいで、大きな音をさせて倒れこみましたよ。魔獣の処理はこれからですが」
ふとコムギさんを見てみると、彼女は尻尾をピンと立てていて機嫌が良さそう。
多分目に見えない力でとどめを刺したんだろうけど、俺に見せないだけでコムギさんはかなり強い猫さんなのでは?
「そうでしたか。ところで、残りの二人はどちらに?」
「そのことなんですが、ムギヤマさん。この近くにある王都へ来ていただけないでしょうか?」
「え、王都?」
強力なライトで夜道を走ってそのまま昼間になっていたから、周辺に何があるのかまでは気にしていなかったが、ルゴー湾の近くに王国があったんだ。
だだっ広い海が眼前にあって、手前のルゴー湾には草原が広がっている。
荒れ果てた地面でもなく草原になっているという時点で、近くに町か村があってもおかしくないが、まさかの王都とは。
「はい! オレたちが暮らしているロディアーク王都に、ムギヤマさんを招待したいんです!」
「この近くに王都があるということは、王国はかなり大きい国なのでは?」
「そうですね、ロディアーク王都は王国の一部に過ぎません。王都はルゴー湾に面した位置にあるのですが、王国はここより遠い場所にあります」
「……なるほど」
駆け出し冒険者の彼らは近くの王都から外に出てきていたというわけか。王都が近くにあるなら、多少無謀でもすぐに帰れるという油断があったかもしれないな。
「どうですか?」
「気ままに移動販売をしてる身なので、いいですよ! そこでなら落ち着いて商売の話が出来そうですから」
「ありがとうございます! ムギヤマさんにとってもきっと悪い話じゃないと思います。王都にはいくつかギルドがありますし、オレたちよりも強い冒険者がいますから」
ミナギリンαの詳しい効果はともかくとしても、彼らにとっては経験したことのない効果があったみたいだし、商品の感触は悪くない。
「そうですか。ちなみに魔導車を王都に入れても?」
「問題ありません! 先に戻っていった彼らがムギヤマさんのことを伝えていると思いますので」
大したことがないように思えたのに、それほどの効果が生じるとは。しかも王都に招待されるなんて、ネット倉庫の効果は抜群だな。
「それではオレも一足先に戻ります。王都はこのまま街道を進んだ先に道しるべがありますので、そこまで来られましたら改めてお迎えに上がります」
「分かりました」
何だかいやに丁寧な青年だった。
彼が離れたので、コムギさんに真相を訊いてみることにする。
「ところであの魔獣はコムギさんが倒したのかな?」
「違うニャ。人間たちの積み重なったダメージの後に爪で引っ搔いただけで私じゃないのニャ」
どうやら彼らの手柄にしたいらしく、コムギさんは首を縦に振ることはなかった。
「そ、それじゃあ、王都に向かおうか」
「ウニャ!」
初めて注文したネット倉庫で、強力な強壮剤を頼み、それが見事に冒険者の心をつかむことが出来た。
俺が直接口にすることがないだけにその効果を知ることはないが、これからも需要に応えた商品を提供していければもっと楽しい旅になりそうだ。
試飲してもらった直後、低レベル帯の回復士が魔獣であるビッグボアに体当たりをし、ものの見事に行動不能にまで追いやってしまったからだ。
その結果、二人の戦士が残りの強壮剤を求めてくるのは必然だった。
「あ、あいつ、あんなに強かったっけ?」
「……いや、そもそも後衛だし。回復しか出来ないはず……というか、商人さん! オレらにもあいつみたいに強くなるドリンクを売ってください!!」
――待ってました……と言いつつ、俺は焦りながら壁のように積み上がった段ボール箱を手当たり次第に開封。
その結果、やはり残り二人分の瓶しか入っていなかった。
金貨三枚入れて冒険者パーティーを強化というのは、あまりにもコスパが悪いのでは?
確か投入口に金貨を入れれば入れるほど、俺自身のスキルが上がるという話だったのに、今回は見事に冒険者パーティーのみ。
これではいくら駆け出し冒険者たちを助けたうえ強化しても、商売あがったりになるのではないだろうか。
そう思っていたが、意外にも彼らが渡してきたのは金貨二十枚だった。
「え、こんなに?」
「気にしないでください!」
「そうですよ! じゃあっ!」
――といって、彼らも魔獣に向かっていった。
二人も体当たりに加わり、魔獣はすっかり身動きが取れなくなっている。それでも極端に弱くなるでもない魔獣は力尽きる気配を見せていない。
そんな状況が続いているにもかかわらず、彼らは全く怪我を負っているように見えず、その心配もないように見える。
何より、さっきまで逃げまくってへたり込んでいた者たちとはとても思えないくらいの強化っぷりだ。
「ニャフフ……楽しそうニャ~」
三人の冒険者がビッグボアに体当たりしまくる光景を、コムギさんはのんびりと眺めている。
「……ところで、コムギさん。ミナギリンαの効果って――」
「全身強化しまくりニャ」
「あれ、でもあの三人、さっきから体当たりばかりで致命傷を負わせてないような……」
「ウニャ」
最初の大人しそうな回復士が雄叫びを上げながら魔獣に体当たりした後、残りの二人も魔獣に向かって体当たりをしまくっているが、ビッグボアと呼ばれる魔獣はふらつきこそするものの、全く倒れる気配を見せていない。
そんな魔獣に対し、武器を所持していない三人は強化されたことに興奮して、体当たりだけで満足しているように見える。
「あれじゃあ何も意味がないような……」
高価な金貨で注文したのに魔獣一匹を倒せずにいるとか、ネット倉庫で注文した商品効果はそこまで強くないのだろうか。
「仕方ないニャ……」
「えっ?」
「トージはここで待っててニャ~」
「えええっ?」
いつまでたっても魔獣を倒せる見込みがなさそうな冒険者パーティーを援護でもするかのように、コムギさんが魔獣に向かって突進していってしまった。
コムギさんって守りに長けた猫じゃなかったっけ?
もしそうなら、ルーナさんに何て言われるか――などと、俺の心配をよそにコムギさんは今まで倒せずにいた三人のうちの一人の冒険者を連れて、俺のところに戻ってくる。
「ニャ~」
冒険者が近くにいるせいか、コムギさんはただの猫さんに戻っているようで、言葉を発してこない。
「商人さん、いえ、ムギヤマさん!!」
俺の前に戻ってきたのは、最初にミナギリンαを飲んで雄叫びを上げた回復士の男だった。
「どうでしたか?」
「もう最高でした!! まさかオレたちがあんな魔獣相手に体当たりして傷一つ負わずにいられたなんて、夢のようでしたよ~!」
「それは良かったです。それで、あのドリンクはリピートされますか?」
逃げまくっていたビッグボアに体当たりしただけで満足したとすれば、もしかしたら商品を継続しなくてもいいとか思われそうだが。
「もちろんですよ! あれだけ動いたのに全然疲れなくて、それどころかまだ力がみなぎってまして、この場にいない彼らもオレと同じでした。是非、これからも継続的に購入させて欲しいです! それこそ定期的に」
意外な答えだった。
てっきり魔獣相手に善戦しただけで満足したかと思っていたのに。
「そういえば魔獣は結局どうなったんですか?」
「あのビッグボアでしたら、そこの猫さんが近づいたと同時くらいに力尽きたみたいで、大きな音をさせて倒れこみましたよ。魔獣の処理はこれからですが」
ふとコムギさんを見てみると、彼女は尻尾をピンと立てていて機嫌が良さそう。
多分目に見えない力でとどめを刺したんだろうけど、俺に見せないだけでコムギさんはかなり強い猫さんなのでは?
「そうでしたか。ところで、残りの二人はどちらに?」
「そのことなんですが、ムギヤマさん。この近くにある王都へ来ていただけないでしょうか?」
「え、王都?」
強力なライトで夜道を走ってそのまま昼間になっていたから、周辺に何があるのかまでは気にしていなかったが、ルゴー湾の近くに王国があったんだ。
だだっ広い海が眼前にあって、手前のルゴー湾には草原が広がっている。
荒れ果てた地面でもなく草原になっているという時点で、近くに町か村があってもおかしくないが、まさかの王都とは。
「はい! オレたちが暮らしているロディアーク王都に、ムギヤマさんを招待したいんです!」
「この近くに王都があるということは、王国はかなり大きい国なのでは?」
「そうですね、ロディアーク王都は王国の一部に過ぎません。王都はルゴー湾に面した位置にあるのですが、王国はここより遠い場所にあります」
「……なるほど」
駆け出し冒険者の彼らは近くの王都から外に出てきていたというわけか。王都が近くにあるなら、多少無謀でもすぐに帰れるという油断があったかもしれないな。
「どうですか?」
「気ままに移動販売をしてる身なので、いいですよ! そこでなら落ち着いて商売の話が出来そうですから」
「ありがとうございます! ムギヤマさんにとってもきっと悪い話じゃないと思います。王都にはいくつかギルドがありますし、オレたちよりも強い冒険者がいますから」
ミナギリンαの詳しい効果はともかくとしても、彼らにとっては経験したことのない効果があったみたいだし、商品の感触は悪くない。
「そうですか。ちなみに魔導車を王都に入れても?」
「問題ありません! 先に戻っていった彼らがムギヤマさんのことを伝えていると思いますので」
大したことがないように思えたのに、それほどの効果が生じるとは。しかも王都に招待されるなんて、ネット倉庫の効果は抜群だな。
「それではオレも一足先に戻ります。王都はこのまま街道を進んだ先に道しるべがありますので、そこまで来られましたら改めてお迎えに上がります」
「分かりました」
何だかいやに丁寧な青年だった。
彼が離れたので、コムギさんに真相を訊いてみることにする。
「ところであの魔獣はコムギさんが倒したのかな?」
「違うニャ。人間たちの積み重なったダメージの後に爪で引っ搔いただけで私じゃないのニャ」
どうやら彼らの手柄にしたいらしく、コムギさんは首を縦に振ることはなかった。
「そ、それじゃあ、王都に向かおうか」
「ウニャ!」
初めて注文したネット倉庫で、強力な強壮剤を頼み、それが見事に冒険者の心をつかむことが出来た。
俺が直接口にすることがないだけにその効果を知ることはないが、これからも需要に応えた商品を提供していければもっと楽しい旅になりそうだ。
193
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
元・神獣の世話係 ~神獣さえいればいいと解雇されたけど、心優しいもふもふ神獣は私についてくるようです!~
草乃葉オウル ◆ 書籍発売中
ファンタジー
黒き狼の神獣ガルーと契約を交わし、魔人との戦争を勝利に導いた勇者が天寿をまっとうした。
勇者の養女セフィラは悲しみに暮れつつも、婚約者である王国の王子と幸せに生きていくことを誓う。
だが、王子にとってセフィラは勇者に取り入るための道具でしかなかった。
勇者亡き今、王子はセフィラとの婚約を破棄し、新たな神獣の契約者となって力による国民の支配を目論む。
しかし、ガルーと契約を交わしていたのは最初から勇者ではなくセフィラだったのだ!
真実を知って今さら媚びてくる王子に別れを告げ、セフィラはガルーの背に乗ってお城を飛び出す。
これは少女と世話焼き神獣の癒しとグルメに満ちた気ままな旅の物語!
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
転移特典としてゲットしたチートな箱庭で現代技術アリのスローライフをしていたら訳アリの女性たちが迷い込んできました。
山椒
ファンタジー
そのコンビニにいた人たち全員が異世界転移された。
異世界転移する前に神に世界を救うために呼んだと言われ特典のようなものを決めるように言われた。
その中の一人であるフリーターの優斗は異世界に行くのは納得しても世界を救う気などなくまったりと過ごすつもりだった。
攻撃、防御、速度、魔法、特殊の五項目に割り振るためのポイントは一億ポイントあったが、特殊に八割割り振り、魔法に二割割り振ったことでチートな箱庭をゲットする。
そのチートな箱庭は優斗が思った通りにできるチートな箱庭だった。
前の世界でやっている番組が見れるテレビが出せたり、両親に電話できるスマホを出せたりなど異世界にいることを嘲笑っているようであった。
そんなチートな箱庭でまったりと過ごしていれば迷い込んでくる女性たちがいた。
偽物の聖女が現れたせいで追放された本物の聖女やら国を乗っ取られて追放されたサキュバスの王女など。
チートな箱庭で作った現代技術たちを前に、女性たちは現代技術にどっぷりとはまっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる