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脱線事故
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私は無口な男ではない。討論で論理的に相手を追いつめるのは得意だ。法律の解釈について、学院で共に法を学んだ友人と心ゆくまで語り合うのも好きだ。
しかし、私が会話を続けるには、ある燃料が必要だった。それは政治とか、経済とか、そしてなにより法律とか、そういった話題だ。興味ある分野であれば、石炭をどんどん放り込まれ驚異的な馬力をだす蒸気機関車のように私はいつまでだって喋り続けることができた。
ただ令嬢達にとっては、部屋の隅にネズミを見つけたのと同じくらい拒絶反応がでる話題のようで、一刻も早くそこから離れたいと、私の話しから逃げ出してしまう。
女性が好む話題を見つける。それは私にとって難題だった。
『月に1度婚約者のご機嫌伺いをするべし』という父の決め事を私は守らなかった。私は週に1度は彼女と交流し、結婚の時期を早めて欲しいと父に要請した。こと婚約に関しては、期待を裏切り続けた息子が逆の形で予想を裏切ってきたので、彼は非常に驚いて「妊娠でもさせたのか」と聞いてきた。
妊娠させると結婚時期が早まるならそうします。と答えると、父はそれはしなくていいと私を説得し、結婚式を半年後に設定してくれた。
結婚が決まったことを告げるとソフィアはとても喜んだ。そして嬉しそうな彼女を見る度に私はとても幸福を感じた。結婚式はすぐですねと彼女は言うが、私にはとても長く感じられた。彼女に触れたいのにできない状況がこれほどまでに胸を苦しくさせるとは知らなかったのだ。
触れることができない代わりに、私は彼女を楽しませる会話ができる男になりたかった。あれこれと思いつく話題をぶつけていくうちに、すぐに私は気づいた。ソフィアはネズミから逃げない女性なのだと。
法律の話をしてやると、ソフィアは真面目な顔でよく聞いてくれた。そのうちに紙に何やら書き始め「とても勉強になります」と学生のような態度になって質問さえするようになった。
私たちはすっかり法律を教える教授と、学校に入学したての無学な生徒のような関係になり、何時間も話が続く間柄になった。
私は上手くやっていると思っていた。だから独りよがりな話題を押し付けて、法律と言う燃料をガンガン投入して機関車を暴走させているのだと気づかなかった。
結果、機関車はレールを外れて脱線事故を起こした。取り返しのつかないことを私はしでかした。
◇◇◇ ◇◇◇
我が国の第3王子が、3大公爵家の1つビアス家の息女と整っていた婚約を一方的に破棄するという、前代未聞の醜聞が国中を駆け巡ったのは、私とソフィアの結婚式の日取りが決まった頃だった。
第3王子とビアス家の息女は幼い頃から婚約を結び、仲睦まじい2人として有名だったが、昨年から王子の様子が一変し、あろうことか、王家主催のパーティーで自分の侍女を着飾らせ、婚約者を差し置いてエスコートした挙句、公人の面前で「真実の愛を私は見つけた」と酔ったように叫び、公爵家の息女に婚約破棄を言い渡した。公爵側は怒り狂い、即刻婚約は解消となった。第3王子は王族位を失い、もう公の場に出てくることはできないだろうと人々は噂しているが、彼が今後どうなるのかはまだ未定だ。
ゴシップに興味のない私だが、さすがにこの話に法務局の人間は度肝を抜かれた。特にビアス家の敷地に建設された、二人がこれから暮らすはずだった小さな宮殿のような館には、国庫からも多額の建設費用が費やされている。
王家と公爵家の間で動く金額と手続きの恐ろしい複雑さを予想し、同僚たちと私は心をザワザワとさせた。法律的な観点から、これから起きるであろう泥仕合のような責任のなすり合いに、闘牛の試合を見るような、変な興奮を覚えずにはいられなかった。
ソフィアとのお茶の席で、この婚約破棄の話題は私の舌をとても滑らかに動かした。
「貴族間の政略結婚に、愛など必要ないだろうに」
私の口からさらっとこぼれた一言に、ソフィアの「え?」という驚きの声が聞こえた。
「ダニエル様は結婚生活に愛情は必要ないとお考えですか?」
「愛情は数値化できない、さらに個人によって意味合いが変わる。そんな不確実性の高いものを基準とするよりは、両家の利益を明確にできる結婚のほうが合理性がある」
「そう……ですか」
彼女の返事を聞いた時、私は何か悪い方の手ごたえを感じた。
でも、何を間違えてしまったのか分からない。会話に不具合が起きた時どう対処するかを私は知らず、居心地が悪くなったのを隠すように、1人またしゃべり続けてしまった。
結局、私は黙っている時とたいして変わっていなことに気づけなかった。会話とは双方向であるべきなのに、ソフィアがどんな気持ちでいるのかを知ろうとしなかった。
◇◇◇ ◇◇◇
第3王子が起こした面倒事は、書類作成と言う形で私を多忙にさせた。今回の事件には王族が関係し国庫からも金が動いた。財務局と法務局は後始末をつけるため、まったくもって迷惑な話だが仕事が増えた。週に1度婚約者に会いに行く時間は、新たな仕事に食われて消えた。
国政のために働いてただでさえ忙しいのに、「真実の愛」などと馬鹿げたことを始めた男のせいで、ソフィアと会う時間が削られるなんて腹立たしかった。彼女に会う時間を生み出すために、睡眠時間を犠牲にした。それで私は少し判断力を欠いていた。
久しぶりに会ったソフィアは少し元気が無かった。私を楽しませようと見つけてくる小話もしなかった。私はいつものように法律の授業のような話を始めたが、今日の彼女はなんだか上の空だった。
「今回の第3王子殿下の騒動で、婚約破棄にはこれほど面倒な後処理があるのだと、驚いたが興味も湧いたのだ」
ソフィアは頷くものの、あまり関心を示さない。私はそのままいつものように喋り続けた。
「しかし面倒といえど今回の件は1軒の館の所有権を明らかにするだけだ。だがもし、私達の結婚を破棄するとなるともっと複雑だ。新規鉄道事業に公爵家は莫大な出資をしている。だが、両家の婚姻による結びつきが切れれば、果たして共同事業を続けることなどできるだろうか? ではわが家が事業から撤退する? すでに始まっている工事もある。資材も買い付け人材も集めて、もう事業は走り出しているんだ」
私はしばし頭の中の世界に入ってしまった。この頃の忙しさの腹いせに、複雑な法律手続きを想定して頭の中で遊んでいた。それは私が法律を学んでからよくする趣味のようなものだった。
「私達の結婚が破棄になったら、それは面白いことになるだろう。この頃想像するのをやめられないんだ」
様々な法律を双方が持ち出して、どっちの責任かと戦う。私は剣で戦うことはないが、法律知識によって戦ってきた。だからこの戦いはそうとう苦戦するだろうし、それだけに想像すると楽しかった。
「私たちの婚約を破棄することを考えていますか?」
ソフィアが聞いてきたので私は彼女の顔も見ず、頭の中の法律書を眺めながら「もちろんそうだよ」と軽く答えた。
「楽しくて、考えるのを止められないんだ。どの時期に婚約破棄するのが最も両家のダメージになるか、色々な条件で試算した。その結果……」
その答えに行きついた時の気持ちの高ぶりが戻ってきて、思わず笑ってしまった。
「婚約破棄するなら結婚式の1カ月前が1番良い。この良いっていうのは最悪の事態を引き起こすという意味だよ」
彼女は黙ったままでいるので、私の話しに興味があるのだと受け取って、揚々と語って聞かせた。
ようやく彼女の顔を見た時、何故か彼女は泣いていた。
こぼれ落ちる涙の雫を、不思議な気持ちで眺めた。何が起きているのか理解できず、頭の中が緊急事態だと叫ぶのに、呆然とするしかできなかった。
「そうですか、そうですよね、そうですよね、そうに決まっていたのに、そうですよね」
「そうですよね、とは何が?」
「私が……空気だということです」
彼女が部屋から走って去った後、何を言われたのか頭の中で反芻した。
「婚約破棄するなら、今すぐしてください」そうソフィアは言った。
婚約破棄? 私たちのことを言っているのか?
どうしてそんな話になったのだ。
私はこんなにもあなたとの結婚を待ち望んでいるのに。
私はいったい彼女に何をしてしまったのか、冷静に考えようとしたが思考がうまく回らない。長い時間をかけて、ようやく「彼女は誤解している」という結論に行きつき、「誤解を解く」という解決方法を見出した。
しかし、彼女には会えなかった。取り次ぐ侍女は「お嬢様は気分がすぐれないので、お会いできないそうです。失礼をお詫びします」と繰り返す。
私は不安を抱えたまま帰ることにした。
しかし、私が会話を続けるには、ある燃料が必要だった。それは政治とか、経済とか、そしてなにより法律とか、そういった話題だ。興味ある分野であれば、石炭をどんどん放り込まれ驚異的な馬力をだす蒸気機関車のように私はいつまでだって喋り続けることができた。
ただ令嬢達にとっては、部屋の隅にネズミを見つけたのと同じくらい拒絶反応がでる話題のようで、一刻も早くそこから離れたいと、私の話しから逃げ出してしまう。
女性が好む話題を見つける。それは私にとって難題だった。
『月に1度婚約者のご機嫌伺いをするべし』という父の決め事を私は守らなかった。私は週に1度は彼女と交流し、結婚の時期を早めて欲しいと父に要請した。こと婚約に関しては、期待を裏切り続けた息子が逆の形で予想を裏切ってきたので、彼は非常に驚いて「妊娠でもさせたのか」と聞いてきた。
妊娠させると結婚時期が早まるならそうします。と答えると、父はそれはしなくていいと私を説得し、結婚式を半年後に設定してくれた。
結婚が決まったことを告げるとソフィアはとても喜んだ。そして嬉しそうな彼女を見る度に私はとても幸福を感じた。結婚式はすぐですねと彼女は言うが、私にはとても長く感じられた。彼女に触れたいのにできない状況がこれほどまでに胸を苦しくさせるとは知らなかったのだ。
触れることができない代わりに、私は彼女を楽しませる会話ができる男になりたかった。あれこれと思いつく話題をぶつけていくうちに、すぐに私は気づいた。ソフィアはネズミから逃げない女性なのだと。
法律の話をしてやると、ソフィアは真面目な顔でよく聞いてくれた。そのうちに紙に何やら書き始め「とても勉強になります」と学生のような態度になって質問さえするようになった。
私たちはすっかり法律を教える教授と、学校に入学したての無学な生徒のような関係になり、何時間も話が続く間柄になった。
私は上手くやっていると思っていた。だから独りよがりな話題を押し付けて、法律と言う燃料をガンガン投入して機関車を暴走させているのだと気づかなかった。
結果、機関車はレールを外れて脱線事故を起こした。取り返しのつかないことを私はしでかした。
◇◇◇ ◇◇◇
我が国の第3王子が、3大公爵家の1つビアス家の息女と整っていた婚約を一方的に破棄するという、前代未聞の醜聞が国中を駆け巡ったのは、私とソフィアの結婚式の日取りが決まった頃だった。
第3王子とビアス家の息女は幼い頃から婚約を結び、仲睦まじい2人として有名だったが、昨年から王子の様子が一変し、あろうことか、王家主催のパーティーで自分の侍女を着飾らせ、婚約者を差し置いてエスコートした挙句、公人の面前で「真実の愛を私は見つけた」と酔ったように叫び、公爵家の息女に婚約破棄を言い渡した。公爵側は怒り狂い、即刻婚約は解消となった。第3王子は王族位を失い、もう公の場に出てくることはできないだろうと人々は噂しているが、彼が今後どうなるのかはまだ未定だ。
ゴシップに興味のない私だが、さすがにこの話に法務局の人間は度肝を抜かれた。特にビアス家の敷地に建設された、二人がこれから暮らすはずだった小さな宮殿のような館には、国庫からも多額の建設費用が費やされている。
王家と公爵家の間で動く金額と手続きの恐ろしい複雑さを予想し、同僚たちと私は心をザワザワとさせた。法律的な観点から、これから起きるであろう泥仕合のような責任のなすり合いに、闘牛の試合を見るような、変な興奮を覚えずにはいられなかった。
ソフィアとのお茶の席で、この婚約破棄の話題は私の舌をとても滑らかに動かした。
「貴族間の政略結婚に、愛など必要ないだろうに」
私の口からさらっとこぼれた一言に、ソフィアの「え?」という驚きの声が聞こえた。
「ダニエル様は結婚生活に愛情は必要ないとお考えですか?」
「愛情は数値化できない、さらに個人によって意味合いが変わる。そんな不確実性の高いものを基準とするよりは、両家の利益を明確にできる結婚のほうが合理性がある」
「そう……ですか」
彼女の返事を聞いた時、私は何か悪い方の手ごたえを感じた。
でも、何を間違えてしまったのか分からない。会話に不具合が起きた時どう対処するかを私は知らず、居心地が悪くなったのを隠すように、1人またしゃべり続けてしまった。
結局、私は黙っている時とたいして変わっていなことに気づけなかった。会話とは双方向であるべきなのに、ソフィアがどんな気持ちでいるのかを知ろうとしなかった。
◇◇◇ ◇◇◇
第3王子が起こした面倒事は、書類作成と言う形で私を多忙にさせた。今回の事件には王族が関係し国庫からも金が動いた。財務局と法務局は後始末をつけるため、まったくもって迷惑な話だが仕事が増えた。週に1度婚約者に会いに行く時間は、新たな仕事に食われて消えた。
国政のために働いてただでさえ忙しいのに、「真実の愛」などと馬鹿げたことを始めた男のせいで、ソフィアと会う時間が削られるなんて腹立たしかった。彼女に会う時間を生み出すために、睡眠時間を犠牲にした。それで私は少し判断力を欠いていた。
久しぶりに会ったソフィアは少し元気が無かった。私を楽しませようと見つけてくる小話もしなかった。私はいつものように法律の授業のような話を始めたが、今日の彼女はなんだか上の空だった。
「今回の第3王子殿下の騒動で、婚約破棄にはこれほど面倒な後処理があるのだと、驚いたが興味も湧いたのだ」
ソフィアは頷くものの、あまり関心を示さない。私はそのままいつものように喋り続けた。
「しかし面倒といえど今回の件は1軒の館の所有権を明らかにするだけだ。だがもし、私達の結婚を破棄するとなるともっと複雑だ。新規鉄道事業に公爵家は莫大な出資をしている。だが、両家の婚姻による結びつきが切れれば、果たして共同事業を続けることなどできるだろうか? ではわが家が事業から撤退する? すでに始まっている工事もある。資材も買い付け人材も集めて、もう事業は走り出しているんだ」
私はしばし頭の中の世界に入ってしまった。この頃の忙しさの腹いせに、複雑な法律手続きを想定して頭の中で遊んでいた。それは私が法律を学んでからよくする趣味のようなものだった。
「私達の結婚が破棄になったら、それは面白いことになるだろう。この頃想像するのをやめられないんだ」
様々な法律を双方が持ち出して、どっちの責任かと戦う。私は剣で戦うことはないが、法律知識によって戦ってきた。だからこの戦いはそうとう苦戦するだろうし、それだけに想像すると楽しかった。
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ソフィアが聞いてきたので私は彼女の顔も見ず、頭の中の法律書を眺めながら「もちろんそうだよ」と軽く答えた。
「楽しくて、考えるのを止められないんだ。どの時期に婚約破棄するのが最も両家のダメージになるか、色々な条件で試算した。その結果……」
その答えに行きついた時の気持ちの高ぶりが戻ってきて、思わず笑ってしまった。
「婚約破棄するなら結婚式の1カ月前が1番良い。この良いっていうのは最悪の事態を引き起こすという意味だよ」
彼女は黙ったままでいるので、私の話しに興味があるのだと受け取って、揚々と語って聞かせた。
ようやく彼女の顔を見た時、何故か彼女は泣いていた。
こぼれ落ちる涙の雫を、不思議な気持ちで眺めた。何が起きているのか理解できず、頭の中が緊急事態だと叫ぶのに、呆然とするしかできなかった。
「そうですか、そうですよね、そうですよね、そうに決まっていたのに、そうですよね」
「そうですよね、とは何が?」
「私が……空気だということです」
彼女が部屋から走って去った後、何を言われたのか頭の中で反芻した。
「婚約破棄するなら、今すぐしてください」そうソフィアは言った。
婚約破棄? 私たちのことを言っているのか?
どうしてそんな話になったのだ。
私はこんなにもあなたとの結婚を待ち望んでいるのに。
私はいったい彼女に何をしてしまったのか、冷静に考えようとしたが思考がうまく回らない。長い時間をかけて、ようやく「彼女は誤解している」という結論に行きつき、「誤解を解く」という解決方法を見出した。
しかし、彼女には会えなかった。取り次ぐ侍女は「お嬢様は気分がすぐれないので、お会いできないそうです。失礼をお詫びします」と繰り返す。
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