【完結】悪役令息⁈異世界転生?したらいきなり婚約破棄されました。あれこれあったけど、こんな俺が元騎士団団長に執着&溺愛されるお話

さつき

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51、魔     *イメージAI画像あり

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12、吊るされた男、
■正位置:試練、修行、努力、苦労が報われる
■逆位置:報われない苦悩、徒労とろう、投げやり

13死神、
■正位置:強制終了、中止、破局、終焉しゅうえん停止
■逆位置:再生、再スタート、起死回生きしかいせい、新展開

14節制、
■正位置:循環じゅんかん、順調、調和、管理、淀みない
■逆位置:浪費、淀み、不均衡ふきんこう、停止、惰性だせい

15悪魔、
■正位置:誘惑、堕落だらく、裏切り、破滅、依存
■逆位置:解放、再生、目覚め、執着を手放す

16塔、
■正位置:災害、災難、事故、崩壊ほうかいショック
■逆位置:不名誉、緊迫状態きんぱくじょうたい、受難、不安定

                   ***

《…始まったわね》
《………》
《………ッ》
《ねぇ、腐ァビュラス神、御超腐神おちょうふじん2人は……、どうなるかは……う腐腐腐♡》

                   ***

崩壊ほうかいは小さなところから始まった。
小さな小さなところから。
今までしいたげられていた者が、ただこわくて自分をかばうために挙げた手が偶然ぐうぜん危害を加えようとした人族主義者の身体に触れた。
ただ触れたはずだが、勢いがあった為身体の弱っていた?人族主義者は死んでしまった。
人族主義者が多い国。
サンブックとリーンコック。
サンブックの国王と王妃、そして第一王子は民衆に殺されてしまった。
他の王族は、散り散りになり行方知らずになっていた。
サンブックの隣国であるリーンコックの皇帝もまた、帝国民たちに重い税を課していた。
逃げ延びたサンブックの王族や貴族もいたが、小さなほころびが時間とともに大きくなっていった。
せ細った獣人族たちと、痩せおとろえた人族たち。
他の種族の者たちは、ただ見ていた。
食べ物は王城の蔵に貯め込まれていた。
皇帝の残虐性ざんぎゃくせいに恐れをなしていた者たちは、危機がせまるとあっさりと皇帝を捨てた。
ある程度の魔法は皇帝も使えたが、元々身体が丈夫な多数の獣人族に負けてしまった。
子を目の前で殺された者。
大事な者を縛りあげ残虐行為の末殺された者。
皇帝のみが楽しむため、犯罪者奴隷でもない者を獣人族1人対人族数人で戦わせた。皇帝の気分次第で、つまらない試合をしたからと勝者も殺してしまったりしていた。
腐ェニックス神が、宰相の家の地下牢を壊したと同時に、他の場所でも同じような現象が起きていた。
獣人族だけではなく、罪のある者までもが解放されたのだった。
たった数日間で、リーンコックにいた人族のほとんど居なくなってしまった。
大地は血を吸い、死肉を魔物がらい、かつての闇の国、男だけの世界に近づいたリーンコック。
ただココは、光と闇が交互にくる場所だったので魔族のほとんどが日中の光を避けていた。
魔族の魔力を駆使くしし地下に家を作っていった。やがてそれは、地下帝国をきずく勢いで広がり、地上には獣人族、地下には魔族が多く住む様になっていった。
すぐ隣の国のサンブックは、王族はいないまま形だけの貴族位で、ウォード公爵家を筆頭にそれぞれの領地のギルドを通して情報交換もしていた。
定期的に選挙をし、複数人選ばれた者たちがそれぞれの領主を監視と領民の意見をまとめたりしていた。
種族は関係なく選ばれ、食料確保の為の農地改革、魔物が多い所では冒険者を雇い討伐とうばつし、魔物肉の流通もギルドが請負うけおいしていた。
    
          ***


傲慢ごうまんのルシファー→ルシ
怠惰《たいだ》のベルフェゴール→べル
色欲のアスモデウス→アス

ルシ「ここの土地も美しくないし、なんだか飽きてきたねぇ、これ以上は私のお肌に悪いわぁ」
べル「せっかく落ち着いてきたのに、動くのめんどくさっ!!」
アス「まぁ、ここもあまり美味しい者たちが減ったから、つまみ食い程度にしか食べてないし極上の者を探しに出るのも面白そうだ」
ルシ「あらぁ?じゃあ、私とアスモデウスとでどっか美しい者探ししに行く?」
アス「そういえば、隣の国に面白いヤツが人族にまぎれて何かしてるらしいぞ」
ルシ「あらぁ?誰かしら。ってことよね?」
アス「たぶんな?」
ルシ「たぶんって、じゃあ、違うかもしれないってことよね?」
ベル「………。」
ルシ「あらぁ?ベルフェゴールは何か知ってる…のね?もぉ、思考を読もうとしたのにはね返さないでよ!!痛いじゃ無い!!私のお肌に傷が付いたらどぉしてくれるのよ!!」
ベル「……」
アス「おまえならすぐ治るだろ。考えてる事を読まれたり見られるのは誰でも嫌だろうが、許可もなく読むな!!見るな!!近っ!!こらっ近寄るな!!やばい!!」
ルシ「もぉ~、2人とも行くわよ!!」
べル・アス「「えっ?!」」

       ***

月日は流れアロンとシエルの子どもたちは育っていた。
長男のリアンは、紺色の髪に青色の瞳。
体格はアロンに似たのが一番大きく、まるで年齢差がある兄弟のように育った。
次男のセレネは、金色の髪に紫色の瞳。
一番小柄で華奢きゃしゃ
三男のエセルは、日中は銀色の髪に紫色の瞳。
夜は黒髪に赤い瞳だった。
幼少の頃に背中がムズムズすると言いだし、背中を見ると可愛い小さな羽が生えていた。
鳥系の獣人族の羽の様にも見えるが独特の形だったり自分の意思で大きさなども変えれるようだった。
まだ、羽では飛べないようで、小さな子どもに羽がある姿を見て、シエルとアロンだけではなくウォード公爵邸の皆ももだえていた。
一時期、エセルの羽に似せた薄い布で作られた羽が流行り背中にくっつけたり服に直接縫い付けたりするのが流行っていた。
エセルの服は背中に羽が出し入れしやすい様に切れ込みがあり羽を出した時に服の背中部分が肌けないように工夫された作りになっていた。
服飾関連、建築関連、その他にも素晴らしい者たちがそろっていた。
リーンコックから来た獣人族たちも、痩せ細った身体が嘘だったかのように、健康的な身体つきになり自分がしたいと思う仕事を、それぞれしていた。
はじめに興味を持ったのが、料理だったからか大人5人のうち2人は料理人になり、1人は農作物を作るかたわらウォード公爵家の庭師に混じりながら土の改良や実験的な畑で研究を楽しんでいた。
あとの2人は孤児院のお手伝いをしたり、定期的に町に子どもたちとお買い物したりしていた。

3歳にしては小さかったは、ミーユ付きのメイドとして働きたいと言い出したが、「子どものうちはたっぷりの睡眠とちゃんとした食事が大切、そしてお勉強も大切よ!」とミーユに言われ、シエルとアロンの子どもたちと同じ年齢だったこともあり乳兄弟たちと一緒に、勉強し色々な体験もしながら成長していった。
あれから12年が経ち子どもたちは15歳の成人となった。
15歳から18歳の学園も見直しされ、7歳から15歳まで学園に通う制度も作られた。
サンブックの各領地に孤児院と学校が作られ、身分、性別、種族にこだわらず学びたい者はそこで学び、実質イドバ町のウォード公爵家の領地が王都のような状態になっていた。
農地改革、建築を主に大人向けの講義こうぎと実戦も、ギルドを通しおこなわれていった。

「やぁ、ここ数年画期的な発明で活気的に変わったよね、ベリベリちゃん、サイラスちゃん」
「「……」」
「なぜ2人は助祭のまま上がろうとしないの?地位的にはもう一人立ちして一教会を任せれる立場なんだよ?」
「私は……。」
BL教会の教皇スコティの言葉にサイラスは答うようとした時
「教皇、俺は上に上がってあれこれ仕事がふえるのがめんどうだ。このまま、下っぱのまま気楽にしていたいからな。」
「そうは言っても、それでは下の者に示しがつかないっていうのは建物たてまえがお忙しいのですか?動きやすい様にフリーの司教という立場になりませんか?ココに常にとらわれずに、布教活動や説法の為と言い訳…ゴホッ、まぁ、あちこちいけますしお二人にはそちらの方がいいかもしれませんね。儀式はしたことにして、書類だけサインして下さったら種族も身分、性別もココでは皆等しくなので関係ないですよ?どうですか?」
「貴方の言葉は、なお誘いで、私なんかより言葉にを操るのかうまいな」
「あらぁ?ベリベリちゃんに褒められたちゃったわね。的でも、一応この書類にサインしてくれたらうれしいわ。う腐腐腐♡」
2人はやっと一番下っぱの助祭から2番手の位置フリーの司教としての地位を得たのだった。

4人の元天使たち、今は魔族はサンブックにいると名乗っているBL教会の司教に会った途端、笑い転げていた。
はニヤリと笑った。
「お久しぶりですね。あなたたちも、聖職者になりませんか?なかなか面白いですよ?美味しいがゴロゴロ転がってますし、教皇スコティ様も得体の知れない何かですし、暇つぶしにはなりますよ?」
「美しい者もいるのか?」
「めんどくさいから、パス」
「暇だけど、堅苦しそうな服装だなぁ」
ルシファ、ベルフェゴール、アスモデウスの順でべりという堕天使のうちの1人こと、は答えた。
「皆、同じ様な境遇きょうぐうだろ。1番得体の知れない教皇、獣人族も多く、人族なのに闇が多い面白いやつもいる。面白いとこには、面白いヤツや、変なヤツも集まってくる。悪魔以上の悪魔っぽい教皇は、そこそこ顔も良いし美味しいぞ」
「「「!!!」」」

やがてBL教会に、新しい仲間が増えた。

ウォード公爵家では、使用人はもちろん領民たちも成人を迎える子どもたちの為、お祝いのうたげを開いた。
アロンとシエルの子、エセルは悩んでいた。
日中は銀髪と紫の瞳の天族、日が沈むと黒髪に赤い瞳の夢魔になるのだった。
幼い頃から知っているウォード公爵家の者たちには普通に接してくれている者の、他の領地の者たちや初めて会うものたちには、なるべく夜には会わないことにしていた。
赤い目の持ち主のほとんどが、魔力量が多く恐れられる事が多かった。
悪魔や魔族も赤い目が多かった。
エセルは、冒険者として活躍していたが日中は、夜はと名乗っていた。
そして、同じ様に学び同じ年齢のかれていた。
日中はウォード公爵家本邸で、ミーユに逢うふりをしミーユ付きの使用人リアナに逢いにいっていた。
ミーユ25歳、エセルたちは15歳
ウォード公爵家の者の中には、年齢差や体格差がある夫婦(夫)が多くいたので、まだ未婚の2人はそういう仲だと思われていた。
ウォード公爵当主は、ミーユの結婚相手をことごとく阻止していたのでこの世界では珍しく、ミーユは未婚のまま25歳を過ぎていた。
ミーユは、ミーユで結婚に対してめんどくさいと思っていたので兄たちのように、それぞれ好きな事をしていた。
ミーユは、アロンの弟アイザック・ローレンス48歳と一緒に魔道具を作り、魔力が少ないものでも使える低価格な魔道具を作ろうと頑張っていた。
エセルは、ミーユのそばにいるリアナをただ見ているだけだった。


 


*イメージAI画像あります。
イメージを壊したくない方は、薄目で視界をぼやかすか、スルッとスルーしていただければ幸いです。







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