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女神の加護
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「ど、どういうことだ⋯⋯確かに大蛇の頭は真っ二つに割れていたはず」
だが今目の前にいる大蛇の頭は元に戻っているため、俺は夢でも見ていたのかと疑ってしまう。
「もしかして再生したのか?」
トカゲなどは、尻尾を斬られたとしても元に戻ることがある。魔界の魔物なら瞬時に再生してもおかしくないのか? いや⋯⋯
だがこの時、俺はある違和感に気づいた。
「血が出てない⋯⋯男に斬られた時、全くと言っていいほど血が出てなかったぞ」
「その通りです。魔界の生物は精神生命体のため、肉体という概念がないのです」
「精神生命体? 肉体の概念がない⋯⋯だと⋯⋯」
ただのデカい魔物に見えるけど⋯⋯魔界の魔物⋯⋯厄介だな。だがこのままだと大蛇には手が出せないってことになるのか?
「マシロはどうやってこの大蛇を倒せばいいかわかっているんだろ? 教えてくれ」
「安心して下さい。私やユートなら魔界の魔物を倒すことが出来ます」
「もしかして神剣のことを言ってるのか?」
いや、まてよ。神剣だけならマシロは関係ない。そうなると俺とマシロが関係しているのは⋯⋯
「セレスティア様の加護か」
「ええ⋯⋯精神生命体である魔界の生物は闇の女神の加護を受けています。セレスティア様の聖なる力があれば、闇の女神の加護を消し去るなど容易いです」
ふふんっと得意気な声が聞こえそうなくらい、マシロは胸を張る。
だけど俺に取っては助かるけど、裏を返せばこの世界の大半の人間は魔界の魔物に対して有効なダメージを与えられないということになる。
そのため、一つの街を滅ぼすことなど容易に出来るということだ。
ん? そういえばレッケさんが西方の街が一つ滅ぼされたって言ってたな。さっきの中年男性もよくも我が故郷をって口にしていたし、まさかこの大蛇がその元凶なのか!
益々見過ごすことが出来ないな。
この大蛇は必ずここで仕留めてみせる!
俺は神剣を抜き、大蛇へと切っ先を向ける。
「俺と神剣なら倒せるってことだな」
「そのとおりです。くれぐれも油断だけはしないように」
「わかってる。真実の目」
俺はスキルを口にすると立体映像が目に映り、大蛇の能力の詳細が見えてきた。
名前:ディザスタースネイク
性別:雄
種族:魔蛇
レベル:52/66
力:521
素早さ:600
防御力:182
魔力:382
HP:511
MP:86
スキル:魔蛇の牙・猛毒
魔法:なし
称号:デスペリアの加護
これはマシロの言う通り、油断出来ない能力だけど敵わない相手ではない。
俺は大地を力強く蹴り、ディザスタースネイクへの接近を試みる。
今の俺には神聖身体強化魔法の強化がかかっていため、一瞬でディザスタースネイクの元へと辿り着いた。
そして上段から剣を振り下ろし、ディザスタースネイクの頭を真っ二つにする。
奇しくも先程の中年男性と同じ展開になった。
しかしこの後の結末は違う。
二つに割れた頭は元に戻ることはなく、ディザスタースネイクはその場に崩れ落ちるのであった。
「ご苦労でした」
マシロは労いの言葉をかけながら、俺の肩に乗る。
「街の人達がいないのは、今の魔物のせいなのかな?」
「どうですかね。その割には建物が壊された形跡はありません。それに私の感知に引っかからず、一度に人がいなくなるのはどう考えてもおかしいです」
「あの大蛇に丸呑みにされ⋯⋯た訳ないか」
いくら大きくても街の人達を全員呑み込むなど不可能だ。そうなると街の人達は本当にどこに行ったんだ?
「もう少し探してみようか」
「仕方ないですね。わかりました」
俺達は誰か生き残った人がいないか街を歩く。しかし残念ながら、この街で人を見つけることが出来なかった。
だが今目の前にいる大蛇の頭は元に戻っているため、俺は夢でも見ていたのかと疑ってしまう。
「もしかして再生したのか?」
トカゲなどは、尻尾を斬られたとしても元に戻ることがある。魔界の魔物なら瞬時に再生してもおかしくないのか? いや⋯⋯
だがこの時、俺はある違和感に気づいた。
「血が出てない⋯⋯男に斬られた時、全くと言っていいほど血が出てなかったぞ」
「その通りです。魔界の生物は精神生命体のため、肉体という概念がないのです」
「精神生命体? 肉体の概念がない⋯⋯だと⋯⋯」
ただのデカい魔物に見えるけど⋯⋯魔界の魔物⋯⋯厄介だな。だがこのままだと大蛇には手が出せないってことになるのか?
「マシロはどうやってこの大蛇を倒せばいいかわかっているんだろ? 教えてくれ」
「安心して下さい。私やユートなら魔界の魔物を倒すことが出来ます」
「もしかして神剣のことを言ってるのか?」
いや、まてよ。神剣だけならマシロは関係ない。そうなると俺とマシロが関係しているのは⋯⋯
「セレスティア様の加護か」
「ええ⋯⋯精神生命体である魔界の生物は闇の女神の加護を受けています。セレスティア様の聖なる力があれば、闇の女神の加護を消し去るなど容易いです」
ふふんっと得意気な声が聞こえそうなくらい、マシロは胸を張る。
だけど俺に取っては助かるけど、裏を返せばこの世界の大半の人間は魔界の魔物に対して有効なダメージを与えられないということになる。
そのため、一つの街を滅ぼすことなど容易に出来るということだ。
ん? そういえばレッケさんが西方の街が一つ滅ぼされたって言ってたな。さっきの中年男性もよくも我が故郷をって口にしていたし、まさかこの大蛇がその元凶なのか!
益々見過ごすことが出来ないな。
この大蛇は必ずここで仕留めてみせる!
俺は神剣を抜き、大蛇へと切っ先を向ける。
「俺と神剣なら倒せるってことだな」
「そのとおりです。くれぐれも油断だけはしないように」
「わかってる。真実の目」
俺はスキルを口にすると立体映像が目に映り、大蛇の能力の詳細が見えてきた。
名前:ディザスタースネイク
性別:雄
種族:魔蛇
レベル:52/66
力:521
素早さ:600
防御力:182
魔力:382
HP:511
MP:86
スキル:魔蛇の牙・猛毒
魔法:なし
称号:デスペリアの加護
これはマシロの言う通り、油断出来ない能力だけど敵わない相手ではない。
俺は大地を力強く蹴り、ディザスタースネイクへの接近を試みる。
今の俺には神聖身体強化魔法の強化がかかっていため、一瞬でディザスタースネイクの元へと辿り着いた。
そして上段から剣を振り下ろし、ディザスタースネイクの頭を真っ二つにする。
奇しくも先程の中年男性と同じ展開になった。
しかしこの後の結末は違う。
二つに割れた頭は元に戻ることはなく、ディザスタースネイクはその場に崩れ落ちるのであった。
「ご苦労でした」
マシロは労いの言葉をかけながら、俺の肩に乗る。
「街の人達がいないのは、今の魔物のせいなのかな?」
「どうですかね。その割には建物が壊された形跡はありません。それに私の感知に引っかからず、一度に人がいなくなるのはどう考えてもおかしいです」
「あの大蛇に丸呑みにされ⋯⋯た訳ないか」
いくら大きくても街の人達を全員呑み込むなど不可能だ。そうなると街の人達は本当にどこに行ったんだ?
「もう少し探してみようか」
「仕方ないですね。わかりました」
俺達は誰か生き残った人がいないか街を歩く。しかし残念ながら、この街で人を見つけることが出来なかった。
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名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
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