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20話 後悔とそして(オリバー視点)
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執務室に、紙をなぞるペンの音だけが乾いて響く。
窓からは優しい夜風が吹き込んでいるのに、この部屋だけ、時間と一緒に俺の心も止まってしまったみたいだ。
「本当によろしかったのですか?」
少し前、グレイ伯爵が王都へ戻る期限ぎりぎりで、婚約解消の書類を提出した。
渡してからそう時間は経っていないはずなのに、書き上げて封を閉じた瞬間から、胸の中にはぽっかり穴が空いたままだ。
そんな俺にナイアはずっと同じ問いを投げかけてくる。
「よろしくはない」
それに俺も同じ言葉を返していた。
今回もまた紙から目を離さずにそう絞り出す。
本音だ。まったくもってよろしくない。
だが、あの真剣な目で頼まれてしまっては首を縦に振るしかなかった。
グレイ伯爵に書類を渡した時だって、何度もやっぱりやめたと取り返したくなった。
けれど、アッシュの顔を思い出すと諦めるしかない。
ナイアが何度も同じ問いを口にするのは、書類の是非ではなく、「本当にアッシュを手放すつもりなのか」「俺が壊れてしまわないか」と案じているからだ。
俺がどれほどの想いをアッシュに向けていたかを、側近のナイアが一番知っている。
けれど婚約を続けたとしても、アッシュの気持ちは手に入らない。
あの時のアッシュの顔でそれを理解した。
後悔しているし、したくなんてなかった。
俺だって、未練を引きずり倒している。
けれど、どうにもならないんだ。
今も最後にしたキスが忘れられない。
震える唇の感触、涙の塩気。
甘くて、痛くて、悲しかった。
「……はぁ」
溜息が、無意識に漏れた。
婚約者という立場は手放してしまった。
だがアッシュを諦めるつもりは、ひとかけらもない。
最初は好ましいと思うだけだった。
けれど知れば知るほど、あの子に惹かれてしまった。
強い意志。揺るがない信念。迷わず人のために動ける優しさ。
それなのに恋愛ごとにはとことん疎く、口説けばすぐ顔を真っ赤にするところが可愛くて。
あんなものを見せられて、好きにならないはずがない。
忙しさに追われ、余裕を失っていたあの頃。
薬が欲しかっただけなのに、おまけで押し付けられた婚約者。
鬱陶しさと苛立ちをアッシュへぶつけた。
彼には何の罪もなかったのに。
変な意地を張らず、顔も上げないなんて子供じみたことをしなければ。
「最初に……あの時、俺が顔を上げていたら。何か、変わっていたのだろうか」
当時の様子を思い出し、想像してみる。
埃まみれのローブの下から覗く白い肌と、伏し目がちな長い睫毛、そして手入れが行き届いていないのに衰えないあまりに好みの顔立ち。
吸い込まれるような夜色の大きな瞳。
その全てに目を奪われ、興味を抱いたはずだ。
きちんとした対応をしていれば領地の現状を知ったアッシュは、今と同じように手を貸してくれただろう。
『俺の婚約者』として手腕を発揮して、このグラフィカ辺境領に貢献した実績を積んで。
クロイツのことだって一緒に解決して、……そうしたら今頃アッシュは俺の妻だったかもしれない。
くだらない意地とプライドがこの結果を招いたんだ。
俺は小さく息を吐いた。
二年前。
錬金協会で初めて彼を見た時、思わず息を呑んだ。
こんなにも好ましい人が、この領地のために力を尽くしてくれていたのかと。
心が浮き立った。
仲良くなりたいと願った。
それが、自分の婚約者だったと知った時の絶望といったら……今思い出しても、胃が痛む。
完全に見限った相手からのアプローチほど、鬱陶しいものはないだろう。
それでもアッシュは、文句を言いながらも向き合ってくれていた。
魔の森への調査だって、アッシュの力が欲しかったのは事実だ。
しかし本音を言えば、格好いいところを見せたかったなんて下心もあった。
すぐに距離を詰められなくてもいい。
側にいて、時間をかけて知ってもらえれば、それで十分だと思っていたのに。
催淫ガスによる予想外の事故で、思いがけず互いの境界を踏み越えることになった。
解除の手段を問う俺に、朦朧とした意識の中でアッシュは震える手で俺を掴み、『あなたがいい』と泣いた。
事故で、正気ではなかったことも分かっている。だからあの言葉をそのまま本心だと決めつけるべきではないのかもしれない。
それでも、あの時のアッシュの目は確かに俺だけを捉えていた。
恐怖でも諦めでもない、欲しくて堪らないものを見つけたみたいな熱い目で俺を見た。
名前を呼ぶ声も、指先の縋る感触も、今も焼き付いたまま離れない。
まるで昨日のことのようなのに、現実の彼はいつだって手の届かない場所にいた。
アッシュは、俺に対していつも一線を引いていた。
こうと決めたことは絶対に曲げず、踏み込まれたくないと思えば近寄らせてもくれない、頑なな人だ。
例え一生その距離が縮まらなくてもいい。そんな覚悟していたはずなのに。
だからこそあの夜、「俺じゃなければ嫌だ」とアッシュが俺を求めてくれたことが、どうしようもなく愛おしくてたまらなかった。
夢ではないかと疑うほど喜ばしく、幸福で、最後には抱いた回数すら数えきれなくなっていた。
一度きりのはずだったそれは、余韻と共にもう一度訪れ、森を出る頃には、俺たちの距離は誰の目にも分かるほど縮まっていた。
あの遠征は公私ともに素晴らしい成果だった。
……なのにアッシュは俺の手を離れてしまった。
断ち切られてしまった縁を繋ぎ直すのがこれほど大変だとは思わなかった。
それでも、掴めるまで何度でも手を伸ばしたい。
ペン先が紙の上で止まっていることに気づき、ゆっくりと息を吐く。
改めて俺は確信している。
やはりアッシュ以外、考えられない。
思い出すとさっきより長い溜息がこぼれた。
「手が止まっていますよ」
「……わかってる」
分かってはいるのだが、ペン先は紙の上で宙を彷徨うばかりで進んでいかない。
婚約解消の書類を出してからというもの、完全に腑抜けだ。
諦める気はない。
だが、婚約を解消したばかりですぐ会いに行ってもアッシュを困らせる。
それに再び会いに行くきっかけも見つからない。
俺は鍛錬と書類仕事を言い訳に屋敷へ籠もった。
窓の外では夜が明けはじめているのに、俺の時間はまだ暗いままだった。
窓からは優しい夜風が吹き込んでいるのに、この部屋だけ、時間と一緒に俺の心も止まってしまったみたいだ。
「本当によろしかったのですか?」
少し前、グレイ伯爵が王都へ戻る期限ぎりぎりで、婚約解消の書類を提出した。
渡してからそう時間は経っていないはずなのに、書き上げて封を閉じた瞬間から、胸の中にはぽっかり穴が空いたままだ。
そんな俺にナイアはずっと同じ問いを投げかけてくる。
「よろしくはない」
それに俺も同じ言葉を返していた。
今回もまた紙から目を離さずにそう絞り出す。
本音だ。まったくもってよろしくない。
だが、あの真剣な目で頼まれてしまっては首を縦に振るしかなかった。
グレイ伯爵に書類を渡した時だって、何度もやっぱりやめたと取り返したくなった。
けれど、アッシュの顔を思い出すと諦めるしかない。
ナイアが何度も同じ問いを口にするのは、書類の是非ではなく、「本当にアッシュを手放すつもりなのか」「俺が壊れてしまわないか」と案じているからだ。
俺がどれほどの想いをアッシュに向けていたかを、側近のナイアが一番知っている。
けれど婚約を続けたとしても、アッシュの気持ちは手に入らない。
あの時のアッシュの顔でそれを理解した。
後悔しているし、したくなんてなかった。
俺だって、未練を引きずり倒している。
けれど、どうにもならないんだ。
今も最後にしたキスが忘れられない。
震える唇の感触、涙の塩気。
甘くて、痛くて、悲しかった。
「……はぁ」
溜息が、無意識に漏れた。
婚約者という立場は手放してしまった。
だがアッシュを諦めるつもりは、ひとかけらもない。
最初は好ましいと思うだけだった。
けれど知れば知るほど、あの子に惹かれてしまった。
強い意志。揺るがない信念。迷わず人のために動ける優しさ。
それなのに恋愛ごとにはとことん疎く、口説けばすぐ顔を真っ赤にするところが可愛くて。
あんなものを見せられて、好きにならないはずがない。
忙しさに追われ、余裕を失っていたあの頃。
薬が欲しかっただけなのに、おまけで押し付けられた婚約者。
鬱陶しさと苛立ちをアッシュへぶつけた。
彼には何の罪もなかったのに。
変な意地を張らず、顔も上げないなんて子供じみたことをしなければ。
「最初に……あの時、俺が顔を上げていたら。何か、変わっていたのだろうか」
当時の様子を思い出し、想像してみる。
埃まみれのローブの下から覗く白い肌と、伏し目がちな長い睫毛、そして手入れが行き届いていないのに衰えないあまりに好みの顔立ち。
吸い込まれるような夜色の大きな瞳。
その全てに目を奪われ、興味を抱いたはずだ。
きちんとした対応をしていれば領地の現状を知ったアッシュは、今と同じように手を貸してくれただろう。
『俺の婚約者』として手腕を発揮して、このグラフィカ辺境領に貢献した実績を積んで。
クロイツのことだって一緒に解決して、……そうしたら今頃アッシュは俺の妻だったかもしれない。
くだらない意地とプライドがこの結果を招いたんだ。
俺は小さく息を吐いた。
二年前。
錬金協会で初めて彼を見た時、思わず息を呑んだ。
こんなにも好ましい人が、この領地のために力を尽くしてくれていたのかと。
心が浮き立った。
仲良くなりたいと願った。
それが、自分の婚約者だったと知った時の絶望といったら……今思い出しても、胃が痛む。
完全に見限った相手からのアプローチほど、鬱陶しいものはないだろう。
それでもアッシュは、文句を言いながらも向き合ってくれていた。
魔の森への調査だって、アッシュの力が欲しかったのは事実だ。
しかし本音を言えば、格好いいところを見せたかったなんて下心もあった。
すぐに距離を詰められなくてもいい。
側にいて、時間をかけて知ってもらえれば、それで十分だと思っていたのに。
催淫ガスによる予想外の事故で、思いがけず互いの境界を踏み越えることになった。
解除の手段を問う俺に、朦朧とした意識の中でアッシュは震える手で俺を掴み、『あなたがいい』と泣いた。
事故で、正気ではなかったことも分かっている。だからあの言葉をそのまま本心だと決めつけるべきではないのかもしれない。
それでも、あの時のアッシュの目は確かに俺だけを捉えていた。
恐怖でも諦めでもない、欲しくて堪らないものを見つけたみたいな熱い目で俺を見た。
名前を呼ぶ声も、指先の縋る感触も、今も焼き付いたまま離れない。
まるで昨日のことのようなのに、現実の彼はいつだって手の届かない場所にいた。
アッシュは、俺に対していつも一線を引いていた。
こうと決めたことは絶対に曲げず、踏み込まれたくないと思えば近寄らせてもくれない、頑なな人だ。
例え一生その距離が縮まらなくてもいい。そんな覚悟していたはずなのに。
だからこそあの夜、「俺じゃなければ嫌だ」とアッシュが俺を求めてくれたことが、どうしようもなく愛おしくてたまらなかった。
夢ではないかと疑うほど喜ばしく、幸福で、最後には抱いた回数すら数えきれなくなっていた。
一度きりのはずだったそれは、余韻と共にもう一度訪れ、森を出る頃には、俺たちの距離は誰の目にも分かるほど縮まっていた。
あの遠征は公私ともに素晴らしい成果だった。
……なのにアッシュは俺の手を離れてしまった。
断ち切られてしまった縁を繋ぎ直すのがこれほど大変だとは思わなかった。
それでも、掴めるまで何度でも手を伸ばしたい。
ペン先が紙の上で止まっていることに気づき、ゆっくりと息を吐く。
改めて俺は確信している。
やはりアッシュ以外、考えられない。
思い出すとさっきより長い溜息がこぼれた。
「手が止まっていますよ」
「……わかってる」
分かってはいるのだが、ペン先は紙の上で宙を彷徨うばかりで進んでいかない。
婚約解消の書類を出してからというもの、完全に腑抜けだ。
諦める気はない。
だが、婚約を解消したばかりですぐ会いに行ってもアッシュを困らせる。
それに再び会いに行くきっかけも見つからない。
俺は鍛錬と書類仕事を言い訳に屋敷へ籠もった。
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