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*31話 結婚式と
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王都で陞爵の式典へ出席して、そのままグラフィカへ移動した。
その翌日、すぐに結婚式が開かれた。
グラフィカではナイアが戻ってから結婚式の準備が進められていて、到着とほぼ同時にナイアが、式の流れの説明を始めた。
明日すぐに結婚式なんだって。
各種招待はもう終わってるんだって。
帰ったら結婚式だとは聞いてたけど、翌日なんて思わないじゃん?
リハーサル無しのぶっつけ本番って酷くない!?
オリバー様に文句を言ったら「すぐって言っただろ」って笑うばっかりで確信犯だって分かった。
……でも、グラフィカ全体が僕らの結婚式を待ちわびている。
こんなに期待されてるなら、応えたいじゃん?
通りを馬車が抜けるたび、色とりどりの花が舞い、歓声が上がった。
そしてオリバー様も、この日をずっと待っていてくれた。
僕は今日、アッシュ・クロイツ子爵から、アッシュ・グラフィカ辺境伯夫人となる。
オリバー様とお揃いの式典用の服はとても豪華で煌びやかだった。
使用人に着付けてもらい、そっと鏡を覗き込む。
そこには、衣装に見事に馴染んだ自分がいた。
あの日、粗末な服で追い出された少年は、もうどこにもいない。
今は辺境伯夫人に相応しい装いが、自然と自分に馴染んでいる。
それが少し誇らしかった。
「アッシュ、準備はいいかい?」
「はい!」
ノックの音がして返事をするとオリバー様が入って来る。
「うわ、格好いい……」
思わず漏れた声にオリバー様が頬を染めた。
「う、アッシュに真っすぐ褒められると照れるな」
「だって、すごく格好いいです!」
黒を基調とした式典用の騎士服は、金糸の刺繍と緑の石が映えていた。
鍛えられた体にすごく似合っている。
「一生見てられる……。この映像を永遠に残したい!」
写真を撮って残しておきたい。
カメラ、作れるかな?
フィルムとレンズ、それから現像用の薬も……。
思いつくまま父から受け継いだ手帳に素材を書き留めていると、横から伸びて来た手に取り上げられた。
「……あ」
「アッシュ。これから結婚式だ。今日は錬金術はナシ」
「そうですね……」
「未練がましい顔をするな。俺もアッシュを褒めたいから聞いてくれよ」
言いながら顔が近づいてくるが、キスをする前に侍従がお化粧が落ちるのでダメですと止めに入った。
……そっか、残念。
同じ顔をしていたオリバー様と目が合い笑い合う。
そして僕をじっと見つめたオリバー様はとろけるような笑みを見せた。
「とてもきれいだ。アッシュ」
僕はオリバー様と同じデザインでありながら、錬金術師らしい白いローブだ。
同じように金糸の刺繍と緑の宝石で飾られていて、ところどころにレースがあしらわれている。
「最高の花嫁だ。アッシュ」
髪も、横に流した緩い一つ結びの三つ編みに、緑の宝石と金のチェーンが飾られている。
今日の僕は全身がオリバー様の色で彩られているんだ。
それがとても似合っていると思えることに幸福感を覚えた。
そして僕の白いローブとオリバー様の黒い騎士服が、鏡の中で完璧に調和している。
まるで最初から一つだったみたいに見えて、それが誇らしく、嬉しい。
「さぁ、そろそろ時間だ。行こうか」
「はい!」
大聖堂にはグレイ伯爵やグラフィカ辺境領の騎士たち。
それから周辺貴族と、なんと王様まで来てくれていた。
あとは端の方ではあるけれど、平民である錬金術師たちも参加できている。
王からは『疫病から、魔獣の脅威から、国を救った英雄たちに祝福あれ』と声を頂いた。
オリバー様の隣に立って聞くその言葉に、胸を張れた。
そうして式が終わると、パーティが始まった。
招待客は思い思いに歓談を始める。
けれど、僕らは早々に抜け出した。
今夜は結婚初夜。
特に僕には準備が必要だからだ。
使用人たちが僕をピカピカにして寝室へ送り込んでくれて、今は僕が一人ベッドでオリバー様が来るのを待っている。
僕の部屋。ちゃんとオリバー様の隣に用意されていた。
ちゃんと辺境伯夫人として扱われていて、何だかちょっと感動したよ。
そんなことを考えていたら、隣にある浴室の扉が開きバスローブだけを羽織ったオリバー様が部屋へ入ってきた。
「アッシュ。きれいだね」
「みんな、すごく張り切って準備してくれたんだ」
薄いシルクのような服は、着ている意味があるのか疑うほど心許ない。
けれど、『オリバー様が喜ぶ』と言われたら、断れるはずがなかった。
髪は乱れるからと梳いて流されただけで、それがこれから行われることへの羞恥と期待感を煽る。
あの日のことがあったからこそか、使用人たちは今では驚くほど丁寧に、そして献身的に僕を飾り立て尽くしてくれる。
「……似合う?」
「とても、素敵だ」
言いながらキスをされて、ベッドへ押し倒された。
「ああ。やっと、堂々と君を抱ける」
「もうとっくにしてしまいましたが……」
「あの時は治療だっただろう? 今回は君が俺を愛してくれてから初めての行為だ。全然違う」
何度もキスをしながら感慨深げに囁く。
足の方から薄い布を押し上げながらオリバー様の手が上の方へ滑って行く。
「ちょっとだけ、待ってください」
「どうした?」
「あの、中を、作ります」
内向性魔力を持つ僕は、子供を作る器官を体内に創造できる。
これは夫婦の営み。オリバー様との子供なら欲しい。
僕が彼の子供を産みたい。
お腹に手を当てて魔力を流して、違和感を覚えそっと息を呑む。
そこに、もう何か「在る」感覚があった。
目を瞬かせる僕へ、オリバー様が穏やかに笑う。
「覚えてないのか?」
腹の上にある僕の手に、オリバー様が指を絡めた。
「アッシュ、最初に魔の森で俺と交わる時、君は自らこの器官を作ってくれた」
「え……?」
「だから、俺は君が本当は受け入れてくれているんだと、勝手に確信していたんだ」
「……」
自分の体に子宮を作る機会は一生に一度。
それを目の前で行うのは、あなたの子供が欲しいというプロポーズと同じ行為。
それを、やっていた……?
顔が熱くなって、耳まで真っ赤になるのが自分でもわかった。
「うそ……」
あの時は催淫ガスで意識が朦朧としていて……。
全然記憶にない。
「本当だぞ。俺は嬉しくて、嬉しすぎて、止められなかった」
そして一部始終を目に焼き付けたと言われて、急に恥ずかしくなった。
「え、だってあの頃、そんな……全然まだ……っ」
ぎゃー! 穴があったら入りたい!
恥ずかしい、恥ずかしい!
「可愛い」
「忘れてぇぇ」
「忘れないぞ? もう嬉しくてな、最高に浮かれていた」
「ああああ、だから、帰りあんな……。うわぁぁぁ」
あの浮かれ方は僕のせいだったのかぁぁ。
恥ずかしすぎて顔が見れない。
でも隠れるとこなんてどこにもないから、はだけたオリバー様のバスローブに潜り込むことしかできない。
「あれがあったから俺は君を一度手放すことができた」
バスローブの上から優しく撫でられる。
「俺さえ諦めなければ、いつかきっと受け入れてくれる日が来ると信じられたから」
「……」
「抱かせてくれ、アッシュ。俺の愛しい人」
キスがしたいと囁かれ、隠していた顔をおずおずと上げると掴まえられてキスをされた。
「散々お預けを食らったんだ。明日は起きられないと思ってくれ」
僕をベッドに縫い付けるオリバー様は、雄の顔をしている。
薬草畑のような美しい緑の瞳には、期待に揺れる僕が映っていた。
その翌日、すぐに結婚式が開かれた。
グラフィカではナイアが戻ってから結婚式の準備が進められていて、到着とほぼ同時にナイアが、式の流れの説明を始めた。
明日すぐに結婚式なんだって。
各種招待はもう終わってるんだって。
帰ったら結婚式だとは聞いてたけど、翌日なんて思わないじゃん?
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オリバー様に文句を言ったら「すぐって言っただろ」って笑うばっかりで確信犯だって分かった。
……でも、グラフィカ全体が僕らの結婚式を待ちわびている。
こんなに期待されてるなら、応えたいじゃん?
通りを馬車が抜けるたび、色とりどりの花が舞い、歓声が上がった。
そしてオリバー様も、この日をずっと待っていてくれた。
僕は今日、アッシュ・クロイツ子爵から、アッシュ・グラフィカ辺境伯夫人となる。
オリバー様とお揃いの式典用の服はとても豪華で煌びやかだった。
使用人に着付けてもらい、そっと鏡を覗き込む。
そこには、衣装に見事に馴染んだ自分がいた。
あの日、粗末な服で追い出された少年は、もうどこにもいない。
今は辺境伯夫人に相応しい装いが、自然と自分に馴染んでいる。
それが少し誇らしかった。
「アッシュ、準備はいいかい?」
「はい!」
ノックの音がして返事をするとオリバー様が入って来る。
「うわ、格好いい……」
思わず漏れた声にオリバー様が頬を染めた。
「う、アッシュに真っすぐ褒められると照れるな」
「だって、すごく格好いいです!」
黒を基調とした式典用の騎士服は、金糸の刺繍と緑の石が映えていた。
鍛えられた体にすごく似合っている。
「一生見てられる……。この映像を永遠に残したい!」
写真を撮って残しておきたい。
カメラ、作れるかな?
フィルムとレンズ、それから現像用の薬も……。
思いつくまま父から受け継いだ手帳に素材を書き留めていると、横から伸びて来た手に取り上げられた。
「……あ」
「アッシュ。これから結婚式だ。今日は錬金術はナシ」
「そうですね……」
「未練がましい顔をするな。俺もアッシュを褒めたいから聞いてくれよ」
言いながら顔が近づいてくるが、キスをする前に侍従がお化粧が落ちるのでダメですと止めに入った。
……そっか、残念。
同じ顔をしていたオリバー様と目が合い笑い合う。
そして僕をじっと見つめたオリバー様はとろけるような笑みを見せた。
「とてもきれいだ。アッシュ」
僕はオリバー様と同じデザインでありながら、錬金術師らしい白いローブだ。
同じように金糸の刺繍と緑の宝石で飾られていて、ところどころにレースがあしらわれている。
「最高の花嫁だ。アッシュ」
髪も、横に流した緩い一つ結びの三つ編みに、緑の宝石と金のチェーンが飾られている。
今日の僕は全身がオリバー様の色で彩られているんだ。
それがとても似合っていると思えることに幸福感を覚えた。
そして僕の白いローブとオリバー様の黒い騎士服が、鏡の中で完璧に調和している。
まるで最初から一つだったみたいに見えて、それが誇らしく、嬉しい。
「さぁ、そろそろ時間だ。行こうか」
「はい!」
大聖堂にはグレイ伯爵やグラフィカ辺境領の騎士たち。
それから周辺貴族と、なんと王様まで来てくれていた。
あとは端の方ではあるけれど、平民である錬金術師たちも参加できている。
王からは『疫病から、魔獣の脅威から、国を救った英雄たちに祝福あれ』と声を頂いた。
オリバー様の隣に立って聞くその言葉に、胸を張れた。
そうして式が終わると、パーティが始まった。
招待客は思い思いに歓談を始める。
けれど、僕らは早々に抜け出した。
今夜は結婚初夜。
特に僕には準備が必要だからだ。
使用人たちが僕をピカピカにして寝室へ送り込んでくれて、今は僕が一人ベッドでオリバー様が来るのを待っている。
僕の部屋。ちゃんとオリバー様の隣に用意されていた。
ちゃんと辺境伯夫人として扱われていて、何だかちょっと感動したよ。
そんなことを考えていたら、隣にある浴室の扉が開きバスローブだけを羽織ったオリバー様が部屋へ入ってきた。
「アッシュ。きれいだね」
「みんな、すごく張り切って準備してくれたんだ」
薄いシルクのような服は、着ている意味があるのか疑うほど心許ない。
けれど、『オリバー様が喜ぶ』と言われたら、断れるはずがなかった。
髪は乱れるからと梳いて流されただけで、それがこれから行われることへの羞恥と期待感を煽る。
あの日のことがあったからこそか、使用人たちは今では驚くほど丁寧に、そして献身的に僕を飾り立て尽くしてくれる。
「……似合う?」
「とても、素敵だ」
言いながらキスをされて、ベッドへ押し倒された。
「ああ。やっと、堂々と君を抱ける」
「もうとっくにしてしまいましたが……」
「あの時は治療だっただろう? 今回は君が俺を愛してくれてから初めての行為だ。全然違う」
何度もキスをしながら感慨深げに囁く。
足の方から薄い布を押し上げながらオリバー様の手が上の方へ滑って行く。
「ちょっとだけ、待ってください」
「どうした?」
「あの、中を、作ります」
内向性魔力を持つ僕は、子供を作る器官を体内に創造できる。
これは夫婦の営み。オリバー様との子供なら欲しい。
僕が彼の子供を産みたい。
お腹に手を当てて魔力を流して、違和感を覚えそっと息を呑む。
そこに、もう何か「在る」感覚があった。
目を瞬かせる僕へ、オリバー様が穏やかに笑う。
「覚えてないのか?」
腹の上にある僕の手に、オリバー様が指を絡めた。
「アッシュ、最初に魔の森で俺と交わる時、君は自らこの器官を作ってくれた」
「え……?」
「だから、俺は君が本当は受け入れてくれているんだと、勝手に確信していたんだ」
「……」
自分の体に子宮を作る機会は一生に一度。
それを目の前で行うのは、あなたの子供が欲しいというプロポーズと同じ行為。
それを、やっていた……?
顔が熱くなって、耳まで真っ赤になるのが自分でもわかった。
「うそ……」
あの時は催淫ガスで意識が朦朧としていて……。
全然記憶にない。
「本当だぞ。俺は嬉しくて、嬉しすぎて、止められなかった」
そして一部始終を目に焼き付けたと言われて、急に恥ずかしくなった。
「え、だってあの頃、そんな……全然まだ……っ」
ぎゃー! 穴があったら入りたい!
恥ずかしい、恥ずかしい!
「可愛い」
「忘れてぇぇ」
「忘れないぞ? もう嬉しくてな、最高に浮かれていた」
「ああああ、だから、帰りあんな……。うわぁぁぁ」
あの浮かれ方は僕のせいだったのかぁぁ。
恥ずかしすぎて顔が見れない。
でも隠れるとこなんてどこにもないから、はだけたオリバー様のバスローブに潜り込むことしかできない。
「あれがあったから俺は君を一度手放すことができた」
バスローブの上から優しく撫でられる。
「俺さえ諦めなければ、いつかきっと受け入れてくれる日が来ると信じられたから」
「……」
「抱かせてくれ、アッシュ。俺の愛しい人」
キスがしたいと囁かれ、隠していた顔をおずおずと上げると掴まえられてキスをされた。
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