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4.side城田雪人
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普段は長く感じる食事の待ち時間も黒川と話していたらあっという間に感じた。
オムライスを一口食べて満面の笑みを浮かべる黒川、反応は想像通りだが喜んでもらえることが想像以上に嬉しい。
そして俺はサンドイッチを頼んだことを後悔していた黒川とこの店にこれて舞い上がっていたのかもしれない。
サンドイッチにトマトが入っている。
トマトは小さい頃から嫌いで他なら大概食べれるのにトマトだけは克服出来なかった。
よく顔を引き合いに出されてはトマト嫌いを揶揄された。
別に誰にどう思われようがどうでもいい、だが黒川にだけはかっこ悪いところを見せたくなかったのだが。
「嫌いなものくらい誰だって有るよ。俺は納豆がどうも苦手で」
そうだ俺は自分の弱みをさらけ出しても黒川が友達としてそばにいてくれるからこそ花岡を羨ましいと思ったんだった。
トマトのサンドイッチを食べるという黒川の優しさに嬉しくなるが、なるべく顔に出ないようにしながら渡そうとすると、
黒川は俺の手からそのままサンドイッチを食べた。
俺の手からものを食べる黒川はとても可愛かった
これは、
「なんか癖になりそう」
思わず口から出た言葉を俺は後悔した、恥ずかしかったのかその後何度か俺の手から食べさせようとしたものの黒川は断ってしまう。
警戒している黒川に今日食べさせるのは難しいだろう。
俺はいつか絶対黒川に俺の手から食べさせることを心に誓った。
その後も黒川になら気兼ねなく、なんでも話せた食事がこんなに楽しいと感じたのは初めてかもしれない。
楽しい時間はあっという間に過ぎる。
そろそろ出ようかとなったその時店にあの女が入ってきたのが見えた。
金曜日に喚き散らした女だ。
良い気分の時をあの女はいつも台無しにする。
俺たちに気づいて向かってくるようだが、せっかくの良い気分を邪魔されたくない俺はあからさまに女を無視する。
黒川を守るために体を自分に寄せて店を出る。
おそらく大学からつけられていたんだろう。
なら、
俺は黒川の手を取り走り出す。
これ以上アイツに邪魔されたくない。
3回ほどランダムに角を曲がった後女が居ないことを確認して、黒川に目をやるとぜぇぜぇと肩で息をする黒川、
しまった無理をさせてしまったようだ。
俺はじっと黒川が落ち着くまで待っているとなにかモゾモゾとし始めた、もしかして足でも痛めたのか!
「いや、その、、手が、」
そう言われてずっと手を握ったままだったことに気がつく。
しかも咄嗟に離さないように握ったからいわゆる恋人繋ぎになっている。
少し名残惜しいがそっと手を離す。
今度黒川と絶対することリストにそっと手を繋ぐことも付け加えておこう。
多分恋人繋ぎでなければ友達と手を繋ぐこともそんなに不自然ではないはず。
とにかく今は無理をさせてしまった黒川を休ませなければ。
近くの公園のベンチに座り、さっきの女のことを考える。
正直怖い。俺一人なら別に放っておけばいい、だがあいつがこっちに向かってくる時、黒川のことを睨みつけていた。
黒川に危害が及ぶことそれが何より恐ろしい。
、、、せっかく黒川と友達になれた、でももう一緒にいない方が良いのかもしれない。
そんな心の内を読まれたのか黒川は俺と恋人のフリをすると言ってきた。
黒川はいつも俺が本当に欲しい言葉をくれる。
黒川のために俺は絶対に一緒にいない方が良い、、、だが黒川と離れたくないという気持ちに負けた俺は黒川の言葉に甘えることにした。
それにあいつはもう黒川に目をつけているむしろ一緒に居て黒川を守った方がいい。
その選択を俺は大きく後悔することも知らずに。
オムライスを一口食べて満面の笑みを浮かべる黒川、反応は想像通りだが喜んでもらえることが想像以上に嬉しい。
そして俺はサンドイッチを頼んだことを後悔していた黒川とこの店にこれて舞い上がっていたのかもしれない。
サンドイッチにトマトが入っている。
トマトは小さい頃から嫌いで他なら大概食べれるのにトマトだけは克服出来なかった。
よく顔を引き合いに出されてはトマト嫌いを揶揄された。
別に誰にどう思われようがどうでもいい、だが黒川にだけはかっこ悪いところを見せたくなかったのだが。
「嫌いなものくらい誰だって有るよ。俺は納豆がどうも苦手で」
そうだ俺は自分の弱みをさらけ出しても黒川が友達としてそばにいてくれるからこそ花岡を羨ましいと思ったんだった。
トマトのサンドイッチを食べるという黒川の優しさに嬉しくなるが、なるべく顔に出ないようにしながら渡そうとすると、
黒川は俺の手からそのままサンドイッチを食べた。
俺の手からものを食べる黒川はとても可愛かった
これは、
「なんか癖になりそう」
思わず口から出た言葉を俺は後悔した、恥ずかしかったのかその後何度か俺の手から食べさせようとしたものの黒川は断ってしまう。
警戒している黒川に今日食べさせるのは難しいだろう。
俺はいつか絶対黒川に俺の手から食べさせることを心に誓った。
その後も黒川になら気兼ねなく、なんでも話せた食事がこんなに楽しいと感じたのは初めてかもしれない。
楽しい時間はあっという間に過ぎる。
そろそろ出ようかとなったその時店にあの女が入ってきたのが見えた。
金曜日に喚き散らした女だ。
良い気分の時をあの女はいつも台無しにする。
俺たちに気づいて向かってくるようだが、せっかくの良い気分を邪魔されたくない俺はあからさまに女を無視する。
黒川を守るために体を自分に寄せて店を出る。
おそらく大学からつけられていたんだろう。
なら、
俺は黒川の手を取り走り出す。
これ以上アイツに邪魔されたくない。
3回ほどランダムに角を曲がった後女が居ないことを確認して、黒川に目をやるとぜぇぜぇと肩で息をする黒川、
しまった無理をさせてしまったようだ。
俺はじっと黒川が落ち着くまで待っているとなにかモゾモゾとし始めた、もしかして足でも痛めたのか!
「いや、その、、手が、」
そう言われてずっと手を握ったままだったことに気がつく。
しかも咄嗟に離さないように握ったからいわゆる恋人繋ぎになっている。
少し名残惜しいがそっと手を離す。
今度黒川と絶対することリストにそっと手を繋ぐことも付け加えておこう。
多分恋人繋ぎでなければ友達と手を繋ぐこともそんなに不自然ではないはず。
とにかく今は無理をさせてしまった黒川を休ませなければ。
近くの公園のベンチに座り、さっきの女のことを考える。
正直怖い。俺一人なら別に放っておけばいい、だがあいつがこっちに向かってくる時、黒川のことを睨みつけていた。
黒川に危害が及ぶことそれが何より恐ろしい。
、、、せっかく黒川と友達になれた、でももう一緒にいない方が良いのかもしれない。
そんな心の内を読まれたのか黒川は俺と恋人のフリをすると言ってきた。
黒川はいつも俺が本当に欲しい言葉をくれる。
黒川のために俺は絶対に一緒にいない方が良い、、、だが黒川と離れたくないという気持ちに負けた俺は黒川の言葉に甘えることにした。
それにあいつはもう黒川に目をつけているむしろ一緒に居て黒川を守った方がいい。
その選択を俺は大きく後悔することも知らずに。
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