クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

あっとさん

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初めの街(バンウォール)

誘拐

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 『ん?いつの間にか寝てた?』

 僕は、知らずに寝てたのかと思い重いまぶたを開け、手で目を擦ろうとしたら後ろから手をロープで縛られていた。
 
 『うっ。痛!』

 手をだいぶキツく縛られていたので動かすだけで痛みが走ってきた。
 僕は、何が起こったか覚えてなく1度周りを見渡してみるとここはどうやらどこかの部屋の中のようだった。
 まぁこの状況から推測するに僕はあの後知らない誰かに誘拐され、この部屋に監禁すれたのだろう。
 どうしよう...外は見えないし、今何時くらいかも分からない。
 とりあず僕は、現状況があまり分からないので下手に動かずにとりあず状況が把握できるまで待つことにした。

 すると、扉の向こうの方から複数人の人の声が聞こえてきた。
 僕は、ソロ~りと動き壁に耳を当てて静かに外の人達の話の内容を盗み聞きした。
 その内容は僕を誘拐して奴隷にし、隣国で開かれるオークションで売り飛ばすという内容だった。
 そして、今回の計画では僕以外にも被害者は複数人いて明日の夜にこの人達の仲間が門番を行うのでその時に誘拐した子達を隣国に連れていくそうだ。

 その後も僕は盗み聞きしながらここからどう出るか考えていると、扉が勢いよく開いた。
 僕は体をビクリと震わせながら扉の方を見るとそこにはギルドに行くとたまに見かけるギルド長さんがいた。
 
 「やぁ。目覚めたかな?領主の息子に拾われた獣人くん」

 『な..なんで、ギルド長さんがここにいるの?』

 僕は、ギルド長さんが助けに来てくれたのかと思ったがどうやら違うようだったので理由を聞いてみた。

 「なんでって?そりゃ報酬を貰うためだよ。君の情報量のね」

 『えっ...僕の情報量って...ギルド長さんが僕を盗賊に売ったの..?』

 「そうだよ。君みたいな珍しい子は高く売れるからね。ハッハッハ」

 ギルド長さんは、僕の驚き、ショックを受けている顔を見て笑いながら部屋を後にした。
 僕はそのギルド長に向かって

 『子供の情報を売って金を貰うなんて絶対許さない』

 そう言うと、ギルド長はできるものならやってみろ、そう行って帰っていた。
 僕は、まずサーチと航跡視覚こうせきしかくを使いこのアジトの場所と、ここに何人いるかを確認した。するとここは、僕が誘拐された場所から領主邸を挟んだ真反対に位置していた。
 そして、中には5人おり、そとの見張りに2人いた。中の5人は、1人僕の部屋の出入口のところで監視をしており、あとの4人は隣の部屋で宴をしていた。
 この航跡視覚こうせきしかくのマップにサーチの反応を点とかで記してくれないのかな?僕がそう思うと、マップがloading状態になり、しばらくするとマップに赤い点が着いた。
 ヤッター!便利になったよ!

 まぁそんなことより、僕はアップデートされたマップを見ながら、僕の見張りの人が動いた隙に強化魔法を使い腕に魔力を通して思いっきり紐を引きちぎった。
 そして僕は、1度深呼吸をした後脱出するため足に魔力を通して思いっきり扉を蹴っ飛ばした。

☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜

読んで下さりありがとうございます。
次回もまたよろしくお願いします!!
 
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