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第六楽章 北浜高校の夏合宿
野末は悩む、そして決心する。
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大きく息を吸い込む。
最初の音は絶対に外さない。
そしてゆったりとしたメロディーでソロを吹く。
フルートソロ担当、野末は今日の桃葉先生にレッスンを見てもらい指導を受けた。
綺麗な音でゆったりとしたフレーズ。
野末はフルートを中学生のときから続けており今年で6年目となる。
もちろん練習をサボったことなんて一度もない。中学でも高校でも大事な場面でソロを常に任されてきた。
だが最近下からの圧が凄い。
綺麗な音で伸ばしていく。
指使いも丁寧にソロを吹きおわる。
「ふー。」
「いいんじゃない?」とホルンを持った同級生の篠宮美玲が感想を言う。
「本当?」
「本当だよ。悪くないよ、さすがエース。」
「それやめてよ、そこまでじゃないし。」
「えー。」
美玲は上手い。
吹奏楽部に入って一番初めにホルンの上手さに衝撃を受けた。
中学の吹奏楽部でも私が聴いてきた中でここまで上手い子はいなかった。
まっすぐで純粋で上手くて要領がいい美玲に羨ましさと同時に少し嫉妬している自分がいる。
よくソロの練習を聞いてもらってるが
美玲の言葉に嘘はない。だけどやっぱり美玲は本音を言ってくれてない気がする。
「本当のこと言ってよ。私、大丈夫だから。」
「本当のこと?いやいや私いつも言ってるじゃん!私、フルート吹けないし。」
それもそうだ。なんで私、こんなに正解を求めているんだろうか?
「ごめん。もう少し頑張るよ。」
「はいよ。じゃあ私も雨宮くん見てくるかな。鬼特訓してくる!」
篠宮は笑ってこちらを見てくる。
「うん!またね。」と野末は練習に戻る。
部屋を出て篠宮はつぶやく。
「知ってるよ。焦ってることくらい。
ソロ争いなんてどうでもいいのに、、、」
篠宮は一人で廊下を歩いていた。
最初の音は絶対に外さない。
そしてゆったりとしたメロディーでソロを吹く。
フルートソロ担当、野末は今日の桃葉先生にレッスンを見てもらい指導を受けた。
綺麗な音でゆったりとしたフレーズ。
野末はフルートを中学生のときから続けており今年で6年目となる。
もちろん練習をサボったことなんて一度もない。中学でも高校でも大事な場面でソロを常に任されてきた。
だが最近下からの圧が凄い。
綺麗な音で伸ばしていく。
指使いも丁寧にソロを吹きおわる。
「ふー。」
「いいんじゃない?」とホルンを持った同級生の篠宮美玲が感想を言う。
「本当?」
「本当だよ。悪くないよ、さすがエース。」
「それやめてよ、そこまでじゃないし。」
「えー。」
美玲は上手い。
吹奏楽部に入って一番初めにホルンの上手さに衝撃を受けた。
中学の吹奏楽部でも私が聴いてきた中でここまで上手い子はいなかった。
まっすぐで純粋で上手くて要領がいい美玲に羨ましさと同時に少し嫉妬している自分がいる。
よくソロの練習を聞いてもらってるが
美玲の言葉に嘘はない。だけどやっぱり美玲は本音を言ってくれてない気がする。
「本当のこと言ってよ。私、大丈夫だから。」
「本当のこと?いやいや私いつも言ってるじゃん!私、フルート吹けないし。」
それもそうだ。なんで私、こんなに正解を求めているんだろうか?
「ごめん。もう少し頑張るよ。」
「はいよ。じゃあ私も雨宮くん見てくるかな。鬼特訓してくる!」
篠宮は笑ってこちらを見てくる。
「うん!またね。」と野末は練習に戻る。
部屋を出て篠宮はつぶやく。
「知ってるよ。焦ってることくらい。
ソロ争いなんてどうでもいいのに、、、」
篠宮は一人で廊下を歩いていた。
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