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本編
6話 エレインさんのいちばん長い日 その4
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「はいどうぞ試しに焼いてみたわ、良い感じよ」
ソフィアはシェフの男性を引き連れて戻ってきた、大層御機嫌である、ソフィアの背後に控える男性が手にする二つの大皿には御丁寧にもクロッシュが覆いかぶさっている、
「味はまだみてないのだけれど、想像するに完璧よ、たぶんだけど」
楽し気にそう言って二つの大皿をテーブルに置くとクロッシュをサッと取り上げた、皿の上には分厚い黄色のパンケーキと黒いパンケーキが載せられている、その品を見た一同からは特に感想の言葉は無い、皆キョトンとしている、
「何か違うのかや?」
堪らずレインがそう聞いた、分厚い事以外見た目はよく見るパンケーキである、他になんの装飾も無い、ソフィアの事であるから余程の物が供されるであろうと皆内心期待していたのだが見事な肩透かしであった、
「むー、でも凄く大きいよ」
ミナはマジマジと二つのパンケーキを見比べる、
「それでは、見て解るかな?切ってみますね」
ソフィアは黄色のパンケーキを半分に切る、
「うん、想像通り、こんなに上手くいくとは楽しくなるわね」
ソフィアはウキウキと断面を皆に見せた、
「これは、どういう事ですの?」
「そうですわね、なんというか、スカスカですわ」
パンケーキの断面はその全面に無数に穴が空いていた、まるで虫に食われた様である、
「海綿のようだね」
クロノスが実に的確にその様を形容する、
「はい、それでは味も試してみてください、少しずつね」
パンケーキを放射状に切り分けそれをさらに小分けにする、
「はい、どうぞ」
小皿に移すとナイフを添えて各自へ配った、しかし一同はその断面を伺うばかりで口にしない、
「皆さん、そんな警戒されても」
ソフィアは苦笑いを浮かべつつ、一片を手にして口に入れた、皆の視線が集まるなか、数度咀嚼し嚥下する、
「ふふ、成功です、これは新鮮な食感ですよ、甘味が欲しいでね、蜂蜜あるかしら」
背後に控えるシェフに蜂蜜を要求した。
最初に手を出したのはミナである、ソフィアを真似て一片を口に放り込んだ、途端、
「ふわふわしてる、味はそんなしないけど、美味しい、楽しい」
満面の笑みをソフィアに向ける、そこでやっと手をこまねいていた大人達が手を伸ばす、するとミナに続けとばかりに口々にその食感を褒めちぎった、
「ふふん、どんなもんです」
ソフィアは勝ち誇った笑みを見せ、改めてパンケーキを切り分けて皆の皿に取り分けていく、そこへ蜂蜜が届き今度は蜂蜜の奪い合いとなっていた、
「ソフィアさん、その、この黒い方は?」
エレインは興味津々と言った風である、
「ふふ、例のナベヤキ、こっちはほのかに甘い筈よ」
そう言って黒いパンケーキも切り分けると希望者に配っていく、中には黒砂糖の塊が見え、焼き立ての為か黒砂糖がトロリと溶けだしていたりもする、
「ほほう、これはこれで美味しそうじゃの」
レインは早速ナベヤキの方を口にして、
「うん、儂はこっちの方が好きじゃな」
と御満悦のようであった、
「しかし、もしかしてこの穴はソーダ粉末を使ったのか」
クロノスがまじまじとパンケーキを観察しながら分析する、
「そうですね、昔タロウさんに聞いた事がありまして、それで出来るかなと、こんな上手くいくとは思いませんでしたけど、これはまた一つ革命が起きましたね」
「まったくですわ、ソフィアさん、なんという楽しい食感なんでしょう、口の中でとろける感覚といい、ソーダ水との調和も見事ですわ、これはさらなる研究が必要なのではなくて?」
パトリシアも興奮気味であったが、さらに歓喜していたのが誰でもないエレインであった、何と彼女は感極まって涙を流しながら微笑みを浮かべていた、
「すいません、皆さん、私なんだか今日はずっと感激しっぱなしで、とっても美味しいです、あのソフィアさん、これを屋台に出させてもらっても・・・」
「勿論よ、但し、要改良だわね、このままだとエレインさんの想像する商品にちょっと足りない感じがしない?」
「ふふ、ソフィア先生、常に厳しいですわね、でもその課題は必ず超えて見せますわ」
ここにオリビアがいたら一緒に涙を流したのであろうか、パンケーキ一つで大袈裟よとソフィアは笑ってナプキンをエレインの手に握らせた、エレインは両手で顔を覆い隠すように涙を拭いつつ皆の視線から自身を隠す。
しかし、彼女の境遇を思えば今日この場所で起こった諸々の出来事は彼女のこの大粒の涙が表す通りの一大事であったのは確かである、彼女で無くても、また、彼女だからこそこの程度で済んでいるのかもしれない。
「さて、こら、ミナ、食べ過ぎ、レインもよ、えっと、作り方はシェフの方が御存知なので是非こちらでも研究なさって下さい、他にもあの粉、使いでがあると思いますよ」
ソフィアはそこでやっと自身の席に座りソーダ水を傾けると大きく吐息を吐いた、
「そういえば、あの粉はなんて呼んでいるのです?」
ソフィアは純粋な疑問を口にする、
「うむ、今のところはミラルダソーダ粉末と呼称している、ミラルダは生産地の名前でな、かなり長大な断層が見渡す限りこの粉末の元である岩石になっておってな、で、ソフィアよ「使いで」について意見を聞きたいのだがなぁ?」
クロノスの目が怪しく光る、ソフィアは視線を逸らして庭園に目を向けた、まだ太陽は中天にも掛かっておらず、爽やかな風が木々を揺らしていた、
「さっきのミナの様子をみましてね、もしかしたらと思ったのですが、歯磨きにも使えるかもしれないかなと」
ソフィアは傍らのミナの頭を撫でつける、
「えー、でもー、苦いよー」
ミナはそんなソフィアを見上げてブーたれる、
「ですので、これはお医者さんと研究してみて下さい、なんとなく、もしかしたらの勘ですから」
「なるほど、しかしその勘でこのパンケーキは美味しくなったのだろ、お前の勘は昔から良きにつけ悪しきにつけだ、まったく」
クロノスは呆れたようにそう言って笑顔を見せた。
ソフィアはシェフの男性を引き連れて戻ってきた、大層御機嫌である、ソフィアの背後に控える男性が手にする二つの大皿には御丁寧にもクロッシュが覆いかぶさっている、
「味はまだみてないのだけれど、想像するに完璧よ、たぶんだけど」
楽し気にそう言って二つの大皿をテーブルに置くとクロッシュをサッと取り上げた、皿の上には分厚い黄色のパンケーキと黒いパンケーキが載せられている、その品を見た一同からは特に感想の言葉は無い、皆キョトンとしている、
「何か違うのかや?」
堪らずレインがそう聞いた、分厚い事以外見た目はよく見るパンケーキである、他になんの装飾も無い、ソフィアの事であるから余程の物が供されるであろうと皆内心期待していたのだが見事な肩透かしであった、
「むー、でも凄く大きいよ」
ミナはマジマジと二つのパンケーキを見比べる、
「それでは、見て解るかな?切ってみますね」
ソフィアは黄色のパンケーキを半分に切る、
「うん、想像通り、こんなに上手くいくとは楽しくなるわね」
ソフィアはウキウキと断面を皆に見せた、
「これは、どういう事ですの?」
「そうですわね、なんというか、スカスカですわ」
パンケーキの断面はその全面に無数に穴が空いていた、まるで虫に食われた様である、
「海綿のようだね」
クロノスが実に的確にその様を形容する、
「はい、それでは味も試してみてください、少しずつね」
パンケーキを放射状に切り分けそれをさらに小分けにする、
「はい、どうぞ」
小皿に移すとナイフを添えて各自へ配った、しかし一同はその断面を伺うばかりで口にしない、
「皆さん、そんな警戒されても」
ソフィアは苦笑いを浮かべつつ、一片を手にして口に入れた、皆の視線が集まるなか、数度咀嚼し嚥下する、
「ふふ、成功です、これは新鮮な食感ですよ、甘味が欲しいでね、蜂蜜あるかしら」
背後に控えるシェフに蜂蜜を要求した。
最初に手を出したのはミナである、ソフィアを真似て一片を口に放り込んだ、途端、
「ふわふわしてる、味はそんなしないけど、美味しい、楽しい」
満面の笑みをソフィアに向ける、そこでやっと手をこまねいていた大人達が手を伸ばす、するとミナに続けとばかりに口々にその食感を褒めちぎった、
「ふふん、どんなもんです」
ソフィアは勝ち誇った笑みを見せ、改めてパンケーキを切り分けて皆の皿に取り分けていく、そこへ蜂蜜が届き今度は蜂蜜の奪い合いとなっていた、
「ソフィアさん、その、この黒い方は?」
エレインは興味津々と言った風である、
「ふふ、例のナベヤキ、こっちはほのかに甘い筈よ」
そう言って黒いパンケーキも切り分けると希望者に配っていく、中には黒砂糖の塊が見え、焼き立ての為か黒砂糖がトロリと溶けだしていたりもする、
「ほほう、これはこれで美味しそうじゃの」
レインは早速ナベヤキの方を口にして、
「うん、儂はこっちの方が好きじゃな」
と御満悦のようであった、
「しかし、もしかしてこの穴はソーダ粉末を使ったのか」
クロノスがまじまじとパンケーキを観察しながら分析する、
「そうですね、昔タロウさんに聞いた事がありまして、それで出来るかなと、こんな上手くいくとは思いませんでしたけど、これはまた一つ革命が起きましたね」
「まったくですわ、ソフィアさん、なんという楽しい食感なんでしょう、口の中でとろける感覚といい、ソーダ水との調和も見事ですわ、これはさらなる研究が必要なのではなくて?」
パトリシアも興奮気味であったが、さらに歓喜していたのが誰でもないエレインであった、何と彼女は感極まって涙を流しながら微笑みを浮かべていた、
「すいません、皆さん、私なんだか今日はずっと感激しっぱなしで、とっても美味しいです、あのソフィアさん、これを屋台に出させてもらっても・・・」
「勿論よ、但し、要改良だわね、このままだとエレインさんの想像する商品にちょっと足りない感じがしない?」
「ふふ、ソフィア先生、常に厳しいですわね、でもその課題は必ず超えて見せますわ」
ここにオリビアがいたら一緒に涙を流したのであろうか、パンケーキ一つで大袈裟よとソフィアは笑ってナプキンをエレインの手に握らせた、エレインは両手で顔を覆い隠すように涙を拭いつつ皆の視線から自身を隠す。
しかし、彼女の境遇を思えば今日この場所で起こった諸々の出来事は彼女のこの大粒の涙が表す通りの一大事であったのは確かである、彼女で無くても、また、彼女だからこそこの程度で済んでいるのかもしれない。
「さて、こら、ミナ、食べ過ぎ、レインもよ、えっと、作り方はシェフの方が御存知なので是非こちらでも研究なさって下さい、他にもあの粉、使いでがあると思いますよ」
ソフィアはそこでやっと自身の席に座りソーダ水を傾けると大きく吐息を吐いた、
「そういえば、あの粉はなんて呼んでいるのです?」
ソフィアは純粋な疑問を口にする、
「うむ、今のところはミラルダソーダ粉末と呼称している、ミラルダは生産地の名前でな、かなり長大な断層が見渡す限りこの粉末の元である岩石になっておってな、で、ソフィアよ「使いで」について意見を聞きたいのだがなぁ?」
クロノスの目が怪しく光る、ソフィアは視線を逸らして庭園に目を向けた、まだ太陽は中天にも掛かっておらず、爽やかな風が木々を揺らしていた、
「さっきのミナの様子をみましてね、もしかしたらと思ったのですが、歯磨きにも使えるかもしれないかなと」
ソフィアは傍らのミナの頭を撫でつける、
「えー、でもー、苦いよー」
ミナはそんなソフィアを見上げてブーたれる、
「ですので、これはお医者さんと研究してみて下さい、なんとなく、もしかしたらの勘ですから」
「なるほど、しかしその勘でこのパンケーキは美味しくなったのだろ、お前の勘は昔から良きにつけ悪しきにつけだ、まったく」
クロノスは呆れたようにそう言って笑顔を見せた。
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