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本編
24話 お嬢様と4本フォーク その12
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「ソフィアさーん、今日はなにー?」
日暮れが近くなり帰寮したジャネットがのそりと厨房へ顔を出した、
「今日は珍しい料理よー、初めて食べると思うわねー」
ソフィアは機嫌が良いらしい、鼻歌でも歌いだしそうな雰囲気である、
「そっかー、あー、疲れたー」
ジャネットは丸椅子にドカリと腰掛け作業台に突っ伏した、
「あら、珍しいわね」
「あー、聞いて下さいよー、もー、皆して虐めるんですよー、あれは憶えたか、これは大丈夫かって、もー、パウラもケイスも厳しすぎますよー」
「そっか、それは良かったわ」
ソフィアは鍋から視線を動かさずに適当に返事をする、
「良くないですよー、私だってちゃんと講義には出てるし、憶えてるつもりなんですけどー、いっぱいいっぱいなのにー、あいつらは頭の出来が違うんだからー、もっと優しくしろってのにー、あーもー、嫌だもー」
「そっか、でもあれよ、そうやって気にかけて貰ってるうちが花ってものよ、見捨てられちゃったら相手して貰えなくなるわよー」
「そう、そうなんでしょうけどー」
ハァーと大きな溜息を吐くジャネット、
「うん、こんなもんかな」
ソフィアは鍋の様子を見ながらザルを手にして中身を掬い出す、すぐさまにそれを水で洗って、
「これでいいと思うんだけど・・・」
と真っ白く長い物体を摘まんで口に運んだ、
「うん、良い感じだとおもうかな」
ソフィアは振り返り、
「ジャネットさん、味見してみて」
「あ、いいですよ」
ジャネットは立ち上がりソフィアの隣に立つ、
「え、これ何ですか?紐?」
「ふふん、美味しいわよ、あ、まだ味が付いてない状態だから、そう思って食べてみて」
「はー?」
ジャネットは小首を傾げつつその紐を摘まむと口に運んだ、
「ん、あ、冷たくてシコシコしてますね、でも、柔らかくて、ん?うん、初めての食感です、あ、でも、おいし」
「でしょ、私も初めて作ったんだけど、これは良いわね、定番にしましょう、ちょっと面倒だけど」
ソフィアも上機嫌である、
「へー、凄い、あ、もう少しいいです?」
「いいけど・・・あ、一本だけよ、それ以上はダメー」
「ぶー、ソフィアさんにまで意地悪されたー」
ジャネットはおどけつつももう一本を口に入れる、
「んー、美味しー、あ、でも、あれですね、味が薄い?」
「薄いというか、無いのよね、お塩を掛けるかスープに入れて食べるのよ、だから、夕飯まで待ちなさいね」
「なるほど、分かりました、待ちます」
「うん、宜しい、さ、明日試験なんでしょ、頑張んなさい、愚痴なら聞いてあげるから」
「あー、いいです、ちょっと元気でました」
ジャネットはウーンと大きく伸びをすると、
「うん、やるか」
と踵を返すのであった。
「はい、今日の料理は皆さん初めてだと思います」
配膳を終えたソフィアはテーブルに着き不思議そうな顔をしている面々を見回した、
「えっとね、その4本フォークを使って食べてほしいんだけど、その白い物体は長細いのね、で、こんな感じでフォークに巻き取って口に運ぶの」
ソフィアは木製のフォークを器用にクルクルと回して真っ白い紐状の物体をフォークに絡めた、
「で、これ自体は味が薄いからお塩を軽く振るか、小皿のスープに浸して食べるのね、で、スープはしょっぱいから注意して、直接飲むものではないらしいから、半分くらいかな、浸して食べてみて、それからはお好みで調整すること、それと、煮物は普通に食べて良いわよ、あ、ついでに言うと、その茸はなんと裏山で採れました、それと山菜も、レインに感謝するように」
「おおーー」
っと静かな歓声が起こる、
「では、いただきましょう」
ソフィアは率先してフォークを使って見せる、なるほどとその所作を真似て皆がフォークを手にして白い紐を口に運んだ、
「んー、美味しい、珍しい食感です」
「冷たい、柔らかい、けど、弾力がある」
「うん、これは美味しい、なんだろう、え、初めて食べる感じ」
「そうですね、不思議ー、このスープは何だろう、魚醤と何か?でも、合いますね」
「うん、魚醤、好きじゃなかったけどこれなら美味しいな」
それぞれに感想が口をつく、
「良かった、お気に召した?」
ソフィアの問いに、
「うん、美味しい、ミナ、これ好きー」
「うむ、流石ソフィアじゃな、タロウのよりも美味いと思うぞ」
ミナとレインの太鼓判を頂いてソフィアも御満悦となる、
「オリビア、これは教えてもらったの?」
エレインが皿を睨みつけてオリビアに問う、
「すいません、お嬢様、今日はお手伝いはしてないのです」
しょんぼりと項垂れるオリビア、
「ソフィアさん、あの」
「はいはい、また作るから、その時はお手伝いお願いね、結構な力仕事だから」
ソフィアはオリビアに笑いかけ、オリビアはほっとした様子で食を進める、
「そっか、なるほどね、これはあれね、このフォークが無いと食べにくいわね」
ユーリがしげしげと木製フォークを見る、
「そうなのよ、作りたいなーとは思ってたんだけど、ナイフとスプーンでは難しいかなーって」
「タロウみたいに棒2本で食べれば良いじゃろう」
「あれは普通の人には無理でしょ、あ、でも、あれも便利といえば便利なのよね、今度挑戦してみる?」
「むー、確かになー、まぁ、タロウが来た時でいいじゃろ」
「そうねー」
「棒2本?」
「タロウさんってどういう人なんでしょう」
ジャネットとケイスが首を傾げるが、すぐに忘れて料理に向かった、
「ふー、美味しかったー、お代わりある?」
ユーリが一皿平らげて振り返る、
「あるわよー、あ、じゃ、持ってくるから好きに取りなさい、みんなも急がなくていいわよ、十分あるからねー」
ソフィアは席を立つと厨房から鍋を抱えくる、
「はい、どんだけ食べるか分からなくて作り過ぎちゃったかもだから、食べ過ぎないようにねー」
ドンと空いたテーブルに鍋を置く、
「じゃ、早速」
ユーリが席を立ち、サビナがそれに続いた、ジャネットが席を立つとミナとレインも後に続き、やがて全員が3杯程度は食したようで、
「苦しいー、食べ過ぎたー」
「つるつる入っていくのが良くないんですよー」
「食べやすいのも考えものですー」
「ほら、言わんこっちゃない」
そう言うソフィアも苦しそうにしている、
「でも、美味しかったなー、茸も山菜も美味しかったー、レイン様、ありがとね」
ジャネットがレインに礼を言うと、
「うむ、感謝せよ、余は満足じゃ」
苦しそうにお腹を摩るレイン、
「うん、次からはもうちょっと少な目でいいわね、初めての料理はこれだから」
ソフィアは苦笑いを浮かべ、皆はうんうんと苦しみながらも笑顔を見せた。
日暮れが近くなり帰寮したジャネットがのそりと厨房へ顔を出した、
「今日は珍しい料理よー、初めて食べると思うわねー」
ソフィアは機嫌が良いらしい、鼻歌でも歌いだしそうな雰囲気である、
「そっかー、あー、疲れたー」
ジャネットは丸椅子にドカリと腰掛け作業台に突っ伏した、
「あら、珍しいわね」
「あー、聞いて下さいよー、もー、皆して虐めるんですよー、あれは憶えたか、これは大丈夫かって、もー、パウラもケイスも厳しすぎますよー」
「そっか、それは良かったわ」
ソフィアは鍋から視線を動かさずに適当に返事をする、
「良くないですよー、私だってちゃんと講義には出てるし、憶えてるつもりなんですけどー、いっぱいいっぱいなのにー、あいつらは頭の出来が違うんだからー、もっと優しくしろってのにー、あーもー、嫌だもー」
「そっか、でもあれよ、そうやって気にかけて貰ってるうちが花ってものよ、見捨てられちゃったら相手して貰えなくなるわよー」
「そう、そうなんでしょうけどー」
ハァーと大きな溜息を吐くジャネット、
「うん、こんなもんかな」
ソフィアは鍋の様子を見ながらザルを手にして中身を掬い出す、すぐさまにそれを水で洗って、
「これでいいと思うんだけど・・・」
と真っ白く長い物体を摘まんで口に運んだ、
「うん、良い感じだとおもうかな」
ソフィアは振り返り、
「ジャネットさん、味見してみて」
「あ、いいですよ」
ジャネットは立ち上がりソフィアの隣に立つ、
「え、これ何ですか?紐?」
「ふふん、美味しいわよ、あ、まだ味が付いてない状態だから、そう思って食べてみて」
「はー?」
ジャネットは小首を傾げつつその紐を摘まむと口に運んだ、
「ん、あ、冷たくてシコシコしてますね、でも、柔らかくて、ん?うん、初めての食感です、あ、でも、おいし」
「でしょ、私も初めて作ったんだけど、これは良いわね、定番にしましょう、ちょっと面倒だけど」
ソフィアも上機嫌である、
「へー、凄い、あ、もう少しいいです?」
「いいけど・・・あ、一本だけよ、それ以上はダメー」
「ぶー、ソフィアさんにまで意地悪されたー」
ジャネットはおどけつつももう一本を口に入れる、
「んー、美味しー、あ、でも、あれですね、味が薄い?」
「薄いというか、無いのよね、お塩を掛けるかスープに入れて食べるのよ、だから、夕飯まで待ちなさいね」
「なるほど、分かりました、待ちます」
「うん、宜しい、さ、明日試験なんでしょ、頑張んなさい、愚痴なら聞いてあげるから」
「あー、いいです、ちょっと元気でました」
ジャネットはウーンと大きく伸びをすると、
「うん、やるか」
と踵を返すのであった。
「はい、今日の料理は皆さん初めてだと思います」
配膳を終えたソフィアはテーブルに着き不思議そうな顔をしている面々を見回した、
「えっとね、その4本フォークを使って食べてほしいんだけど、その白い物体は長細いのね、で、こんな感じでフォークに巻き取って口に運ぶの」
ソフィアは木製のフォークを器用にクルクルと回して真っ白い紐状の物体をフォークに絡めた、
「で、これ自体は味が薄いからお塩を軽く振るか、小皿のスープに浸して食べるのね、で、スープはしょっぱいから注意して、直接飲むものではないらしいから、半分くらいかな、浸して食べてみて、それからはお好みで調整すること、それと、煮物は普通に食べて良いわよ、あ、ついでに言うと、その茸はなんと裏山で採れました、それと山菜も、レインに感謝するように」
「おおーー」
っと静かな歓声が起こる、
「では、いただきましょう」
ソフィアは率先してフォークを使って見せる、なるほどとその所作を真似て皆がフォークを手にして白い紐を口に運んだ、
「んー、美味しい、珍しい食感です」
「冷たい、柔らかい、けど、弾力がある」
「うん、これは美味しい、なんだろう、え、初めて食べる感じ」
「そうですね、不思議ー、このスープは何だろう、魚醤と何か?でも、合いますね」
「うん、魚醤、好きじゃなかったけどこれなら美味しいな」
それぞれに感想が口をつく、
「良かった、お気に召した?」
ソフィアの問いに、
「うん、美味しい、ミナ、これ好きー」
「うむ、流石ソフィアじゃな、タロウのよりも美味いと思うぞ」
ミナとレインの太鼓判を頂いてソフィアも御満悦となる、
「オリビア、これは教えてもらったの?」
エレインが皿を睨みつけてオリビアに問う、
「すいません、お嬢様、今日はお手伝いはしてないのです」
しょんぼりと項垂れるオリビア、
「ソフィアさん、あの」
「はいはい、また作るから、その時はお手伝いお願いね、結構な力仕事だから」
ソフィアはオリビアに笑いかけ、オリビアはほっとした様子で食を進める、
「そっか、なるほどね、これはあれね、このフォークが無いと食べにくいわね」
ユーリがしげしげと木製フォークを見る、
「そうなのよ、作りたいなーとは思ってたんだけど、ナイフとスプーンでは難しいかなーって」
「タロウみたいに棒2本で食べれば良いじゃろう」
「あれは普通の人には無理でしょ、あ、でも、あれも便利といえば便利なのよね、今度挑戦してみる?」
「むー、確かになー、まぁ、タロウが来た時でいいじゃろ」
「そうねー」
「棒2本?」
「タロウさんってどういう人なんでしょう」
ジャネットとケイスが首を傾げるが、すぐに忘れて料理に向かった、
「ふー、美味しかったー、お代わりある?」
ユーリが一皿平らげて振り返る、
「あるわよー、あ、じゃ、持ってくるから好きに取りなさい、みんなも急がなくていいわよ、十分あるからねー」
ソフィアは席を立つと厨房から鍋を抱えくる、
「はい、どんだけ食べるか分からなくて作り過ぎちゃったかもだから、食べ過ぎないようにねー」
ドンと空いたテーブルに鍋を置く、
「じゃ、早速」
ユーリが席を立ち、サビナがそれに続いた、ジャネットが席を立つとミナとレインも後に続き、やがて全員が3杯程度は食したようで、
「苦しいー、食べ過ぎたー」
「つるつる入っていくのが良くないんですよー」
「食べやすいのも考えものですー」
「ほら、言わんこっちゃない」
そう言うソフィアも苦しそうにしている、
「でも、美味しかったなー、茸も山菜も美味しかったー、レイン様、ありがとね」
ジャネットがレインに礼を言うと、
「うむ、感謝せよ、余は満足じゃ」
苦しそうにお腹を摩るレイン、
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